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ベルリンのお醤油

「着るものがない!?」思わず叫びました。

昨晩遅くにベルリンに戻ってたのですが、寒いのなんの、まるで冬。

先日、和歌山で素晴らしいお天気に恵まれた4日間をすごしたばかりなので、身体が驚いています。

今日の午後は摂氏4度、近所への買い物には今期初のダウンジャケット&帽子&手ぶくろという重装備でした。

明日だけ19度になるとの天気予報、ホントかな?

さて、今から短いけれど久々に自宅生活を満喫します!8月から3日続けて家で寝泊まりしていないのでひたすら嬉しい。

盛りだくさんだった和歌山のブログもアップせねば、先ずはベルリンまで連れ帰った戦利品をお目にかけましょう。

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私の好きなこと:旅先で調味料や食材をみること。世界中どこに行っても必ず試みるのが、市場を覗くこと。
それが難しければ小売店、あとはスーパーマーケットも面白い場所です。

日本では出来るだけお醤油やお味噌などの醸造所を訪ねます。まあコンサートの合間しか行けないので限られた範囲ですが、、、もちろん酒蔵も大好き!!


和歌山県第一日目の有田では、コンサート後
に「いつも美味しいお醤油を探してる」と漏らしたら、その場でカネイワ醸造所の社長さまにお電話くださって急遽、翌朝の訪問が決定!

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大正元年創業の「カネイワ醤油本店」
リンクhttps://www.kaneiwa.net

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こちらの若奥さまと、お醤油の良い香りの中で写真。

いろいろあるお醤油を試させていただいた中で私がダントツに好きだったのが「古式しょうゆ」いわく『足し引きゼロの昔ながらの味』だそうで本桶蔵仕込み。

お醤油だけを手の甲に一滴のせて舐めると、単純に舌の上に残るものがないのがわかります。スッキリした味が、不純物のなさを物語っているのですね。

お店の隣の醸造所を拝見、巨大な醤油樽!
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一緒に東京から旅してくださったIさんもびっくり。自分も樽に落ちたら醤油漬けになってしまうなどとドキドキしながら「マグロのヅケ」を思い出す。
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美味しそうなお豆の香りが前の道まで漂っています。

あと無添加の「卵かけご飯のしょうゆ」も戴いてきました。こちらは木樽二年熟成醤油をベースにかつおこんぶ出汁を効かせたもの。サラダのドレッシングに使いたい!

他にも
「穀醢 こくびしお」諸味(もろみ)をただ搾っただけで、調味はもちろん火入れさえも行っていないお醤油。
「金剛空海醤油」醤油の澄んだ味わいを求め、圧搾で醤油を搾らず、その昔、醤油を手で搾っていたころの味わいに近づける復刻醤(ひしお)

などなど興味深いものがたくさんあったのですが、また次回に!
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こちら右がご主人、左が和歌山ツアー、いえ和歌山とのご縁の源とも言えるKさん。

また良いご縁をいただきました!

帰りがけにご夫妻が私たちにくださったのは「橙ぽん酢」もちろん有田産の橙使用です。

ベルリンの冷蔵庫に常備しているのは生まれて初めて高知県に行って以来の気にいり「馬路村の柚子ぽん酢」、そして大分で知った「かぼす胡椒」などなどいろんな柑橘系の調味料など。日本は柑橘系もいろいろあって面白い!

和歌山から新しく仲間入りした橙、使うのが楽しみです。

最初の写真に写っているのは、その他に仕入れた
「熊野の青山椒」と
紀州南高梅を使った「梅塩」

あとは関東で発見して試してみたい糖類無添加の純米みりん(新潟県長岡市のもの)と三重県四日市市の胡麻辣油
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まだ今日は近所の八百屋さん(ドイツだとイメージが違うけど)とお肉屋さんにしか行けていないけれど、水曜日には近くで立つ市場に行きたいな。

いまのシーズンは何が美味しいかな?お肉ならそろそろ鴨が出回ってくるでしょうし、野菜系はキノコ類や、ネギ、玉ねぎにあとはカボチャ?
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とりあえず明日はこのカボチャをくり抜いてスープで姿煮にしよう。

ちなみにドイツでの「ハロウィン🎃」はアメリカから渡ってきたもの。だからここには伝統的なお祭りはなく、ベルリンの街も静かなものです。

近年は仮装する子どもたちの姿を見ることも多くなってきましたが、大人は見たことないな。

一部の州では休日だけど、それはハロウィンとしてではなく「der Reformationstag」(宗教改革記念日)でマルティン・ルターの宗教改革を記念する日なのです。

日本のニュースサイトで渋谷で騒ぎを起こす大人たち(成人)の記事を目にしましたが、問題となっている方々の中にこの日の意味を考えた人はどのくらいいるのかな?
または万聖節の前夜だって知っている人は?

日本のお盆のような日なのだから、悪ふざけだけだと祟られちゃうぞー

KATADA Lodge &Villa 緑の宴

刻々と秋も深まり、時が飛び去っていくのを感じます。。
さて帰国した翌日はチェロ雄を背負ってこんな場所へ
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毎年1回は必ずコンサートに伺っていてオーナーファミリーに大変お世話になっている三重県津市の津カントリー倶楽部、このたびKATADA Lodge &Villaという素晴らしい建物が生まれたのです。

正式オープンは11月だそうですが、今回はその内覧会&関係者の方々のため、陶芸家の福森雅武先生のお料理とチェロ演奏でお祝いする会だったのです。
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有難いことに、この日の雨の予報は吹き飛んで爽やかな夕方となりました。

なにしろ外で演奏したのは先の伊勢神宮式年遷宮の奉納のときくらい。湿気も心配ですが、なによりも響きがどうなるのか…
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とりあえず手を鳴らしてみて、勘で場所を決める。
そして…頭をシャットアウトしてひたすらチェロ雄に身を委ねます。

チェロ雄も反響版がない丘の上で弾かれて面食らった気配でしたが、面白いものでどんどん辺りと同化して音が伸びていくのがわかります。

後ろから風が吹いて
森がかさかさと揺れる

虫たちがそろそろと鳴きはじめ
チェロと共に響きあってる
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そして最後にカラッとした風が正面の谷から吹いてきてチェロ雄の音を向こうの山に運んでくれました。

自然の妙です。

即興から始まってバッハに日本の歌…
こんなにずっと目を瞑って弾いたのは初めてかも。


曲の終わりに目を開けたら、素敵な照明ライトを当てていただいたことに気づきました。
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創業者の小池建夫理事長(左)と福森先生

弾き終わったら真っ暗!
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そして終わったら今度は宴!!
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こちらは素晴らしい展望のお風呂があるロッジから、これまた居心地よい御食事どころとファイヤープレイスを臨んだところ

ご案内は津カントリーの副社長の小島伸浩さん、グローバルな視野を持つ皆の兄貴分。
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食に住に…この晩はこのヴィラとロッジの設計と内装をデザインなさった御夫妻をはじめとして、腕も心も素晴らしい色んな分野の方々が手伝ってらっしゃいました。
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(福森先生とお肉と炎の図)

心地よく生きる、それは単なる贅沢じゃない。
お金をだしても手に入らないものがある。
それは心の余白であり、震えることのできる心
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(いつも福森先生はその場で材料と語り合いながら即興料理をなさいます。それを阿吽の呼吸でアシストなさるのがこの四方谷 毅さん、作庭家でツリーハウスビルダー)

そんなことを自然に心に染み込ませてくれる場所です。五感のアンテナが開きそう。

といいながら、宴に突入
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ごめんなさい。。。
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もう、ごめんなさい、というしかない海の幸と山の幸、、、なんて日本って素晴らしいの。

え、イタリアでさんざん美味しいもの食べて来たのにって?!

いえ、やはり、日本の食は、福森さんの手にかかる食は凄い!!
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あ、お腹が空いてきたので食べ物の写真はこの辺りでやめておきましょう。
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アケビの実をいただきました。ストーブの側にいるのは四方谷 毅&礼子ご夫妻、礼子ちゃんは鍛造作家、そして右が小島さんの奥さまで津カントリーの社長であるしおりちゃん!皆さん良いお顔!!
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美味しいものを分かち合うと一気に垣根なしになります。
仕事も年齢も立場も瞬時に消えます。
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小池理事長と福森先生、ゆっくりお話できて大満足!いつまでも青年の心を持つ素敵な大人のお二人。

まだまだ色んな方々がいらして、まだまだ延々とお料理は続き、飲み、話し、、、
夜は更けていき気がついたらとっくに翌日になっていました。

それぞれ寝心地バツグンのロッジの部屋に戻り、パタンQ

そーしーてー翌朝は約束をしたので頑張って起きて(ほぼ仮眠) なんと6時には散歩へ
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私にとっては有り得ない時間。。。もう丑三つ時くらいのイメージ
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ところが、これが爽快で眠気も吹っ飛びました!!
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散歩組、私は右側2番目。
こんな早朝に歩いてるなんて信じられないけれど、戻って美味しい朝ごはんをいただいてクラブに寄ったらゴルフなさる方々はもう朝一番で1ラウンド回って爽快なお顔をなさってました。。。
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うーん、ここで人生初のゴルフレッスンを1回受けて優しい先生方を手こずらせたのを思い出します。私は1ラウンド一日かかるかもしれない。。。

大好きな場所なのに肝心なゴルフが出来ないとは、ちとトホホな気持ちになりますが…まあ、ゴルフクラブの代わりにチェロ雄を背負っていくから赦してください。チェロ雄もここは大好きな場所なのです。

小池理事長、小島ご夫妻、大好きなファミリーの皆さま、また今回も素敵なチャンスをありがとうございました!

さて明日からは和歌山県を回ります。
中日は熊野大社で奉納演奏です。ワクワク

ベルリンでチャリティ・コンサート〜森の仲間たち!?

昨日から日本に戻っております!
今回は台風に意地悪されずに帰国できました。やれやれ。。。
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さて、こちらは帰国前日の秋のベルリン
素晴らしい秋晴れの日につかの間の散歩を楽しみました。
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今回はイタリアが長くてゆっくりベルリンの我が家生活を楽しめなかったのが残念、、、

でもペスカーラから戻った翌日にワルシャワから山本貴志さんが来てくださって我が家に滞在!
マークとのトリオに勤しみ、後の時間はベルリン生活を楽しむ(←食べたり飲んだり)濃ーい数日間をすごしてくださいました。
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山本さんとは共演の御縁をいただいてもう7年以上のお付き合い、この月日を振り返るともっともっと長〜くご一緒している感覚になります。
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私とのデュオ、それからマークとのデュオや3人での共演はもちろん、なんとフィンランドの音楽祭ではマークの父ラルフともピアノの連弾で演奏してくださったこともあります。

その昔にはスイスで姉ファミリーにも会ってらっしゃるし、そんなこともあって我々ファミリーにとってはまるで親戚のように近しい不思議な存在なのです。

そんな山本さんとマークとのトリオ、去年は東京・名古屋・京都で演奏させていただき、今年は12月に新潟・三条でコンサートがあります。
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それで帰国前々日の10月9日はその前哨戦としてベルリンで独日協会主催でチャリティコンサートをさせていただきました。
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ベルリン大使館のホールにてリハ中↑
3月のコンサートは公邸のホールだったのでこちらは初めて。

平土間なのでこのスクリーンがあると演奏中に後ろの方まで良く見えます。これも良いアイディアですね!
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今年、台風の被害が酷いことに私も何かできないかと考えていたのですが、独日協会でも西日本豪雨被災地支援をなさっているとのこと。

こちらは7月にトリオ ソ・ラでチャリティのお手伝いをさせていただいた竹谷 宗久氏の被災地支援プロジェクト、この日のコンサートが締めくくりとなったそうです。

コンサートのあとに竹谷さんから
『被災地の状況を調べた結果、今回は大きな被害を被った地域の一つである、岡山県倉敷市真備町にある真備東中学(ギターやマーチング用バスドラム、ピアノを喪失)及び真備中学(ピアノを喪失)を支援、補充が必要な楽器を寄贈する計画です。現在両中学とも、校舎の破損がひどいため、真備町以外の学校に間借りして授業を行なっているそうです。
来月早々、日本に出張予定ですので、その機会を捉えて現地を訪問、水谷川さんのご支援に関しても被災地の方々にご報告するつもりです。』という御言葉をいただきました。

おかげさまでコンサートは早々に満席となり、お申込みをお断りするほどだったとか。

ベートーヴェン:「街の歌」から始まってショパンのソロとデュオ、ここベルリンの地で音楽家として人生を謳歌した祖父の歌を含む日本の歌に挟まれたベートーヴェン:「幽霊」

山本さんもそう言ってらっしゃいましたが、会場の雰囲気が驚くほどに暖かく感じたのは、チャリティのテーマのため?それとも独日協会の方々の醸し出されるものなのかな?
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とにかく3人とも没頭して演奏することが出来て非常に幸せな時間となりました。

こちらは人生に没頭中の写真
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コンサート前夜はマークがお得意のステーキを披露。色んなエイジングビーフを焼いてくれました( ̄▽ ̄)
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初のラーメン@ベルリン いつも行列してるMAKOTOでやっと食べられました!
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ほのぼのとした3人、なにやら「森の仲間たち」みたいな雰囲気です。

という訳で、次の「森トリオ」でのコンサートは新潟三条にてクリスマス・イブ、私の誕生日です!!

さ、そうこうしているうちに演奏時間が近づいてきてしまいました。今日は三重県津市、ご機嫌な景色を前にしてチェロ雄はどんな音色を奏でてくれるでしょうか?!

イタリア横断ペスカーラ→ベルリンへ

まだ「ブレーシア日記その2」もまだですが、、、

先にペスカーラのことを、と言いながら先ほどベルリンの空港にたどり着きました。
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こちらはローマの空港でVENCHIのアイスにありついたところ。こんなに長くイタリアにいたのに今回の初アイス、濃厚チョコレートがさすが!

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今回のブレーシアからペスカーラ、ローマの空港はこんな感じ。字が驚きのクオリティなのは慣れないiPhone画面での指先書きのため、、お見苦しいですが御許しを〜

一昨日、ブレーシアに黒田亜樹さんことクロアキ登場、そしてマークの運転で楽しく南下!この3人では7月に東京と長野で弾いております。(その記事もアップ出来てないや…)
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ペスカーラは海辺の街、ここでクロアキ氏は故ブルーノ・メッツェーナ氏に師事し、いまは彼女がここの音楽院で教鞭も取っています。

そのマエストロ・メッツェーナとその御子息でヴァイオリニストのフランコ氏、そこにフランコ氏の友人でメッツェーナ氏を父のように慕う私の恩師 故アルトゥーロ・ボヌッチ氏が加わってピアノ三重奏「メッツェーナ・トリオ」を結成、家族のような間柄でいらっしゃいました。

そのような訳で私もメッツェーナ氏にはチェロとピアノの二重奏でいろいろとレッスンを受ける事が出来て学ばせていただいたこと、思い出がたくさん。この街の御自宅にも伺ったことがありました。懐かしいな。
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で、今回の第1目的は去年にお亡くなりになったマエストロ・メッツェーナのメモリアルという特別なCDのレコーディングでした。

2人の曲と、亜樹ちゃんのソロ、素晴らしいバッハとご主人の杉山洋一さんの作品、おまけに別に私のソロも。

杉山さんもマエストロ・メッツェーナとは深いご縁があるそう。ご縁とは色々なところで複雑に繋がっていて面白い。

レコーディングのあとは動画と写真撮影、夜遅くまで続きました。詳しい内容はまた出来てから〜
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こちらレコーディング・エンジニアのマルチェロさんと。

彼も、その後の撮影でお世話になったカメラマンのトマージさんもそうですが、イタリアって本当に天才的な人材の宝庫!!

なんというか感覚の優れ方が知性と相まって素晴らしい。
今回それを思い出して久々に感動しました。
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レコーディングのあとは映像。

え、お化粧が濃い?!
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こちら女性がメイクアップアーティスト、あとカメラマンのトマージさん。

「貴女はナチュラルメイクね❣️」
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と言われて目を開けたらこんな感じになっていてビックリ‼️

写真は怖いといけないので小さ目にコラージュしてみました。

これがナチュラルなのか!!

動画のカメラ+暗めな照明さらに印影をつけるのにこれが最低限だそう。そうだった私は平らな顔族だったのだ!
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(自分で見ても怖い顔、、、)
ヨーロッパでは周囲が鼻が高くて立体的な人ばかりだから、ついつい忘れがち。コントアリング、ノーズシャドーの大切さを彼女に教えていただきました、反省。といっても自分では絶対に復元できない顔。。。もはや、お面👺が欲しい。
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でも、ちらりと彼が撮ったのを見せて貰うとそんな厚化粧ではない、、、うーむ

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亜樹ちゃんが後ろから画面を覗いています。
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亜樹ちゃんとの2人の写真も撮っていただきました!2人や3人の撮影は楽しくて良いな。
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マークによる隠し撮り
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という訳で昨日は夜10時近くまで続いて、記念撮影する余裕もなし、、、

という訳で録音前の2人の自然体(ノーメイク!)の写真を貼り付けておきますね。

今回は録ったものを聴きながら、恩師とのエピソードが蘇る瞬間がたくさんありました。たぶん、クロアキちゃんも。若くして不慮の事故で亡くなったボヌッチ先生、そしてマエストロ・メッツェーナ、お伝えしたいことが沢山ありながら、それが生前は出来ませんでした。聴いててくださったかな。

そうだ、さきほど機内で不思議なことに気が付きました。
今回のブレーシアはピアノの巨匠ミケランジェリの生誕の地、そしてメッツェーナ先生はそのミケランジェリの最初の弟子で、師弟関係とはいえ兄弟のように共に学びあったそう。

なんだか色々な御縁が結ばれて、今回クロアキちゃんとレコーディングできたような気がしてきています。クロアキちゃん、ありがとう!また2人のDUOも楽しみにしています。

また色々と公開できるようになったらお知らせしますね!どうぞお楽しみに!!

さて明日にはワルシャワから山本貴志さんがベルリンにやってきます。即、リハです!コンサートは来週の火曜日!!

早く寝なくちゃ、ではでは、また!

ブレーシアの秋その1

先ずは台風のお見舞いを申し上げます。

台風に地震、なんとかして止められないものでしょうか。。。どうぞお気をつけてお過ごしくださいませ。

さて私は9月25日からずっと、ミラノから東に約100キロメートルの所にあるBrescia(ブレーシャ)という町におります。
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Lombardia(ロンバルディア)の州都はミラノ、ここブレーシアは第2の都市、ここでマスタークラスでした。
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(珍しいツーショット、私がいつも「食べもの&私」の写真ばかり撮っているのを知ってるマークの生徒Iちゃんが『たまには』と撮ってくれた貴重な写真です)
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広場同士が隣り合わせにある面白い作り。
この古い街の複雑な歴史が伝わってきます。
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(「食べもの&私」やっぱり美味しいものの前ではにんまり…( ̄∀ ̄))

同時期にマークもヴァイオリンのクラス、彼はそのあと続いて新しく試みる一年間の集中コースに突入していました。私は2日間レッスン無しのフリーな時間がてきて、ウンと練習するはずが鼻風邪でぐずぐず。だって陽が落ちると13度くらいにグッと冷えるのですもの。やっぱり石の街は寒い。
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石の家も寒い!!
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ショールとショートブーツが大活躍しています。

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飛行機から撮ったこの景色、山の感じが北イタリアっぽい。
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学校のある博物館の中庭
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美味しいものばかり、この街に来てすぐに思ったのが、観光客が少ないこと。
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ローマ時代に交易で栄え、あちこちに古代から中世の遺跡や歴史的な建築物が多く残っているし、ユネスコの世界遺産に登録された(ランゴバルド王国が遺した修道院もあるというのに、です。

で、聞いてみるとここブレシアはイタリア有数の工業地帯の中心都市であるから観光業に頼らなくても生きていける、とのこと。

なるほど〜
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だから街は落ち着いて、住んでいる人々のリズムで動いていました。ここで知り合った不動産の人はミラノから通勤しているそうですが、「ここに来ると70年代のイタリアにいるみたいな気になるんだ、古き良きイタリアだよ」と語ってくれました。
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なるほど、我々のアパートメントの道の向こうにおばあさんが椅子を出して、毎日、朝から夕方まで中型犬を足元に置いてそこに座っているのですが、
その様子はなんというか道の番人のよう。たぶん御自宅の前で日向ぼっこしてらっしゃるのだとも思いますが、通りがかりの近所の人々が、老いも若きも彼女に声をかけていく…その様子がフェリーニの映画の中みたいなのです。

で、マークと私が楽器を担いでアパートメントを出るとじっと視線を感じる訳で、三日後ころからなんとなく会釈をするようになり、今日はチラリとおばあさんの座っている辺りに目をやると、手を振ってくださいました。われわれ、ご近所として認知されたみたいです。ちょっと嬉しかった。

ブレーシア、優雅かつ地に足がついている街、大いに気にいりました。

取り急ぎ、その1はこの辺で!

明日はここに明日は黒田亜樹さんが来てくれてリハーサル、午後にはここを離れてイタリアを南下します。なんかすでにちょっと寂しいな。
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