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水谷川優子のチェロ弾き旅烏日記

旅するチェリスト水谷川(みやがわ)優子のブログ

ベルリン 壁 9.11.2019

ただいまヘルシンキにてフライト待ち

ベルリンから飛んできたら乗り換え便の日本行きの飛行機にアクシデントがあった模様。

いま空白の7時間を空港で過ごしております。
まさかの深夜便になってしまった。。

その代わりよく眠れそうです。
さて、眠るといえば、、
この度は久しぶりのベルリン自宅生活を存分に満喫!心も身体もリフレッシュできました。

ずっと同じ枕で眠りにつく幸せよ
自宅連続12泊

早く寝て早く起きて(例の工事は毎朝07:30からあった)健康的でした。
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朝起きたらまず豆乳でカプチーノ
曜日によっては散歩がてら市場へ旬のものを買いに。ときにはブランチで人気の屋台でガレット↑フランス人のお兄さんが心をこめて焼いてくれるクレープも絶品!
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日中はマークはレッスン、私は譜読みとたまっていた家の片付け、工事のおかげで逆にいつも後回しにしていた書類の整理にも着手できたし。
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(母方の曾祖父が船旅に持っていったカクテルケース、昔は何においても優雅だったんだなあ)

そして読書タイムも。私は日本では落ち着かなくてエッセイ本しか読めないのです。ひさびさに分厚い本を抱えてどっぷりと小説の世界に浮遊していました。

我が家は道路から離れて中庭に面しているためか非常に静か、雨の音も綺麗にきこえます。

そんなときはフィンランドの森の家が近くに感じるのです。
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あとは料理、いまはゲームの季節なので猪肉をよく食べました。素晴らしい子羊、それから定番の鴨、新鮮な魚も手に入ってピスコ酒で蒸し焼きもしたな。
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もちろんシンプルにワインとチーズだけ、の夜も楽しみました。なんてシンプルだけど贅沢なんだろう。
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で、食べすぎると、翌日のお昼はサラダ、、、
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そんな穏やかで規則正しい生活をしみじみ味わって、マークは今朝一番でアメリカへ、そして私は日本。また離れ離れですが、やるべきこと、やりたいことに全力を尽くして師走を迎えたいと思います。

11月はトリオ ソ・ラで全国6都市
あとソロではクローズドで2公演
それが終わると師走はヨーロッパです!

いまはとりあえず、ソ・ラの曲で頭はいっぱい。

今回の目玉作品のひとつ、ジェニファーヒグドン作曲「ファイアリー・レッド(燃えるような赤)」はショスタコーヴィッチ並みのリズムの嵐!

名前からしてクール
これをかっこよく弾きたいものです!!


さてさて、今日11月9日は「ベルリンの壁」崩壊から30年という日でした。
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ベルリンの平和の象徴↑壊れた教会

ここでベルリン市民として触れておきたいお話をさせてください。

先日、我が家の天井の工事に携わっていた「親方」は生粋のベルリンっ子だそうで (3代まで遡ってベルリン人、江戸っ子みたいですね) 30年前に壁が崩れるまでは「東ドイツ人だった」と話してくれました。
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(職人さんたちとのやりとも暖かく、純朴=ザ・ドイツ人な親方でした。なんだか懐かしい感じ)

当時の人々はベルリン市内を分断する壁の建築が行われているのは知っていたけれど
「壁」の存在自体はある日突然あらわれた

まさに青天の霹靂だったそうです。

そのとき親方はまだ小さくてご両親は市内のやや東側に出勤してらしたそう。その日も彼はおばあちゃまと2人でお留守番をしていたのです。

-いつものように仕事に出た親たちは帰って来られなかったんだ-

穏やかな人のさりげない言葉のなんと重いことか

ほどなくして彼が小さかったことで、彼だけ東側の両親のもとへ行く許可が出たそうで、、でもおばあちゃまはそのままでした。東の人が西に移るのはあり得ないことだったのですね。

1961年から1989年まで「壁」は本当にそこにあったのです。

それがどういう存在であったか、 60年代に西ベルリンに留学していた両親に、私は幼いころから何度も聞かされていたのですが、いまもベルリンの街を歩けば、風化しない何かが伝わってきます。

「壁」を脅威的にしたのは
物理的な壁よりも 目に見えないもの。

人々を分断したもの
いまも分断するものの罪を思います。

本日のメルケル首相のスピーチをすこしご紹介します。自分流に訳してありますが、お許しください。

. "Ich erinnere an die, die an der Mauer getötet wurden, weil sie die Freiheit suchten"
私は覚えています
自由を求めたために 壁のところで殺された人々のことを

"Ich erinnere an die, die unterdrückt wurden und ihre Träume begraben mussten",
私は覚えています
抑圧されて、夢を埋葬せねばならなかった人々のことを

"Keine Mauer, die Menschen ausgrenzt und Freiheit begrenzt, ist so hoch oder so breit, dass sie nicht doch durchbrochen werden kann."
人々を排斥し 自由を制限する壁
それがどんなに高かかろうが どんなに広がっていようが 

私たちに打ち砕けないものはないのです


東ドイツ出身の首相の言葉には
心の中に楔が打ち込まれるような力強さがあります。

風化させられる訳がない
ベルリンの「壁」は「あなたはそれで良いのか?」と語りかけてきます。
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夜も更けてきたせいか
ちょっと気持ちが昂ってしまいました。ごめんなさい。

もう少ししたらゲートに向かいます。
長い1日、今夜は機内でよく眠れそう。

万聖節には働き者の小人さんたちが

10/31 本日はハロウィンでしたね。
といってもここベルリンの街は仮装行列もなく穏やかです。

そして寒いっ 
なんと今朝は1度しかありませんでした。これじゃ秋を通り越して冬だー

さてと私、数日前まで日本におりまして

「道にでると お隣のお家から金木犀の良い香りがただよってくる

一瞬だけ 心が緩むのがわかります。

さて今年で一番忙しい10月、煩雑にならないようにと覚悟していていましたが、おかげさまで先日の「毒虫事件」のあとは順調に復調しております。とくにアルコールは、まだ美味しく飲めず、、心の奥底から味わえるようになるにはもう少し時間がかかるのかな?
まあ月末にベルリンに戻るまでまだまだ続くので、体調一番で」

とかなんとか書いていたのですが、やはりオンタイムではアップできず怒涛の日々を過ごして参りました。ちなみに友人も日本で毛虫の毛にやられて大変だったそうで、あの毒虫も毛虫だったのかな?いずれにせよ、免疫力ですね、免疫!
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(酒どころ新潟でも禁酒生活 このマドラーを見よ!)

ということで今回は1か月に15回のコンサートがあり、いろいろなメンバーといろいろなプログラムを弾くためには前もってのリハをどう組むかが非常に大事でありました。

今回は同じプログラムが続けられた「ツアー」もあったけれど、連日違うメンバーとのコンサートもあり、毎朝、毎晩、頭を切り替えていました。

身体を復調させながら本番だったので「もう音楽以外にエネルギーはいっさい使えない」という時も多々ありました。

でもいまはおかげさまですっかり元気!!
舞台でいただいたたくさんの「学び」をどう還元するか、これがここでのテーマです。

と、いっても実は昨日からベルリンの自宅の工事が始まり、本日は朝07:30からトンテンカンテン、、

我が家は1910年に建てられた建物の一部でして、今回は天井の修理を含めた工事。

ここのリノベーションに関わった建築監督に素晴らしいチームをご紹介いただきました。まるで「靴屋のマルティン」のよく働く小人さんたちみたいだ。
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昨日の晩にマークと時差ボケのための眠気と戦いながら絵とか壊れやすいガラス器や小さな家具をしまったのですが、彼らはちゃっちゃと大きな家具を動かして一瞬のうちに部屋中をビニールで囲んでいました。

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行き場がなくて お風呂場が逃げ場となったお酒たちの一部とお酒用グラスの一部、、、

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(お風呂で飲みたくなりそうな光景)

フローリングも後ろを向いているうちにカーペットが敷き詰められていたし、、やはり魔法なのか?!
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我が家は天井が3メートル70だったか80だったか非常に高いのですが、これは典型的なベルリンのAltbau(アルトバウ=古い建築という意味で、ベルリンでは大雑把に1900年前後に建てられた建物を指すことが多いとのこと)

だから天井の作業はなかなか大変そうです。
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台所も同じく 居場所はない
このビニールになぜか文化祭を思い出す私でありました。
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左に素晴らしく仕事が早い職人さんがうつってますね。

近年、といっても壁の崩壊以降、ベルリンでは市内市街のあちこちで古い建築物をリノベーションし続けており、万年的に人手不足なのです。それで東欧から腕の立つ職人を呼び寄せるのが当たり前になっていますが、中には滞在許可証なしで働かせる悪徳業者もたくさんあるようで、なんと工事の真っ只中で夜逃げされた「恐怖な話」には事欠きません。

私たちの周囲にもそんな被害者がたくさん、保険はおりず裁判沙汰になっている知人も少なくないのです、恐ろしいことに。

マークの親友のピアニストは同じベルリンで素晴らしい歴史的一軒家を購入して大掛かりなリノベーションをしたのですが、あまりに次々に色々なことが起こって心が疲弊した挙句、極め付けに目の前に天井から2階に置いたピアノの脚が生えてきた(床がスタインウェイのフルコンの重みに耐えきれず、、)のを見て、奥さまの故郷ニュージーランドへの移住を決意しました。これ、本当の話。いまも幸せにニュージーランドに住んでいます。

と、いう訳で建築家、職人さんともに腕の良い人々は忙しい。
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だから今回の工事のタイミングは唯一無二の有難いものでした。本当は1年近く前からやらなくっちゃと思いながら先延ばしにしていたこと、更におまけの庭の電気は引っ越してから「いつかやらなくっちゃ」と言っていたので7年越し案件になります。

時のたつのは恐ろしく早い。。

さあ、明日も07:30から工事が始まります。
今晩はソファーもないし、時差ボケだし、やっぱり早く寝よう。

こちらにいると日本での万年寝不足もすぐに解消できそうです。

次回は日本でのコンサートを振り返りたいと思います!
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あちこちがビニールに覆われる前↑↓
ひとときの静けさ
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スペシャルなガラコンサート@紀尾井ホールとカクラン

実はちと「オニノカクラン」しておりました。そう学ランじゃなくて鬼の霍乱です。

久々にどうにもならない状態になり寝込みました。詳しくはあと↓で!

さて、ただいまは新潟行きの新幹線の中です。正確に言えば上越に向かうところ。

今日からハープの山宮るり子ちゃんと新潟ツアー 上越、燕、長岡、新潟、三条と5市、5日間の旅なのです。

燕と長岡はアウトリーチ、あとはそれぞれホールでのコンサートになります。わくわく

ここで先週をふりかえりますと10/2は超豪華メンバーによるこんなガラ・コンサートが紀尾井ホールにて行われました。
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(前半のドレス)

ソプラノ 鈴木慶江さん
ピアノ 黒田亜樹さん
そしてスペシャル・ゲストにテノールの秋川雅史さん

と私。

いやあ、歌の方がはいると華やかですねえ!会場もかなり盛り上がりました。
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(写真提供:中村義政さま)

こちらは留学生時代からご縁ある「スペシャルオリンピックスのためのチャリティコンサート」いままでも何度か演奏させていただきましたが、実はなんと今年から音楽監督に就任、、、

慣れない肩書にちと戸惑いますが、まあ、すなわちご縁ある演奏家たちのご協力を得て、皆で盛り上がる楽しいコンサート。

何度かブログでも触れさせていただいたと思いますが、スペシャルオリンピックス(SO)とはケネディの妹が始めた活動で、知的障がいのある方々に様々なスポーツトレーニングと、その成果の発表の場である競技会を、
年間を通じ提供している国際的なスポーツ組織です。

このコンサートはその応援のためですが、お客さまにはSOの存在を知っていただく大切な機会にもなります。これから毎年、自分が出るのではなく、仕掛け人として色々なことも考えていきたいと思います。

皆がボランティアで参加するSO、その東京支部は今年で設立25周年ということでお祝いのガラコンサートに名付けたサブタイトルは「未来が始まるのは明日じゃない 今日だ!」

第264代ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世の御言葉です。力強いなあ。。

力強いといえば、歌手の方々!

大輪の花のような慶江ちゃんの美声と凛々しさは前から(中味は男前!)知っていましたが、本番の思い切りの良さと、圧倒的な華やかさ、本番の抑揚とテンションが素晴らしい。トークも皆を勇気づける、カッコいいもの。そんな彼女の蝶々夫人は泣いてばっかりじゃない自立した女性に聴こえました。歌姫って言葉がぴったりな存在です。

そして秋川さんことアッキー氏、今回は慶江ちゃんのご縁で初めてお声をかけさせていただきましたが、堂々のネッスンドルマに感動!「千の風になって」だけじゃないぞーという気概というか、、、

日本中で知らぬものはないほどヒットした「千」のためにオペラから少し遠ざかることになってしまった方の、オペラへの情熱をひしひしと感じました。舞台を降りても変わらずに柔らかく自然体。本当ーーーーに真面目な、真摯な方なのだと思います。その秘密は仏像彫刻にあるとわかって、なんとなく納得。どんなに忙しくとも毎日、彫るのだそう。お写真を見せていただいたら納得の素晴らしさ。
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(楽屋袖の画面にて 「千の風になって」絶唱中、クロアキ女史大熱演中の図)

生の「千」を伺って、やっぱり歌も作品も、人柄がでるんだなあとしみじみ(ハッ!!チェロにも出るんだった、、)
いつか展覧会に伺うのを楽しみにしています。

そうそう、大人の事情で秋川さんをシークレット・ゲストにしたチラシを作らねばならなかったのですが…
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…このシルエットがあまりにも唯一無二でしっかりバレてしまいました。。。やっぱり
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しかしながら最も力強いのは、黒田亜樹ことクロアキかもしれません。今回、日本列島滞在時間70時間でまたこの翌日にミラノへ飛んでいきました、、、演奏も振り切ったソロから私とのDUO、歌の伴奏まで力強かった。盟友よ、ありがとう!!

歌手のお二人、SOスタッフの皆さま、お客さま、紀尾井ホールの皆さまもありがとうございました。
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こちら来年もまた10月におなじ紀尾井ホールにてコンサート、もう奏者は決まっております。御出演は実力と人気のあの方たち、、どんな仕掛けになるか、腕の見せどころ、またお楽しみに!

そーしーてーここからが、カクラン話です。
反省もこめて、ここに記しておこう。

実はこのガラの私は翌日からオニのカクランで沈没いたしました。

コンサート前夜のこと、チク?と右の首もとリンパのところに刺されたような感覚があり、朝、目が醒めると、そこが赤くて熱を持って広がっており、さらに会場に到達するころには胸元にも飛び火?

患部にファンデーションを塗り、楽屋&舞台裏ではずっと保冷剤で冷やしておりましたが、コンサート終了時には左側のリンパのところまでも真っ赤に晴れ上がり、、自分も熱っぽくなり。。。不安も倍増。皆さまにもご心配をおかけしてしまいました。

湿疹なのかな、今週はお医者さまに行けないし、どうしたら?と焦っていたら

楽屋にクロアキちゃんを訪ねてらしたお客さまの中になんと、皮膚科の先生が!!

ご覧になって一言「これは毒のある虫に刺されたのです!」とキッパリ。
毒にアレルギー反応を起こしていたのですね、、、

さらに、その場で携帯してらした(!!)飲み薬と塗り薬をいただいて、その晩はなんとか凌ぎ、、、

しかしながら翌日からは連日ダブルでのリハーサル。10月はオフの日がないし、絶体絶命と思ったら、アンサンブルの皆さまより「いま休んだ方が良い!」との御言葉。甘えさせていただきましたが、久しぶりの不調はこたえました。

やはり時差も含めて疲労で免疫力がかなり落ちていたみたい。皮膚科を訪問したら、今年は夏が終わらず、自然界は多大な影響を受けているとのこと。

蚊ですら、例年よりも毒素が強いとのこと、いまは茶毒蛾にやられる方が多いそうです。

そうですよね、10月なのに夏日、もうなんだか驚かなくなってしまった。

そして人生初のビタミン注射、太いのを受けて、土曜日には頭痛と熱、痒みと(←こんなに辛いものなのですね、、、涙)と目眩と戦いながら、這うようにして朝日カルチャーのレクチャーへ。

さりげなく壁に寄りかかって講義はちゃんとさせていただきましたが、演奏は…肝心なテーマのシャコンヌは弾けませんでした。指、というか全ての筋に力が入らない。無伴奏チェロ組曲から何曲か弾いただけでも動悸と息切れが、、、皆さまに申し訳ないやら、情け無いやら、忸怩たるものです。

いったい どんな毒虫だーーーーーーっ!!!と心の中で絶叫しておりました。

いや、これは自分の免疫力低下のせいか。これから虫なんかに負けない人になりたいと思います。

そして、翌日に朝日カルチャーの方からご提案いただいて、なんとが来年1月には「シャコンヌ」リベンジ企画が決まりました。もちろん講義も、まだまだお伝えしたいことがいっぱいあったので、本当に嬉しい。演奏も、今回ガッカリなさった方へのお詫びも込めてオマケ付きで、やります!どうぞ2ndチャンスをください。


さあ、今日の上越会館でのコンサートは夜です。一昨日からリハーサルを開始して、社会生活リハビリしましたが、いまから休んで体力を温存します。

では皆さまもどうぞお気をつけて〜
くれぐれも虫にはお気をつけて!!

夜長月のメロディ

はい、、、本日は9月最後の日でありました。
明日から10月、なんと2019年残すところ4分の1!

そして10月は今年で最も忙しい月
芸術の秋でございます。

前回のブログは8月中旬のもの。。
あれれ変だなー1カ月以上たってるー(棒読み)

ハイ、ゴメンナサイ、、反省こめて、長くなりました。

あのあとマークは上海へ 私は日本へ

帰国翌日からクロアキこと黒田亜樹さんと物凄い勢いでヴィラロボスをリハーサル

8/25は軽井沢で弾かせていただいたのでした。
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これは8/8のコンサートの続きで9月のイタリアCD録音を念頭に置いたもの。
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素敵な会場はアキちゃんの恩師のサロンMusicsalon千ヶ滝
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さすがピアニストのサロンは天井も高ーいし、ピアノも素晴らしい。
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右が湯口美和先生、さすがクロアキの先生だけあってチャーミングな方でした!ありがとうございました。

せっかくの軽井沢も日帰り、、次回はゆっくり遊びに伺いたいものです。
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帰りの新幹線でカンパイ。そしてレコーディングに向かって気炎をあげる2人であった。

翌日からはリハーサル、取材、インタビューにコンサートの打ち合わせの数々、人間が生きるにはやること沢山あるんだなあ。
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チェロなのに↑ギター専門誌として名高い「現代ギター」社へ…(理由はまた〜)

リハーサルも近いものから
9/29のアンサンブルφ
10/2の紀尾井ホールでのガラ
10/22 の王子ホールのトリオ と先のものも

-働かざるもの食うべからず-
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と呟きながらちゃんと美味しいものもいただきました。だって日本だもん。

そして上海の音楽祭を終えたマークが日本にやってきて先ずは
9/8に鎌倉の隠れ家的な「佐助サロン」でDUO
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日本のエレガントな時代を感じさせる懐かしい建物…ここは時の流れがゆったりしてるみたい
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素敵なお庭を眺めて しばし寛ぎのひとときをエンジョイしておりました。写真撮り忘れ、、

オーナーの奥さまと母が懇意なことから今回のコンサートと相成りました。
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アンコール打ち合わせ中?マークのこの表情はなんだ?!
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そうでした、この日の夕方からなんと台風が関東を直撃するとのことで、なんとかお天気はもっていたものの、、アンコール中に豪雨が!
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でもすぐに止んで、やれやれと、、、
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そう、やれやれと、思ったのですが、、、

悲劇は夜中にやってきた。。

朝起きたら電気がつかない、圏外だし、一体何が起こったのか??
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なんと
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えええ

と驚愕、、電車も不通だし、土砂崩れで車もせき止められているところも。高速もままらならないとのこと。

この日は日本橋でコンサート、さあ、どうやっていく?!

ご近所さま方が道にでて話してらっしゃるので参加
、そこに自転車でパトロール中のおまわりさん、ひとしきり情報を収集、腹が決まりました。

焦っても仕方ない。
まだ時間はあるので、薄暗闇の中でもやることを準備しよう。断水でなかったことが本当に有難かった。。

そうこうしているうちに少しずつ街に灯りが戻ってくるのが見えて、電車も少しずつ復旧の兆しが見えて、、、

電車を乗り継ぎ乗り継ぎ、マークは人生で見たことのないほど混んだ電車に乗り、タクシーは居らず、、それでも、だましだましお江戸へ。目指せ日本橋三井タワー!!!

ゲネプロには少し遅れてしまったけれど、なんとかコンサートは通常運転で演奏できました。
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いえ、なんだか不思議ですが、こういう体力も気力も搾り取られたような時に何故だか悪くない演奏になることもある。
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【Photo by Yasu Iijima】

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(司会の小林一枝さんと)

それは きっと台風の影響があるなかで長時間並んでくださったお客様のエネルギーをいただいたから
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そう思っています。

それから良き仲間たちの存在、かな。
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いつもの 長年の仲間 瀬川祥子嬢とマーク

うん、やっぱり感謝はパワーになります。
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そしてマークは翌日はオーボエの青山聖樹さんのお声がけでアンサンブル of トウキョウにゲスト出演、東京文化会館でベートーヴェンの弦楽四重奏曲を2曲演奏しました。
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共演メンバーは皆さま芸大の先生方でチェロの河野文昭先生、ヴィオラの大野かおる先生、そしてヴァイオリンの玉井菜採ちゃんとマークはアナ・チマチェンコの妹弟子!
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こちらは私は聴いてるだけだったのだけど感慨深いコンサートとなりました。

そして!!即、ベルリンへ!!
けれどそのころは千葉の台風の傷跡のことは知らず、、、たくさんの方が成田空港に閉じ込められたことも、千葉での停電が大変なことも、、

私たちの成田エクスプレスの運行も一時は危ういものでしたが、なんとか無事にベルリンへ。

日本では事故や災害があっても、いつも、その対応力、復帰能力が本当に素晴らしいと思っています。

でも、時に自然は自分たちの力を軽く越えてくる。数年前のあの3月に、それを体感したはずなのに、自分の考えは甘いなあ、、飛行機に乗り込んだときはホッとするの半分、反省モード半分でした。

そしてベルリンについたら即またイタリアへ〜
コンサートとレコーディング、1週間の缶詰め。
これはあまりにも濃かったので別ブログで。

そーしーてー

クロアキちゃんと共に朝から晩まで音楽に向かい、力を振り絞って、かつ楽しく、幸せな時をすごして、良い仲間たちとマークに支えられながら、良いものが録れたと思います!!

そしてベルリンへ舞い戻り、、4日前に日本に舞い戻り、またリハーサルと打ち合わせの日々が始まっております。

昨日はアンサンブルφ@横須賀 三浦教育会館にてのコンサートでした。

こちらは私は去年の3月に山田武彦さんとのリサイタルで伺っていらい。今回も音楽好きな皆さまが熱心に暖かく聴いてくださいました。補助席まででる盛況ぶりに皆さまのご期待をひしひしと感じ、それによってアンサンブルもどんどん盛り上がっていくのでした。
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8月のリハ 証拠写真
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寸前リハの証拠写真
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前半のドレス 私は謎の祈りポーズ
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後半のドレス。

久しぶりのこの3人でのアンサンブル。φもよい年月を重ねてきてるなあ、と取り急ぎの自画自賛。
さて次はどんな曲にチャレンジしようか。

そして夜長月最後の本日は、10/2のためのリハーサル2度目、、このコンサートはシークレットがあるので、、、まだ書けないや。ふふふ

神無月は短くたくさん日記を書きます。
ええ、書きますとも。みててちょうだい。

では、おやすみなさいませ〜

ベルリン弦楽トリオ

左からヴァイオリンヴィオラチェロ
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弦楽器の代表が集まったところで(コントラバスさん、ごめんなさい…)
ピアノ三重奏のあとはマークとベルリン在住の赤坂智子さんとの弦楽三重奏のリハーサル。

この10月には日本でトリオのコンサートがあるのですが、なにせ智ちゃんもかなりの「旅烏(たびがらす)族」!

彼女はこの秋からはミュンスター音大のヴィオラ科の教授になるので、ますます移動は増えるばかり、、でもどんなに忙しくても疲れた顔は見たことないかも。

元気だわ、、ホント私の周りは『ブルータスお前もか!』の人ばかりです。

というわけで同じ街に住んでいるはずなのにスレ違いが重なり「このままではコンサート当日に会うことになっちゃう」と焦ったところ、なんとか3人の予定があって、シューベルト、ベートーヴェン、ドホナーニとみっちり練習できました。

これで一安心〜
2019081920565762e.jpeg前から一緒にご飯を食べたりしてるのに、この組み合わせで弾くのは初めて!でも非常にスムーズでストレスフリーなアンサンブルです。

弦楽トリオって実は隠れた名曲がたくさんある。なかなか弾き甲斐がある作品が揃っています。
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この秋はクローズドのコンサートの他に東京・国立のサロンでも弾かせていただきますので、ぜひ〜

10/19 15:00〜
ベルリン弦楽トリオ」サロンコンサート

会場:一橋大学 佐野書院
お問い合わせ:fax & tel 042-385-7286  
メールアドレス ijuin@remus.dti.ne.jp

素敵な会場だそうで楽しみ。

それにしてもシンプルな名前…もうすこし捻った名前を考えないといけないかな。うーむ。