カタロニアの街から
カタロニアの街に来ております!
ここCERVERAの街も4回目。
今回は大学でWi-Fiができるようになっていて喜んだのもつかの間、なんとブログサイトには繋がらない!!
どうやら教育上イケないサイトと思われてブロックされているみたい…
イケないサイトΣ( ̄□ ̄)!
で、携帯からのアップで撮りためた写真が載せられず。
さて、サボンリンナからヘルシンキを経由してバルセロナから車で一時間半、夜中に着いた翌日には元気に音楽祭のオープニング・コンサートで弾きました。
例によって開演は22時!
拍手とブラボーの後には手拍子が続き…やっとアンコールを弾き終わったのは12時少し前…
やっぱりアレンスキーのカルテットは盛り上がります。
ロシアの郷愁に溢れた曲ですが、チェロ2本なので低音が充実してドラマティックかつリッチなサウンドが生まれるのです。
もう一人のチェリスト、ラウレンティウはマークの弦楽四重奏団のメンバー。
私も今まで色んな曲を一緒に弾いたし、なにしろ気が合うので切磋琢磨しながらユニゾンでは一つの音になれる…楽しい仲間です。
といっても彼のほうがずっと年上だし、ジャンドロンとシャフランという巨匠たちの弟子だけあってチェロの伝統を背負っています。
一緒に弾くだけで色々と学べてラッキーな私…
で、コンサートでは最後のコーダで激しく弾いたためアップにしていた髪が激しくほどけた私は、どうも子供たちのヒーローになったらしくサイン攻めに…以来、道を歩くと「ユーコ!」と叫ばれてロックのスター状態です。
ま、ここはまだアジア人が珍しい地域だし…
さてさて、生徒が130人ほどいるこちらのマンモス講習会にはスイスから姉たちの家族もきています。
いま13と11歳の姪たちはそれぞれチェロとヴァイオリンのクラスの受講生に。9歳になった末っ子の甥はおまけでチェロの秘密のレッスンを…
もちろん合間に私もそれぞれレッスンします。
プラスして日本の大学生Sちゃん(生徒で妹分、いやウチの娘かな)もラウレンティウのクラスに連れてきているので、お世話役をしながら次の音楽祭のリハもしている状態です。
スペインの太陽のもと、久々に姉家族と過ごせるのも嬉しくて…ここでも時間は飛ぶように過ぎ…
先ほど、来週から始まるラウマのスケジュールを確認して青くなりました。
なぜか今年は室内楽のほかに毎晩ソナタやソロを弾かねばならず…今日から生徒たちに負けじとさらわねば。
でわ、また!