フィンランドの東の街<サヴォンリンナ>からさらに車で45分(ボートだと15分)のところにある小さな島。

(草たちもムーミンにでてきそう)
楽しかった夏休みも今日で終わります。

いまここはちょっと肌寒くなり、夜は13度くらい。
まるで夏が終わってしまったようですこし寂しい。
いえ、9月に日本に帰ったら前言撤回する暑さが待っていると思いますが…

(水側からみたサヴォンリンナの砦、夏のオペラフェスティバルの期間は舞台に変身です)

本当に良く笑い、語り合い、料理し、食べて飲んだ(笑)日々でした。

8月から解禁になるザリガニの一種。
ウォッカといただくのが定番。

非常にデリケートな味なので塩水で茹でるだけ。
ディルをかけ、バタートーストで食します!

(ザリガニパーティーには帽子も必須)

(フィンランドのおやつに出てくる甘いパン「コルバプスティ」も家で手作りするとさらに美味しい、おばあさんの味です!)

(サイマー湖の名物「ムイック」頭からシッポまで美味しい。ちょっとワカサギを思いだします)
食事のほかにインスピレーションもたくさん食べて

「音」にもたっぷり浸かった日々でした。
それからこの夏は「サウナの名人」と賞賛された私
短時間で温度が長持ちする「良い火」を熾すことができるようになりました。

朝起きて湖に飛び込み、夜はサウナの後に盛大に湖に飛び込む。
静けさに耳を傾け、夜は落ちてきそうな星を眺める。
自然との一体感は何にも替えられぬ心のエネルギーチャージとなりました。
いまからヘルシンキへ飛んで、明日は友人にあったり、久々の街を散策。
今年は大好きな故トーヴェ・ヤンソン女史(ムーミンの作者)の生誕100年なのでアテネウム美術館へも行けたらよいなあ。
そして明後日にはベルリンへ。
2ヶ月ぶりの我が家ライフが待っています。

ヘルシンキではたくさん写真を撮ってまいりますね!
では☆
(追伸:カザルス音楽祭、、、忘れておりません。ベルリンから必ず。。。)
あれ〜
いまフランスはプラード「カザルス音楽祭」での2週間についての記事を保存したつもりが、、、
消えました!!!!!!!
ちょっとショック、、、
でも、めげずにまた明日からゆっくり書くことにいたします。

(プラードで滞在した部屋からの景色)

(初めて訪ねたプラードとその近郊の風景には強く心を打たれました。町にはカタロニア語とフランス語が飛び交っていて、それも面白い。私はヨーロッパの国境の町にとくに惹かれます。異文化が歴史のなかで混じっていったのに浪漫を感じるのです。)

(カザルス自身がコンサート会場に選んだカニグー山の麓にあるサン・ミシェル・ド・キュクサ修道院<Saint-Michel-de-Cuxa >の聖堂、いまも15人の修道士の方がいらっしゃいます。写真はマークとイタマール・ゴランさん(ピアニスト)のモーツァルトのソナタニ長調K306のゲネプロ中)
とりあえず素晴らしい日々を終えて、
たくさんの忘れられない音と豊かな気持ちを胸に、昨日フランスからフィンランドに戻ってきました。
朝9時にホテルをでて車でペルピニャン空港へ
パリのオルリー空港まで飛行機
オルリーからシャルルドゴール空港間をシャトルバスで移動
シャルルドゴールからヘルシンキ空港まで飛行機
車でサヴォンリンナへ
やっと島に着いたのは夜中の01:00を回っていました。
半日以上の旅、ピレネー山脈から北欧へはさすがに遠いですね。
(時差も一時間あります)
でも今日は朝からすっきり!

2週間休暇をとって「チェロ飢餓状態」になっていたため、練習も快調♪

指も、手も、背中も、耳も心もリフレッシュされたせいか、出したい音がすぐに来てくれるのは気のせいかな??
前にチェロの大先輩として心から尊敬する藤原真里さんが
「ちゃんと長期休暇をとって、指や身体を疲れや癖からリセットする。
また、それと同じ時間をかけてゆっくり身体を造り直すのよ」
と仰ってくださいましたが、これはそれ以上な効果がありそう。
なにしろ「チェロ弾きたい、こんな音をだしたい、こんな音楽を奏でたい」
という空腹感がエネルギーとなっているのです。
これでこの秋の怒濤のスケジュールも乗り切れそう。
(9月からの予定はまたブログでお知らせいたしますね☆)
というわけで、いまからサウナを焚いて(電気ではなくて薪のサウナは最高!)きます。

これからの10日間、私は練習しながらも自然を楽しむつもり
M夫は↓やっと待ち望んだ休暇にはいります。

「マーク、お疲れさまでした!」
ではでは、次は過去のことになりますが「カザルス音楽祭の日々」について〜