リサイタル「チェロ、響の大河。その源流への旅。」そして次へ
昨日の日曜日はリサイタルシリーズ10周年記念特別企画のコンサートでした。
(写真・中村義政さん)
今回は4部によるリサイタル
始まったのは14:00
アンコールが終わったのがどうやら17:30だったらしいです。
ここで自分の心の声を、、、
この度は色んな意味であまりにも大きいプログラムで、
しかもずっと常に他のプログラムのコンサートが続いていたので(有り難いことに)
正直に言うとときどき自分がどの辺りを走っているのか、実感できなくなったこともありました。
そうして言葉を紡ぐのにもエネルギーがかかるので
自然とこのブログにもブレーキがかかってご無沙汰してしまいました。
「いつも楽しみに読んでいます」とお声をかけてくださった方々、本当にごめんなさい。
この準備期間にはときどき自分のことを、冬眠前のカブトムシみたいに感じながらも
同時にそれぞれの曲から驚くほどの力を与えられることもあったのです。
さてコンサートの内容を決めてから昨日まで
振り返ると本当に驚くほど多くの方がさまざまな形で手を差し伸べて、お知恵とお力をお貸しくださり
雑誌や新聞の取材やラジオでお世話になった方々には共感をもって話を引き出していただき
それらが進むための大きな力となりました。
時には勇気にも。
そうやって迎えたコンサート、常に会場からのエネルギーを感じながら最後まで辿りつくことができました。
あの長丁場を「一緒に旅しよう」と付き合ってくださったお客様に心から御礼を申し上げます。
皆さまに心からの感謝を!
ありがとうございました。
最後の音がホールの上空に霧散していくのを感じながら
心はからっと 不思議に何も残っていませんでした。
疲れている?
はい、そのはずなのですが、まだよくわからない。
気が張りすぎているのでしょうか?
盟友ピアニスト黒田亜樹ちゃんのこと
トークコーナーでお話してくださった新しい仲間となってくださった音楽ジャーナリストの林田直樹さんのこと
他にもたくさん御礼をのべたり、ここでご紹介したい方については明日また触れたいと思います。
実はリサイタル前日の一昨日は三重県の津で無伴奏のコンサート
今日は亜樹ちゃんと和歌山にてコンサートさせていただいていました。
いまさすがにそろそろ眠くなってきました。
しばらく感じていなかった心地よい眠気です。
ではおやすみなさい!