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ブレーシアの秋その1

先ずは台風のお見舞いを申し上げます。

台風に地震、なんとかして止められないものでしょうか。。。どうぞお気をつけてお過ごしくださいませ。

さて私は9月25日からずっと、ミラノから東に約100キロメートルの所にあるBrescia(ブレーシャ)という町におります。
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Lombardia(ロンバルディア)の州都はミラノ、ここブレーシアは第2の都市、ここでマスタークラスでした。
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(珍しいツーショット、私がいつも「食べもの&私」の写真ばかり撮っているのを知ってるマークの生徒Iちゃんが『たまには』と撮ってくれた貴重な写真です)
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広場同士が隣り合わせにある面白い作り。
この古い街の複雑な歴史が伝わってきます。
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(「食べもの&私」やっぱり美味しいものの前ではにんまり…( ̄∀ ̄))

同時期にマークもヴァイオリンのクラス、彼はそのあと続いて新しく試みる一年間の集中コースに突入していました。私は2日間レッスン無しのフリーな時間がてきて、ウンと練習するはずが鼻風邪でぐずぐず。だって陽が落ちると13度くらいにグッと冷えるのですもの。やっぱり石の街は寒い。
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石の家も寒い!!
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ショールとショートブーツが大活躍しています。

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飛行機から撮ったこの景色、山の感じが北イタリアっぽい。
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学校のある博物館の中庭
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美味しいものばかり、この街に来てすぐに思ったのが、観光客が少ないこと。
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ローマ時代に交易で栄え、あちこちに古代から中世の遺跡や歴史的な建築物が多く残っているし、ユネスコの世界遺産に登録された(ランゴバルド王国が遺した修道院もあるというのに、です。

で、聞いてみるとここブレシアはイタリア有数の工業地帯の中心都市であるから観光業に頼らなくても生きていける、とのこと。

なるほど〜
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だから街は落ち着いて、住んでいる人々のリズムで動いていました。ここで知り合った不動産の人はミラノから通勤しているそうですが、「ここに来ると70年代のイタリアにいるみたいな気になるんだ、古き良きイタリアだよ」と語ってくれました。
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なるほど、我々のアパートメントの道の向こうにおばあさんが椅子を出して、毎日、朝から夕方まで中型犬を足元に置いてそこに座っているのですが、
その様子はなんというか道の番人のよう。たぶん御自宅の前で日向ぼっこしてらっしゃるのだとも思いますが、通りがかりの近所の人々が、老いも若きも彼女に声をかけていく…その様子がフェリーニの映画の中みたいなのです。

で、マークと私が楽器を担いでアパートメントを出るとじっと視線を感じる訳で、三日後ころからなんとなく会釈をするようになり、今日はチラリとおばあさんの座っている辺りに目をやると、手を振ってくださいました。われわれ、ご近所として認知されたみたいです。ちょっと嬉しかった。

ブレーシア、優雅かつ地に足がついている街、大いに気にいりました。

取り急ぎ、その1はこの辺で!

明日はここに明日は黒田亜樹さんが来てくれてリハーサル、午後にはここを離れてイタリアを南下します。なんかすでにちょっと寂しいな。
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教会でDUO!チャリティコンサート@カトリック大船教会

日曜日は教会でマークとDUOのコンサートでした。
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日本にいらした難民の方を支援するチャリティコンサートもこれで5回目。

2015年秋の第1回目だけ東京の教会で、あとはずっとここカトリック大船教会で行なっています。
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三連休の中日だというのに聖堂いっぱいの方々がいらしてくださって感謝!
このコンサートも定着してきたのかな。

さてマークと初めて共演したのは二十代なかば
お互いに人生で一番長く一緒に弾いている「室内楽のパートナー」です。

「阿吽の呼吸ですね」という御言葉をいただきましたが
共に弾くと音を通して色んなことが伝わってきて非常に面白い。

相手のことが言葉を超えた世界、テレパシーのような感じで入ってくるのです。
人間って色んなアンテナや感覚があるんだなあ。

さてさて、このチャリティコンサートは合間に難民として日本に来た若者たちのスピーチがあるのですが
みんな日本語が上手!
短い期間にこれだけ話せるようになるなんて本当に凄い!!

ちらっと話したら「漢字が難しい!」と言っていてドキッとしました。
日本人だって漢字は書いてないとどんどん忘れるんですよー

とにかく明るくて勤勉な方が多く、支援グループの方との質疑応答では、しっかり笑いをとっていました。
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こちらは去年10月の時の写真(見てみたら去年はblog記事が抜けていました…)
募金箱をもって立ってくださったこの可愛い坊やも今年はウンと背が高くなっていてビックリ。
一年の時の流れを感じます。
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支援グループの方々と一枚
皆さんの力強い活動に「継続は力なり」という言葉を思います。
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こちらはカトリック大船教会のマーク神父さまと
2人のマークに挟まれました。

さてさて今日の夜は浜離宮朝日ホールにてトリオ ソ・ラのコンサート
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(昨日の散歩道にて)

予報では夕方から雨とのことですが…3人の念で吹き飛んでくれないかなー
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トリオ ソ・ラの三都物語@日本橋&浜松

ハープとのDUOに続いてはピアノ三重奏
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まずは去年に続いて9月10日は日本橋三井タワーのアトリウムコンサート
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こちら去年もびっくりしたのですが、ゲネプロ時点からたくさんの方が並んでくださるのです。

いくら無料のコンサートととはいえ、座席券配布の2時間も前に列を作ってくださる!
有難いやら申し訳ないやら、、、
慣れてらっしゃる方はなんと折り畳みの椅子付き持参です。
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音楽は一期一会 ならぬ 一期一音、皆さまに感謝をこめて演奏を。

当たり前のことですが、3人の拠点がNY、パリ、ベルリン(日本)とバラバラなグループ、
集まってリハーサルするのすら大変なトリオ ソ・ラを弾いていると、ますます今ここにいて共に音を紡げるのが奇跡のように思えてきます。
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そして次が一昨日9/13の浜松でのコンサート
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浜松のカトリックの教会「遠州栄光教会」の住吉礼拝堂です。

まずは遅めの午後に子どもたちのためのコンサート
これは子どもたちもですが、子育て中のお母さまやお父さまたちにエールを贈りたいと思って弾いていました。
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夜のコンサートにはトリオ ソ・ラのデビュー公演から聴いてくださってるヤマハの樋口洋子さんが登場!!
お差し入れの美味しいお菓子も嬉しいし、我々のアンサンブルとしての成長もみつめてくださっている有難い存在です。

ベートーヴェンの人気作「街の歌」に武満徹氏の世界観に満ち溢れる「ビトゥイーン・タイズ」
そしてドヴォルザークのへ短調のトリオ

メインに選んだらこのトリオはドヴォルザークの人間的な葛藤を感じさせるようなエモーショナルな作品

来週火曜日は浜離宮朝日ホールにて披露します。
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それぞれ3人の作曲家の内面にどこまで迫れるのか?!
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とりあえず浜松のウナギで気炎をあげる3人なのでした。
いや、久々のウナギは美味しかった!

今日はまた朝からソ・ラのリハ、お昼過ぎには釜山の音楽祭に出演していたマークが来てくれて練習を。
明日は鎌倉市の教会でヴァイオリンとチェロのDUOのコンサートなのです。

一期一音、心して弾いてきます。

木のサロンにて音を紡ぐ

月曜日は世田谷の素敵なサロンにてコンサートさせていただきました。

パートナーはピアノの佐々木京子さん

6月3日をフィーチャリングしたプログラムをお話し挟んでの演奏です。
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バッハの無伴奏
パガニーニのロッシーニ変奏曲
そしてシューマンの協奏曲

6月3日はチェロだけなので変則的な形になるわけです。
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終わってからは皆さまとお食事タイム♪

サロンのマダム・K夫人は料理の名人なのでお仲間もグルメな方々がお集まり。
和から洋、中さらに自家製スモークチーズまでお手作りです!

いつも素敵なK夫人を挟んで1枚。

心地良い空間、天井の大きな梁も、壁も、そこにいるだけで気持ちが穏やかになります。
木の響きも包み込むようで、チェロ雄も気持ちよさそうに共鳴していました。


世の中はちょっと湿気が出てきましたね。
来週から東京も梅雨入りだそうな。
リサイタルは今度の日曜日、ぎりぎりセーフ( ̄∀ ̄)
日曜日は快晴みたいだし、よしっ!!
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チェロたちの語らい!

昨日は6月3日の「Cello×Cello チェロ、変幻自在!」のリハーサルでした。

まずはタツキさまこと渡邊辰紀さんと「モーゼ変奏曲」のDUO
こちらはカルテットで「バッハのシャコンヌ」
みきちゃんこと海野幹雄さんと鉄人くんこと中西哲人さん、ベテラン勢が加わってます。

こちらは若手精鋭チームの藤原秀章くんと水野優也くんがはいって、シューマンは五人で!

そして大学2年生の吉田啓晃くんと最年少で大学1年生の菅井瑛斗くんというピカピカなチェリストたちが合流して、最後は全員で「ソッリマ:チェロよ、歌え! 」八重奏!!

皆さん、それぞれの世代を代表する素晴らしいチェロ奏者たち、だから大変なプログラム(またしても自分の首を絞める…)ですが、心の奥底からワクワクする時間をすごしております。

実は今回は皆にも無茶振りしてしまって本当に申し訳ないのですが、笑顔で楽しく音を造っていけて本当に有難い!!

やっぱりチェロ弾きって最高!
やっぱりチェロって最高!!
チェロ・アンサンブル最高!!!
だから、プロ・アマ関係なくチェリストは集まるのですよね。

本番まであと少し。
楽しみでワクワクしすぎて、ともすれば逸りそうになる心を「よしよし どうどう」となだめて過ごしております。

まだいろいろ他のリハやコンサートもあるけれど、心を集約して準備しなくっちゃ。

そして今度の日曜日を喜びと感謝をもって迎えたいと思います。

皆さまもお楽しみに!


あ、追伸:
先日、「チケットセンターに連絡したら買えませんでした。もう完売ですよね?!」とお声をかけていただきました。
え?!いやいや いやいや!!
まだコンサートイマジンにはチケットがございますので、ぜひ!
コンサートイマジン:03-3235-3777 
http://www.concert.co.jp/concert/detail/1820/

それでは!
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