旅するチェリスト水谷川(みやがわ)優子のブログ

2016-12-01 Thu 23:58
突然ですが、人生初ソウル!
ええと、、、ただいま人生初の韓国、ソウルでブログを書いております。
和歌山4公演から戻って鎌倉のコンサート
(これらのブログはまた別に。。。(・ω・)ノ)

その翌朝にこちらに飛んで参りました。
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といってもマークの仕事にくっついての3泊4日ソウル滞在

自由時間はほとんどなく、やっと昨日30分ほど王宮を散歩
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景福宮、いまにも宮廷に仕える人が出てきそう。
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なんだか懐かしいなあ。
奈良を思いだします。
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後ろにチマチョゴリの可愛いお嬢さんたちが〜

どうもレンタル衣装があるようで
庭園のあちこちで学生らしきカップルたちが王朝時代姿で記念写真大会を
中にはイスラム教の女の子もいました!
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ちょっとだけ着てみたくなった私
どうせならチャングムに出てくる王妃さまとか宮廷女官の衣装で
あの三つ編みぐるぐるねじりドーナッツみたいなヘアスタイルもしてみたい!
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そう思ってマークに昔の王妃さまたちの絵を見せたら
「こんなにアタマが大きいと首が凝るでしょ」と即却下。
確かに凝りそう。いや日本髪とどっちが重いかな。

と、夢見心地の散歩を終えて門をくぐったら
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外はポリスでいっぱい!!
そうそう、こちらの裏には大統領官邸があるそうで
ここのメインストリートはデモの中心地なのです。

警察のバスだけで50台くらいみたから1000人単位の人が警備にあたってる?!
他の地区では緊張感なんてまったく感じられなかったのですが
ここはどこもかしこも警備員か警察だらけ。

このあと信号機が止まった横断歩道では数十人のポリスマンたちが
マークと私のためだけに道を遮断してくださって、、、
いやはや恐縮というか、ちょっとドキドキしました。

デモは土曜日がメインだということでデモ隊には遭遇せず。

さて今回の唯一の自由時間は夜ご飯!
いろんな再会や新しい出逢いができました。
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右はヴァイオリン奏者のミキュン・リー、ベルリンの御近所さまで夏のフィンランドでもご一緒の姉貴分。
左のヨージュン・チュンも同じくヴァイオリン、ドイツ留学してケルンのオーケストラに所属していたときに知り合いました。
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こちら右がチェロのヤンチャン・チョー、私は十数年前に彼のアシスタントをして以来いろんなところで一緒に弾いており、マークとも20年来の仲。数年ぶりの再会が心に沁みました。
そのお隣は今回、紹介されたヴィオラのサンジン・キム、この秋も日本でコンサートしていたそうで日本語も上手、なんと彼の弟は私とザルツブルク時代の同門チェリスト、ウージンくんだと判明!!
世の中は小さいなあ。
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食べ物もワインも会話も美味しくて楽しかったホームパーティ
左が翌晩に東大門のナイト・ショッピングに連れていってくれたオーボエのナヨンちゃん
その隣がパーティのホステス、素晴らしいワインをバンバン進めてくれたクラリネットのヒュンジョちゃん

それからワインエキスパートでクラシック音楽通のジェジョルくん、彼の仕事先は江南区のレストラン「DININGTENT」
最後の晩に訪ねていったらル・コルドンブルーで修行したシェフの素晴らしいお料理と、ジェジョルくんのお薦めワインの組み合わせが絶妙でした。ああ、美味しかった。
ジェジョルくんマークはワインでおおいに意気投合!

いままで近くて遠かったお隣の国
でも昔からの音楽の仲間たちに暖かく迎えて貰い
また新しい出逢いにも恵まれて
大変幸せで有意義なソウル滞在になりました。

東京からたったの2時間
色んなものを共有できる友だちのおかげで国も近く感じます。

音楽と、そしてなんといっても食べ物は重要〜
シェアできるって素晴らしいこと!
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他にもいろんな出逢いがあって、今回の旅は短いながらも濃いものとなりました。
また近々、でかけることになるかも。。。

そのうちにチェロ雄くんも一緒に来ることになりそうです。

先ずは姪たちのために山のような韓国海苔を買った私。
韓国のごはん、まだまだ食べ飽きておりません。。。

と書いているうちに家にたどり着きました。
やっぱり近いや。
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2009-02-15 Sun 23:21
味の記憶<三条・たんたん>
ブログを整理するのに、カテゴリーに<味の記憶>を追加してみました。

 フランス懐石「松喜」の記事を書く前に、溜まっておりました新潟は三条の「たんたん」をアップさせて戴きますね。

あれは…忘れもしない1月の雪IMG_0646.jpg写真は新潟見附公演の翌日の「雪を踏みしめる足」

 この日は山に囲まれた素晴らしい記念館を訪れたのに、残念ながら休館日。でも中庭は拝見できたので連れて行って下さった方の長靴を拝借して散策。暫し誰の足跡もついていないまっさらな雪の上を歩いて、その感触を楽しんだのでした。

そして伺ったのが、ここ三条の「たんたん」なのです。(1/30 越後日記その2「冬野菜の優しさ」
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新潟の慈愛を秘めた温野菜につけるのは
味噌ベースの三種のペーストIMG_0671.jpg蕨…!
IMG_0678.jpgふうっと身体に入ってくる
柔らかい味の豆乳スープ!

食事の友はもちろん日本酒!IMG_0680.jpg地元三条のお酒だったのに銘柄を失念。。。すでに心は舞い上がっていたようです。

大好きな白子に寒作里がのっている!!
IMG_0682.jpg「寒作里」かんずり:唐辛子を雪にさらした後で塩や麹、柚子などを混合して熟成させる、新潟が誇る香辛料!
以前、テレビで寒ずりを作る過程を見た事がありますが、真っ白な雪の上にぱあっと撒かれた唐辛子の朱色が見事に映えて美しかった。寒さも大切な調理法の一つ。
冬野菜だって寒いからこそ甘くなるのですものね。
 
 白子の豊かな味がさらに際立ちました。添えてあるのは雪の下からやってきたフキノトウ。

甘海老のゼリー寄せ、手前では鯛で雲丹が包まっています。IMG_0684.jpgまた付け合わせのお野菜がどれも美味しい!
海老さま帆立くんにはIMG_0686.jpg菜の花や
黄と赤のピーマン、サヤエンドウも甘かった。
もうギブアップ…と思った矢先にIMG_0688.jpg美味しそうなお漬け物が目の前をついっと通り…IMG_0691.jpg

ヒラメのさらさらお茶漬け
お茶ならぬ「お出汁」で戴きます。IMG_0692.jpgこれが最高に美味しかった。
もちろん、お櫃からよそって下さった御飯は感動するお味、さすがの米所です。

 ふと10数年前に戴いた杵築の鯛茶漬けが脳裏を過りました。
実はお茶漬け、あまり得意分野ではなかったのですが、時々忘れられないようなお味に出逢うと「忘れられ」なくなるみたい。(え、食い意地がはってるだけ?!)
そしてデザートIMG_0697.jpg

こんな素晴らしい場所にお連れ下さった三条の方々に心より感謝申し上げます!
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皆(東京からいらして下さった方々も)の気持ちもさらに解けて心の交流が出来る…美味しいものの力は偉大ですね!

おっとりとした御主人に明るい奥さまと写真↓
 長く営んでいらしたお店を色々と思われる事があって、このようなゆったりとした形態(お店は昼一組、夜一組(2人以上)のみの予約制)のお店に変えられたそうですが、時の流れを忘れる空間で戴くお料理には一品一品に心が込められており、芯から寛いだ気持ちになりました。
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「たんたん」
TEL:0120-202-220
住所:〒955-084 三条市桜木町19-21-2

また絶対に伺いたいお店です。 皆さまも三条にいらしたら、是非!

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2008-04-19 Sat 14:03
徒然の水
ー風は爽やか、緑は青青ーもうすぐ初夏みたい、な日本(まだまだ、か)なので模様替えしてみました。

ところでワタクシ、現在<日本酒党>へ鞍替え中であります。

忍び寄って来る湿気のせいなのか、はたまた欧州で「ごめんさい」というほどワインを飲んだせいなのか。
どちらにしても不思議なことにどんなワインを飲んでも、身体が「ふ~ん」という反応。我が身体ながら生意気で、気分を壊します。

これでは味わう前に酔ってしまう!ワインというよりも<アルコール>という感じ。
 
  きっと、また少ししたら変わると思いますが…

今は日本の食べ物と相まって、日本酒が美味しい!

季節も移り変わり、お鍋の美味しかったのも過去となり…さっぱり系の食事が美味しくなってきたこの頃。

 なので外食もチョイスが許されるなら豆腐料理が気になっています。
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普段から汲み上げ豆腐や湯葉が好き。ひろうすをさっと炊いたのや、揚げ出し豆腐も。。。
その昔、留学先のザルツブルグではよく、お豆腐を作ったものです。(手軽に作れる魔法の粉があった)今でも長期に渡って日本を離れる時は、熊本の<おから>の元を持って行きます。

それから、お魚、お刺身が美味しくて!
和風でも、海の幸サラダや魚のカルパッチョもいいなあ。

こうなると、やっぱり気分は日本酒でしょう?

 本当はキリッと冷えた白ワインも好きですが、悲しい事にワタクシ、日本で白ワインが戴けないのです。
 理由は…酸化防止剤!!?

はるばる日本にやって来るワインは輸入の際に品質劣化を防ぐためのものが足されるらしく、また敏感な白ワインは赤より多めに入っているという話です。
勿論ー人体に異常が認められない分量ーの筈ですが、実際に問題が出る人には出る!喘息の方などは大変です。

私は喘息持ちではありませんが、転職するなら<殿さまのお毒味係>と公言するほど毒に即反応する体質で(…いいのやら、悪いのやらわかりませんが)、日本で輸入白ワインを飲むと漏れなく体調が悪くなり大頭痛。
グラス2杯飲んだ日にはリトマス試験紙くらいの即効で症状が!!

同じく、ヨーロッパでの中華やタイ料理も大敵で、注文の際は必ず『グルタマートいれないで下さい』とお願いします。

お店の人の結構多い反応:『えっ!!全部、入ってしまってますヨ』
   &意外に多い反応:『不味くなるけど、いい?』

酷い話です。とほほ…

それを食べてしまうと…それはそれは恐ろしい事になります。

今までに心臓が痛くなったり、食事中にどんどん手足や舌が痺れてきたり、凄い時には左半身が足の先から頭の先まで麻痺したことも。。。怖ーーい!07-2.gif


初めて、この恐怖体験をしたのは故アレキサンダー・シュナイダー氏主催のNYストリングセミナーに伺った19歳のとき。そこで仲良くなった仲間たちとチャイナタウンに行ったら8人が8人とも舌が痺れ…

どうやら、それ以来<お毒味>体質になってしまったみたいです。

今は日本中で食生活についてアラームが鳴り響いていますが、ホント怖いものです。

長くなってしまったけれど、日本酒については色んな企画があるので、また語りませう。

その前に新しい宿題の原稿書きと編曲を済ませにゃあ。。。

寝る前に自分への褒美(何の?)として読むのは、バルセロナを思い出しながらサフォンの『風の影』を。やっぱりドイツ語とイメージが違うわ。20080413144436.jpg
そして、通勤(?)電車の友は前から読みたかった村上春樹さんの『走ることについて語る時に僕の語ること』です。

問題はサフォンを読むとIMG_2669.jpg
こういう気持ちになるし

村上さんを読むとimage_main_01.jpg
こうなってしまう事かな…!!


追伸

その1:作曲家、西澤健一さんのブログを追加致しました。作曲家の心の中を覗いてみましょう!

その2:雑誌掲載のお知らせ

モーストリークラシック 4月21日発売 5月号
ショパン 4月18日発売 5月号 
5月31日のショパンについて語っております。是非ともお読み下さいまし!

という今日のワタクシimage1.gif

拍手↓も宜しく

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2006-11-27 Mon 12:04
先日の海の宴
見て見て見て20061117185237.jpg
御覧の通りの鮑…アワビです!先日の伊豆で魚三昧ご馳走になった時の写真。囲炉裡にてホイルで炙られるアワビ様はバター&バシリコを纏っていらっしゃいます。この晩は金目鯛のしゃぶしゃぶ、鰺茶漬け、磯汁(亀の手というあだ名の甲殻類、見かけは「コワイヨー」です)などなど生まれて初めてづくし、でございました。いやあ、海の幸は奥が深いなあ。20061117174201.jpg
これこれ六角形の囲炉裡なんて珍しいでしょう?この館の主である横笛奏者の横田さんが秋田の御友人から受けた贈り物だそうです。6人まで火を囲めるようにって。20061117174042.jpg
これが<亀の手&ピアニスト中川嬢の手>…20061117173817.jpg
ピントがボケてしまいましたが、左が主の仙人・横田年昭さん、フルート&横笛奏者です。父の友人で私も中学か高校の頃から存じ上げていますが、昔は何する方なのかが謎でした。だってどうみても仙人なんだもん。知る人ぞ知る(業界でも有名な)横田さんはこの伊豆のアトリエで笛や打楽器を御自分で制作なさいますが、昔から映画音楽も沢山沢山手がけてらっしゃいます。「たそがれ清兵衛」の笛が彼の音だったとは知らなかった!丁度、先日DVDを観た時スゴい音色だなあと思っていたのです…20061117194321.jpg
女優の藤村志保さん似の和装美人猫と…うーん猫の流し目に負けた!
ウチの家族は動物好き、横田さんも動物好きで、一度父はハスキーが混じっている伊豆稲取犬(捨て犬だった)を戴いて来た事がありました。お訪ねした数日前に東京の家で飼ってらした横田家のワンワンが逝ってしまったそうで、この日に横田さんの吹かれたバッハ無伴奏フルート・ソナタ(オリジナルはバイオリン)のジャズバージョンは哀切に満ちて、躍動的で激しくもあり、衝撃的で胸に飛び込んできました。舞台袖に戻っていらした横田さんの目にはうっすら涙…『ちょっと思い出しちゃったよ』と恥ずかしそうな笑顔が少年のようでした。
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2005-09-11 Sun 22:27
飛騨の野菜
今朝、クール便が届きました。送り主は飛騨の友人!! (私のHPのfavoritesコーナーで御紹介しています<高山朝市・野村>)この前の台風がこの辺りに厳しかった様子をニュースで見て気になっていたところでした。
まず開けて見ると
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良く見ると、ん?文様が入っているみたい。母は『ウズラ豆かしら』なんていうし、思わず信じかけたら…これはシマササゲというのですって。茹でると不思議に綺麗な真緑に変身します!!謎だ。

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国府ナスという大きな茄子はお味噌と油が合うらしい。早速、御礼の電話をしたら高山風の食べ方を教えて下さいました。でも今晩はイタリア風に小麦粉とパルメジャーノ、岩塩をまぶしフライパンにオリーブオイルを敷いて簡単に焼いてみました。美味だった!欧州で手に入る茄子に似ているけれど、こちらは瑞々しく繊細な味です。(写真はそれとニンニク)

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ツバクロナス(燕?それとも椿黒かな?)はお漬け物に最適で、水ナスは、なんと生で食べられるとの事!ゴーヤも水にさらしたら生で大丈夫だそう。豚と合わせて…と思いましたが、サラダも良いなあ。

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超忙しい中、段ボール箱にメッセージが…!
我が家では秘かに、彼女の事を<ハイジ>ご主人は<ペーター>とあだ名しています。若い二人が日本の土に向かっているのを感じると、頼もしくて嬉しくなります。
私も野菜から大地のエネルギーを頂こう!
今日は久々に投票(いつもは不在投票だもの!!)に行っただけで、一日オフ!お昼は和風、夜はイタリア式と野菜を堪能出来ました。
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