眠る猫
いま、帰宅しました。
タクシーを降りたら家の前で待っていた母にコチビチが亡くなったと伝えられました。
眠っているような表情と姿で、まだ身体も微かに暖かいような気がします。
安心して、眠りについたのだと思います。
コチビチはかなり性格のはっきりした猫でした。
その大きな身体と同じように極めて大物的存在の猫で、大胆不敵、犬のような忠義なところもあって、猫としては変わり者です。表情が豊かで、頭もよくて…
特に食べ物のことでは、いつも奴に出し抜かれてギャフンと言うと同時に感心したものでした。
私がコチビチを守っているのではなく、私が守って貰っている…
そんな気がした猫でした。
この16年間のコチビチとのいろいろなエピソードが頭を回っています。
楽しくて、可笑しかったことばかり。
コチビチ、
ありがとう。