FC2ブログ

水谷川優子のチェロ弾き旅烏日記

BERLINーベルリン便り 其の一

無事着いております。懐かしの我が家!
チェロとの二人旅も今回はスムーズで、機内で本も読まず、映画も見ず、音楽も聴かずにひたすら寝たせいか、時差は殆ど感じられず、今朝も快調に目が覚めました。でもね、大国ドイツの首都のくせに直行便がないのは、ちょっと許せないなあ。ドイツで一番立派な空港はフランクフルトなのです。ベルリンは三つも飛行場があるのに全部小さ過ぎて、ジャンボ機の乗り入れは不可能。まあ町中にあるから便利な面もあるけれど。大きい国際空港はベルリン市の夢なのですが、貧乏だからなかなか出来ないだろう、とは市民の皆さんの御意見。

取り急ぎベルリンの景色等で御挨拶!
CIMG0168.jpg
誰もが昔、歴史の時間に習った様にヨーロッパでは通常、川を中心に町が形成されています。ザルツブルグではザルツァッハ、ミュンヘンではイザール、ドレスデンならエルベ、パリはセーヌ川という様に。そしてベルリンではシュプレー川!水も綺麗で丸々とした白鳥達がのんびり身繕いしています。
ところで、この姿をご覧になったらおわかりでしょう…先日は30度を超える暑さだったドイツ、今は冬に逆戻り。肌寒いのです。なかには恨めしそうに襟元に毛皮の付いたコートを着ている方の姿も!ちなみに私はジーンズに靴下、長袖Tシャツに短いジャケット+薄いコートワンピース。ただ北なので夏は日がもの凄ーく長い。夜八時でもまだ午後三時くらいに感じます。北欧を思い出すなあ。もうラップランドでは既に日が沈まない頃ですものね。
CIMG0137.jpg

ちょっとパリみたい?後ろにはこのシュプレー川を遊覧する船が見えます。川下りしながら食事も出来るらしい。
東西ドイツが統合され、ベルリンは人口340万人、面積891?という大きさになったのですが、町中は実に緑が多く、川と運河が縦横に流れ、散歩をすると大都会である事を忘れます。人々はユニークだし(今、思うと私のいた南の方は随分とコンサバティヴだったなあ。)大人達が、適度な好奇心を持ちながらも他人に干渉しすぎない、そんな感じです。ただ最初は南と比べると言葉がぶっきらぼうで、びっくりしました。
「すみません、ここではコピー出来ませんよね?」『当たり前でしょう、コピーなんか出来る訳無いじゃない!!そこ出て通りの向かい側、左手の店でコピー出来るわよ。』と、郵便局の窓口でこんな感じ。結局は凄ーく親切なのですが、当たりがキツいと言うか、乱暴というか…最初は町中の人が皆、怒っているのかと思ったぐらい。でも慣れました。
去年の12月の引っ越し第一日目のこと。道で向こうから普通の極一般的なおばあさんが、私に向かって怒った様にせかせかと歩いて来る。「げっ!何かしたかな?」と思った瞬間、おばあさん『ちょっと、嬢ちゃん!イカした帽子じゃない』とニヤリ…その直後に毛皮のコートを纏った老貴婦人が道ばたで走る車に向かって、おもいっっきり空き缶を蹴るのを(しかも、その缶が結構な距離を飛んだ)真後ろで目撃した瞬間、ベルリン市民達に私はヤラレタ。既に完全ノックアウトされたのです。


該当の記事は見つかりませんでした。