旅するチェリスト水谷川(みやがわ)優子のブログ

2006-03-31 Fri 16:39
関西滞在日記
大阪では昨夜、なんと雪がちらほらと…桜の花びらかと思いました。道理で寒い筈です。
28日は河合隼雄先生をゲストにお招きした、講習会の講師達による楽しい室内楽コンサートがあった訳ですが、その場所が青蓮院の前正面にある、一見寺院で中が完全な西洋館という面白い場所でした。持ち主の山中家は昔から有名な美術商で、白州正子さんも<白州の父に連れられ山中商会を訪れた>とエッセイで触れていらっしゃいます。
さて、この二日間は東大阪の隠れ家(去年4月の日記「桃の花」御参照!)に潜んで束の間の休息中。お庭の椿、紅梅、桃、桜は宴タケナワ…<心桃源郷に遊ぶ>
別窓 | Diary コンサート | トラックバック:0 |
2006-03-27 Mon 16:18
必殺音楽合宿の合間に
今日は必殺音楽合宿の最終日…あと少しで始まる生徒達のコンサートで締め括られます。
今回一番小さい子は10歳のバイオリニスト、弦の最年長がこの四月から高校三年生という若さ…(ピアノの生徒は既にプロの方々で随分と年上)
彼等の若さとは一言でいえば純粋さ、この純粋さで真っ正面から楽器に向かうので、レッスン内容も乾いた大地に水を撒くように吸収し日に日に変化するのです。
子供達は音楽に触れていると顔も明るく生き生きとしています…このまま大人になっても、ずっと音楽の喜びを持った演奏家になって欲しいな。
別窓 | Diary コンサート | トラックバック:0 |
2006-03-25 Sat 00:54
春なのね
春なのに、嘘!!というくらい寒かった関西で凍えておりました…やっと一寸春になって来たかな?
昨日から『必殺音楽合宿』が始まり、朝10から夜中の0時までレッスンと合わせに追われています。
数日前、まだ優雅な時間がある頃には、御縁ある某電気関係会社のお忙しい社長様方にお昼にお呼ばれして、<キエフ>という京都の老舗ロシア料理にお連れ戴きました。オーナーが歌手の加藤登紀子さんのお兄様というこのお店、素晴らしいスープや美味しいビーフストロガノフなどを味わっただけでなく、以前から謎に思っていたロシアの歌「百万本の薔薇」(日本では加藤登紀子さんが歌われて大ヒットした曲です)についての秘話まで伺ってしまいました。
さて、こんな調子で27日まで続き、最後が翌日の講師連の音楽会で締め括られる、この合宿…音楽って練習もレッスンするのも、体力勝負なのだわ、としみじみ思います。
デハ、もう寝ようっと。
別窓 | Diary コンサート | トラックバック:0 |
2006-03-18 Sat 20:00
西へ西へ
お陰様で昨日もまたまた楽しいコンサートとなりました!皆様、越智さん有難うございます。
で、夜中にパッキングして今朝、家を飛び出してきたもので写真upと報告文は後日ネ…(もうカザルス以降コンサート記事が溜ってるから誰も期待なさらないか…ふっ)
今は憩いの新幹線time。事務電話&携帯メールが一段落ついて静かに色々と思っています。
今一番心を占めているのは[自分のやりたい事とやらねばならぬ事が一致してる]事への言葉に尽せぬ感謝の気持。有難いなあ…
それは色々と大変な事もあるけれど、コンサートで音に向かえば全てが瞬時に吹き飛ぶ…幸せな職業です。
別窓 | Diary コンサート | トラックバック:0 |
2006-03-17 Fri 10:21
嵐去り快晴且つ奢らずの巻
春の嵐、夜中に過ぎたらしい。夕べは風に揺れる木々のザワザワを子守り歌に眠りにつきました。まるでフィンランドの森の中に住んでるみたいだったな。
今朝は道のあちこちに嵐の痕跡…木の枝や椿の花がまるで力尽きて倒れたみたいに散らばってる。
今晩は越智さんのパーカッションとコラボレーション・コンサート。お互い天候・湿気に左右される楽器なので、予報で嵐が近付いて来るのをチェックしながら、絶対に関東直撃が無いように思念を飛ばしてたのです。
一夜明け、「肝心な本番日の小雨くらいは吹き飛ばせるのが本物の晴れ女」と威張ってたら、みるみる空が雲って来ちゃったワ!
別窓 | Diary コンサート | トラックバック:0 |
2006-03-14 Tue 00:09
<ティアラこうとう>での即興演奏
昨夜は[オペラの森]の為に一時帰国中の従兄弟(ファゴット奏者の近衞一)を訪ねて、従姉妹の手料理で美味なワインを頂きながら、久々に子供の頃を思い出して楽しく過ごしました。
もう十数年間オランダに在住の彼…昔おミソだった私には遠い存在でしたが、今回ゆっくり会うと年が近くなった感じ。時って面白いなあ。そこに末っ子の従兄弟も帰って来て、もうすぐ一歳になるチワワも一緒に皆で夜更かし…
今朝は、そういう訳でお泊まりした彼等の所から出勤し、午前にVictorで打ち合わせ、午後は住吉にある<ティアラこうとう>ホールで17日のリハーサルをばっちりしてきました!koutou2.jpg

はい、今回のコラボレーションのお相手の越智義朗さんと練習後にパチリ。
越智さんは80年代に既にmiyake isseyのコレクションで世界の注目を集め、アジアの環境音楽の第一人者として高名な方…去年、お目にかかる前はそんな有名な方がどんなお人柄なのか少しだけ緊張気味だった私でしたが、越智さんは自分を飾らずに純粋、そしていつも自然体。彼の謙虚な音楽へのアプローチには、今日もまた新たな感動を覚えた所です。
20060313233827.jpg
という訳で当日の内容について、ちょっと御紹介を!
大体、チラシを御覧になって。この二人のコラボレーションの中味がお分かりの方は、まず無いでしょう!(なんて威張っている場合ではありませんね…)

私が越智さんに御提案させて頂いたのは、私のフィールド即ちチェロの世界に越智さんが入って下さるもの、そして越智さんワールドに私が飛び込んでいくもの、そして二人の未知の世界の3つです。
という訳で少し種明かし致しますと、前半はそれぞれのソロ曲。
そして後半…
一種類目がバッハの無伴奏チェロ組曲や既存の歌で新しい可能性に挑戦します。
二種類目は、越智さんの音に反応して私が即興を。
最後が、当日会場にいらしたお客様からその場でテーマを頂戴しての、二人の丸々即興演奏になります。
人と反応しあっての<即興演奏>は、一切の誤魔化しが効かない冴えた世界。誰とでも一緒に出来るものではありません。それは二度と同じものは生まれぬ世界。それこそ一期一会の音楽が生まれる筈です。
越智さんとなら是非やらせて頂きたいと思った今回のコラボレーション、もうすぐ実現です。
それから、演奏家の息遣いが客席に伝わる距離の会場、<ティアラこうとう>の贅沢な空間も大事な存在です…そこに観客の皆様の存在があって、17日の様なコンサートの意義は初めて一つの丸い物に成るのだろうなあ、と今日リハーサルの間に思いました。

ちょっと疲れが出て文が乱れています。今晩はお許しを!koutou3.jpg
追伸:当日は私、勿論バチを持って叩き始めたりしませんので、どうぞ御安心を!!
別窓 | Diary コンサート | トラックバック:0 |
2006-03-09 Thu 13:12
快晴+雪雪雪
今は新潟に向かう新幹線の中、越後湯沢を越えたあたりです。
『トンネルを抜けたら、そこは…スイスだった!!』という感じ。一面の雪景色にところどころ木の姿が見えて、美しい。
どこまでも続く水色の空も、その下に広がる銀世界にも不純物は一切無し!
明日は新潟市内にある子供達の病院を訪ねての〈押し掛けコンサート〉です。どんな出会いがあるかな。
別窓 | Diary コンサート | トラックバック:0 |
2006-03-05 Sun 17:18
鎌倉ミニ散歩
20060306171950.jpg
この甘い香り、届きますか?
20060306172048.jpg
今日は穏やかでぽかぽか陽気でした。東京から荷物を取りに来てくれた友人が少しだけ時間があるというので、急ぎ足で海蔵寺へ…実は私は初めて伺いました。
鎌倉は小さい町なのに覚えきれない程のお寺が犇めいています。お寺はそれぞれに風情があって、人と同じ様に個性の違いが際立ちます。私の場合は山門をくぐった時の主観的な印象で、そのお寺の好き嫌いが決まってきます。勿論、私を拒まず受け入れて下さる気がする所が好き。20060306173935.jpg
紅梅も見事に咲いており、目に鮮やかで香り高く、華やかです。でも私は白梅がいいな。ここの屋根、見事な茅葺きなのです!見とれてしまいました。
20060306174832.jpg
日差しが強く、すかっと晴れた一日。もう冬はこのまま、次の秋の後までいらない。20060306180139.jpg
奥に入らせて頂いたら裏には小川が…幼い頃を思い出す、なにか懐かしいものが過る瞬間。
20060306180827.jpg
お寺を出た時に、ふと心惹かれて見るとそこには井戸が…<解脱の井>と読んで近くによると説明書きがありました。20060306180648.jpg

別窓 | Diary コンサート | トラックバック:0 |
2006-03-04 Sat 20:09
ふふふ・限定モノ<写真付き>
終了ー!
しらかわホール、好みの響きで感じ良い空間でした。いづれ又!
さて、私の名古屋駅キオスク土産は次のどれでしょう?(全て愛知、または東海地区限定モノ)
一、手羽先味のカール
ニ、八丁味噌味のプリッツ
三、ウナギの蒲焼味のじゃがりこ

20060306164623.jpg
正解は三番でした!当たったかな?クロヒョウ魂、炸裂!
別窓 | Diary コンサート | トラックバック:0 |
2006-03-04 Sat 11:20
白梅と鴬
いやはや三日坊主どころか《大嘘つき化》してしまった日記…恐る恐るの更新です。
3月…私の予定によれば今頃はポカポカ陽気の筈!日本ってこんなに寒かったかなと首を傾げながらも悔しいから[凍えてもロングコートは着ず]+[冬色排除]運動を一人実地中…気持だけでも春を先取りしなきゃ。
風が白梅の密やかな甘い香りを運びだして暫く経ちますが、昨日は鴬の声も耳にしました。今春の初鴬、その澄んだ歌の冴えにハッとした次第。
時は明らかに進み、季節は巡る…私もこうしてはいられないな。
天候穏やかな今日、今からYAMAHA名古屋公演に向かいます。

さてしらかわホールの舞台裏、<悪いペンギン>みたいな顔で指しているのが王者YAMAHAが世界に誇る最新型エレクトーン…一度触ってみたいけど本当に難しそう。奏者でありながら機械<メカ>にだって強くなきゃ、だもの。すいすいとそれを操っている子供の入賞者達って天才??皆さん、達者で凄い集中力があって鬼気迫る迫力なのです。20060306163345.jpg


大人部門で全国優勝者の播磨摩耶さん、なんでも1000人を超える応募者があったとか…ほおおおおおうううと感心してしまいました。北海道出身の彼女はおっとりとして可愛らしい方。今日は二度目だったので、お互いに慣れて余裕が出て来ました。20060306163801.jpg

このシリーズあとは3月18日のいずみホールを残すのみですが、エレクトーン奏者、渡辺睦樹さんの演奏が深く、柔らかく…オーケストラに勝るとも劣らないスケール、それはそれは素晴らしいのです。今度のリハーサルこそは絶対、客席で聴こうっと!
別窓 | Diary コンサート | トラックバック:0 |
| 水谷川優子のチェロ弾き旅烏日記 |