旅するチェリスト水谷川(みやがわ)優子のブログ

2006-04-29 Sat 11:54
ぎゃーっ!いいのかニッポン?!
きゃーっ皆さん、助けてぇ!
今、八王子のお寺目掛け電車の中。目の前の女の子、お化粧を始めました。
人前で、しかも電車の中で<メイク>って近年の日本の慣習?!
今まで何回か目撃したけれど、この方ナント付け睫まで!
生まれて初めてツケマツゲするとこ見ました、しかもライブ!
別人~!!イヤ、そんな事が言いたかった訳じゃなかった。
お嬢さんフルメイク終り、大欠伸を一つして安心したように上を向いて熟睡…
人前でお化粧するのは恥ずかしくないかな?
え、恥ずかしくない?
でも狸さんだって隠れて化けるんだゾ!乙女、少し恥じらって。私が男なら恋には落ちぬよ!
別窓 | Diary コンサート | トラックバック:0 |
2006-04-28 Fri 22:33
明日へ、明日へ?!
霊南坂のコンサート終了!帰宅中です。
明るく響く教会で、関本女史の豊かなオルガンの音に混じり合って弾く事が出来て幸せな気分。
しかしその余韻に浸っていられるのも束の間…明日は八王子のお寺で二胡の方と弾き、それが終ったらベルリン行き=即コンサート&録音…
そういえば御報告が未だでしたか!お陰さまで一枚目のCD「歌の調べのように」が好評で、今回の録音は次のCDの為なのです。プロデュースは前作と同じ巨匠・野島さん。今回は自宅があるベルリンで録る事が出来て本当に幸運に思います。
内容も練りに練った自分が弾きたい物なので、乞う御期待!!
…ほう…
別窓 | Diary コンサート | トラックバック:0 |
2006-04-26 Wed 17:28
広島:完結編
先日の広島ではドボルジャークに何色を来たのか?という御質問にお答え致しまして20060426165608.jpg
この服ざんした。例によって例の如くデジカメの存在をすっかり忘れて着替えてしまい、急いで撮った証拠写真です。今日の服は自分のデザインじゃなくて、その昔ウィーンで見つけた舞踏会用のドレス…しかし演奏後であまりにもシワシワ…これじゃ舞踏会もなにもあったものじゃありませんね、失礼!!舞台上ではもう少し綺麗だったと思います…大きい舞台で映える色ですが、近くだとギョッとするような配色…でもホールの方がちゃんとドレスに合わせたお花を下さって感動しました。
20060426165625.jpg
終わってからは、いつものリサイタルみたいにこんな感じ。御年配の方も多くて、今日HPの管理人様から転送されてきた<感想メール>も68才の方が奥様とご一緒に聴いて下さって…という物でした。20060426165643.jpg
中にはコンサートの最中に何枚もクロッキーをお描きになり、サイン会で見せて下さった方もありました。
20060426165657.jpg
どれも私の細かい癖まで捉えてあって、びっくり…!はっきり写せなくてごめんなさい。
色を塗って完成したら、お送り下さるそうです。今回は弾いている所の証拠写真が無い代わり、こんな素敵な物を頂きました!

で、せっかく広島に来たのならこれでしょう?
初の<広島風お好み焼き>!!hiroshima4.jpg
広島在住+情報通の友人Tが連れて行ってくれたところは、初心者の私のために綺麗目なお店…カープの選手の方々もいらっしゃるそうです。8人くらいでメニューに書いてある面白そうな物ー牛コーネ(牛の肩の部分)のお刺身や、葱焼き、キムタク焼き(キムチ、卵、黒豚!注*カープのキムタクなのね)等々ーありとあらゆる料理を食べ尽くしました。喜んでいる私の様子を見た地元住民のTちゃんは『次回は庶民の真実の広島風お好み焼きに連れて行ってあげる!』と約束してくれました。そうか、随分洗練されたお好み焼きだなあ…と思っていたら、もっと豪快で野性味のあるお好み焼きがあるらしい。だって鉄板があるのに、そこでは何も焼かないんだもん。せいぜい暖めるくらい。おそばが入ってるとメニューにあって、つい<信州・神田・池波正太郎の蕎麦>を想像し、一体どんな味になるのかと首をかしげていたら、中華麺的なおそばであった。失礼致しました。去年の<もんじゃ焼き>にもわくわくしたけれど、広島風お好み焼きはもっと食べたいぞ!早いうちに又、行こうっと。

と書いている今、音も無くFAXが…ん、事務所からだ。
24日の中国新聞の記事でした。私の事に関しては『大作を歌うように奏で…』と書かれています。そう、今回は全箇所どんな技術面がクローズアップされる部分も、弾くのではなくて歌いたかった。そこを御指摘頂いたようで一寸嬉しい。勿論、それは円光寺先生の御力とオーケストラの方々が支えて下さったから可能になったという事なのです!
次回、私が弾く時はまた全然違うアプローチになるでしょうけれど、それは弾く度にその時の自分が反映されるので、どんな風になるか今は想像もつきません…でも、一つ確信を持って申し上げられる事は<自分が成長したらチェロも一緒に成長する>と言う事。これだけははっきりしています。そして、それは幾つになっても止む事がありません。自分が前に歩み続ける限り…。
この人生、有難い道と御縁があったなあ、長い長い道だけど。
広島:完結編の続きを読む
別窓 | Diary コンサート | トラックバック:0 |
2006-04-24 Mon 10:15
快晴・旅烏!
氷○きよしさんの新曲かと思われるようなタイトル?
今、広島からの帰り。昨日の本番は楽しかったなあ。雨も吹き飛ばしたし!
ドボルジャークのチェロ協奏曲はもっとも難易度の高い大曲で有名ですが、改めて良い曲なのを噛み締めました。
リハーサルの時はまだ本調子でない体をかばい絶不調でしたが、本番は段崖絶壁から飛び込みオーケストラの豊かな音の波の中で泳ぎ、ただただ幸福なだけでした。
演奏中にドボルジャークの故郷への郷愁や初恋の義姉への悼みがぶわあっと私に染ってきたらしく、曲の終りが近付くと寂しくてこのままずっと弾き続けたいと願いました。
とにかく、感謝…
別窓 | Diary コンサート | トラックバック:0 |
2006-04-21 Fri 11:24
補足の追伸
本番終ったら聴くという事について…
コンサートで弾く曲をわざわざ人のCDで聴く事は皆無です。
留学生時代には勉強してる曲のCDを聴くと[無意識に模倣する]と先生に叱られたっけ。
特にソロ曲は無く、余程難しい現代曲の室内楽曲なら聴くかもしれません。
日常生活において音の中で生きていると外部からの音楽が入る余地があまり無い気がします。頭の中で鳴っているし、静けさは貴重なんだもの。
ここ数年は移動中に聴くのがメインで車にCDを山と積み出かけます。ドイツのラジオ音楽番組も○!
チェロ以外のCDが多くて、LPやSPの復刻版、ピアソラやMJQが好みです。
別窓 | Diary コンサート | トラックバック:0 |
2006-04-21 Fri 09:54
いざ!広島
只今、広島に向かっております。
で昨夜、旅のお供CDにM・カラスのアリア集でも、とCD・BOXをごそごそすると、あるわあるわ!明後日弾くドボルジャークのチェロ協奏曲=通称ドボ・コンばっかり。
気が付かない間に溜ってたみたい。
今覚えてるだけでも麗しのヨーヨー・マが1986年に録音したもの、憧れのフルニエは確か1949年と1962年、あとモンスター・ロストロ(人間超越)が3枚に大好きなピアティゴルスキーとフォイヤーマン、H・シフのお若い頃、フィンランドの生きる伝説ラウティオにジャクリーン・デュ・プレ、まだまだベルリンにもある筈だし…
やはりチェリストにとって金字塔の曲なのね。避けらるぬ峠かな?
本番終ったら聴こうッと。
別窓 | Diary コンサート | トラックバック:0 |
2006-04-17 Mon 21:27
追伸チーズケーキ
今回は写真を撮る時間が無く、KARANを検索した際に見付けた色んな方の写真を掲載させていただきました。やはり知る人ゾ知る、美味しい物好きな方はご存じのお菓子みたい。
最近甘い物を前ほど得意としなくなってきた私ですが、濃く苦い目の珈琲でも、さっぱり紅茶も、すっきりほうじ茶にも合う、このチーズケーキはやはりヒット。
濃厚でしかも軽く、後味がほわーんとした部分が、関本女史のパイプ・オルガンを思い出させたのかも知れません。
バッハやヘンデル、カッチーニの「アウ゛ェ・マリア」などは当然合うとして彼女と弾くと「ちんちん千鳥」まで、ふうわりと溶けてしまうから…
別窓 | Diary コンサート | トラックバック:0 |
2006-04-17 Mon 20:19
チーズケーキとオルガン
imge41fef0223l96k.jpeg
そうそう先日、京都では感動の出合いがあったの、チーズケーキと。
いえ、たかがチーズケーキと侮ってはなりませぬよ。

ある朝、京都の母と呼べるほどお世話になっているA夫人が朝食時におっしゃいました。『優子さん(ゆうこハン、と聞こえる位に柔らかい発音)、ね、チーズケーキってお好き?』「好き好き、大お好き!」と恥も外聞もなく叫んだ私…Aおじ様が自転車で速攻お使いに出され、その午後出合ったのが、このpatisserie KARAN(果樂)の西加茂チーズケーキ!口の中でふうわり溶ける、一口サイズです。チーズケーキというよりは<スフレ>。k1-3.jpg
その場に居合わせた人、皆が無言で頂きました。京都の頑固お菓子屋さんが作ってらっしゃるとのこと、Aおじ様『買う度に絶対に冷蔵庫に入れた(冷やした)状態で食べて下さいと、五月蝿うてかなわん』というニュアンスでしたが、勿論地方発送も無いみたいで、行って買うしか食する方法はない様です。DSCN4701.jpg
と思っていたら、なんと今朝A夫人から『陣中見舞い』として自宅に届きました。で、お裾分け…karan.jpg


…え、全然お裾分けになってない?
失礼致しました。京都にいらしたら是非、ね。(北区船岡東通で神光院の近くです。すぐ角には交番もある様子。)
そうそう、このチーズケーキは小さいのですが、一回に一個以上食べてはならぬ。一日に3個召し上がるなら、その度にお茶を煎れ、ゆっくり味わって下さいませ。
で、今日の午後は練習の合間、優雅にこのチーズケーキを食しながら先日のオルガニスト、関本女史との合わせを思い出していました。28日に霊南坂教会であるパイプオルガンとチェロのコンサートのためです。
アルビノーニの<アダージオ>はこの組み合わせでのハマリ曲。二人の楽器と教会とが、まさに三位一体の響きになります。CDにも入れたフォーレのレクイエムは、弾きながら『ああ、これこれ。この感じ』とオリジナルに戻った喜びが…透明でありながらも芳醇という音はオルガンの特徴か、関本女史の音なのか…この音色と弾くと、慣れている筈の小品も印象が全く変わって、新鮮でしっくり…
ふわりとしたチーズケーキが思い出させた音でした。

別窓 | Diary コンサート | トラックバック:0 |
2006-04-15 Sat 19:19
過去の部分的整理
最近、デジカメ持ち歩いても、撮り忘れてばっかり…YAMAHA.jpg
という訳で、ちょっと過去の写真などアップしてみようかな。これは3月エレクトーンの播磨摩耶ちゃんといずみホール本番裏にて…北海道出身のためか本当に純真な摩耶ちゃん…しかし可愛い彼女がデュティーユ(Henri Dutilleux )の作品を自ら編曲をしたものを弾くと、これが鬼神の如き迫力で圧倒されたのでした。流石の優勝者、と私は惚れ惚れ!いつか憧れのペンギンお散歩動物園(旭山動物園!)に行って彼女のところにも遊びにいこうっと。

20060415163230.jpg
講演終了後に発見したポスター。<ティアラこうとう>は江戸の住吉でした。もっと周辺を散策したかったな。
20060415163108.jpg
その3月にあったティアラでのパーカッショニスト・越智さんとのコラボレーション本番風景。なかなか良い雰囲気?ホールに充満したお客様の熱気、伝わってきませんか。なかなか熱かったな。20060415163200.jpg
でね、リハはこんな感じだったのですよ。
20060415163259.jpg
一応、真面目にも弾いてみたり…
子供の頃に戻って色んな実験をしてる感覚でした。即興演奏は、好き。自由に音に自分を任す事、既存の曲を弾いても究極的には同じ。もっともっと自分が解放される世界がある筈と感じます。

そうそう本番の写真は例の熱気で全然使い物になりませんでした。良く有るの、そういう事は…熱気なんだか<気>なんだか、思いっきりボケます。
例えば2月の大原美術館なんて20060415191711.jpg
こーんな。ホント、またティアラとは別の意味で<熱い暑い>コンサートでした。20060415191743.jpg
回りの絵画が清浄な空気を醸し出しているリハーサルタイム…本番の時は人に埋もれて、絵など殆ど見えなかった!ん、お客様は反対方向見てらっしゃるから、良かったのね。なるほど…
この翌日に昔から憧れている大原館長様に館内をご案内頂き、絵と向かい合った時間の事もいつか書きたいな。あの大量の作品の中、何枚かの絵達との出逢いは近年にないインティームで衝撃的なものでした。自分の中にあまりにも荒々しい、裸の感情が沸いてきたので、直ぐに言葉にするのを躊躇したくらい。それを消化して自分の物とするのに時間がかかっています。もう少し経ったら心を整理して書けるかな。5月になったら書けるかな。<否、また嘘つきの約束になってしまうかもしれぬ。>
別窓 | Diary コンサート | トラックバック:0 |
2006-04-13 Thu 20:19
ふっっっっっかあああつ<復活>
20060407191045.jpg
これ、桜+αの写真!大阪から戻った4月の始めの姿です。
α、御覧になれますか?騙し絵状態の栗鼠たち、何匹いるかな??
20060413201532.jpg
これが本日のお姿…緑が優勢になってくるのと一緒に私も復活!
中も外も元気になりました。
っっっっっっっっっと!!今、長文、名文、力作を書いたのに、何故かアップされず消去されてしまいました。がっかり…
また明日書きます。取り敢えず、元気です。
別窓 | Diary コンサート | トラックバック:0 |
2006-04-02 Sun 18:19
回復の時、再生の春
うーん、しみじみ…20060407182027.jpg
これは、先日の東大阪の隠れ家での図。
20060407182202.jpg
その前の怒濤の日々の疲れが一気に来てダウンした私は、この古民家の佇まいの中で先人の知恵に思いを馳せながら、ゆったりとした時間の流れの中で数日間、静かな時を送ったのでした。
振り返ると1月31日に日本に帰ってからというもの、ずうっと全速力で走り続けていた感じ。知らぬ間に頑張って無理をしていたらしい。久々に淡々と自分の事を考えました。

三日間はあっという間に経ち、この家と、そして持ち主でいらっしゃるK御夫妻にお別れを告げるのは惜しまれました。ここで過ごすと、空間が生きているのを感じます。例の大きな梁も夜中に息をしているみたい。
また、この異空間に身を寄せさせて頂く日がいずれ来ると思います。
今度は自分の体と心を癒す為でなく、ここの素晴らしさを活性化させる為に…
別窓 | Diary コンサート | トラックバック:0 |
| 水谷川優子のチェロ弾き旅烏日記 |