旅するチェリスト水谷川(みやがわ)優子のブログ

2007-08-31 Fri 23:28
ベルリン・ライフ’07ー夏の名残りの薔薇
ベルリンの我が家に住まうこと一週間。やっと自分の寝室で目を覚ますのに慣れて来ました。この間に本棚を購入&設置、念願の本とCDと楽譜の整理が終わりました。これで奥の部屋がやっと人間の住処らしい趣に…嬉しい!
喜びのあまり(?!)何故か先日手に入れたQ・タランティーノ・コレクションから「キル・ビル」「キル・ビル2」を続けて観てしまい、放っておかれた『ハリーP』の7巻が怒っている気配。

それにしても今度はいつ、こんな長閑な日が来るのだろうか。来年だな。
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<お馴染みベルリンの壊れ教会>
こんなに晴れていても<気配は既に秋>のベルリン。昨日電話したローマの友人は『まだまだ暑ーーい!!』と叫んでいましたが、こちらは街行く人も少しずつ黄昏はじめています。日本の残暑を味わっている身なら、こんな贅沢な事も言っていられないとは思いますが。。。アパートメントの入り口に咲く<夏の名残りの薔薇>もなんとなく淋しげな顔つき。
なんと今日は8月31日、明日から9月と思うと震えが来ます。秋の襲撃です!
昨日は久々にマネージャーKと電話で長く話して気が引き締まったところ。こうして自宅で過ごせるのも後、数日間です。
うーーーーーーーーんと英気を養い格段にパワーアップして日本に帰って来ますから待っててね!!
↓<昨日のベルリンの風景>
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走るのは苦手なので散歩でワークアウト(??)中に見かけた近所の風景…あれ、野生の巨大ウサギ?
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私から2メートルくらいのところで寛ぐ太々しいウサギ…その自然体はどこかの飼い犬も無視、犬も興味を示さず…
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よくよく見てみたら、芝生の奥の茶色の点々は全部ウサギ?!全部で十数匹いました。野生なんだか都会ウサギなんだか、この公園は彼らのシマ。とにかく誰よりも威張った存在なのでした。
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2007-08-27 Mon 04:10
Harry Potter 7!!
ベルリン無事帰還!
オニのような荷物も解体され、お隣のクリーニング屋さんに届けたり、洗濯機を一日中回したり…とにかく楽譜やお土産なども<有るべき場所>にやっと収まりました。
しかし、やっぱり直行便は安心。この夏は飛行機の乗り換えでスーツケースを紛失されるという事件が周囲で続発したのです。特にコンサートの寸前まで(時には後でも)荷物が届かない音楽家ほど悲しいものもありませんもの。。。(大事な楽譜は絶対に手荷物!)

実は昨夜フィンランドで買っておいたハリーポッター第7巻に手を触れてしまったので、今はすっかりその世界にはまっております。booldharry122.jpg
(我が家に有るのは右の方)
発売日には英国、アメリカ、ドイツで1100万冊が売れたという事です。イスラエルでもアジアでも売り出し中の写真がニュースで伝えられていました。日本では丸の内に30人ほど並んだ方があるとか。。。

実は実は…この夏は『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』 第五巻の映画版もなんと7月の封切り日に観ております。サヴォンリンナの町の寂びれた小さな映画館は驚くべく程の人で溢れていました。フィンランドでは外国ものはオリジナルのままなので有難い。(ドイツは<吹き替え>が普通)ハリーもハーマイオニーもロンもすっかり大人になられて…私の気に入りはロンの兄たちの<双子>です。双子で俳優というのも珍しいでしょうね。二人の表情や仕草があまりにも似ているので、最初は一人の俳優がコンピューターを使って演じているのかと思ったくらい。とにかくはまり役です。第五巻のじめじめ感を唯一吹き飛ばしてくれる爽快なキャラクターを気分良く演じています。大体、この巻でシリウス・ブラックが亡くなってしまうし。。。でも映画はやはりダイジェスト版という感じで、本に比べると全てがサラリと過ぎていきます。原本も長くなるし、内容も濃くなるし、映画にするのも大変でしょう。
スピルバーグが映画化したいというオファーを作者ローリング女史が断って英国で作られることになった、この映画。ハリウッド映画にならなくて良かったわ。
ちなみに第六巻『ハリーポッターと謎のプリンス』 は来年2008年12月公開予定、そして最終巻『ハリーポッターと死の秘宝』は 2010年夏公開予定 だそうな。

さて続きを読むとするか。。。
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2007-08-21 Tue 23:58
残暑お見舞い、その2
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こんなフィンランドの森の中から<残暑お見舞い>その2を!
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隠れ処の島にいると、だんだんと秋が近づいて来るのがわかります。
緑は濃くなり、ところどころ黄金色がちらつき始め…7月には目にした事がないような大きな鳥たちが飛んで来ます。そろそろ南に向かう準備をしているらしい。
日本はまだまだお暑いという事ですが、 どうぞ呉々もお気をつけて!

クーラーが大の苦手である私の<日本の夏を乗り越える健康法>(女性用?!)は
1:水分補給は大事!でも冷たい飲み物は極力避ける。水は常温で。氷の入ったものは×(旅先では愛飲の健康茶をホットで飲んでいます)
2:薄手のスカーフとカーディガンは必需品。首と肩を冷やす事は有り得ない、と。
3:旅の最中はバッグに隠しソックスとイザという時の「貼るホカロン(極薄)」を常備。(足首が冷えるのは最悪、とにかく関節は冷やさない様に!)
4:就寝前の半身浴で循環を良くして休む。

他にも暑い時には「胃の言う事を聞き(気分だけで食べない)体の欲する食事を!」や「寝る前ストレッチ」などなどスローガンは沢山有りますが、
とにかく元気に秋を迎えるには、屋外とクーラーのきいた室内での温度差に対応する事と胃を守る事が大切、どうぞお気をつけ下さいまし!!

私も明日の夜にはヘルシンキに向かいます。金曜日にはベルリンに飛ぶので、明後日はシベリウスアカデミーに寄ったり、友人たちに会ったり、というわけでフィンランドの明るい夜には来年の夏まで暫しの別れ…です。

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2007-08-20 Mon 16:06
残暑お見舞い!
暑中
いや
残暑お見舞い申し上げます!20070725001445.jpg

日本は只今なにやら大変にお暑いとの事。。。皆さま御体調は如何でいらっしゃいますか?

というわけでフィンランドより涼しさをお届け。湖の水はいま20度くらい。なので新譜の譜読みで頭がヒートすると飛び込んで頭を冷やしています。
しかし子供の頃に観た<湖に住む巨大烏賊が!!>という映画のせいで日本やオーストリア(住んでいたザルツブルグの近郊は湖だらけでした)の湖で泳ぐのには拒否反応を示した私ですが、フィンランドの湖なら大丈夫。だって水がこんなに透明なんですもの。
肩までの水に浸かっても足の先(湖の底)がクリアーに見えます。
これは両方↑↓ともクフモの湖の写真です。
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<残暑お見舞い>まだまだ続きます。皆さまにエネルギーをお送りしますね!
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2007-08-15 Wed 02:54
Rauma終了
毎夏8月、RAUMA音楽祭での一週間は本当に濃くて、しかも時間が流れるのが早い。
昨日も午後はラウマ旧市街でのガーデンコンサート(世界遺産の一部分である博物館みたいな家の中庭で行いました)と夜(その昔には教会だった木のホール)はそれぞれ違うプログラムでコンサート、最終日の今日は郊外の瀟酒なヴィラ(邸宅というか、館というか)で2度公演です。
この一週間は8月のこちらにしては驚くべく程の好天気で、しかも夏らしく暑かったのですが最終日になって今日は雨…でもフィンランド人の方々は『天の恵み!』と雨を味わっていらっしゃる様子。やはり、こちらの国民は暑いのには弱いみたいですね。スペイン人クラリネット奏者のホセ-ルイスなんて皆が『アツーイ』と扇子を扇いでいる時も『涼しい!』と嬉しそうでしたけれど…

なーんてコンサートの合間に書いているうちに音楽祭は無事に終わってしまいました!!!
最終日の夜はコンサートの後に音楽祭を支えて下さっているソサエティーの方々が我々の宿舎に集まってのパーティー、その後はサウナで海に飛び込み、昨日ラウマからヘルシンキに戻って皆とお別れ…それぞれ次のコンサートが待っている都市に飛び立っていきました。
いつも音楽祭の最後はちょっと淋しい。

でも例年なら8月のこの音楽祭の間にもう秋らしい空気になってしみじみするのですが、今年は珍しくお天気が続き、未だ暑いので<夏は続行中>という感じ。
明日からは念願の休暇!湖の畔で数日間、頭を空っぽにします。

溜まってしまった過去の日記の記事もアップしますね!
以下、Raumaでの写真です。

今回はスイス在住の姪ラファエラ(11歳)が音楽祭のイベント「子供コンサート」でフィンランド・デビューを!20070815021924.jpg

それどころか次女のヴァレンティーナ(8歳)も↓
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なんとなんと甥のドミニク(6歳)までもコンサートに出演し、3人とも沢山の新聞に記事を取り上げられて、地元の皆さまに御注目戴きました。。。遊びたい盛りに毎日の練習は時に本当に厳しいけれど、それで得るもの、学ぶものは彼らにとってかけがえが無いのです。将来、音楽家になろうがなるまいが、関係なく、ね。実は彼らの師は実の親、これはまた親にとっても子にとてもなかなかキツいのです。でも子供たちはそれぞれ音楽的にのびのび弾いていて、「義兄も姉もえらいっ!」と今回はしみじみ思いました。20070815024311.jpg

叔母も頑張っています。。。IMG_1405.jpg


普段は人間よりも歩くキノコって感じのやんちゃドミニクですが、コンサートでは『ふんがふんが』ともの凄く気合いが入っていました。結構サマになっていますね、ふふ←オバ○鹿??
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その叔母と仲良しのフィンランド人ピアニスト、マルッティ・ラウティオ
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このホールは音楽祭のメインに使っていて、7日間のうち5回のコンサートがこちらで行われました。木なので暖かい響き、その昔は教会だったのです。
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これはポッパー作曲の「3本のチェロの為のレクイエム」を弾いているところ。向かって左が今回子供と同時にフィンランドデビューした義兄のヨハン、右はオルフェウス弦楽四重奏団のラウレンティオ・スパルツィア(ルーマニア人)、二人とも私の良き先輩です!
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これは最終日のヴィラでグリークの「ペールギュント」を弾き終わったところ。

姉がもっともっと沢山の写真を撮ってくれたのですが、今日は取り敢えずこのへんで。。。
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2007-08-09 Thu 20:12
ご無沙汰を!
こんなでIMG_1308cello.jpg
こんなだったもので…
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いやあ、旅が重なった上にコンピューターの問題、インターネット接続の問題、充電池問題…と恐ろしい事が重なりました!
あれからカタロニア、フランスのヴォルビック近郊とまわって再び、フィンランドに舞い戻り、只今はラウマ音楽祭の真っ最中です。
朝からリハーサル、夜はコンサートの濃い毎日です。
さて、今から出掛けなくっちゃ。
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