旅するチェリスト水谷川(みやがわ)優子のブログ

2009-06-29 Mon 22:22
心のツール
ただいま上越新幹線に乗車中です。

今回も24時間フル回転の濃~い「新潟2日間の旅」を終えて南下するところ。

昨日は燕三条で下車、いろいろ歓迎して戴いてから(くわしくは写真付きでまた)夜は新潟市内で交流会と色々ありましたが、人や場所との新しい出逢いがたくさんあり、有意義な旅となりました。

また、本当にいろんな方々に支えて戴いているのをしみじみと実感、感謝しております。


今日はライフワーク「訪問コンサート」の一環で養護学校を訪ねて演奏してきました。

いつも書いていますが、子供たちのところで演奏すると何か特別なエネルギーを戴くのです。

それが、いわゆる「健常者」であっても、心や身体の問題を抱える子供たちだとしても‥

今日、彼等と真っ向から向かい合うことが出来た40分は私にとって大切な時間でした。

適当な言葉が見つかりませんが、「愛おしい時間」と呼べるかもしれません‥

改めて、コミュニケーションのツールとして自分にチェロが与えられたことに深い喜びを感じています。

最近の慢性寝不足からくる疲れを吹っ飛ばす体験をさせて戴きました。

また明日からの活力とします!


写真は昨夜の宿泊先、新潟日航名物の夜景。20090629222254.jpg

本当は34階のラウンジから見なくちゃいけないらしいけど、省略して自分の部屋から‥
「夜の帳」に包まれて頭をリセットできました。
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2009-06-27 Sat 14:11
バンドネオンの音(ネ)
<音音と書いてネオンと読む>

って笑点みたいなことを書き始めてしまいましたが、昨日はバンドネオン界の新星<三浦一馬>さんとの初合わせでした!

ついつい「さん」付けで呼びたくなる「一馬くん」はまだ18歳(下記の注参照)、でも成熟した素晴らしい奏者です。

 う~ん、自分が18の頃を思うと…今の彼に比べられないほど幼かったなあ。。。
 昨日も合わせながら、音の美しさもさることながら、しっかりと自分のことを見据えて音造りしてらっしゃるのに感服しました!(注:5月に19歳になられたのでした!!!!!ごめんなさい)

自らの意志で10歳でバンドネオン奏者への道を切り開いた一馬くん、彼のお父様はピアニストで私の先輩、実は共演させて戴いたこともあります。
 IMG_1689kazma.jpg
中学生の時に自作CDを送ってくれたのですが、なんと立派に成長されたことが…!

 多いに刺激されました。
 というよりも、演奏している時に年なんて関係なくなるのですよね。

これ、60歳を超えられてるロトさんやラルフ(ゴトーニ)、18歳の三浦一馬くんも同じ。
音楽という土俵の上だから有り得ることなのでしょう。

  面白いな。

そんなこんなでございますが、
実は来週7/4(土)16時から広尾駅の近くで三浦一馬さんと共演するミニコンサートが有ります。

これは私を応援して下さっているEnne倶楽部主催によるクローズドの会なのですが、
ご興味のある方はウェルカム!

 info2@yuko-miyagawa.comにメールで詳細をお尋ねください。

バンドネオンとチェロで奏でるアノ名曲やコノ名曲…なかなか良い音を聴いていただけるはずです。



そして、その後はデートIMG_1691soba.jpg
バイオリニスト、そして蕎麦スペシャリストでもある島田真千子ちゃんと四ッ谷の「蕎麦善」へ。
IMG_1692soba.jpgお蕎麦と日本酒は切り離せませんね!!

 真千子ちゃんとはこの夏、欧州デートもすることになりそうです。

さあ、今からチェロ勉強会(アマチュアのチェロ奏者4人組と)、明日は朝一番で新潟へ参ります。

次の日本出発7/10まで秒読み気分になってきました。
毎日毎日、濃く生きていかなくっちゃ!!


 ↓↓ひっそり書いています↓
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2009-06-24 Wed 13:53
清流の思い出
今朝はバケツをひっくり返したような豪雨で目を覚ましました。
  
 梅雨ってこんなものでしたっけねえ?

この季節は不機嫌になる猫たち、さっきも外に遊びに行きたいネロオに『アレ(雨)、止メテ!』と無理難題を吹っかけられました。やれやれ…


さてさて、先週末の写真たちです。
(金)浜松の夜のAQTIMG_1665aqt.jpg
ドレスはテーマカラー(?)の
アクアブルーIMG_1674aqt.jpg

そして(土)
芦屋<山村サロン>IMG_1676yamamura.jpg
真ん中は朝倉夫人、ロト氏を始めとするたくさんの音楽家の「京都の母」のような存在。

 左がサロンのオーナー山村雅治氏。
 私は高校生の時から存知あげていますが、昔のイメージは仕立ての良いスーツにネクタイ、整ったヘアが爽やかで、絵に描いたような「阪神間の若旦那」でした!

数年前に再会した時にはガラリと印象が変わられてびっくり。
 
 御本人は『あの震災で変わったんだ』とさらりと微笑まれます。
 しなやかで、強靭な精神を持たれる山村氏なのです。

こちらは(日)の川上村「やまぶきホール」舞台裏
IMG_1679kawakami.jpgポッパーのレクイエムを一緒に弾いてくれた、大学生の山内瑤子ちゃん(右)、高校生の西本敬子ちゃんと。
IMG_1686kawakami.jpg
2人とも練習から2日間の本番と随分と変わられました。若いって素晴らしい!

心と身体が柔軟なのですね。
学生の方々と接していると、プロ、アマ、プロフェッションを問わず「<人>って自分次第で限り無く成長できるんだな」と感動することが多いのです。

いや、若い人だけではないな。
IMG_1681kawakami.jpg姉貴分の若林暢さんも進化し続ける<人>。
久々にご一緒させていただいて、楽しいコンサートでした!

ベートーヴェンの街の歌も弾きましたが、メインはドヴォルジャークの<ドゥムキー>
この曲、ロトさんとは去年マークとのテオフィルストリオで弾きましたが、その後フィンランドではラルフ・ゴトーニ(指揮者でもあるピアニスト)とエリナ・ヴァハラ(フィンランド若手No.1のヴァイオリニスト)と共演しており、最初のリハーサルでは身体の中にそのときの強烈な印象(エッジーなテンポ感とリズム感、そして呼吸=間の取り方)がまだ残っているのに気がつきました。

  室内楽は一緒に弾く人によって様々なことが変わってくるのが、本当に面白い。
  お互いに刺激し合って、膨らみがでるのです。
  (ちなみにラルフとエリナとは次回、8月にヘルシンキで共演します)

今回に暢さんとロトさんと3人で作った三角の形も非常に刺激的でした。
IMG_1684kawakami.jpg中学生ヴァイオリン三人組、『暢先生と弾けて嬉しい!」の一心でヴィヴァルディの4つのヴァイオリンのための協奏曲を素晴らしく演奏しました。

 彼らの心の奥底から湧いてくる喜びが音に出て、特に日曜日は圧巻だったのです。
 こういう清々しい演奏を彼らと同じくらいの中学生の子供たちが聞いたら、
 「クラシック」だろうが何だろうが、理屈抜きに感動すると思います。
  『何よりも学校の先生方に聴いて欲しいのよ!』とは朝倉夫人の切実な叫びでした。

もう3年目となった奈良・川上村です。
IMG_1687kawakami.jpg左からお馴染みである教育委員会の新井(サライ)さんに、上林さん、井筒さんに、今回メインで動いてくださった堀谷さんと。

 
 奈良の川上村は本当に秘境のような心がすっきりする景色の場所です。
 そこに出現する素晴らしいホール!
 『今年も待っていました』とお声をかけてくださる顔馴染みのお客様もいらっしゃいます。


皆さま、またまたお世話になりました。 またお目にかかれる日を楽しみにしていますね!
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2009-06-21 Sun 23:29
今日の秘境
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桃源郷とか秘境とか‥

昨夜、芦屋でのコンサートを終えて川上村へ車を飛ばして戴きホテルに着いたの夜の2時半過ぎ‥
お昼から元気にリハーサルして、3時から山の上の"やまぶきホール"で楽しくコンサート。

いま、バイオリンの若林暢さんと最終の新幹線に乗って東に向かっているところです。

昨日、今日のプログラムはロトさんと暢さんとの三重奏の他に、ゲストの若い音楽家(中学生から大学生まで)たちとの曲も入っていて、彼らからも感動を得ました。

また、詳しいお話は写真付きで!
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2009-06-19 Fri 14:20
行ったり来たり
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昨日は午前中に京都で合わせ、午後一の新幹線に飛び乗って浜松でアクア・トリニティの合わせ。 リハーサル場所と宿泊先と今朝(!)の本番が同じ場所、しかも浜松駅に隣接しているアクトシティのホテルオークラだったので本当に有難かったのでした。
さきほど演奏が終わり、自分の部屋に直行、ドレス→移動着に瞬転、まとめてあった荷物を片手に一番早い新幹線に文字通り駆け込み乗車(いえ、ホームでは走ってませんよ!走るチェロは凶器になりますから(>_<))。 無事に車内で乗車変更して戴いて、いま珈琲が来るのを待っているところです。やれやれ‥

今回も大変にお世話になったローランド会長Kさまや、O村さま、M氏へのご挨拶もそこそこに失礼してしまって申し訳なかったのですが、次の合わせに余裕で間に合いそうでホッとしています。走ってギリギリだったら、落ち着かない音になってしまうもの。

そうそう、AQTメンバーでたくさん写真を撮ったにも関わらず、デジカメなのでアップは数日後になると思います。絵里子&牧子嬢のブログには早々に載ることでしょうから、是非そちらを‥

次回のAQTは七夕ガラコンサートです。また3人で新たな試みにチャレンジしますので、お楽しみに! 昨晩はホテルで中華にお呼ばれした後に、スカイラウンジで夜景を見ながら3人でいろいろ語り合いました。 え?いろいろ? 先のことなど、です。

サブプライム以来、私たちの業界は大変なのです。
ご存知の通り、こういう社会情勢では(日本だけじゃありませんが‥)文化は一番最初に経費削減対象になるのですよ。

「パンがないならお菓子(ブリオッシュ)を食べたらいいじゃない」byマリーアントワネット

あ、違った。

ちょっと前のことですが、とある企業のトップの方が「音楽?そんなもんで腹が膨れますやろか?ましてやクラシックなんて‥儲かりまへんしな!」という発言をなさったと耳にして驚きましたが、もう、そんなことに驚いたり、憤慨したりしている状況ではありません。
その昔アメリカで大恐慌が起こった時、「こんな時だからこそ心を豊かにしなくては!」と危機感を持った市民が中心となってオーケストラの基盤を作りました。

あの時、本当にたくさんの人々を突き動かした力になったものとは、その一人一人の心の奥底に燃えていた希望とは一体どんなものであったのでしょうか?



そんなことを思っているうちに京都に着きました。

うまく言葉に出来ませんが、せっかく生まれたからには自分の出来ることに最善を尽くしたい。

いま、こうして身体の痛みなく生活できる有り難さを思ったら、ましてや自分の選んだ道で生きていくる喜びを思ったら‥!
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2009-06-16 Tue 13:12
西の桃源郷
久しぶりにお邪魔した、西の隠れ家にて‥
小さかった前庭の桃の木がこんなに大きく!20090613185843.jpg
一歩、中に入れば昨日までここにいたかのような空気なのに、お庭の胡桃の木や柑橘系の木々が空に向かって伸びるように育っていて…時の流れに軽いショックを受けました。

 こちらは暫く晴天が続いたのでしょうか。
天井の高い日本館はカラリと乾いており、我がチェロの喜んだことと言ったら‥
それに、なにせ昔に船で曳かれて来た館のこと。あの梁はチェロより先輩なのかな、この柱は共鳴してるなあ‥などと思いながら弾くのは楽しくて時を忘れます。

 土曜日はこのお屋敷でお生まれになったK氏を囲んで八十名もの方がこちらに集まって和やかな会が開かれました。色んな分野の、さまざまな年代の方々とお話できたのは面白かったし、大好きなKご夫妻と御一緒する時間は私たち夫婦にとって本当に大切なものでした。

 毎晩話し込んでしまったために寝不足の目を擦りながら、昨日は6時起き。
 後ろ髪を引かれる思いでKご夫妻にお別れを告げ、「桃源郷」を後にしました。

新大阪駅でM夫は「はるか」で関空へ、私は新幹線で東京へ…

 離れ離れになることの多い私たちですが、悲しんでいる暇はなく
M夫はベルリンに着いた翌日、首を長くして待っている大学のクラスの生徒たちを丸一日レッスンして、デンマークへ。
私は昨晩はレッスン、今日は家の用事をして、明日からまた京都で芦屋と奈良のためのリハーサルですが、週末前にはAQTコンサートのために浜松へ往復します。

 うかうかしていると時間は飛び去っていきます。
「こうしている間にも「桃の木」は育っているんだ」と心に刻み付けて、生活しようっと。
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2009-06-12 Fri 13:31
風にのって生きるひと
 昨日で7/7のイマジン七夕公演は完売となりました。

もともと人気が高い華やかなガラコンサートですが、今回は<辻井さん効果>が凄かった!

 ガラの楽しさといえば、一度に色んな演奏家を聴ける醍醐味にあります。
弾く側としても普段あまり伺えない方々の演奏を近くで見聞き(覗き見?)できるのが楽しい。
しかも、このシリーズは色んな形式でのアンサンブルがありますから、さらに刺激的なのです。


 そういえば、先週の伊豆の記事がおきざりになっておりましたね。
 どうやら、またしても時の流れが加速しているようで。。。

練習しなきゃいけない曲は山積みだし、マークが日本にいる間に夏のリハーサルもしなくちゃいけないし。。。これからのコンサートの予定曲は出さなきゃいけないし。。。色んな原稿の〆切に追われるし。。。ううう。。。(言い訳)

  さてさて釣り船がゆったりと浮かぶ海のあちらに見えるは<大島>です。
IMG_1657000.jpg
伊豆稲取の榧の寺にて行われた「水無月コンサート」は<去来の会>ー笛奏者・横田さんの亡くなった御親友を基にできた会ーによるものでした。この町と芸術を愛した故人を偲んで年に一度この町に文化を運ぼうと、心ある方々の熱意で続けられて今年でもう7年目。クラシックは初めてだそうですが、今回は口コミだけでお寺の御本堂が満員に!椅子の数が限られて、ほとんどの方がお座りの上、蒸し暑くて大変だったのに熱心に真剣に聴いてくださって素晴らしい聴衆でした。
IMG_1609ーー
出演者+今回の繋がりの大本である父、父の雅楽での友人Tさんと。(左後ろには除湿器が)
izu.jpg「去来の会」ラベルのワイン!
会の発端となった方の御親類がこのワイン醸造元の「ココファーム」関係なのだそうです。
足利産のワインは初めてでしたが、マークも褒め讃える美味しさで、また飲みたい!
そして<打ち上げ>IMG_1618ßßß山や海の幸たちが…IMG_1617ーーー海老が!
素晴らしい演奏をして下さった真千子嬢も恵子ちゃんも我を忘れて大興奮。IMG_1623ßßßあまりにも美味しく…
まだまだありますが、これ以上は自重(写真を)いたします。はい。

父と昔からの友である笛仙人の写真IMG_1624^^^^ひょうひょうと生きる横田さんは、私にとって昔から不思議な存在でした。バリバリのジャズフルーティストでありながら、侘び寂びのある生活を自然体で楽しんでいらっしゃる。

そして翌朝の海の綺麗だったこと。IMG_1628ßßßß
横田氏の御自宅のテラスで海と猫と…最高です!IMG_1641000.jpg
こんな景色を臨む生活では心が洗われるでしょうね。だから横田さんは仙人なのかな。
IMG_1654ーーー
ここ奥には古くからの灯台があって、以前に父がお目にかかった灯台守は90を過ぎたおばあさまで、昔の貴重なお話をいろいろと伺ったそうです。

 灯台といえば、その横田さんの亡くなった御親友は気象庁の方で、日本中あちこちに住まう人生だったそうです。彼が定住したい先に選ばれたのが、ここ稲取。定年後に住まれる準備もされていたようですが…きっと、このテラスからの景色を堪能されていたことと思います。
IMG_1634^^^^^
18歳のネコさん、風に乗っているように悠々として、幸せそうでした。

     さて、今から西へ出発です!
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2009-06-08 Mon 23:42
音を巡る日々
今日は久々のAQT<アクア・トリニティ>のリハーサルでした。
IMG_1662ßßßß
近々、クローズドのコンサートがあるので新曲2曲を加え、さらに七夕コンサートの曲決めも。

 3人で華やかにいこうと思いますので、また是非お聴きください!

こちらは楽しかった土曜日の伊豆稲取コンサートの図
IMG_1608ーーー
左が父の友人<伊豆の仙人>もといジャズフルーティスとの横田年昭氏に真千子嬢、可愛い女の子は将来が楽しみな7歳のバイオリニストあおいちゃん、恵子ちゃん、マークです。

非常に面白かったし、思い出深い演奏になりました。

写真のバックのお寺の御内陣が舞台だったのですが、コンサートの冒頭は横田氏が神おろしの石笛を吹かれ、荘厳な空気の中で弾きだすことになりました。舞台の左右は蝋燭の炎だし、そうとう雰囲気があったと思います。

 しかし…最近先週のツケか12時近いと眠くて眠くて…
ホフマンの砂男が近くをうろうろしているのかもしれません。。。

海の幸どころか素晴らしい大御馳走にも出逢いましたので、詳しくはまた!

      おやすみなさい!


追伸:そうそうお昼はマネージャーK氏と打ち合わせだったのですが、同じ事務所所属のピアノの辻井伸行さんがなんとバン・クライバーン国際ピアノコンクールでめでたく優勝とのこと。

  素晴らしいですね!

去年のイマジン七夕ガラコンサートで初めてお話しましたが、彼もお母さまも感じが良い自然体の方でした。これは今年のガラでの演奏がさらに楽しみです!
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2009-06-06 Sat 08:40
「アメリカ」
<M.ゴトーニ・アンサンブル>のメンバー。
IMG_1616ーーー2
左からマーク、私、それからヴァイオリンの島田真千子ちゃんにヴィオラの村田恵子ちゃんというカルテット。

今日は久々に伊豆で、しかももっと久々にハイドン「雲雀ーひばり」のドヴォルジャークの「アメリカ」を弾かせて戴いてきます。私に熱く激しかった日本での学生時代を回顧させる2曲です。

この 「これ以上ない!」というくらい有名な2曲を弾く事になったのはリクエストがあったから。プラスしてヘンデルーハルヴォルセンとバッハの二重奏、そして今回呼んで下さった稲取在住の父の友人、ジャズフルーティストの横田年昭氏とのアンサンブルも弾いてきます。

それにしても「アメリカ」は、美しいメロディがちりばめられて、やっぱり弾いていて楽しい曲ですね。
ここ数年はドヴォルジャークのピアノ三重奏を色々弾いているので様々な発見があります。

   え?「アメリカ」ご存じない??

冒頭があれです。その昔に浩宮さまがアメリカを訪問なさった時にお得意のビオラで御披露されたメロディ!当時のニュースではしつこく流れたものです。

ドヴォルジャークがアメリカに渡った時に現地の音楽から受けた新鮮な感動と、そして故郷ボヘミアへの郷愁が入り混ざった曲です。詳しくはwikiへどうぞ。弦楽四重奏曲第12番

この曲に限りませんが、若いときの「勢いがあって派手」なアプローチは本当に表面的で思い出すと一人で恥じ入ります。楽譜がちゃんと読めてなかったのか、人生経験(人としても音楽家としても)が足りなかったせいなのか…

今はもっと「アメリカ」より「ボヘミア」の香りがする(笑)音楽となっています。リーダーであるマークの音とフレージング、リズム、ヴィブラートによる所も大きいのですが…

いずれにしても、素晴らしいヴァイオリニストであるスーパー真千子嬢と瑞々しいビオラでこれからますます楽しみな恵子嬢(2人はG大の先輩後輩、でも初顔合わせだそう。)と4人で楽しく弾かせて戴いております。

 では、いってまいります!

今日は…海の幸に出会えるかな?
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2009-06-04 Thu 11:25
これってちょっと謎。。。カテゴリ
<これってちょっと謎。。。>のカテゴリを作りました。
過去記事の小ウルサい意見も少しづつカゴに入れておきましょうね。ふふ

 早速のところ、昨日の「ちょっと謎」をご紹介!
20090603142414.jpg
鎌倉のバスです。

An exchenge method
The change does not appear.
Please put it in a coin box after changing it into it.

!!こりゃないでしょ!!

ちなみにYahoo!翻訳サイトにかけたら『それをそれに変えた後に、それを料金箱に入れてください。』となりました。

どっちもどっち…というか、どうしたらこうなるの?!


さてさて昨日はリハやレッスンの合間にフィンランド大使のところへ御挨拶。20090603162959.jpg有栖川公園の横の坂をあがって少し歩いたところにある大使館。大使館だらけの麻布でもひときわ緑が目立ちます。

この辺りは、その昔にD雙葉の友人たちと遊んだり、桐朋の音高の試験前に<勉強会>と称して公園内の図書館に通ったりした、懐かしの場所です。周辺の静かなロケーションが好きで、ナショナル麻布スーパーマーケットで珍しいお菓子を探し、公園で太った鴨に餌を与えたもの。

 試験勉強に関しては、あまり効果は上がらなかったような記憶がありますが。。。

 時が止まるような<不思議空間>図書館には小学生の頃から取り憑かれ、いまだ世界中どこに行っても妙に心惹かれています。

歴史的に素晴らしい建築も多いし…そういえば、インディジョーンズに出て来たYALEの図書館、素敵ですよね。そのむか~し、留学中の姉を訪ねた時に感動したのを思い出しました。

雪に埋もれたプラハの中央図書館で読めないチェコ語の本に囲まれたり、ベルギーのお城で蝋燭の光の元で、これまた読めない飾り文字(しかもフランス語)の本を触ったり(触るだけ)…


 図書館は、いるだけで賢くなるような気にさせてくれます。(気だけ)
 自分を取り囲む本たちから、記された知恵と知識が自分に注がれるような…(気のせい)

ついついノスタルジーな気分にハマりましたが、今からリハにでかけて参ります。
ドヴォルジャークの「アメリカ」は学生時代来です。。。


!そうそうそうそうでした!

久々にNHK名曲リサイタルに出演させて戴きます。
今回のピアノはあの方、あれのあの曲を演奏予定です!(追ってお知らせ)

 7/9(木) 18:15~ 公開収録   
 会場 NHK 509スタジオ

 往復葉書に、ご住所、お名前、年齢、電話番号、希望日を書いて下記宛先へお送りください。
 〒150-8001 NHK放送センター「名曲リサイタル」係応募締切:7月2日(木)必着

ラジオ放送は8月予定です。
宜しければ是非とも収録へのご参加ください!(皆さんの咳も全国放送で流れます…)

ps.スーパーチェロ仲間・金子鈴太郎さんのブログを追加いたしました。ご覧下さいね!
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2009-06-02 Tue 14:51
大胆カツ繊細~スパチェロ in 三鷹~
…というわけで、スーパーチェロアンサンブルトウキョウ三鷹公演もなんとか無事に終わり…
IMG_1587ßsuper
今回ばかりは心の余裕がなく、チェロ付き写真がまったく撮れなかった私ですので、打ち上げ時のものでお赦しください。

丸山さんの奥さまでビオラ奏者のSちゃん(スパチェロ・影のマネージャー)と風のホール<ボス>Oさま+今回マーラーのアダージェットを素晴らしく編曲なさったお馴染みの西澤健一さんを入れて15人でぱちり!

  暗くて、Dr.林がウォーリーくん状態ですが、画面をよ~くご覧下さいませ。
    浮かび上がってきますから。

Concerto Grosso for 12 cellists を書かれた平野義久さんは残念ながらお早めに退場…(格好良くて弾いていて爽快になる曲でした)

それぞれの難しさが違う新しい曲が3曲もあって、いつもより更にハードだったコンサートでしたが、Blacherや平野さん作品では客席の皆さまの集中力にも助けられた気がします。

また、前半のヴォカリーズやアダージェットではチェロアンサンブルの力を発揮したのではないでしょうか?12人の音が集まって出来たPPP(ピアノピアニッシモ)はやはり特別な響きだったと思います。
(指揮無しアダージェットの大変なリハーサルが報われたと…)

リーダー丸さんの組んだバラエティに富んだプログラムで<大胆カツ繊細>な響きをお楽しみ戴けたのではないでしょうか?

 自分のことについて言えば、つい数日前まで一人やピアノと、ブンブン弾いていて、久々の大勢でのアンサンブルには、いつもより耳が戸惑っていたような感じです。リサイタルで消耗したエネルギーの大きさもしみじみ…身体が疲れていると頭に酸素が回らなくなるのですよね。(簡単な算数ができなくなる瞬間をご想像ください。)ソラミミアワーになるし…

 でも仲間たちに助けられ…スパチェロのコンサートはやっぱり楽しいものだったのです。

 とにかく、あんな土砂降りの中をいらしてくださった満場のお客様、本当にありがとうございました。


今日からはカルテットとデュオのリハーサルがスタート、土曜日のコンサートを目指します!
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