旅するチェリスト水谷川(みやがわ)優子のブログ

2009-07-31 Fri 23:03
束の間のベルリンより
えっ! 7月も、もう31日?!

さてさて先日ベルリンに戻ってから、リハ三昧の日々を送っておりますが、
IMG_2229ber.jpg
日曜日にはフィンランドの西にある古都ラウマに向かいます。翌日から毎年行っているFESTIVO音楽祭が始まり、一週間連続コンサート。午後と夜で違うプログラムの本番もあったりして結構タフなスケジュールです。

 しかも今回の私はソロやソナタばかり弾くことになっているのですが、すでに初日のコンサートにはフィンランド国営ラジオが入るし、その日のプログラムは超絶技巧だし…というわけでチェロ雄も昨日から楽器屋さんにお泊まりで調整中です。
IMG_2230ber.jpg
どうも日本滞在中に湿気にやられ、横のニスが小さく剥がれているらしくて(表には見えない)少し雑音がするのです。
それが…リハーサルの時には顕著だったくせに、楽器屋さんの前では雑音を消して元気なふりをする!!
リアクションが獣医さんに連れていくときのネロオにそっくりで…苦笑しながら置いてきました。

そうそう、ベルリンに戻った日にはちょうど南仏に滞在中だった
バイオリンの島田真千子ちゃんがIMG_2139sh.jpg
こちらに遊びに来てくれて、翌日は一緒にDas Schleswig-Holstein Musik Festival「シュレスビッヒ・ホルシュタイン音楽祭」を日帰りで聴きに行きました。

 目的はマークが弾くMozart Piano Quartetのコンサート。IMG_2167sh.jpg
ドイツの北のシュレスビッヒ・ホルシュタイン州で行われる音楽祭の規模はヨーロッパ最大、期間中は様々な場所で催し物があります。
IMG_2150sh.jpgこの会場もハンブルグ近郊の町の教会でした。
チェロのペーターと真千子ちゃん。
IMG_2213mpq.jpg楽屋にはお手伝いの小母樣方の手作りクッキーや果物、サラダなどのスナックが用意されていました。巨大音楽祭なのに、こういうアットホームなところがドイツらしくて良いですね。

 MPQはラウマ音楽祭に来るし、弦の3人とはフランクフルトのマスタークラスでも一緒。
 8月はほとんど行動を共にすることになります。

古い石の教会の響きはまろやか。IMG_2185shm.jpg
この晩のシューベルト、メンデルスゾーン、とくに後半のベートーヴェンは彼ら十八番の「エロイカ」で(交響曲第3番をベートーヴェンの友人がピアノカルテットに編曲したもの。インティームな室内楽の形を通すと、作品の素晴らしさが更に浮き上がってきます。)大熱演!IMG_2225mpq.jpg耳の肥えた聴衆の方々も大変に盛り上がった夜でした。

 彼らは45分間かかったエロイカの後に、シューマンのピアノカルテットEsからゆっくりの楽章をアンコール…
 本当にこちらの人は奏者もお客様もタフですね。

真千子ちゃんも短いけれど久々のドイツ滞在に大満足してくれて、翌日は元気にスイスへ発っていきました。

 さてと、そろそろネロオ、違った、チェロ雄をひき取りに行ってきます。
 今ごろ『誰も迎えに来やしない』、と不貞腐れているに違いありません。。。

猫も人間もチェロも、リアクションがあまり変わらないような気がする今日この頃です。
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2009-07-28 Tue 01:30
CERVERA→BERLIN移動中!
     で…

今日はまたしても旅の日。
朝から移動中でベルリンに向かっています。
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今回はオープンしたばかりのバルセロナ空港第2ターミナルを利用することになったのですが、ご覧下さい。

 VIPラウンジの名が『パウ(パブロのカタロニア名前)・カザルス』とは、さすがカタロニア!!

という訳でCERVERAでの滞在は、一年ぶりにあった音楽家たちと旧交を温めた濃くて楽しい4日間でした。町の人たちも覚えていてくれたし…そろそろ私の「危ういイタリア語」を変化させた偽スペイン語では物足りなくなってきました。カタロニア語はシンパーティックな言葉だけど、世界で広く使えるスペイン語を身に付けたらと強く薦められましたが、どうだろうか。。。

こちら、町で一番のお菓子屋さんのビットリアおばさんと。IMG_2122cer2009.jpg肝っ玉母さん的の彼女、カタロニア語でぐいぐい語りかけてきますが、なぜか意思の疎通はできる。。。
世界共通のボディランゲージ→IMG_2118cer2009.jpg
毎朝通い詰めたお店は「お菓子の館」
IMG_2120CER.jpgここご自慢のチョコレート。
 
 今朝は早起きし、花を一輪持ってお別れに行きました。
 
ビットリアおばさんに『あんたたち、遠くに住んでる!どこだっけ、バルセロナ?」と聞かれて、ちとびっくり。おばさんにとって遠いのはバルセロナなのか…

 ビ 『また来年おいで!』
 私「はい。また!」
 ビ 『待ってるよ!今日お勘定いらない!!』

 どこまでも暖かい肝っ玉母さんなのでした。

これは昨日の写真。町が静まりかえるシェスタの時間。
講習会場であるこの古い大学内も同じく…IMG_2074cerv.jpg
日影にいてもウダる暑さには、道に置き去りになったアイスクリームの気持ちになります。
IMG_2073cev.jpg頭が焦げそうだったので、チェロを背負って日傘を差していたら道路工事のおじさんたちに囃されました。

  「ソレソレ!!(…と聞こえる…sol=太陽ですね)」
  「おおい!!雨降ってないよ!」
  「なんで傘なんだ~?」               
                                  ほっといてください。。。


去年はまだ工事中だったコンサート会場はすっかり綺麗に修復されていました。
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舞台の真上から空が見えます。IMG_2067cev.jpg
今年は生徒たちのレベルが非常に高いと感じました。昨今の経済破綻はスペインでも深刻なもので、やはり幾つもの音楽講習会が急遽中止になったそうですが、ここの講習会だけは生徒の数が増えたらしい。8、9歳の子供から大学院生、中には社会人も、カタロニアのみならず、スペイン全国から集まっ…
中でも数人の子供たち(16~17歳)の音楽に対する真摯な姿勢に感動しました。楽器を手にしていないと普通の子供なのに、音を出すと敬虔な表情となり、音楽の中に没頭していく…これが才能でなくして、何を才能と言うのでしょうか?

 そんな彼らからまたエネルギーを吸い取…戴いてきました。


この力を明後日からのリハーサルに活用しなくちゃ。
IMG_2100_2.jpg
では、そろそろ乗り継ぎがあるので、また!
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2009-07-24 Fri 01:52
フィンランドの東→スペインの北へ
昨日は一日かけての旅でした。IMG_1812savvoo.jpg(写真は夏のオペラ期間だけ使用されるサヴォンリンナのミニ空港にて)

 朝7時45分に家(湖の中にある島)を出て飛行場へ、ドイツ経由で飛行機を3回乗り継ぎ、また空港から車に揺られること約2時間、目的地のホテルに着いたのは22時。

 あまりにも疲れたし、朝からサンドウィッチ系ばかり口にしていたので、深夜でしたが、赤ワイン(リオハ)とハモンで乾杯。ホッと一息つきました。

IMG_1813savvo.jpg
というわけで、今いるのはスペインの北、カタロニアの小さな町「CERVERA」です。IMG_1825savvo.jpgフィンランドとスペインとの時差は一時間、温度差は…15度もあります。フィンランドの夏は写真のような曇りや雨模様だと寒い時で日中15、6度、こちらは夜中でも27度です!日本に近い?

ここは日差しが強くて午後は日影しか歩けません。直射日光に数分当たるとアタマが痛くなるほど。暑いと食欲は減るし、とにかく体力を消耗します。だから南国ではシェスタが必要になるわけですよね。

  フィンランドの白夜の後にはちょっと強烈です。


 生活リズムも違って、今(夜7時)からまた練習、夜の食事は8時半すぎ、コンサート開始は22時!! 遅いっ!!
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これは空から見るサヴォンリンナの島々。なんかモコモコして可愛いですね。

フィンランドにはまた8月に戻ります。
今までいたサヴォンリンナは東(大雑把に言ってロシア方面)でしたが、今度は西のラウマ市と首都ヘルシンキ(南)で、それぞれ音楽祭に出演します。

 8月も半ばになると、白夜も終わり「夏の終焉」を迎えます。
 少しづつ秋の気配がするフィンランドは静かで、なかなか良いものです。
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しかし、それまで、まだまだプログラム満載。
ここには4日間の滞在でドイツに帰ったら次のリハーサルが始まります。
 

 またまた色んな出来事が続けざまに起こったサヴォンリンナでのエピソードも、また後日お話しますね。

取り急ぎ!!
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2009-07-19 Sun 17:08
苺と野いちご
フィンランドの市場から
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<暑中お見舞い申し上げます!>
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苺は甘くツヤツヤ
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大きいですね。
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でも野いちごも素晴らしく美味しい!
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小さいのに香りが高く、一粒でも口の中のアロマが暫く消えません。
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 というわけで、ゆったり過ごしたおかげで復調、いえ完全復活しております。
 
 レッスンに室内楽のアシスト、譜読みに合わせ…
 やる事はいっぱい有りながら、時の流れはゆっくり。(な気がします)

そうそう、ここサヴォンリンナの夏といえばオペラ音楽祭が有名なのです。
小さい町に世界中から観客が集まって、ちょっと私の古巣ザルツブルグを彷彿させる雰囲気。

私もすでにランメルモールのルチアを観ました。主人公ルチアはEglise Gutiérrezというキューバの歌手で、歌い出しは「ソプラノにしては少し暗めでくぐもった声だなあ…」と思ったのですが、その高音域の素晴らしい事といったら!有名な「狂乱の場」では永遠に続くかと思う高い高い声が金管楽器のような張りと木管楽器のような伸びで…人間の声ってこんなに自由で力強いのかと改めて驚きました。明日は運良くマダムバタフライの切符が手に入ったので行ってきます。

湖上にある会場「オラヴィ城」180px-Savonlinna_heinäkuu_2002_IMG_1635渡る手段は橋と船しかありません。(あとは泳ぐか…)
以前はオーケストラピットの上に屋根がなくて雨がふったら大変だったそう。

 1475年に建てられた堅固な石の要塞に響くオペラは、我々を「時知らず」にさせます。

それこそ世界中の旬の歌手を聴くことができるプロダクションですが、オーケストラはヘルシンキのオペラやフィルハーモニーの団員が期間中だけ集まってできる一夏だけのもの。
友人や知人がたくさん弾いているので、お互いの休憩時間に市場のカフェに行ったり、湖の回りを散歩したり…去年の夏に共演して以来の仲間とも会って近況報告をし合いました。
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初めてフィンランドの音楽祭に呼ばれてから今年でちょうど10年…この国がだんだん心の故郷の一つになっていきます。
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2009-07-15 Wed 05:40
取りあえず:サイマーの畔でひとり考える
フィンランドで一番大きい湖
サイマー湖IMG_18012009.jpg世界でここにだけ生息する淡水アザラシもいます。

初日から張り切って飛ばしたら、2日目はコンディションが×サインを出してきて強制休日に…
どうも身体やら心やらが溜まっていた疲れがどっと出ている様子なので、今日はゆっくり過ごしていました。

 ー慌てるナントカはナントカが少ないーと言うではありませんか。。。
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ここにきてまで焦るのは愚かですよね。しかも何に焦るというのでしょう、この自分とは?
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久々にゆっくり寝て、本まで開いた日。。。今日はチェロ雄にも休んでもらいました。
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2009-07-11 Sat 15:27
移動中&<幸福のセオリー>
昨日はなんとか無事にベルリンに到着いたしました。


しかし…身体のどこかに不安な(痛みを伴う)箇所があるって、本当に久々。
しかも、それで30キロのスーツケース、コンピューターバッグ(重要な楽譜が入っている)に機内持ち込み用バッグ+チェロは結構キビシいものでした。


 普段からすこぶる健康で痛みもなく生活できているのが、当たりまえで…
 心から感謝すべきことなのに、驕っていたと思います。


いつも超早足でぶんぶん飛ぶように歩いているのが、いまは痛い右足をかばってカタツムリ。
階段の上り下りも一段ずつじゃないと出来ないし、普段の3~4倍スローかな。

でも、お陰さまで山田武彦さんが心配してくださった打撲のショック、後遺症も酷くないみたいだし、何よりも転倒時に庇ったけど少し打ってしまった手が確実に良くなっています!



今回のこと…いろいろ焦っていた私への警告のように受け止めています。

 当日はお客様が入る録音があったのに、こんなことをしてしまって…
 実は久々にかなり落ち込みました。

 機内でもひとり、チェロの影にかくれて小さくなって(?)猛省に次ぐ猛省。
 さすがに映画も観る気せず。(何故か成田で買った松本清張の上下巻は読破したけど…)


で、反省したのは
あの日だけでなく、忙しいと生活全てのスピードが上がってしまい、ヒートアップしていた自分のこと。

 それを気付かせてくれた痛棒でした。

あと思ったのは、人は忙しくて余裕がなくなってくると優しい気持ちが薄れてくるのかな、ということ。


 小学生のころに読んで心に残った<幸福のセオリー>

イヤな事があったあなたは隣の知らない人にイライラ顔をお裾分け→その人はうつされた不機嫌を他の人にお裾分け→うつされた人はまた…

あなたが隣の人に微笑む→その人は貰った微笑みをまた人にお裾分け…

 どちらが良いですか?

 子供心に、こんなシンプルなことで世界は変わるかもと感動したものです。





昨日、少し右足をひきずりながら、ゆっくり世界を眺めているといろんなことが見えてきました。

 神さまに(仏さまかも?)冷水を浴びせられた、というところですね。
 私はヒートアップすると、「一番大切なところ」の焦点が少しずつズレてくる。

 ーそういえば、自分は器用なタイプじゃなかったんだよな、と苦笑しましたー
 いつの間にか、自分でないものになろうとしていたみたい。

どんな所にいても自分のテンポを崩さずに歩く。
私にとっては、それは人生の約半分を過ごすヨーロッパにいる時の方が当たり前に出来ていること。
(みんな自分のペースを知って、崩さないのです。頑固なまでに。。。)

 でも、それは、日本にいても出来るはず。私の「祖国」、愛する母国なんですから

どこにいても自分の「一番大切なところ」を見据えて、ど~んと生きる人間になろうっと。



 ーなんのために生きるのか、なんのために音楽を弾くのかー
 これが私の「一番大切なところ」です。



では、今からまた、飛びますね。

今度はフィンランドから、ブログでお目にかかりましょう!
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2009-07-09 Thu 23:55
『ありえない?!』
 今日って…もしかしたら…変な日ではありませんでしたか?


 
どうも電車関係では度重なる人身事故に踏切内点検(人が線路に立ち入った)などの列車遅延が続いたようです。
 
個人的にショックだったのが、ちょうど渋谷から湘南新宿ライン(これも踏切異常で遅れていました)に乗っての帰宅中、途中の大船駅でふと見たホームのあちら側…

 異様な空気だったのです。

車掌さんたちと激しく言い争いしている男性がホームに2組ほど。
その後ろに閉まったままの東海道線に閉じ込められている乗客の皆さんが…
電車は走り出しての緊急停車だったようで、中途半端なところで停まっています。

 そして、私の向かいの車両にの外側にはユニフォームを着た方々が何人もいて、色々測ったり、写真を撮ったり…特に車両の下を…

何だったのでしょうか??
確かに大船でも事故があったらしいのですが、もう運転再開していたはずなんだけどな。

一緒に乗っていた友人たちは『星回りが悪い日だったのかも』と申しておりました。



 いうわけで<星回り>

 ワタクシにおいては…


 …
 …
 …
 

 今朝転びました。       それも激しく。 痛いです。

転んだ、全てがスローモーションになる瞬間に「ありえないっ!」と呟いていました。

で、転んでからも「ありえないっ!」と。



今、自分にかけてやりたい言葉は『愚か』の一言のみです。。。

焦り(珍しく忘れ物した)+疲れのせいだ、と反省中。



 そんな訳で今日の本番は密かに足に巨大ガーゼと大判絆創膏を巻いた状態で弾きました。

 私たち楽器を弾く人は何かあると条件反射で楽器と指をかばいます。
 運良く楽器は車の中だったので、手をかばって、足を差し出したワタクシ。。。

手にも絆創膏でしたが、運良く持っていったドレスは長袖で↓せめてもの幸いというか。。。
IMG_1794ンHK
山田武彦さんに『七夕コンサートの疲れですよ』と言われましたが、
 マネージャーKも含め3人とも『タナバテ』かな。



では次のブログは「海のこっち側から」になります。

 明日の機内で打撲がどうでるか、考えると恐ろしい。
 もう爆睡するしかないですね。
 手も念のためにホータイ巻いて、ガードしようっと。


皆さまも、どうかお気をつけて!お互いに焦らず生きましょう!!
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2009-07-08 Wed 01:43
2009イマジン七夕コンサート終了!(写真追加)
『皆さま、お疲れ様でした!』

 という訳で先ほど3時間強(((((((((←違いました!!ほぼ4時間だったのです!!)))))))の長丁場、イマジン七夕コンサートは無事に終了いたしました!

 弾いた方ばかりでなく、聴いてくださった皆々さま

 ありがとうございました!。
 そして、お疲れ様でした!

写真はまだ元気な頃、ゲネプロ最中に撮ったもの。假屋崎省吾さんを中心に奥村愛ちゃん、磯絵里子嬢&水永牧子嬢のアクア・トリニティメンバーと。090707_1731~01
假屋崎さんは音楽お好きでお人柄の良い方でしたよ。(写真提供:絵里子嬢、ありがとう!)


後半の写真が牧子嬢から送られてきました。
P1020412.jpgAQTもだいぶ一緒に弾いてきた時間が蓄積されて、手応えを感じるようになりました。

 これからも宜しく!

鈴木理恵子さんも一緒に青チームでの写真。我々は結局、3着ドレスを着替えました…
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↓↓凄い事になっています。
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ジェラシーに碧空、オブリビオンにリベルタンゴ…まだタンゴのメロディーが耳鳴りしているけれど、アタマを白紙にして寝なくちゃ。

今日もそれはそれは楽しかったけれど…なにしろ疲れました。1時過ぎから皆でサントリーホールに缶詰の1日だったので。
 
(新しい携帯のExカウンターの数字がなかなか上がりません。ずっとビルの中にいたんじゃ、だめですね)



 早く、明後日(もう明日です!)のNHKの曲に切り替えねば。
 まずはとにかく寝ましょう。

<<<写真の追加です>>>
オーボエの美しさを思い知らせてくださる渡辺克也さんにトルヴェールカルテットのボス?!小柳美奈子さん、そして久々に会った山本貴志くん。

 やっぱり本当に綺麗な音で彼のショパンは隅々まで歌って美しかった!20090707155200.jpg
 ガラは総勢凄い数の出演者でいろいろ盛りだくさんでしたが、ピアノは他にも爽やかな演奏のベン・キムさんやタンゴも弾かれた干野宜大さん、前日にパリからいらした菅野潤氏に辻井伸行さん。

 辻井さんは、コンクール優勝のお祝いにミニオーケストラでラフマニノフのPコンチェルトを伴奏したのですが、去年よりいっそう音楽が伸びやかになられて素晴らしかった!

 また写真が磯嬢からきたので、お目にかけます。
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前半のチャールダッシュ赤組に白鳥の白です。
AQTDSCF1722イマジン
来年は大きな計画があるかも。。。

最期に打ち上げて、おしまい!
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仕掛人の佐藤修悦社長にスポットライトが?!


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2009-07-06 Mon 22:45
七夕前夜
七夕前夜!
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イマジン七夕コンサートも今日は前夜祭、違った、リハーサルで盛り上がっておりました。

誰が誰でしょう?手前でバンドネオンを抱えてアタマも抱えているのは小松亮太さんです。(これ、小松さんなりの写真サービスですから!)

ここに写っていませんが他にもトルヴェールカルテットに山形由美さん、渡辺克也さん、ギターの渡辺香津美さん、美しい歌声のシャンティちゃん、山田武彦さん(あっ、左奥に発見)に奥村愛ちゃんまで、皆で一丸となって小松団長の元で熱いタンゴを熱~く奏でております。

コントラバスの石川滋さんとの「白鳥」も仕掛けができたし、明日も楽しくなりそうです!

私、本日は一時から山田武彦さんとNHKの合わせ、AQTなどもあって最後のタンゴまで芸術劇場のリハ室に缶詰めでしたが、今まだ残って(現在21時40分)合わせをしている方もあるので疲れたなんて言っていられない感じ。


もう一つの写真(数日前に機種変更して初めての携帯投稿なので上手く載るかわかりませんが←案の定、上手くいっていませんでした!!ショック!しかも、記事無しの写真にお2人も『ブログ拍手』して下さって、本当に恐縮です!)は、昨日から始めた夏2ヶ月分の荷物のパッキング風景。
20090705212006.jpg
向こうでゆっくり読むため取っておいた本と、楽譜だけでスーツケースは重量オーバーになりそう。
これに日本の調味料を足したらドレスの入る余地すらないです…

こうして今日を懸命に(?!)生きながら、9月にドイツで何を着るかなんて想像できずアタマが爆発しそう。

パッキング、結局あまりはかどりませんでした。


今は頭だけでなく、心も体も手一杯…いま優しい妖精が「何でも願いを叶えてあげる」と言ってくれたら時間が欲しいです。

  何故、ヨーロッパ出発前にはいつも時間に追われるのでしょ?
 あんなに時があった筈なのに…本当に時間配分が下手で反省中です。


提出書類と返事に待ちメールの山が待っているけれど、今は頭は飽和状態。

とにかく明日はサントリーの大ホールで思いっきりチェロを鳴らしてきます。



…優しい妖精がいないなら、せめて親切な小人さんが、夜中にパッキングしておいてくれないかな?






↓励ましたい方は拍手でお願いいたします。
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2009-07-05 Sun 01:40
バンドネオンくんとチェロ雄
今日は広尾で年に一度のコンサート、バンドネオン奏者の三浦一馬さ(く)んをゲストに迎えて大変盛況に終わりました!
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一言でいうならば大変に楽しいコンサートでした。
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2人のコラボは3曲だけでしたが、一曲一曲の楽しいことと言ったら!
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なにしろ「弾いているこちらがこんなに楽しくって良いのかな」と思ったくらい…
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1曲目のアメージング・グレースはバンドネオンが教会に響くポジティブオルガンのよう。
この祈りは深く、静かに奏でました。

本当に内面がしっかりしていてIMG_1778えんえ
一緒に弾いていると19歳という年齢を忘れます。だから一馬くんとは呼べなくなる。

ソロの「ラプソディー イン ブルー」も素晴らしいものでした。
真摯な音楽家には年齢も何もないのだなあ、と思った次第。

それにしても自分が『姉役』(<母>というには頼りなさ過ぎ!)のつもりが
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気がつくと、なにやら逆転している時も。。。

2曲目のサマータイム。
バンドネオンとチェロ…こんなに奥深い音が造れるのだとゾクゾクした瞬間。
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そして最後はリベルタンゴ。

なんとアンコールもリベルタンゴ、もう一回。2人で飛べました。
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「一馬さん、ありがとう!」

いつも聴いて下さっているお客さまの集まりだったのですが、
『今日のコンサートはかつて無いほど、ほのぼの、のびのびしていた』というご感想をたくさん戴きました。

 どうやら、チェロ雄とバンドネオンくん(名前はないらしい)の相性はかなり良さそうで、
 一緒に呼吸するのが実に自然でした。

2人で重ねる音は時々シンクロして、自分でもどっちがどっちの音かわからなくなったくらい。

これ、また聴いて戴ける日が来そうな予感がします。。。
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2009-07-02 Thu 18:33
越後のタメイキ
7/7の七夕コンサートに向けて連日のように楽譜(変更など)や音源がメールで飛び交い、司会を毎年なさってる山形由美姉さまからドレスの情報(色がバッティングしないように大事な情報です!)も来ました。

AQT(アクアトリニティ)も一昨日にリハ済みで、着々と準備進行中。

 私はAQTの他に、ソロ(?)でコントラバスの石川さんと競演します。
 これは数年前の七夕コンサートのアンコールで、チェロとコンバスによる「白鳥」。

 それから<イマジンアンサンブル>として
 辻井伸行さんとラフマニノフのピアノ協奏曲
 テノールの田口興輔さんと「あの名曲」を…

それから何よりもゴージャスな小松亮太バンド(ホント、ゴージャスなメンバーです)のタンゴメドレーもあります。

   お楽しみに!

   って、譜読みがまだです。。。リベルタンゴはチェロソロが!大変っ!!


ということで、先日の桃源郷 in 新潟
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道に咲いている花もファンシー!
<ムーミンのニョロニョロ>もいます?!IMG_1695にいがた

燕三条駅から車で連れて行っていただいたのは温泉の湧く山間地で、色んな方がお忍びでいらっしゃるという旅館「嵐渓荘」があります。

その目的はこれ↓
山菜三昧IMG_1698niigata.jpg
冷たいお蕎麦の季節になりましたね。
十割蕎麦に山菜天麩羅…
「山河」というお店、美味しかった。IMG_1701niigata.jpg
違う違う、本当の目的はこれでした!↓
この壁は何でしょう?IMG_1705niigata.jpg
あれ?IMG_1702niigata.jpg
漢字5万字パネルでした!IMG_1704niigata.jpg伺った先は「漢学の里」諸橋轍次記念館。

 大漢和辞典を作られた凄い方です。

100年間の生涯を紹介するビデオと、幼少時代の勉強ノートに、大切に使いこまれた革のトランク、愛用の筆記用具、遺墨までの展示品からは、博士の「行くに径(こみち)に因らず」というお人柄が偲ばれました。

一緒にシミジミする「チェロ雄」…
三蔵法師の像に見とれています。IMG_1706にいがた

 こういう先人の並々ならぬ努力によって、今、当たり前に有るものがあるのですね。

静かな感動を胸に抱きながら新潟市へ移動。夜も歓待していただきました。
凄い百合!!IMG_1715niigata.jpg
文字通り<抱えきれないほどの>百合を下さった方があって翌日に宅急便にて鎌倉へ。
今も芳香を放っております。控えめな黄色のコンカドール(イエローカサブランカ)は香りも押し付けがましくありません。

まるで家族のように暖かく迎えてくださるのは新潟の土地柄なのでしょうか?
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また直ぐ「帰って」きたくなります。

これは翌日、Y養護学校での訪問コンサートの様子です。
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けっこう蒸し暑い日で子供たちの体調が心配でしたが、皆さん凄い集中力で、あっという間に時間が過ぎました。
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曲の合間に宮沢賢治のお話をして(セロ弾きゴーシュのネズミの母子のエピソード)、写真は楽器の響きを体感して貰っているところ。小学生くんは心地良さそうで、チェロと通じ合ってるみたいでした。(私抜きで。。。)


 それにしても、本当にチェロは<私の師>であって、教えられることばかり。

 ー私が弾くんじゃなくて、弾かせて戴いてるー

 音を出してない時のチェロを見ていると不思議な気持ちになりますが、
 
 なにしろ 「チェロ雄」さんも103歳ですしね。
 彼(?)もそういう境地にいるのかもしれません。
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| 水谷川優子のチェロ弾き旅烏日記 |