旅するチェリスト水谷川(みやがわ)優子のブログ

2010-01-31 Sun 15:08
再生の春にむかって~なぜかバタバタ!
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近所の神社では河津桜がお目見え!
20100130135746.jpgそういえばもうすぐ立春…
寒い冬も確実に去ろうとしているような気配がします。(また寒くなりそうだけど)
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先日はこんな掲示板を発見、見た瞬間に誘惑されたもののアタマを過ぎるは我が家のプリンス、生後5ヶ月のしましまチビ猫なんて連れ帰ったら「オレサマ猫」がどんな顔をするか…

と書き始めたけど、今から関西にお籠り!
新幹線に間に合わない~!!!

お察しの通りに毎日、鬼のようにバタバタしております。

睡眠時間も削っているのに時間が足らないなんて何かが間違ってる~


ではまた!
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2010-01-26 Tue 11:42
共鳴のスコルダトゥーラ
昨日の朝に事務所「コンサートイマジン」に行ったら小さな自分が山積みになっていました。
中味が全部チラシだと思うと20100125132407.jpgちょっと不思議な気分…  
1枚1枚は薄い紙なのになあ。これで何枚くらいかしら?

AQT&アクトリ・マネージャーのNさんで作戦会議だったのですが
4人寄ってー文殊の知恵ーを絞り出し、いろいろ前向きにやっていくことになりそうです。
「今年は打って出ます!」by AQT20100125132602.jpg
では、12/8は『AQT上野文化』と手帳に◎しておいてくださいましね。

さあて、今日もショスタコとバッハをメインに練習、
倉庫の片付けにも行くし
日曜日からは始まるお籠りの準備もそろそろ始めよう。
4種類の原稿書きも一気に終わらせよう…

貪欲な一日になりますように!


バッハで一言」
3/21&22に弾くのは第5番BWV1011、ハ短調です。
留学生時代以来、久々に演奏するのは実はスコルダトゥーラ(A線をGに下げる)へのトラウマのせい、というか…

一旦、通常の調整で身体に馴染んだ(叩き込んだ)曲を
オリジナルの響きで弾きたくなって、ある日に調弦を変えて試したところ
「いつもドのあるところに音が無いっ!!」とパニックになり…

当時はー鳴っている音ーとーいつものポジションーで生まれる音のズレに抵抗感があったようです。

これは新曲のように感じられるまで感覚をリセットせねば…と思って
弾くのを回避していたら、こんなに時間が経ってしまいました。

ところが今回、やってみたら自然で何の違和感もない。
それどころかG線同士が共鳴する響きに身を任すのが快感で、練習していて非常に楽しい!

もっと早くやっていれば良かった…などと呟きながら、気分は爽快なのです。


Wikiより:チェロのA弦(音域がいちばん高い弦)を低くGに調弦して弾くことを前提に楽譜が書かれている。このような手法をスコルダトゥーラ(変則的調弦法)という。A弦を緩めることによって音量や音の張りなどに不利が生じることを理由として、通常の調弦のまま弾けるよう簡易に編曲された楽譜をもって演奏されてきた。現在では本来の響きの良さを求め、技巧的に難易度が高くなってもオリジナルの楽譜通り演奏するチェリストも増えている:

このところ日本も非常に乾燥していて、温度の変化にもいつになく敏感な「チェロ雄」くん、
『ええ~?スコルダトゥーラ~?!調弦狂っちゃうよ、ちっ!』
と言いながらも(こんな下品ではないか)ついて来てくれています。

では、また!
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2010-01-25 Mon 00:13
ただいま醸造中…
いまアタマの中で鳴っているのはバッハとショスタコーヴィッチが交互に…
さっきまではハイドンと受験生の弾いたデュポールのエチュード…

午前中はシューベルトと
そして何故か木村カエラさんの「Butterfly」!
↑どうやって耳に入ったのか不明。テレビも見てないのに?

 ああ、このまま分裂症になったらどうしよう!

さて、このところは2&3月に行うコンサートの所謂~仕込み~中です。

自分の練習以外に事務系の雑用に追われており、
仕込みアリ、音楽においては、寝かせアリ…の
まるで焼酎か味噌になった気分です。

 そして今夜も原稿が呼んでいる~

ところで2月は久々にロトさん&マークとのピアノ三重奏「テオフィルストリオ」でコンサート。
今回はベートーヴェンの「大公」&ドボルジャークの「ドゥムキー」にショスタコーヴィッチの第2番(鳴っているのは出だしの超絶ハーモニクス)という恐ろしい、いえ究極のプログラムであります。

 超名曲揃いを宇宙的規模のピアニスト&フィンランドの自然体ヴァイオリニスト、そして私で一体どう料理するか…
 もうすぐ2人が来日、鬼の合宿が始まります。
 
トリオのコンサートは三重県の南に京都、そして岡山の備前という西方面ばかり3ヶ所です。
京都ではお馴染みの青山音楽記念館バロックザール2/13です。いらしてね!
その他は初めての場所で、またまた楽しみなのです。(いつものような珍道中)

そうそう、先日の神奈川県民ホールの写真を戴きました。
撮影はオフィシャルのカメラマン青柳聡さんです。

16日の水水洋トリオ
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あれ、爆笑中?

17日午前中はアクアトリニティことAQT
_DSC8135.jpg
_DSC8177.jpgモーツァルトかな?
17日午後のAQT
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はずむトーク
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↑ゴットファーザー中
最後はバースデイソングの大合唱_DSC8831.jpg
前列は当日のお客さまでお誕生日が1月の方。

永井美奈子さんとのトークも含めて、なにやら楽しそうな雰囲気ではないですか!
当日は~気が合う仲間たちと弾く室内楽の楽しさ~がお客さまのところにも伝わったと思います。

明日も朝からAQTの12/8の打ち合わせ、これも仕込みですね。
では、今日こそ早く寝ようっと。



             はっ、原稿が…!!
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2010-01-20 Wed 16:54
生き様を刻んだバッハ
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今日は久々に暖かいですね!

身体も緩んでストレッチいらず…しかし今は寒~い雪の地方に向かっています(>_<)

連日デスクワークとコンサートの打ち合わせに追われ、気を引きしめないとまた一年飛んでいきそう。


さて月曜日は藤原真理さんのバッハ無伴奏組曲リサイタルに伺ってきました。

これは毎年お誕生日に武蔵野市民文化会館でバッハ全曲を弾かれるというスゴい企画です!

すぐ完売になるコンサートというので諦めていたところ、ラッキーにも御本人からお席を戴いてしまいました。


実は真理さんと私のイタリアでの師匠、故マエストロ・ボヌッチは、「チェロの貴公子」と呼ばれたP・フルニエ氏のもとで一緒に研鑽を積まれた仲間で、その関係でイタリアの講習会に遊びにいらした真理さんにお目にかかって現在に至るのです。

こちらとしては「藤原真理」さんといえば子供のころから神様のように仰いでいた存在…

CDも持っているし、留学先ではエッセイ集がバイブルで読み返し読み返してエピソードを諳んじていたくらい。
それにコンクールでは審査する人とされる人の立場だったこともあるし…もう天界人と地上人のように思っていた方です。

留学生時代は幾度かレッスンもして戴いたこと(厳しかった!)もありますが、それが、だんだんと御一緒にワインを飲んだり、語り合ったり、なんとお泊まりに伺ったりに移行。

 今や神様は結構気さくに付き合ってくださるのでした。

お忙しいので最近はメールばかりですが、実にチャーミングで本当に素敵な方です。


で、バッハ!
3部に分かれたコンサートの冒頭になんと第5番と6番を持ってこられました!(次が4と2、最後が3と1)

まずは、その気概にノックアウトされ…

あとは孤高の人がエベレストに登られるのを見守る…というか一緒に登らせて戴いた、というか…

一点の妥協をも赦さぬ真理さんの、キレの良い弓使い、明瞭な左手、突き詰めたフレージングに圧倒されました。

帰りは軽く熱っぽかったくらい…

止まらずに進化をし続けられる、こういう大先輩が日本にいらして、本当に有り難く、感動をもって深く感謝申し上げています。


3月には私も5番(今回初めてオリジナルの調弦で-AをGに下げる-弾く予定。やはりハ短調の響きがダントツに良くなりますね)を鎌倉と東京で弾かせて戴きます。(それでも六分の一!)

バッハは非常に個人的なもの…
人それぞれアプローチは全く違うものになるけれど、大先輩の生き様を刻んだバッハは大変刺激になりました。
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2010-01-18 Mon 16:22
音と楽器のア・ラ・カルト&名曲のフルコースその2
昨日の午前の部「音と楽器のア・ラ・カルト」

絵里ちゃんが金沢から駆けつけ、アクアトリニティ揃いました!
IMG_4829201017.jpgオルガンの未奈ちゃんも大活躍(写真撮り損ねた…可愛いです)、歌の菅有実子さん、土屋広次郎さんも素敵でした。

それにしても…1時間でも濃い内容です。
失礼ながら、そして手前ミソながら…これが500円とは!
神奈川県民ホールさま、凄いと思います。
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午後の「名曲のフルコース」は新春らしく薄いピンクで。。。
永井美奈子さんの見事な先導で(プロだわ!)トーク中に振り返ればアクアもデビュー公演(横浜・リリスホール)から2年経とうとしているのですね。

『バロックからピアソラまで』がキャッチフレーズの私たち
曲選びから構成まで、アイディアを出しあいながら一から作って来ただけあって愛着が湧いています。

しみじみ…

本当に3人でいろいろ乗り越えて、三者三様の個性を出しながらも「あうん」の呼吸になってきた。
トークも役割分担できてきたし、なにしろアンサンブルがさらに楽しい今日この頃です。
牧子ちゃんのピアソラもピシリピシリとツボにハマって気持ち良いし、
昨日のゴットファーザー(絵里ちゃんとの2重奏)もますます楽しくなってきた。
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チェンバロのお医者さまの百瀬さん&事務所のO倉さんと。
IMG_4839.jpgもの凄くお世話になったB府さん、写真撮れなかったけれどI上さん、照明の方、スタッフの方々、皆さん良い公演にして下さって、ありがとうございました!

今日は早朝から打ち合わせ、今から走ってコンサートに出掛けます。
では、また!

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2010-01-16 Sat 20:47
「名曲のフルコース1」水水洋トリオ
おめでとう神奈川県民ホール 開館35周年バースデイコンサート

第一弾が終わりました。

私たちトリオは前半が出番でした。
いやあ…IMG_4822b.jpg
もう「楽しかった」の一言のみ!!

荒川くんのフルートの音色は特殊ですね。
こんなに弦と調和するなんて…!
超絶技巧なのに軽やかで、ヴィラロボスも実に面白かった。

牧子ちゃんのチェンバロもまたまた冴えた音で、改めてこの楽器の魅力を教えてくれました。
それになんと言っても新作「港にて」がサイコウの出来で…(自画自賛)

3人が心から楽しんで楽器で会話しているのは、満場のお客さまにも伝わったのでは?
弾きながら、新しい音の可能性がまた1つ増えたのを確信しました。

この水水洋トリオ、また一緒にやりたいな。
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左から本日の司会永井美奈子さん(凄いエネルギーで盛りたててくださいました)、オルガンの小野田未奈ちゃん(透明感溢れる演奏!)、ソプラノの西由起子さん(美声にうっとり)、黒一点の荒川くんに水&水ペア(ドレスも姉妹みたい)。

アンコールは星野聡さんの指揮でフェリス女学院大学音楽学部女声合唱団と弦楽アンサンブルの皆さんとハッピ~バースディ♪と歌い(弾き)ました。

さて明日も2公演ありますが、ゲネプロは…なんと朝9時から!!
早く寝なきゃ、なのに書類作りに翻訳が~!
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2010-01-15 Fri 21:57
ミナトの○ーコ♪
ミナトのヨーコ ヨコスカ ヨコハマ~♪
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という歌がありましたね…そういえば。ユーコじゃなくて残念(?)

そして…今日も私たちは朝から港町へ出勤。
またしても贅沢なホールリハでした。
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ホールのI上さん&B府さん↑何から何まで細やかにお世話下さって、感謝!

コンサートではこの後ろのパイプオルガンも弾かれます。
これがまた艶やかな音でうっとり…

明日は前半がフルート、チェロ、チェンバロでの公演で
バッハからイベール、ルクレールにヴィラロボス…そして新曲と
全曲スタイルが違って面白く、弾きがいがあります。

それに、なにしろガラコンサートだけあって、楽器アリ歌アリで華やかなことになりそう。
3公演とも完売だそうで「めでたいモード」に拍車をかけています。

ー現代の巨匠は<フィナーレ>で作曲するー
ちょいちょいと手直しF1000667.jpg仕事が早いっ!

ところで港に因んだ曲というと何を想像なさいますか?

 上記のヨーコに赤い靴、港町ブルースに
 もしくは♪よこはま~・たそがれ~♪

…がアタマに浮かんだ私って発想が貧弱なのね。

荒川作品の「港にて」は本当に素敵な作品です。
三者三様の楽器の音色が効いているし、
『船出のシーン』とか『嵐』といった色々な情景が浮かんでくる。
どうぞ、お楽しみに!
加湿器にとり囲まれるチェンバロちゃんF1000668a.jpg
頑張れ~!

帰りは牧子ちゃんと港へ寄り道。
ホールの後ろは海F1000663a.jpg気分爽快になりました。
これで明日も元気!
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2010-01-14 Thu 20:02
チェンバロの眠り天使
前回の日記をご覧になったデザイナーの上原 祐二さんがブログ用に縮小版チラシの表裏を送ってくださいました。
下記の記事をご参照ください)

ついでにデザイン事務所のブログには

 水水水川川
 優優谷優子
 谷谷川川谷
 子子水子優
 川優川川優・・・

という今回の裏話が載ってます。
う~む、なるほどね。

上原さん、いつもいつも本当に素敵なデザインをありがとうございます。

山本貴志くんも共演を楽しみにしてくれているようで、
フツフツとマグマのようにやる気が湧き出てきます。
でも燃え尽きないようにしようっと。この本番は6月だし。


さて…
これはなんでしょう。F1000671.jpg
そう、この金の天使はチェンバロの中に住んでいるのです。

昨日は16&17の神奈川県民ホール「35周年バースデイコンサート」のリハでした。
ホール所有のチャンバロも初お目見え。
F1000677.jpg(絵里ちゃんと)
フレンチの楽器でペパーミントグリーン&金でお洒落な感じ。
しか~し!!F1000670.jpg
このコはなんと、95年にこちらでデビューしてから14年間も冬眠していたそう!!!

覚醒したばかりの「天使」が舞台の強烈なライトを浴びるのは相当に厳しいはず。
調律もどんどん下がって…さすがの牧子ちゃんも悪戦苦闘。
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(AQTのリベルタンゴ)
でもバリバリ弾いているうちに、みるみる音が鳴ってきて皆でホッとしました。

こちらは16日のトリオF1000674.jpg
フルートも見事ですが、作曲も凄い↑荒川さん。
神奈川県民ホール35周年を祝っての書き下ろし作品「港にて」も素晴らしい曲です。

荒川くんとはヴィラロボスの「ジェットホイッスル」というフルート&チェロの珍しい2重奏も弾きます。
ルクレールのトリオも良い曲だし、ほんとうに楽しい!
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ホールのI上はるかさんとB府さん(撮影)と打ち合わせ…
お菓子を貪る私たち4人はイマジン仲間なのです。

今回のガラコンサートには3公演とも司会の方がいらして、
台本を見たら『アクアトリニティは皆さん、お名前が水関係…そういえば荒川さんも川ですね』という台詞が…!!

 アクアに荒川くんも新規で参戦かっ!?

なんて言ってる場合ではありません。
明日もリハで、いままだ練習中。。。荒川新作も侮れないのです!
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2010-01-12 Tue 19:21
2010年リサイタル~オーストリアの薫り~
お寒うございます!!
今日はなんと東京都心で初雪が観測されたようですね。

帰国時に「常春」と書いたのは大いなる過ち、どうやら幻想だったみたい。

はい、訂正します。
日本(東京)も充分、寒いです!

ただ、寒さの質がやっぱり違うの。
冬の日本も乾燥しているのですが、空気はそことなく重め。
今日なんか雨だし、寒いしで物悲しい気持ちになります(単に外に出たくない)。

『じゃあ、ドイツの寒さってどうなのよ』と聞く友人たちには
「カラリとしてる、北海道みたいなイメージ」というと納得して貰えます。
(北海道の寒さは良く知らないけど…)

付け加えると
ー気がついたら自分が氷の塊になってたー
という類いの寒さであります。
耳が千切れてしまいそうな…

なんか余計に寒くなってきました。
もう、やめとこ…



下の写真は晴天だった日曜の朝の富士山です!
私は新幹線の窓から20100110094214mn.jpg
必ず富士を拝む(?)スポットがあるのですが、
この日は特に雄々しくて、先日の六本木から見た姿とはまた違った印象でした。

さて、ここで1つカミングアウトを。

実は私は95年からずっと弓をやっておりまして…
日本の弓道です。
留学生の頃に出逢ってから続けて
もう今年で15年経ちます。

早いなあ…

振り返ると私のチェロの音も、この弓と共に成長し…
今では私の背骨のような存在です。

2010年は本当に色んな意味での区切りの年となりそうです。

さて今年の紀尾井ホールでのリサイタルのチラシができました。
日時は6月26日(土)の14時!miyagawa_a.jpg
今回もデザイナーの方がこんな素敵にしてくださいました。
マネージャーK氏のお得意のヒラメキによる縦書も
昔の帯(祖母の)で作っていただいたドレスに合わせて日本調です。
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<裏です>

イメージは日本からオーストリアへ嫁いだミツコ・クーデンホフ・カレルギー?!(冗談です)
(そういえば、カレルギー家の方とは幾度かウィーンの舞踏会(私は踊るの下手です…)でご一緒になりました。今の御当主は、青山ミツさんが未亡人になられて広大な領地を治めるのに御苦労なさったというリアルな話をしてくださったものです。その昔(1893年)の国際結婚、しかも当時のオーストリア貴族とだなんて…恐ろしくて震えがきます。まさにー愛は偉大なり!ーです。しかも「シンデレラのその後」をキチンと生き抜かれたMitsukoさんは芯から聡明で、懸命な女性だったのだと思います。)


さてさて、話が脱線しましたが、
この~オーストリアの薫り~リサイタル
共演者には山本貴志氏を迎えることとなりました!

気合いが入っているところに、山本くんが快く受けてくださって
もう「嬉しい!」の一言です。

思えば初共演はちょうど一年前の見附アルカディアホール…
終了時に楽屋で再共演を約束し合ったっけ。

あの全身に目がついているような
感性の塊のピアニストと
シューベルトとベートーヴェンが弾けると思うと今からゾクゾクします。
なので、私のライフワークである歌曲からも幾つか選びました。

20年前(!)に渡ったザルツブルグで色んな先生方から徹底的にしごかれ、
それからの滞欧生活のなかで身に付けた2大作曲家の作品…
6月まで腕に磨きをかけておきます。

チケット発売は今週末の16日(土)から
ぴあ、eプラス、紀尾井ホールチケットセンター、またはイマジンからでもOKです!

是非いらしてくださいね。
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2010-01-10 Sun 01:17
ニューイヤーコンサート@六本木ヒルズクラブ
今朝(って日付が過ぎてしまったけど)のくっきり富士山!
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ビルの奥にそびえ立つ勇姿がなんと凛々しいの。
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高層ビルも朝はなんだか清々しい気がします。
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撮ったのは六本木ヒルズクラブ、
ヒルズの森タワー51階にあります。

こちらでEnne倶楽部(応援下さっている方々の会)の
ニューイヤーコンサート&パーティーを行うようになって3年目、
やっと見られた富士山でした。

リハの時に「こいつは春から縁起がいいや!」
と喜んだのも束の間…

演奏が終わって12時すぎに一斉に窓が開いた瞬間は…
また見事に曇って全てがボヤけていました。
霞ヶ関ビルなんて霞がかかって名前の通り…

 もしや…これって光化学スモッグでは??


今年のゲストはピアノの小柳美奈子さん!
新春から楽しく弾かせていただきました。
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今日の1曲目は「早春賦」
激しいハンガリーラプソディー
チェロ定番の白鳥
ピアソラのアヴェマリア「タンティアンニプリマ」と続き

最後はリベルタンゴで締めくくり。
 気がついたら前奏でチェロ叩いていました…
 このところiPodでピアソラ(Quinteto Tango nuevoとのThe Vienna concertに70年代のLIBERTANGO、大好きな日本版のAstor Piazzolla Best Selection)ばかり聴いているから、ついつい熱くなってしまった。
DSCN5798ppp2010.jpgこれはアンコールのアリオーソかな?
(撮影:YTちゃん、ありがとう!)

Hさまのスピーチ、白ワインで乾杯の図です。
今年の参加は85名。
学生時代から応援してくださってる方から今回初めてお目にかかった方まで
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各地から新幹線で駆けつけて下さった方も沢山いらして
しみじみ有難いなあと思います。
DSCN5813ppp2010.jpg司会のT美子ちゃん、ありがとう!
これは途中のサプライズプレゼントコーナーの説明中。
各テーブルからお1人、じゃんけん(笑)で勝ち抜いた方にドイツのお土産をお渡ししました。

下は大学生から上は70代…まさに老若男女職業を問わず
穏やかで和気藹々とした新年の会となりました。

楽しかった!

さっき帰ってきたら来週の神奈川県民ホールで初演する
荒川洋さんのチェンバロ・フルート・チェロ三重奏の楽譜がメールされていました。

荒川くんは新日フィルの首席フルート奏者です。
オケで演奏して
ソロで演奏して
作曲…

一日26時間あるのかな?

今年の自分に掲げた目標の1つには
「一時間を一日にする時間との付き合いかた」
があります。

私もがんばろうっと!


明日は西に一泊で行って参ります。
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2010-01-07 Thu 11:58
やはり常春の国ニッポン?!
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先ほど成田に到着しました!

お陰さまでお祈りの効力あって(?)、いつになく大変スムーズな旅でした。有り難や有り難や…

それにしても…東京は暖かいですね。機内のお知らせでは成田3℃ということでしたが、今はもっと上がっているかな。
なにせ冬のベルリン仕様なので、成田エキスプレスの車中では例によって芽が生えそうでした。

今は品川駅にスーツケースとコンピューターを預けてホットストーンマッサージに向かっているところ。

今回はアップグレードしてビジネスクラスでしたが(マイレージが知らぬ間に貯まりに貯まって)、ルフトハンザのビジネスは座席が180度になるので、かなり楽です。マッサージ機能も付いているし…

普段は食べないのに機内食もつい和食をセレクトしてしまいました。
手鞠寿司やだし巻きたまご、和え物がなかなか美味。お吸物が「日本に帰るぞ」という気分にしてくれます。
なにせ、まだ御節料理を戴いてないので…

やはりス○ンジナビアのエコノミープラスとは雲泥の差だなあ。

しかし…一時マイレージ富豪となった私ですが、これ、購入しているチェロの分は入っていないのです!

というよりもチェロにはマイレージがつかないっ!
Σ( ̄□ ̄)!
人間と同じ一席買っているのに、チェロは機内食も食べないし飲み物のお代わりすらしないのに!
(ノ-"-)ノ~┻━┻


ま、これはドイツ人の音楽家たちがメインでルフトハンザに訴えてくれているので、いいや。


では、体調を万端に整えに行って参ります。

打倒、時差ボケ!!


おまけ写真:成田の到着荷物のターンテーブルで。あまりにも可愛い赤頭巾ちゃんがいたので、ついつい隠し撮りを…
ご両親はフランス語を喋っておられました。
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2010-01-06 Wed 01:54
真冬の花火大会&そろそろ仕事始め
ひゅるひゅるひゅるIMG_4659p.jpg
   <<<たまや~!!!>>>
IMG_46562010.jpgという
ドイツの大晦日を終え
無事に新年を迎えております。
というわけで皆さまIMG_4461p.jpg改めまして
本年もどうぞ宜しくお願いいたします!

ヨーロッパの大晦日は申し上げたとおりの『花火大会』
日本人としては微妙な気持ちになる『冬の花火』ですが
これがどうしてなかなか景気の良いものでした。
ラウレンティウ家の庭でもIMG_4651p.jpg「流の滝登り」
こんなでIMG_4642p.jpg「光の噴水」
こんなでした。IMG_4647p.jpg「アトム…」
これをみながら寒空の下でシャンパンで乾杯します。

「新年に希望と願いを込めて」打ち上げてるのかは、わかりませんが
ご近所も負けじと、華やかな花火の競演が繰り広げられ
かなり盛り上がりました。(戦争のような大騒音だったけど)
(ラウ家の懐かしのボリス犬→↓は爆音が相当恐かったようでIMG_4368b.jpg
暫く、この尻尾が足れ下がっていました。IMG_4376b.jpg可哀想に!)
皆で連日のように音楽とワインと腕自慢グルメ料理で濃~い日々を過ごし
8つの国籍オクテットIMG_4708d.jpg
(撮影者:マーク)
IMG_4720p.jpgIMG_4496p.jpgIMG_44745p
2日の早朝の便でベルリンに帰って来てみたら
なんと見渡す限りの銀世界!IMG_4737p.jpg
大晦日まさにカウントダウンの瞬間にチラホラ…と降り始め
とっても綺麗だったのですが、まさかベルリンが雪に埋もれていたとは…
IMG_4783pp.jpgちなみに歩道には特殊な砂利が撒かれて滑らないようになっているのですが、
氷道が苦手な私は、ヒールを断念し靴底に鋲がついている登山靴でも滑る!
ツルッといく度に冷や汗をかきながら歩くのが、結構な運動量になっているようで
体中が筋肉痛です。。。

さて誕生日から年始まであっという間の時間が流れ…
明日は日本に向けて飛びます。

私も一足遅れて仕事始め!
9日は六本木ヒルズクラブで毎年行っているニューイヤーコンサートなのです。

そうそう、今回はドイツ国内線で起こった楽器持ち込みエピソードがあるのですが、
それはまたお話しますね。

明日のフライトでは誰にもイヂめられないと(笑)いいなあ…
祈っていてください!
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2010-01-01 Fri 00:18
2010年、素晴らしい1年を!!
日本では年が明けましたね!!!
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皆さま、新年御目出度うございます。

どうぞ2010年、素晴らしい1年をお過ごし下さいませ!


こちら滞在先では8時間遅れ…
ただいまは今年最後の練習に突入しています。
IMG_4247b.jpg(写真は先日のベルリン)
音楽以外のことですが…
ここに来てからというもの、ずっと毎日が謝肉祭状態です。
昨夜はリハの後にボン近郊まで1時間ほど車を飛ばしてザルツブルグ時代からの仲良しヴァイオリニスト夫婦(+子息4歳)をみんなで訪問、帰って来たのは2時すぎでした…

それにしても昨日も妻K・韓国、夫H・ハンガリー系ルーマニアの
「戴ききれない」ほどの歓待(なにしろブルゴギもチャプチェもバケツ一杯に用意されて…)を受けながら思ったのですが、私の回りって男女国籍職業を問わずに良くも<料理腕自慢>ばかりが揃っているものです。

おまけに、皆が美味しい物を作っては振る舞うのが好きときてる。
今は+の年末的微妙なハイテンション(え~い、もう食べちまえ!という感じ)で、
毎日いや、毎食のように

 やれ鴨だ
 七面鳥だ
 子豚だ
 ローストビーフだ
子羊だ…IMG_4342d.jpgと御馳走攻め。
流石に嬉しい悲鳴を上げています。

今一番頂きたいのは…そうねえ、鯛の昆布締めとか…いや、七草粥かも…
といつになく草食な私です。

それに、年末の気配からいって

やはり贅沢を言えば
理想は

クリスマスがヨーロッパ
年末年始が日本
です。

しんしんと身体に沁み入る寒さの中で神社にお詣りに行く
そんな鎌倉の年末がホンの少し恋しい今日です。

今晩はキャビアにローストチキンに他民族の自慢料理(ここに生息する8人、全員国籍が違います)
さっきもエミールがフランス風濃いチョコレートムースを製造していたし…

ベルリンに帰る2日からはお粥かな。。。

今夜は花火大会です。
そう、日本では夏の風物詩ですが、
こちらではジルベスター大晦日の年越しの瞬間は花火で凄いことになります。
上は花火が爆発、地上ではシャンパンが爆発(飲み干した後に床に叩き付けて割る人も)。。。

さあ、どうなることやら!

で、2010年ですが
今の自分を見据えて、思いっきり超えていこうと思います。
どうも今年の虎は向かっていく、天翔る虎らしい。

こうしたら、ああなる
などという小さい計らいを捨てて
後ろを振り返らずにどんどん進む

これが目標です。

ちなみに今年は私の渡欧20周年の年にあたります。
ここで培ってきた時間と
先人の方々から伝えて戴いた内容に
見合う音楽を奏でたいと思っておりますので

 どうぞ今年も1年間、宜しくお願い申し上げます。

後になってしまいましたが、
2009年もこの不器用なブログを訪ねてくださって有難うございました。
よろしければ、これからもお付き合いくださいね!

 感謝をこめて

                       水谷川優子

IMG_4216b.jpg「ドイツの木彫り人形」屋さん
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