旅するチェリスト水谷川(みやがわ)優子のブログ

2011-06-30 Thu 19:16
ラジオと鉄棒
皆さま、お元気ですか?
毎日暑くて溶けてしまいそうですね。
まだ一応6月なんだけど。。。

おとといは東京FMにてラジオの収録でした。
番組はその名も「ワインのある生活」!

ーいかに美味しくワインを飲んでいるかについて語ってくださいねー
というスタンスの素敵な番組です。

パーソナリティの池田恭子さんもフレンドリーで可愛いかたで、
すっかり、お仕事ということを忘れてワインと離れられない日常生活についてお話してきました。
2011-06-28 13.33
左はプロデュースのI崎さん&右が池田さん
ありがとうございました!
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☆JFNネット局 青森から沖縄までの全国18局ネットで放送されます。
ええと放送日は…
わかり次第こちらで告知いたしますね。

いつも「ワインは飲むもの 語らぬもの」と呟いているワタクシ、
ウンチクを傾けるほどの知識はないし、名前もすぐ忘れちゃうし…
でも、ワインの楽しさについては語れます。

調子にのってお話していたら収録後には猛烈に飲みたくなっていました。
キリッと冷えた辛口の白!

しか~し、まだ午後早いのでぐっと我慢。
直後に某サイトに書くコラムのための撮影で
近くの千鳥ヶ淵の公園にやってきたところ鉄棒に遭遇。
ひさしぶり~2011-06-28 15.29.10
と、何回か逆上がりにチャレンジしたら
昨日の朝起きたらひどい筋肉痛に…

荒川くん、うえださんと北海道リハだったのですが、
ハンガリー狂詩曲では右手の上腕が固まってしまいました。

こんなに筋肉つかってなかったのか!
と、ちょっとショックです。

やっぱりチェロ弾いているだけじゃ、運動不足ですよね。。。


追伸:山本貴志さんのブログをリンクに追加しました。
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2011-06-27 Mon 17:03
紀尾井リサイタル2011年終了
紀尾井ホールの響きに身を委ねた土曜日…
おかげさまで山本貴志さんと演奏したリサイタルは無事に終わりました。

実は昨日はチェロ雄を置いて弓の稽古のため日帰りで関西に行っていたのです。
肉体的にはキツかったけれど、アタマを空っぽにして帰ることができました。

これで次のステップ(北海道と、関西でのサンサーンス・チェロ協奏曲)に進めます!
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それにしても紀尾井ホールはなんと良い響きなんでしょう…
至福の時間をすごしました。
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舞台から見る風景はこんな感じ。

さて、この年に1回の紀尾井ホールでのリサイタルシリーズでは
本当にワガママなプログラムを弾かせていただいています。

自主リサイタルという場で
毎回、徹底的に「いまの自分」を追求する曲目を組みます。
(いつものホール主催コンサートではお客さまのことも念頭に置いて考えます)

なので、今回の『ラフマニノフとショパン』プログラムでは
いらしてくださったお客様は特に奏者と同じくらい体力をお使いになったと思います。
お聴きくださった皆さま、お付き合いくださいまして本当にありがとうございました!

ー調律の魔法使いー齊藤さんと前半のラフマニノフを終えて…
2011-06-25 15.09
それから、紀尾井ホールのAさん、姉貴分フメクリストのKさん、マネージャーNちゃん…
素晴らしいチームワーク、そしてアットホームな雰囲気に感謝!!
信頼できる仲間たちのサポートで集中できました。

そしてお花やお菓子、それから本やCD、ビューティグッズといったお心入れの差し入れ…
2011-06-25 15.38
いらして下さるだけで本当に有難いのに、たいへん恐縮です。

最後に山本貴志さん…
「本物の姉弟みたい」などという発言も幾つか耳にしましたが
(『母子』発言じゃなくて良かった…!)

一緒に演奏中は性別や年齢、国籍、言葉も楽器も全て溶けてなくなります。
ひたすら信頼して音楽の渦に飛び込める…

ただ一言「ありがとうございます」とだけお伝えします。


おまけ:「打ち上げにて」
来年は2人でベートーヴェン全曲に挑戦します。

あっと、その前に8月はフィンランドでの共演があるのでした。
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山本さんの生きた音…あちらの観客の方々の反応も楽しみです!

では、心より感謝をこめて
水谷川優子
紀尾井リサイタル2011年終了の続きを読む
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2011-06-22 Wed 23:41
日月火水
ちょっと合間が空いてしまいました。

日曜日は試演会というか、
世田谷の素敵なK邸で山本さんと25日のプレコンサートをさせて戴きました。
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お客さまの前で弾かせていただくと
プログラム全体のプロポーションが明確になります。
2人で「やっと人心地ついた感じ」と言いながら帰路につきました。

月曜日は朝の9時からスタジオ入り…
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実はとあるアイスクリームのキャンペーンで
演奏&トークが7/15よりインターネットで配信されるのです。
詳しくはまた。。。

フルートの荒川洋さんも7月前半に出演です。
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荒川氏はトークも上手い!!

撮影でメイクしていただく時は乳液&日焼け止めだけで外出(朝早いし)…
なんて楽なんでしょう。
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メイクのMちゃん、可愛い!

演奏部分のあとはトーク。
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DJ RONIさんの素晴らしい誘導力とまとめに感動。
しかし…苦手なカメラ、
いつも慣れてやっと顔が引きつらない頃に終了するのですよね…はあ。

そして収録のあとはリハに直行、
お昼ご飯にありつけたのは18時すぎ。。。

火曜日は山本さんと某ホールでリハ、
やっぱり広い会場で弾くと全体の響きがわかり易い。
得に今回のプログラムはバランスが難しいので大切です。

そして、今日の水曜日は
久々に一歩も外に出ずにゆっくり練習
…しようと思いましたが、思いっきり眠ってしまった。
朝寝坊して昼寝に夕寝って…

私に負けずと寝ていたのは黒猫のネロオでした。

帰国してちょうど一週間、
1時間の時差を解消するのに1日かかると言われていますから
7時間の差がやっと消えたところかな。

紀尾井でのリサイタルも明々後日にせまってきました。

さあ明日もリハ、音楽漬けの幸せな日々に心から感謝しています。
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2011-06-19 Sun 00:23
リハリハ&サックス
山本さんとの集中リハ3日目…あしたは試演会です。

昨日はハードで
まずリハ、そしてAQTでの取材をはさんで、またリハで、終了したのは23:30すぎ…
さすがにバテております。

で、その取材とは
音楽誌「音遊人」のシリーズで
プロの演奏家がいままで触れたことのない楽器にチャレンジするというもの。
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3人でなんと憧れのサックスを体験してきました。
面白かった!!

YAMAHA音楽教室の1時間の体験レッスン・カリキュラムを受け
最後はなんと講師の安川信彦先生と4人で合奏というか、サックス独奏と汽笛3本の伴奏…(笑)

それにしても…
先生の音は艶やかで、一緒に吹いていると気分よくなってしまって…
アマチュアの方の気持ちがよ~くわかりました!
110617_1629~01サマになってる?
3人とも結構ちゃんと音がでて、なかなか優秀だったのでは?
(と、優しい先生は褒めてくださいました)

「音遊人 みゅーじん」次号で真剣勝負のレッスンをご覧ください。

いつか、アクアトリニティで隠し芸デビューするかも(来世か…)

  では、おやすみなさい~
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2011-06-16 Thu 11:49
すっきり指数は?


はい、無事に帰国いたしました。

昨日は1日ぺしゃんこになり、今日から毎日リハが始まります。

その合間を縫うように25日とは別件の取材や撮影が入るので、本当に体力勝負。いや、気力勝負かしら。

それにしても6月~9月という期間に成田に到着した時の、あの「もわっ」とした生暖かい空気には…思わず眉毛もハの字になりました。

友人に言わせれば「こんなものじゃなかった」そうですが(そうでしょうとも!)、カラリとしたドイツから、ましてや乾燥した機内から降り立つと、やはり湿気の凄さには驚きます。


気のせいかチェロ雄も私と共に膨張しているような…
今晩は楽器屋さんにお泊まりさせて調整していただきます。


今は移動の電車の中ですが、外国の方が(アメリカ人かなあ?)乗るなり、思いっきり窓を開けました。

「お兄さん、そうすると風は入るけれど湿気も入るのよ~」と思ったけれど…ま、いいか。


そういえば、私が「最後の生き神さま」と崇めているフィンランドの巨匠、エルッキ・ラウティオ氏は湖の畔にある夏の家の床にアマティを文字通り「転がして」あったけれど…なんだか、あの湿気と、この湿気は本気度が違うような気がします。

こちらの方が水分をより多く含んでいるような…

まあ、梅雨や台風の雨期は「肌の潤い時」と思って耐えるしかないかしら。

あと、個人的には不在中に届いていた2種類のレインシューズが少々気持ちを持ち上げてくれます。

もう、傘には凝らないことにしたのです。靴なら失うまい!!


おまけ:小林古径画伯の作品&いつぞや伺った新潟の記念館の写真ですっきり指数が高まるかな?
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2011-06-13 Mon 04:39
白夜1歩手前そして帰国
気がつけば、もう6月も半ば!!
ベルリンも日が長~くなりました。

白夜のフィンランドほどではないけれど
ライトが灯るのは夜10時頃という明るさです。
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こちらはその昔に私が生まれる前に
西ベルリンに留学していた両親が住んでいた地区
シャーロッテンブルグ(Charlottenburg)です。
後ろに見える地下鉄の駅の名前はリヒャルト・ヴァーグナー広場。
構内にはヴァーグナーのオペラのレリーフがあります。

ちなみに私が住んでいるのは、
その昔に祖父が住んでいたシェーネベルグ地区…
それぞれの時代からは想像がつかないほど色々と変わったのだろうなあ…

さて!
私は明日の朝に日本へ飛びます。

帰国したら、ここベルリンでの緩やかな時の流れで培ったものを糧に
バリバリやって行こうと思います。
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次回のベルリン自宅滞在は7月の半ばに1泊の数時間になります。
夏のフィンランド用のパッキングも半分準備したし、
やり残したことはないかな?

そういえば、この週末から月曜日にかけては
<聖霊降臨祭・Pfingsten>Pentecostesの3連休です。
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そして、この季節に咲くのが芍薬。
私の大好きな花なのですが
ドイツではPfingstrose「聖霊降臨祭のバラ」と呼ばれます。
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ワタクシ事ですが、
6月は結婚記念日がある月で
ブーケも花束も芍薬だったものです。
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本当は「山芍薬」が一番好きなのだけど、
あれは日本でもなかなかお目にかからないですねえ。

友人で尊敬する指揮者のフリーダー・オプストフェルトFrieder Obstfeld 氏と。
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彼も月曜日にオーケストラを率いて
「日本のためのチャリティーコンサート」をベルリン・コンツェルトハウスで催してくださいます。
メゾ・ソプラノ歌手のヴェッセリーナ・カサロヴァVesselina Kasarovaさんも出演して、
素晴らしいコンサートになるのは間違いナシ!

でも残念ながら、その頃の私は機内…
なにか楽しい夢をみているといいな。
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2011-06-10 Fri 19:46
イープラス動画&巨大風車
ご無沙汰してしまいました。

今日はまず<お知らせ>を!
イープラスに動画e+Movieがアップされました。
『水谷川優子(vc)デュオ with 山本貴志(p)お二人からのメッセージが到着![コメント]』

いつものまま(リハ中も)の二人の様子がにじみ出ている動画です。。。
どうぞ御覧になってください!

さてさて、この季節はドイツの音大は受験シーズン…
世界中の学生たちが集まってきております。

こちらの試験では小さなミスの有無よりも
「自分の音楽を奏でる」ところに焦点があたります。
日本から来ている受験生の皆さんも、堂々とのびのびと音楽を楽しんで弾いてくださいね。


↓はドイツの地図です。
先日の旅は右の人差し指から、左の人差し指まで。
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もちろん右手がベルリンです。

旅好きな私ですが、特に汽車の旅が大好き!
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何時間でも飽きずに窓にへばりついて外を眺めています。

と思ったら「出た、風力発電!」
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もう何年もまえのことですが
初めて、この風車を目の当たりにしたときには驚きました。

こんな平和な感じではなく、
夕暮れの丘に何十台もの巨大風車がそびえ立つ姿がちょっと不気味で
「巨人兵?!」「ドンキホーテはどこに?!」なんて思ったものです。

これから日本にも増えるのかしら?

火力発電はCO2を多量に排出する点を改良できたなら素晴らしいだろうし、
太陽光、そして火山国ならではの地熱も利用出来たら良いのになあ…

窓の外を眺めながら色んなことをぼんやり考えていました。
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2011-06-07 Tue 01:42
東日本大震災被災者支援コンサート@リップシュタット
ご報告が遅くなってしまいましたが、6月3日の東日本大震災被災者支援コンサートはおかげ様で大盛況に終わりました。

盛りだくさんのガラコンサートでしたが、みんな本当に素晴らしい演奏で、私も袖で聴きながら感動しました。

スピーチ中↓
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私の役割は日本の現状を訴えることです。
「絶対に感情的にならない」それだけを決心して舞台にあがりました。

ドイツ語のフリートークでしたが、自由にお話ししたからこそ、今の私がみなさんに訴えたいことが伝わったようです。

開会でリップシュタット市長さまの演説があったので
「こんな偉そうな場所でお話しするなんてまるで市長さんにでもなった気分です…」
とまずリラックスしていただいてから話しだしました。

 この晩に着たドレスは
 いま95歳になる祖母が77年前にお嫁入りに持ってきた帯を直したものだということ。

 その祖母が7歳のときに関東大震災があったこと。
 それを「物語」のように聞いて育ったが、
 まさか
 自分の生きている時代に1000年に一度と言われる地震が起ころうとは夢にも思わなかったこと…

 あの日、東北だけでなく東日本全体が一緒に揺れたこと。
 停電がおこり、東京も電車が止まったこと…
 
 どれだけ沢山の方が家族や、仕事、それまでの生活、そして故郷までも失っているか。
 どれだけの子供達が家族を失ってしまったか。

 その方々が、いまこの瞬間にも助けを必要としていらっしゃること。

人為的な問題(原発)を横において、
いまいちど地震と津波という自然災害の脅威に目を向けて欲しいとお願いしました。

それから、海外の方々が日本を思って下さるということが、どんなに私たちの支えになっているかということ。

淡々とお話することができました。
その分、「文楽」はすべての思いを込めて演奏しました。
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この曲は今までも色んな国で弾いてきましたが、
改めて黛敏郎さんが、
祖国の文化をチェロ1本で表現出来るこの曲を書いてくださったことへの有難さを噛み締めました。

スペイン歌曲をドラマティックに歌いあげたNazilaと。
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心にしみじみと響いたマークとイモのブラームスのソナタ第1番
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ペーターと彼らのメンデルスゾーンもとびっきり熱い演奏でした。
一番右はペーターのライプツィヒ音大のチェロクラスとヴィラロボスの5番を歌ったウクライナ出身のタニア。
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チェロ8重奏を披露してくれたペーターのお弟子たちの写真を取り損ねたので、
クラスを代表して長谷川彰子ちゃんとツーショットを!
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この晩の長い長いコンサートは大成功!
5000ユーロものご寄付を赤十字に送ってくださるそうです。
ひたすら、感謝申し上げます。


<おまけ>その1
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彰子ちゃんと、同じクラスのギドくんと街中でスリーショット。
ライプツィヒ音大のチェロクラスの子たちは仲良しで家族みたい。

<おまけ>その2
こちらはコンサートの翌々日の記事です↓
インターネットのドイツ語新聞
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2011-06-02 Thu 19:18
ベルリンの日本男児クマ!!
ベルリンに着いた翌日はなんと31度!!
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ぜっっっっっっっっったいに日本ではかないショートパンツでなんとか暑さをしのぎました。
(上は日焼け避け薄手カーディガン!)
天気予報をうたがって冬物のセーター持っていった私…

しか~し翌日の昨日は21度という予報で結局は17度!
翻弄されています。
でも聞くところによると日本は13度ですって??
皆さま、どうぞお大事におすごしくださいませね。

久々のクーダム・旧西ベルリンのメインストリートであるものに遭遇。
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ベルリンのシンボル熊くんがワールドカップの各国ユニフォーム着てる!
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日本代表、発見~
しかも一頭ずつ熊のお顔が違う!!
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眉毛がキリリで一重まぶたの<日本男児>ですよ。

木彫りのクマ一頭の存在がすごく嬉しかった。。。

さてさて、明日はケルン近郊で「東日本大震災被災者支援コンサート」です。
ZC Japan Benefiz Flyer
マークとチェロのペーターはこのブログでもお馴染み
ピアノのイモ(芋じゃないですよ)は去年の夏にブログ登場しています。
そしてWestfalen音楽祭でお世話になってるソプラノ歌手のナヅィラと、
今年の秋に初めて来日する同じくソプラノのタチアナ…
ペーターのライプツィヒ音大のクラスの生徒たちも出演してチェロアンサンブルを披露してくれます。
ZC Japan Benefiz Flyer2
みんなで音で祈ってきます!

追伸:
小松のホールの方がAQTについてブログに書いてくださいました。
komatsuブログ
Yさん、ありがとうございます!
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