旅するチェリスト水谷川(みやがわ)優子のブログ

2011-12-26 Mon 23:58
12月26日:第2のクリスマス!
皆さま、どんなクリスマスをお過ごしでしたか?

『メリークリスマス』も申し上げそこねて…本当にごめんなさい!!
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ドイツではクリスマスは家族や恋人と家で静かにすごすのが普通です。
なので街も静まりかえって穏やか~な空気。。。
町中あちこちで花火はあがるわ、道ばたでシャンパンは飲むわで大騒ぎするわ…の大晦日とは真逆ですね。

今日12月26日はドイツでは第2のクリスマス日(der zweite weihnachtstag)とよばれる祝日です。

ちなみにアイルランドやイタリア、オーストリアなどのいわゆるカトリック国では「聖ステファノの日(キリスト教の最初の殉教者)」という祝日ですが、イギリスなどでは同じ休日でも「ボクシングデー」というらしい。

Wikipediaによると『元々、教会が貧しい人たちのために寄付を募ったクリスマスプレゼントの箱(box)を開ける日であったことから"Boxing Day"と呼ばれる。つまりスポーツのボクシングの意味ではない。』だそう。
面白いなあ。
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クリスマス・イヴはドイツではHeiliger Abend=ハイリガーアーベントといいます。

聖夜という意味ですね。

でも12月24日は我が家では問答無用で『私の誕生日』を祝う日!!(笑)
というわけで今年の誕生日ケーキは、M夫ことマークが私の大好きなパティスリーに注文してくれた秘密の味でした。
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巨大なチョコレートケーキはマロンが練り込まれた土台にラズベリーソースが間にはさまったもの…
濃厚なビターチョコレートがなんとも大人の味。。。
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シャンパンが進むことといったら…危険すぎます。

では、ポツダム広場ソニーセンターのツリーを背景に二人から~
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『皆さま、お風邪など召しませぬように、穏やかな年末をお祈りしてしております!!』

さて、明日からはルガーノから姉一家が、30日からはマークのパパがベルリン登場です。
しか~し大掃除、まだ最後の一歩が終わっていません。。。
なんとかせねば~~

では、また!!
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2011-12-21 Wed 08:48
ベルリン:七変化チョコと冬至、大人の空間
ご無沙汰してしまいました!

さて、これ、な~んだ?
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チョコレートです!ペンチから蹄鉄、細かい大工道具に精巧なカメラまで、なんでもあります。
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この携帯なんて、パッとだされたら100パーセント耳にあててしまいそうです。
左横のチューブもさりげなくてリアルですよね。使用中の歯磨き粉みたい。。。
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あっちの端まで、ぜ~んぶチョコレート。

それにしても、いまの季節って手作りクッキー(ドイツ風クリスマス限定もの)やチョコレートを戴くことが多くて…しかも今週末はケーキの大襲来が!

日本に着く前にダイエットして縮まねば!!(いつ?!)
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といいながら、しっかりワインは毎晩飲んでいます。
前より強くなったかも?!(嘘ですよ~)


このところなんだか飛ぶように日が経っていきます。

そう感じるのも、日の短さのせいかも…
16時すぎるともう真っ暗闇で、本当に真夜中みたいなのですよ。

毎年思うけれど、ゲーテやブラームスといったドイツの作家や作曲家が競うように南国に憧れたのが実感できるような気がする…
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(これでも日中↑15時くらい)

ちなみに今年の冬至は12月22日。

この日を境に陽が長くなっていくので、実はクリスマスも(いまは日がずれていますが)、またカトリック以前の古くからの宗教でも、特別に大切な日とされたようです。
まさに「太陽の復活祭」ですね!

そうそう、今年は誕生日とクリスマスをそんな暗い(?!)ベルリンで過ごすことにしました。

旅烏生活がつきものの我々夫婦ですが、
今年は移動が多くて(実に有難いことです m(_ _)m)考えてみたら私がベルリンのベットで眠ったのは9月に3泊、ヨーロッパにいたのに8月は0泊で7月は1泊。

日本でもいつになくホテル泊率が高かったのですが、M夫にいたっては私以上で…
万年時差ぼけに苦しんだ末、さすがに穏やかな彼も『もう今年のクリスマスも年末もどこにも行きたくない~~』と叫ぶにいたりました(笑)とうとうドイツ国内の友人を訪ねるのもキャンセルしたほど…

でも、そうしたら良いこともあって、こちらが『動けない~~』と甘えたら、『じゃあ、行くわよ』と急遽スイスの姉家族が来てくれることになりました!
(嬉しいな、こういうのを棚からボタモチと言っていいのでしょうか?)



その前、明日からの3日間はマーク(M夫)のレコーディングのアシストをしてきます。
なんと、譜めくりストとしてデビューです。
『ユーコ、くしゃみ一回でビール一杯ね』とピアニストに脅されています。。。

では、また!


::おまけ::
ベルリンの気に入りの場所<文学館の冬の園カフェ>
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大通りからすぐなのに静かで心穏やかになる場所です。
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冬もいいですが、夏に外の庭でバラに囲まれて寛ぐのもおススメ。

朝から25:00まであいているので、オールマイティに楽しめるのもベルリンっぽい。大人の空間万歳!!
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2011-12-14 Wed 01:14
クリスマスマーケットその1 シャルロッテンブルク宮殿
アドベントの3つめのロウソクに火が灯りました。
私の誕生日(笑)いえイブまであと10日あまりです!

おかげさまで風邪はほとんど治り…でも「あと一息」の咳がしつこい~
マーク愛用の「南天のど飴」もすでに切れたので、ポケットにはリコラを常備しています。

さてさて!
先日までフィンランドの音楽祭実行委員会チームの女性3人がベルリンに遊びにきており、観光にはおつきあいできなかったのですが、タイムリーなクリスマスマーケット(Weihnachtsmarkt)にご案内しました。

ベルリン市内あちこちで競うように開催されているクリスマスマーケット、旧西側で私がお薦めなのはシャルロッテンブルク宮殿(Schloss Charlottenburg)です。
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ここはお城のライトアップがけっこう凝っているし
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なにしろクリスマスオーナメントや飴細工といったお祭りの定番の夜店から
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長細く続いたテントの中にお洒落な小物屋さんにアンティークショップまで
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とお店の幅が広いのでショッピングも楽しめます。

キャンドルももはや芸術品↓(指は知らないオバサマの)
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こちらは彩りも香りも華やかなソープたち↓こうみえても無添加らしい。
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で、冷えたらとにかくグリューワイン(Glühwein)を!
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スパイスの効いたホットワインでカラダのなかからぐっと暖まります。

ちなみにホットワインはちゃんとしたカップでサーブされます。
値段は1杯4~5ユーロくらいですが、飲んだあとにお店にカップを返すと2ユーロほど戻ってくるというファンドシステムなのです。

もちろん、お土産として持ってかえることもできます。
ドイツらしいエコですね~

巨大なクリスマスピラミッド(Weihnachtspyramide)
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我が家の可愛いサイズの何百倍です。

後ろがお城の入り口。
ちなみにウン十年前にベルリンに留学していた両親が住んでいたのはここの地区。。。
姉が生まれたところなのです。
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まさか祖父、両親(+姉)に加えて自分(と夫)までベルリンに住むことになろうとは…
人生不思議なものですね~~


と、これを書いている最中にマークが大学のレッスンから帰ってきて一言
『アレクサンダー広場のクリスマスマーケットでサンタが毒入りシュナップス(ドイツ風焼酎)を振る舞ったらしいよ』ですって?!

どうも数日前にあちらのマーケットでは、サンタの扮装をした40歳くらいの男性が『父親になったのでみなさん、祝って下さい!!』とシュナップスを配り、それを受け取って飲んだ人が腹痛を訴えて病院に担ぎ込まれたらしいのです。

幸いにも毒が弱く重傷にはいたらなかったそうですが。。。赦せ~~~~ん!!
これはもう天誅が下らねばなるまい事件です。

こんな天使が罪なき民衆を守ってくれますように…
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では、またお便りしますね!
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2011-12-08 Thu 07:30
フォトセッション
夜のフライトでさっきベルリンに戻ってきました。

なんと旅先で久~しぶりに風邪をひき…
昨日はせっかくデュッセルドルフにいるのに一日寝ていました。
9時間続けて寝ても(!)また身体の奥底から眠気が…
なんだか、この秋からの疲れが一気にでて、また一気に癒されつつある感じです。

でも、旅の第1目的はちゃんと無事終了~
一昨日はエッセンで一日がかりのフォトセッション、アーティスト写真の撮影でした。
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今回のカメラマンはバルセロナ在住のヨゼップ。
マークがメンバーのモーツァルト・ピアノ四重奏団の写真が素敵でお願いしたのですが、
世界中の音楽家(ペンデレツキー、ナタリア・グートマン、アンドレアス・シュタイアー、 ジョルディ・サヴァールなどなど)やピナ・バウシュなどの舞踏家のポートレイトを撮っている若手実力派カメラマンです。

実はヨゼップ、つい去年までヴァイオリニストとしても母国スペインで活躍していたそうで…
だから演奏家の気持ちもよくわかっているのかもしれません。
カメラのレンズが大の苦手という私でも最初からリラックスできました。

フォトセッションというよりも音楽のセッションみたいで、
まるで一緒にアンサンブルしている感覚だったのです。
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どうも彼のアタマの中には色んなイメージが渦巻いているみたい。
どんな写真ができるのか、本当に楽しみです。
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この晩はデュッセルドルフに戻って、閉まりかけのクリスマスマーケットに滑り込みセーフ!
ヨゼップ&彼のパートナーでマネージャー兼アシスタントでもあるマルチェラちゃんと今年初めての「グリューワイン=ドイツのホットワイン」で乾杯しました。

『新しい出逢いにSalut!』
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2011-12-04 Sun 01:42
ベルリン・2つめのアドベントへ
ベルリンに着きました。
覚悟したほどは寒くありません。良かった~
でも、M夫がメキシコに行っていた先々週は雪が降ったそうです。。。

さてさて、相変わらず日本からの(長距離の)直行便がないという首都のくせに情けないベルリン…
来年6月には『ベルリン・ブランデンブルク国際空港』ができるという話だけど、本当は今年の秋に完成予定だったのになあ…果たして2012年中に開港できるのか、もはや市民も半ば諦めているような微妙な気配です。

この度の成田ーフランクフルト間はほとんどが夢の国におりまして
唯一みた映画は『カウボーイ&エイリアン』でした。
これはダニエル・クレイグとハリソン・フォードが出演する、西部劇になぜかエイリアンがでてくるアクションもの。
ご都合主義だし、あまりにもプリミティブなエイリアンに矛盾も感じないではないけれど、楽しい作品でした。
機内ではアタマをつかわずに受け身で楽しませてくれる映画が1番!

それにクレイグの立ち姿がなんとも美しいのです。
どうしてあんなにゴツゴツした人を綺麗だと感じるのかと自分でも不思議ですが、ひたすら「格好いい」。
あと個人的には悪役だったはずのフォードが徹底せず、すぐ仲間になるという「お約束」が愉快です。
彼の困った顔、戸惑った表情は愛嬌がありすぎて憎めませんものね。

こういうシンプルかつ明快な「勧善懲悪」はどんなに時が進んでも、時代劇や西部劇から外して欲しくないルールだわと呟きながら、リラックスモードでドイツに着きました。

フランクフルトからベルリンに向かう1時間ちょっとの間に読んでいたのは
11月30日に刊行されたばかりの、村上春樹さんによる『小澤征爾さんと、音楽について話をする』です。

対談というよりはインタヴュー本で、なんだか読みたかったような、勿体なくて読みたくなかったような、不思議な気持ちで手にとりました。日本では自分の心の中がざわざわしてゆっくり読めないだろうなあ。

そういえば前回のドイツ行きは『おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2 』だったなあ。
あたまの中をユル~くマッサージしてくれるような感覚がこれまた脱力させてくれます。

そうしてベルリンの空港に出迎えてくれたM夫と手に手を取って(!)家にむかう車の窓越しにみたベルリンの町はもちろんクリスマス1色~

日が短くなった心細さを吹き飛ばすように、どの店もここぞとばかり美しく飾っています。
こんな時期にドイツにいるのも久しぶり(去年は日本だったし、一昨年は自分の誕生日(イヴ)に飛んでました)

今年はクリスマス市の写真などバンバン撮ってお目にかけましょう!

すでにアドベント(待降節:クリスマスから4週間遡った日曜日からイヴまでの間のこと。イエス・キリストの降誕を待ち望む期間であり、クリスマスの準備期間ともいえる)も明日4日から2週目を迎えます。
子供の頃はアドベントの日めくりカレンダーにわくわくしたものだなあ。
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本当は日曜日ごとにロウソクに火を灯すのですが、今年はこのミニもみの木にカップを下げる簡易式をプレゼントされたのでこれでいいや。
ちなみにカップはフィンランドのイッタラのもの、横は2人の記念の年のイヤーボトルです。

まだ全然クリスマスの飾りを始めていないので、どこに何を配置するか考えねば~

明日はデュッセルドルフに飛びます。
またあちらからブログを更新しますね!
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2011-12-02 Fri 05:35
師走2011~行ってまいります!
師走に突入いたしましたね。
早いなあ~

2011年の残りの1ヶ月ですが
いまから成田にむかって、お正月あけまでドイツですごしてきます。
…なのですでに11月後半には何度か早めの忘年会をしました(笑)

またいつものように海の向こうからブログをたくさんアップするので是非のぞいてくださいね。

例によってパッキングがぎりぎり…なんとか間にあった!
では、いってまいります~

*おまけ*
こちらは先日の奈良の写真↓
姫路の翌日に友人の車で足をのばしてきました。
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たわわに生った柿…熟した姿は大和のイメージそのもの。
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こちら「徳源寺」は織田信長の次男織田信雄の菩提寺です。

チェロを背負って53段の階段を登ると(息をきらしながら…)
そこは紅葉が鮮やかでほんとうに燃えているようでした。
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ここはどの季節にうかがっても万葉の時代から変わってないような空気感で
この世から隔離されているような気がします。

胸がすくむような美しさです。
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自然と建築物がしっとりと1つに溶けこんで…自分の心も静かになりました。
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