旅するチェリスト水谷川(みやがわ)優子のブログ

2013-03-31 Sun 05:47
カイロ滞在日記その2
24日からはじまったマスタークラス、そしてコンサートも無事に終わり、今日はカイロ滞在の最終日…
本当に濃い一週間でした。
IMG_4383knk.jpg(ナイル川クルーズにて)
毎日オペラハウスに通いながら実にいろんな体験をしました。
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新しい生徒達の出逢いや講師同士のふれ合い、そして再会…
音楽を通してますますエジプトが近くになってきた感じがします。

こちらは今回のコンサート会場「アラブ・ミュージック・インスティテュート」は1923年に当時の王様がご自分が音楽を楽しみたいからと建てられた実に瀟酒なホール。
IMG_4398kr.jpg(ビオラ奏者のスーザンちゃんと)
すでに入り口からエレガント。
IMG_4405kr.jpg(マークと)
こちらは全体像のミニチュアです。
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中はまるで美術館のようで、色んなエジプトの古い楽器も展示されています。
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音響もなかなか響いて弾き易かった!!
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まるで今も王様がそこのロージェで聴いていらっしゃるような雰囲気です。
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細かいところまで意匠が凝っていて美しい!
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肝心のコンサートはカイロ・シンフォニーの若い団員3人(左からハッサン、アハメッド、モハメッド)とマークとでのボッケリーニの弦楽五重奏、そしてラルフとカイロ・シンフォニー、オペラハウスの団員とのモーツァルトのピアノ四重奏、最後はラルフとマークと私のドヴォルジャークの「ドゥムキー」ピアノ三重奏で締めくくりました。

翌日は管楽器クラスを代表してトロンボーン四重奏とオペラクラスのコンサート、なかにはヨーロッパのオペラハウスですぐにデビューできるほど素晴らしい声とパフォーマンスの方もあってレベルの高さを感じました。

エジプトではまだまだ政権が落ち着かず、国民も不安定ななかで暮らしているのが伝わってきます。
この2日目のコンサートの後もデモンストレーションがあって、危険だからと数人にガードされながら移動しました。
でも、出逢う若者はみんな未来を信じて、今やるべきことに真剣に打ち込んでいます。だから出来る限り、音楽を通して応援したい、そんな気持ちがますます強くなった今年のカイロ滞在でした。


「ナイルの水を飲んだものはナイルに帰る」ということわざがありますが、私たちは飲んでしまったのかな?
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などとと言っていたら、現地駐在の日本人の方が本当にナイル川の水をコップ一杯のんで救急車にお世話になったという実話を聴きました(笑)

でも私たちも来年もどうやら帰ってくることになりそうです!!
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すっかり魅了されたエジプト、今日は公開されていないスネフェル王のベントピラミッド(屈折ピラミッド)に特別にいれていただいてコウモリに驚かれたり、いろんな冒険をしてきました。
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こちらは去年に続いて2度目のクフ王のピラミッド。
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駱駝さん。。。お座りの図〜
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まだまだまだまだ色んなお話がありますが、明日は6時出発でアゼルバイジャンに飛びます。
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なのでいまから急いでパッキングしなくては!
ちなみに今日のカイロは30度、バクーはなんと6度だったとかで冬に逆戻り…
でも音楽からエネルギーをいただいて頑張ってきます。

では、今度はアゼルバイジャンから〜
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2013-03-27 Wed 19:04
ふたたびカイロ日記その1
カイロにて元気に生息中です!
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(ベールをかぶってもエジプト婦人には見えない)
いまこちらは昼間は25〜30度、夜は15〜18度(さすが砂漠)そして室内はエアコンで凍死しそうな寒さであります。


今回はエジプトのあとにアゼルバイジャンに直行するので「トルコ航空」でのフライトになりました。
で…ベルリン空港で早速に搭乗前から遅れていた「トルコ航空」…(笑)
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ベルリンからイスタンブールまで2時間半ほど、あまり食べない機内食も実に美味!
初インスタンブール空港はオリンピック一色でした。
えっオリンピック?!
そうここも<2020年夏季五輪招致都市>の候補の1つです。でもまだ決まっていないのにヤル気満々!!
空港もどんどんリニューアル中でトーキョーはすでに負けている感じ〜
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そしてイスタンブールからカイロまで2時間ちょっと。
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トルコ料理は美味しいんだと改めて実感するクオリティーの高さでした。
いつかトルコでもコンサートしてみたいものです!!

そして着いた翌朝からリハとレッスンの日々が始まっています。
シンフォニーオーケストラから選ばれた若いメンバーと室内楽のグループを組んでの指導、あとは講師のアンサンブルもあります。プラス今回、音楽院から送られてきたリストによるとチェロの個人レッスンする生徒の数は16人!!!

なのにまだ2人しかレッスンに来ていない(!)のが、いかにもこの国らしい。
いつ、どこでレッスンするかという情報が生徒に伝わっていない様子で困り果てています。
あと2時間しか振り分けられていないのに14人どうやって教えろと。。。

けれど生徒たちのせいではないので、なんとかミラクルを生み出そうと思います。

愛するマンゴジュースにも再会できて(マンガといいます)幸せ〜
マンゴ100%のこのトロトロさ加減はここでしか味わえません。
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フルートの教授、イルポとアニアとお馴染みのオペラハウスのカフェにて。

こちらはホテルの前で遭遇した<エジプト猫>
言わずとしれたネコの起源、クレオパトラの愛したネコの子孫ですね。
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痩せてます。。。でも懐っこくて愛らしい〜
しかしマークに厳しく『触っちゃダメ!』と言われて見るだけ見るだけ。。。
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そのマークの影を利用して「木陰で休むネコ」ああ、家に連れて帰りたい。。。

では今からオペラハウスへGO、明日はコンサートです!
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2013-03-23 Sat 16:03
雪のベルリンから初夏のカイロへ〜マスタークラス&コンサートの旅
「もう桜がさいてます!」というメッセージがたくさん。。。
いいな〜こちらは未だにこんな様子です。
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雪でフライトが遅れたりするなか、昨日はパリからヴァイオリニストの瀬川祥子嬢がやってきて4月24日のベートーヴェン・トリプルコンチェルトのリハをしていました。

といってももう1人のソリスト、ピアニストノト谷川かつらさんはNYなので、先ずは弓使いの合わせから。。。

祥ちゃんは桐朋の音楽教室からの先輩ですが、姉と同じ鷲見三郎門下だったのもあり、彼女がモスクワ、私がザルツに留学してからも行き来してずっと仲良くしている音楽面以外でも大切な長年の友人なのです。

トリプルコンチェルトは弾いていて本当に楽しい曲なのですが、突然に思いがけない落とし穴が現れる!
4月までにうんと磨いておかねば。。。

そうそうベートーヴェンの前日23日(もう1ヶ月後!)は鎌倉芸術館「ランチタイム・コンサート」があるのですが、鎌倉芸術館ブログにて『水谷川優子インタビュー』をアップしてくださっています。

「春の思いで」「私と鎌倉」などの質問にお答えしておりますので、宜しければぜひお読みください!

では今からカイロへ行ってまいります。雪のベルリンから初夏のカイロへ〜
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室内楽のコンサートのポスターです。
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相変わらず手も脚もでない文字の文化に浸ってきます。
初のアゼルバイジャンも楽しみです。

こちらは先日のフライト、窓にへばりつくほど美しいロシアの大地でした。
なぜロシアなのかはまた〜(笑)
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今回はカイロからバクーに飛ぶのでトルコ航空を利用します。
トルコで乗り換え…いったいどんな旅になることやら〜

次回はオンタイムで珍道中ブログを!!(去年もできたからできるはず…)
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2013-03-20 Wed 19:45
ベルリン日記〜雪〜
皆さま、こんにちは〜
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<朝ご飯の図>
ここでの一週間で日本での3ヶ月間の慢性睡眠不足を解消したワタクシ、体調も絶好調であります。
昔からヨーロッパではよく眠ります。でも「寝だめ」は残念ながらー睡眠不足という借金の返済はできても貯金はできずーだそうな。

ところで…
 <日記は毎日書くから日記ですよ>
一昨日はこんなメールを日本から頂戴いたしました。
 <一言でも書かなくては「日記」とは言えない!「珍道中」って予告して有るの忘れない様に!>
これは昨日のメール。。。

ええ、ええ、そういうツッコミをするのはまたしても日本の母でございます。
少しばかり焦りながらも週末のハウスコンサートについて珍道中ブログをUPするはずが、昨日は2回も書き上げた文が消えました。
なにかの呪いか罰でしょうか?

 自動下書き保存システムはどこに〜?
 書いた文章はいまどこに〜??

2度目にUPしようとして消えたのはディナーに来た友人夫婦が帰ったあとの夜中2時すぎ…
さすがに落ち込んでそのまま就寝してしまいました。

というわけで今朝(いま11時すぎ)は気分一新して違うテーマにします。
「ベルリンのわが家その後」
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新居は通りに面していないためかフィンランドの森に匹敵するくらいの静けさです。
柵のこっちは私たちの、向こう側はあちらの建物の庭。
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でもいまこんな雪景色なので誰も庭に出ず(笑)
でも春になったら向こう側やお隣さんもガーデンパーティーをはじめるのではないかしらん?
こんな柵だったらお互いに全部見えちゃう。これは仲良くお付き合いいただかねば!
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まだまだ春の兆しが遠くにあるベルリンですが、昨日は雪の降りしきる中で春の鳥たちの声を耳にしました。
今年も残念ながら日本の桜は見逃しそうですが、またベルリンの桜には会えるかな?

さてさて1月以来だったわが家、あれからやっぱり(笑)1ヶ月以上も納期が遅れながら、最後のロールカーテンがつき、照明がつき、作り付けの棚もはいり、昨日はやっと最後の段ボール箱を片付けられました。
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実は前のベルリンの住処はずっと「家」というよりも旅と旅のあいだに戻ってくるホテル代わりという感覚でした。それなりに居心地は悪くなかったのですが、いま思うとやっぱり気分も「仮住まい」のままでした。不思議なものですね。

改めて「家」は住む人の生活ぶりどころか、その哲学から生き方までも表してしまうんだなあと実感しています。

そんな理由で持っている家具も少なかったのですが、今回の引っ越しでしみじみ「簡単に捨ててしまえるような家具は持ちたくない」とM夫と意見が一致。なるべく作り付けで棚をつくって本当に大事な家具はそれぞれの故郷から送ることにしました。

それから不必要な(どうでも良いもの)ものを家のなかに増殖させない約束も。
ものってあっという間に溜まってしまうのですもの。
マークはナチュラル断捨離が得意なので、有難いです。

いまも玄関のライティングや鏡、庭などまだまだペンディング個所はあるのですが、とくに不自由しないものに関しては生活しながらゆっくり考えることにします。なんの期限もないんですものね。
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こちらは建築当時(1910年)からあったらしい壁の穴
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ここに棚をはめこみます
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おお、素晴らしいテクニック!これなら納期が遅れても文句ありませぬ。
左の棚には楽譜とCD、書類が隠れています。
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右は本とDVD、それから小さい絵と飾り皿などが並んでいます。
天井は3m80、一番上は私が脚立椅子にのっても届かないので、あまり使わない花瓶などを飾ることになるかなあ。
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こちらの並び方もまだ「取りあえず」状態。。。

ちなみに左の肖像画はマークの母方の祖母がモデルです。
絵もまだ2枚しか壁にかけていません。
この白い壁を傷つけるのがコワくて…(笑)
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大きい作品はそのうちにギャラリー方式で上から吊るすことになりそう。
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昼と夜でずいぶん雰囲気が変わる家です。

そうそうポートレイトと一緒に色んな家具がフィンランドからやってきました。
新しい家具に古い家具、私の道具もすこし混ざってそれぞれが安住の地におさまりつつあります。

私は「和洋折衷」の家で育ったせいか、スタイルが1つに統一されすぎている家はどうも居心地がよろしくない。。。
マークの祖父母の持ち物に東洋の置物や日本をモチーフにした茶器があったり、私の曾祖父母の形見に洋行で手に入れた家具や道具があったり…そんな時代や国をこえた持ち物が勝手に醸し出す不思議なハーモニーが落ち着きます。
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これで仮住まいの気配もちょっと払拭できたかな〜

思い起こせばここも去年の9月はまだこんな様子でした。
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よくぞ、ここまで来たもんだ、ですね!!!
やっぱり職人さんに乾杯です。

多少、納期が遅れたとしても(笑)
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2013-03-11 Mon 23:10
3月11日という日ーベルリンより
昨晩ベルリンにつきました。

大雪で飛行機から空港までの目で見えてる距離までのバスがなかなか来られない…
街中は電車もとまっての騒ぎだったようですが、雪はそんなことは関係なく静かにしんしんと積もっているのでした。

さっそくに珍道中がはじまっていますが、それはさておいて…

もう日本ではあと1時間をきってしまいましたが、今日は3月11日。
忘れられない、忘れられるわけのない日です。

 "DENKE AN TOHOKU
 MEIN HERZ IST BEI EUCH"
 ー心はずっと東北とともにー

去年は御縁あって震災1年を迎えにあたって福島県の二本松へ『東日本大震災復興支援コンサート・いのち無尽 音まんだら』でうかがうことができました。

あれから さらに1年。
お花をくれた小学生たちを始めとして、仮設住宅からいらしてくださった方々、お世話になった皆さまはどうしていらっしゃるのでしょうか? ずっと思っています。

いま私たちが住む社会は、解決方法も定かでないオープンエンドの問題が山積み。
難題があとからあとから押し寄せて、四面楚歌の状態です。

ましてや、この度のことでは個人でできることの小ささ、自分の無力さを思い知らされるばかりです。

でも現地の方々のことを思うと、どんなに小さな一歩であっても歩みをとめるわけにはいかない。
出来ることを続けていきたいと切に願っています。

そんな中、この度はひょんなことで一般社団法人 LOOM NIPPON代表の加賀美由加里さまに新しい御縁をいただきました。
『被災地と被災者の復興を一過性ではなく継続的に応援することの重要性を感じ、被災地や被災者に真に必要とされる雇用創出や地域復旧復興支援などを幅広く行うことを目的に設立された一般社団法人である』
『20年かけて3000本の桜を植樹する』
そう仰る加賀美さんのお話にすっかり共鳴して、さっそくにloom サポーターとなって応援させて戴くことになりました。

詳しくはまたお知らせいたしますが、この5月12日は南三陸町に演奏にうかがってくる予定です。
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最後に我が家の守り神A. Paul Weberの「キツネくん」を〜
こうしてお祈りして命の糧をいただいて…
あたりまえのことが、あたりまえにできる、それがどんなに幸せなことか、最近はそんなことを痛感しますね。

それでは次回は珍道中ブログを〜
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2013-03-10 Sun 07:07
〜春の宴〜そして珍道中のはじまり
3月8日『水谷川優子&Friends Vol.1』〜春の宴〜終了です!

このタイトル『水谷川優子&敬愛する先輩方』に変えたほうがいいんじゃないかと、しみじみ思いました(笑)

で、敬愛する先輩方であり豪華ゲストの須川展也さん&小柳美奈子さん♥
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公私ともにパートナーのお2人、我が家も夫婦共演が長いのでホンのちょっとだけ似ている部分を発見。
ときどきこっそり1人でふふっと微笑んでいました(笑)
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(写真提供K氏)
とにもかくにも大好きな尊敬するアーティストの方々と音をつくるのは幸せ。アンサンブルは『楽しい』の一言に尽きるのです。ありがとうございました!
沢山の贈り物をいただいて本当に幸せな一晩でした。またいつかご一緒にできたらいいな〜
「次の曲は…」なんていうお話しもでたので、きっとまたチャンスはあることでしょう!
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美奈子さんとはまた4月23日に鎌倉芸術館のランチタイムコンサートで共演させていただきます。
いまからワクワクです。

そして昨日は生放送ラジオの鎌倉FM「アップル・ジャム」に伺っていました。
もうゲスト出演も3度目になる番組ですが、今回もDJ上田和秀さんの熱い誘導で楽しく自由にお話させていただいた60分、有意義な時間でした!
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左からラジオ生放送告知デビューのマネージャーD醐くん、私、上田さん。

毎回思うことですが、ロック少年だった上田さんの視点は鋭く、その嗅覚は鋭敏!本当に新鮮で刺激になります。
また5月18日にお邪魔するのを楽しみにしています。

ということで今から成田へ〜
しばしベルリン、そしてカイロ、バクーとまたあちこちからブログを更新いたしますのでお楽しみに。

また珍道中がはじまります。。。今回は何があるかな?!
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2013-03-05 Tue 23:17
変身するサックスと姿をかえる魚たち
あまり間をあけずに更新できました(笑)

昨日も須川さんと美奈子さんとのリハ〜
またしてもお2人から刺激をうけました。

須川さんのSaxは本当に色んな音がします。
あまりにも音色の幅がひろくてときどき何の楽器と共演しているかフトわからなくなる瞬間も。。。
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本日も毛並みふわふわあくびちゃん。

そ〜し〜てリハ後には美奈子さん行きつけ大好きな鉄さんのお寿司へGO!!
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お寿司の姿は美しいの一言
しかも仕事がしてあるのでほとんどお醤油も自分でつけなくてよいのです。
お魚って、貝ってこんなに繊細な味でしたっけねえ。。。

お魚があまりにも綺麗なので写真を撮ったものの、やっぱり途中で断念し食べるのに集中しました。

なにせ、この日曜日からは1ヶ月以上も美味しいお魚や貝にであわない生活になるのですから…
真剣に感動しながらいただきました。

そうして須川御夫妻と楽しく一緒にいただくとますます美味でお酒も進むのでした(笑)
8日も楽しみです☆


さて、ちょっと遡って仙台の少女更生施設にうかがっていた先日のお話です。

2001年から始めた訪問コンサートももう12回目。
初回より一緒に行ってくれているピアノの中川朋子嬢と、マークが日本に来られる時は3人で弾くこともあるのです。
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毎年、子供たちがデコレーションしてくれる黒板が可愛いのです。
今年はなんと院生が10人をきる少人数だったので、演奏後に1人1人とやり取りができました。

この人数…もちろん少子化もありますが、全国的に少年院に送られて来ない子が多いということもあります。
矯正教育では収まらない子もいるし、法にふれない水面下で集団いじめや、また違法ハーブなどに関わってしまう子もいるでしょうし。

様々な理由がありますが、いずれにしても色んな意味でここは社会の縮図なのだと思います。
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そんな中でここに来る子は自分と向かい合うチャンスを与えられているといつも実感するのです。

それに、だんだんと子供たちが自分の子でもおかしくない年齢に(笑)
ますます親みたいな気持ちになってしまいます。

その午後は音楽科がある常磐城学園へ。
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授業の一コマで演奏してきました。スタインウェイが待っててくれて中川嬢もお喜び☆☆☆なんて素敵なホール!
「我々の母校にはなかったわね〜」と言いつつ響きを堪能してきました。

別件でもう1つ驚いたのがこれ↓
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お土産にいただいた「学園リカちゃん」!!
新幹線のなかでほおおおおお〜と感心しながら帰路につきました。

あら、そういえば桐朋の音楽科(高校)は制服なかったな〜
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2013-03-01 Fri 23:44
TIME FLIES〜先週からの流れ〜
TIME FLIES…気がついたら3月に突入です。
今日はすこし春を先取りしたような気候でしたね。

それにしてもこの2月はかつて無いほどブログ更新が滞りまして。。。
とうとう携帯でチェックしている母にまで「すでに日記とはいえない!」とダメだしされてしまいました。

というわけで(?)心機一転いたしますので宜しくお付き合いくださいまし。

では、あまりにも色々あったので取りあえず昨日のことから書くことにしますね。
昨日は3月8日のコンサートのため須川展也さん、小柳美奈子さんと第1回目のリハでした。
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久々にお2人の愛猫ちゃんたちに再会〜大きいチェロケースにも慣れてくれています。

奥さまの美奈子さんとはもう長〜いお付き合い、あちこちで共演をしていただいているのですが、須川さんとはガラコンサートで数回ご一緒しただけで、こんなインティームなアンサンブルは今回初めて。

今回はバッハのインヴェンションをサックスとチェロの二重奏で演奏したり、トリオではヴィヴァルディにブラームスのハンガリー舞曲、ガーシュウィン、モリコーネなどのリクエストに応えてくださった須川さん。
やはりその洗練されたテクニックたるや見事としか言いようがありません。

お恥ずかしながらサックスの構造がわからない私…
イメージだけで曲の提案をしてしまって実はいろいろな「無茶ぶり」をしていると思うのですが、リハの始めに楽譜をみながらお互いの音域などを確認してちょっと音出しなさった須川さん、いったんリハが始まると一気に音楽が行くべき方向に流れます。

短いリハ中にどんどん音が変わっていき曲が形になっていくのを実感。
本当に愉快かつ爽快なプロセスでありました。

それにしても須川さんの演奏にたいする姿勢、また音楽を表現する方法にはまるでレッスンを受けたかのように目からウロコがポロポロ…

それから長年のパートナーである美奈子さんとのまさに「阿吽の呼吸」!!
お2人に挟まれて弾かせていただいて、色んなことを体感しています。

う〜ん流石です。物凄く刺激になって3月8日がますます楽しみ☆
宜しかったら皆さまもどうぞいらしてくださいね!

 「水谷川優子&Friends Vol.1〜春の宴〜」

 ゲスト:須川展也 (Sax) &小柳美奈子 (Piano)

 日 時:2013年3月8日 18:15開場/18:45開演
 場 所:けやきホール/古賀政男音楽博物館(代々木上原)
 料 金:一般4500円
 問合せ:Enne倶楽部 事務局
 tel:080-2262-6225 fax:043-433-5305
 mail:enne-club2@yuko-miyagawa.com


で、遡って先週の火曜日、串本の翌日にはフォーラム’80に「講演」にうかがってきました。

ええ、そうです。「公演」ではなく「講演」

「旅がらすチェリスト物語」という題目で90分間、語りながら演奏。いや演奏しながら語る、かな?!
その後は会食をはさんで45分の質疑応答。

「質疑応答」なんていうと偉そうですが、私のイメージは質問と答えが自由に空間を飛び交う感じ…
私はこの<質疑応答>というものが大好きなのです。

自分と違うプロフェッションの方々から、彼らの視点で質問していただくのが楽しくて、またお答えしながら自分のこと、社会のこととたくさんの発見に繋がるからです。

わくわくしながら「ご遠慮なくどんな角度からどんなご質問でもどうぞ!」
と申し上げると早速に直球で質問が飛んできます。
そういう会話のキャッチボールが嬉しい時間でした。
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色々な企業から派遣されて授業を受けていらっしゃるフォーラム’80のビジネスマン&ウーマン受講生の皆さまと。
またいつかお目にかかりましょう〜

そして、こちらは先週末にイベントで伺ったとある世田谷の施設。
施設というか…コンセルジュに迎えられ、会場のレストランは懐かしのオークラか帝国かという雰囲気はまるっきりホテルです。
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場所も成城学園ということで音楽教室からずっと通った桐朋時代を懐かしく思いながら、いろいろ弾かせていただきました。
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今回のイベントをマネージャーNちゃんに持ってきてくださったN口さんがブログに書いてくださっています。タイトルは「音の波」。。。

音楽に限らず、みんな色んな波を発しながら生きているのだと実感します。
波長が合うとか合わないって言いますものね。

響きあえる方々と出逢えて嬉しい人生です。
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