土佐満喫/エルガー:80回目の命日にチェロ協奏曲を捧げる~
またまたご無沙汰してしまいました。。。
なんだか連日リハーサルにインタビューに原稿書きに…で例によって寝不足の毎日。
(親友ヴァイオリニストの瀬川祥子さんと対談インタビュー、4/24「Trio SolLa(ソラ)」朝日浜離宮ホールよろしく☆)
今日はインタビュー2誌、同じことを話したくない(自分に飽きる)のでアタマを整理しておかなきゃ。
こんな感じで明後日に鈴木大介さんとのコンサートを終えたら翌朝には日本を発つので、それまでは怒濤モード。
パッキングもまだぜんぜんだから「働き者の小人さん募集中!!」という感じ。
宿題といえばいま「譜読み」と「おさらい」する曲にも追いかけられて、とうとう昨日はコンサートでヴァイオリンを弾けといわれる夢までみてしまった(笑)
でも何故か元気です!
さて先週末に行ってまいりました四国は高知〜
さすがは南国土佐、一足お先の春でポカポカでした。
(柚子ソフトクリーム@桂浜の図)
(チェロ雄も日向ぼっこ)
コンサートの2月23日はエルガーのご命日!
今年は没後80年ということでそのような日に大好きなチェロ協奏曲を弾かせていただいて本当に本当に幸せでした。
(澤和樹先生と)
素晴らしいヴァイオリニストである先生とは長年アンサンブルをご一緒させていただいていますが、先生の指揮でコンチェルトを弾かせていただくのもすでにハイドンD、サンサーンスと続いて3曲目。
イギリスと御縁が深い澤先生がエルガーの真髄を音で教えてくださった気がします。
協奏曲だけどオーケストラと「対話」しながら弾いている感覚が強く、一秒一秒に喜びを噛みしめながら音を奏でました。
それから今回は10代で憧れたデュプレの演奏するエルガーの呪縛からやっと完全に開放された気がします。
年を重ねていくって、どんどん色んなものから放たれて自由になるってことじゃないかな?
次回は何年後にこの曲を演奏できるかわからないけれど、もっともっと楽譜に託されたものを読みとる力がついて、もっともっと身体も精神も自由になってチェロと音楽を紡ぎたい、そう思っています。
目指せ「素敵な80代」です(笑)
そして四国フィルハーモニー管弦楽団、深く暖かい音でした。
後半のチャイコフスキーのシンフォニー第5番も凄かった!
シンプルにいうと皆さんの音楽への「愛」が音となって空間に放出されている感覚です。
それに包まれるのはなんとも幸せでした。
左から四国フィルのI藤さん、澤先生、今回お話をくださったN山さん、私。
ちなみにN山さんは映画『桐島、部活やめるってよ』に吹奏楽部の先生として出演なさった本物の「先生」です☆
生まれて初めてのコンサート前打ち上げ。。。その名も「前夜祭」
高知ですから、そりゃあもう、飲んで食べて、、、
私は体調のこともあって自重しましたが、それでも翌朝のゲネプロは辛うございました(笑)
(土佐巻は美味だのう)
団長は打楽器奏者のK林さん↑↓
チャイコでも素晴らしいティンパニーを轟かせてくださいました。
四国フィル、現役大学生19歳から7◯歳まで、色んな世代の方が和気あいあいとしている雰囲気が最高です。
むかって私の左側にいらっしゃるのがコンサートミストレスのS訪さん、これがまた素敵なヴァイオリニスト☆
澤先生そして四国フィルの皆さま、ご一緒できて最高でした。
ありがとうございました!
追伸:拍手に熱を感じるような素晴らしい聴衆の皆さまにも感謝を申しあげます。
翌日は東京や大阪から聴きにいらしてくださったメンバーと半日のびのびと遊びました。
人生発の高知城、日本のお城はいいのう〜
ここに住みたい〜「天守閣」
一豊くんはここからの眺めをみながら何を思ったかな。
見性院さまもここに登られたことがあるのだろうか?
昼寝厳禁、、、これ読んだら逆に「なるほど」って昼寝したくなりますよ〜
ここはチェロ持っては登らないほうが、という忠告にしたがって本当に良かった(汗)
そ〜し〜て〜四国といえば「この方!」
あ、違った
こっちこっち、坂本龍馬さま〜
本物は足長かったのよね?
新種「セトカ」さすがの美味しさ!
そしてもちろん海の幸
鰹もさることながら、「みやがわ のりこ」と呼ばれるくらい海苔好きな私としては四万十川の海苔が最高に気にいりました!
いやあ日本はいいなあ〜
四国大好き、土佐の地にもまた帰ってきたいと思います!