旅するチェリスト水谷川(みやがわ)優子のブログ

2014-03-22 Sat 02:12
アプリココンサート&旅の思ひ出「アラビアのコナンくん」
いまベルリンはすっかり春!!
朝から鳥たちが嬉しそうに囀っています。

さて日記の前に日本帰国直後のコンサートのお知らせを☆
week34_omote (1)
この「アプリコ ウィークデー・コンサート Vol.3」は
蒲田駅から徒歩3分という立地の大田区民ホールの企画で
その名のとおり『平日のお昼間に60分間の贅沢な時間をすごそう!』というもの。

会場:アプリコ 小ホール
日時4月10日(木)モーニング11:00開演/②アフタヌーン14:00開演
各回1500円

チケットは Enne倶楽部でも取り扱っております(こちらは手数料なし)
tel:080-2262-6225 fax:043-433-5305
mail:enne-club2@yuko-miyagawa.com
ドイツからロシア、フランス、スペインにアメリカと日本など「音楽で旅する」楽しいプログラムを組んでみました。

美奈子さんとの新しいレパートリーも披露します☆
どうぞお時間が合う方はぜひぜひいらしてください!


というわけで、、、
いまは久々の自宅生活で落ち着いた気持ちになっております。
IMG_2546.jpg
なんといっても自分のキッチンで料理できるのは至福のとき。
(自宅のチェロの練習も至福だけど)

昨日はさっそくパリで食した韓国料理のアレンジ版を試しました。
茹で豚をサラダ菜で包み刻みネギがはいった味噌ダレで食すという、いたってシンプルなものだけど(笑)

気分でいろいろなスパイスとお酒をいれたちょっと辛めのソースがなかなかに成功。
例によって2度とできない味で、マーク曰く「キミの料理は一期一会」だそうな…

豚さんのバラ肉は臭みをとるため緑茶で柔らかく煮ました。

それと牛蒡チップスと松の実を炒ったものをのせたアボガドメインのサラダ
最後にマンチェゴチーズ&かりんのジェリー、ロックフォ−ルチーズ&無花果のジェリーでカタロニア風。

それにスペインのちょっとスパイシーな白ワインを合わせました。
次回は味噌ダレにゴマじゃなくてアーモンドを砕いていれてみようっと。

間にパリがはさまったためか
カイロで毎日マンゴジュースを飲んでいたのが先週のことだったなんて、、、
ちょっと信じられない気分です。
IMG_2188.jpg

そういえば今回の<エジプト発見その1>はこんなもの
IMG_2182.jpg
アラビア語を話すコナンくん。。。
はい、エジプトのテレビで「未来少年コナン」を放映していました!
画面の下のにょろにょろはアラビア語です。

さすが日本のアニメはインターナショナルに愛されてるわ〜

しか〜しコナンがアラビア語で叫ぶだけでもびっくりなのに
声優さんがおじさんらしく、野太い声でかなりショック!
小原乃梨子さん〜助けて〜

あんまり怖いのでラナの登場まで観られませんでした。。。

そして<今回恐ろしかったこと>はこれ
IMG_2196.jpg
はい、、、、、、、、、、

対向車が向かってきてます〜

なぜならば、、、、、、
私たちの車が逆走しているから!!
ぎゃー

実は私たち外国人奏者のアテンドをしてくれた方のマイクロバスのドライバーさん
いつもはもの静かなのですが、、、

なんとトンネルに入った途端にスイッチON☆
急に時速140キロくらいで飛ばすは、前の車を威嚇して追い抜くわの暴走ぶり

この写真を撮ったときはそのトンネルで興奮した直後で
今度は『オールドカイロ(旧市街)のゲートを間違えた』といって逆走!!

しかもビュンビュン向かって来る車と同じスピード
さらに、その間を歩行者が渡ってる!!!

「ホント、僕たちよく生きていたよね(涙)」
とラルフたちと慰めあったカイロの夜でした。

いまやもう懐かしい思ひ出です。。。
別窓 | 海のこっち側で | トラックバック:0 |
2014-03-18 Tue 20:42
ベートーヴェン@カイロ→Trio デビュー@パリ
ご無沙汰してしまいました。。。

いまこの瞬間はまだパリにおります。


なかなかPCをインターネットに繋げる時間がないままカイロからここへ、そして今晩はベルリンに戻ります。

ベートーヴェンのトリプルコンチェルトをカイロのオペラハウスで弾いたのは3月10日、、、なんだかずっと前みたいに感じるのは時の感覚がなくなってるからかな。



ピアノで弾き振りしたラルフとマークのヴァイオリン、そしてカイロオペラ交響楽団の皆さんと一つに融和する瞬間を楽しんだコンサートとなりました。

このオーケストラにはエジプト人の他にロシアやリトアニア、ブルガリア奏者などもいらして思ったよりインターナショナルだったのですが、なんと嬉しいことに日本人メンバーが4人も!!
フルートの桂子ちゃん、ヴァイオリンのまきちゃん、トランペットの高さん、そして去年知り合った同じくトランペット奏者の堀江さん、支えてくださってありがとうございました。

(コンサート前半にシベリウスの交響曲第6番をエジプト初演なさったマエストロNagui、若いチェリストMarcellinoくんと一緒に)


コンサートのリハーサルと同時進行して連日、マスタークラスもしていたのですが、3年目の今年は彼らの音楽に対する色んな意識が変わりつつあるのを感じました。新しい出逢いもあったし、初年度から教えている子が大きく飛躍して嬉しかったり、また今回も彼らの学習意欲にこちらがエネルギーをいただいたのでした。


それからカイロからパリへ直行、Trio SolLa(トリオ ソ・ラ)のデビューコンサートを行いました。

そして…なんと今秋にまたフランス公演が決まりました!!!

fc2blog_201403182140423d6.jpg
3人で喜びあったのもつかの間、ピアノのかつらさんはすでにNY、私も今晩ベルリン、パリ在住の祥もペテルブルクへとまた3人ばらばら。。。

次は4月の浜離宮朝日ホールの公演をめがけて東京で集合します。

それでは、またパリでのお話や、カイロのこぼれ話はまたベルリンに帰ってからお伝えしますね!
そろそろ空港に向かわねば〜
別窓 | 海のこっち側で | トラックバック:0 |
2014-03-10 Mon 21:26
エジプト滞在日記その1~カイロふたたび~
ありえな〜いっ!!
いま何故か、詳しく書いたブログを保存したら消滅したため、短いバージョンです(泣)
しかも写真がUPロードできなくなりました。。。カイロクオリティ、恐るべし!!



さて自分の手がスイミングプールの香りがする今日この頃…
はい、1年ぶりのカイロでは色んな記憶が現実のものとなっております。

ちなみになぜ、そんな香りがするかというと
ホテルの水道に驚くほどの塩素が含まれているため。。。

3度目の訪問となる今回は、顔も歯磨きもミネラルウォーター
シャワーの後にも髪をミネラルウォーターですすぐという念入りな対策で塩素漬けとならぬよう気をつかっています。
前回はピラミッド訪問のおりに紫外線にやられたのもあって髪がパリパリ、肌もカサカサ…

日本の美容院とエステに駆け込み寺したほどのダメージを受けたものです。
でも、ダメージを受けたのは、そのくらい。
心と身体は元気をいただいて帰ってきたのでした。

さて、今晩はカイロオペラ交響楽団とラルフ&マークと一緒に
ベートーヴェン:トリプルコンチェルトを弾いてきます。

ではめげずに(笑)また御報告いたしますね!
別窓 | Diary コンサート | トラックバック:0 |
2014-03-05 Wed 07:58
10絃で紡ぐ春のチャリティコンサート /鎌倉→ベルリン→カイロ
昨日ベルリンに着きました。
今朝は珍しく時差のためか明け方にパチッと目を覚まして思ったのが「この天井は知っているぞ」

そして日中はマークとベートーヴェンのトリプル協奏曲のリハーサル。
こちらの本番は10日、1月の代役事件(!)のおかげで今回は余裕がある気がします。

明日(5日)の朝はカイロに向かい、翌朝からはマスタークラス。
可愛い生徒たちがソロとアンサンブルを用意して待っていてくれています。
しかし、現地は28度くらいあるらしい。さすがに身体が混乱しそう(笑)

さて一昨日のコンサートの様子です。
留学生時代からの友、ギタリストの鈴木大介さんと共演した「10絃で紡ぐ春のチャリティコンサート」

これは「水谷川優子&Friends vol.2」というシリーズで
1回目の去年はサックスの須川展也さんとピアノの小柳美奈子さんをお招きしています。
フレンズじゃなくて「水谷川優子&尊敬するアーティストたち」とタイトルを変えた方がいいか…
IMG_2113.jpg
(大介さんのギターたち&チェロ雄もすっかり意気投合)

当日は雪になるかもという予報を大介さんと吹き飛ばした(つもり)のですが
それでも小雨でなんとなく肌寒い日になりました。
IMG_2137.jpg
(リハーサル風景:以下の写真はボックリ博士中村さまより戴きました)
そのようななかですが、ほぼ満席という有難い状態でコンサートははじまりました。
IMG_2138.jpg
今回のチャリティ先は南三陸町の支援のために活動している一般社団法人LOOM NIPPON
LOOM代表の加賀美由加里さまのスピーチ。
IMG_2136.jpg
お話を伺いながら震災から時間が経っていくというのに
いまこの瞬間も仮設住宅で生活していらっしゃる方々が多くいらっしゃるという事実に胸が詰まりました。
IMG_2135.jpg
と同時にもっと自分になにができるか、そこから目を逸らさずに具体的にできることを形にしていかねばと強く思います。

この日のプログラムは
ボッケリーニ:ソナタ in AよりAdagio /Guitar&Cello
シューベルト:アルペジオーネソナタ/Guitar&Cello
武満徹:Folios (フォリオス) /Guitar Solo
武満徹:ギターのための12の歌 より早春賦/Guitar Solo
カザルス:鳥の歌 /Cello Solo
ファリャ:スペイン民謡組曲 /Guitar&Cello
ピアソラ:Oblivion(忘却)/Guitar&Cello
ピアソラ:Libertango リベルタンゴ /Guitar&Cello

アンコールには
ピアソラのTanti anni Primaとサンサーンスの白鳥を演奏しました。
IMG_2139.jpg
長年のお付き合いの大介さんのギターとの<初共演>
初なのに、よく知ってる、という感覚が不思議で何度も微笑みが溢れそうになってしまった。

2人の留学先のザルツブルグでギターと合わせてみたいと思ったアルペジオーネソナタをご一緒できたのは「至福の時」
懐かしいオーストリアで育んだ「シューベルト」の世界、民謡をベースにしたリズム感を思う存分にチェロに託して楽しむことができたのは、もちろん大介さんのギターがあってこそ!

そしてボッケリーニにファリャにピアソラ…
浮かんだ言葉は「楽しい」「幸せ」「もっと弾いていたい」
IMG_2129.jpg
そんなコンサートでした。

そしてチャリティボックスには小学生たちが持って歩くのが重すぎるほどたくさんの御寄付がはいったそうです。
皆さま、本当にありがとうございました!!
IMG_2128.jpg
(教会に和尚さまがいっぱい☆これも鎌倉ならでは?!
左から鎌倉美術連盟代表の蓼沼さま、琴演奏家の馬場さま、私、衆議院議員の浅尾慶一郎さま(生の浅尾さん、初めて!!)、佛日庵の高畠和尚さまに浄智寺の朝比奈和尚さま、無量寺の八田和尚さま、そして和尚さまならぬ大介さん)

そして、このコンサートを可能にするために心良くお力をお貸しくださった恵美さん、育代さん、Enne倶楽部の方々、そして教会と鎌倉ユネスコの皆さま、S神父さまにY神父さまに感謝申し上げます。
IMG_2127.jpg
それからお知らせが1つ。
このたびは「2人のコンサートを東京でも聴きたい」というお言葉をたくさん戴いたのですが、
さっそく来年にはそれが実現しそうです!

いまさらですが「自分の声を表現してくれる楽器があってよかった」
なんだか最近そんな風に実感しています。

ありがたいことです。

そして「おまけ」
アルペジオーネが終わって休憩で差し入れの「桜のお饅頭」をむさぼる2人の図
IMG_2119.jpg
IMG_2120.jpg
いやあ、楽しかった。色んな意味で( ̄▽ ̄)
大介ちゃん、ありがとう!!
別窓 | Diary コンサート | トラックバック:0 |
| 水谷川優子のチェロ弾き旅烏日記 |