ご無沙汰してしまいました。
このところ肌寒かったドイツで毎日なんだか濃い日々を送っております。
日本はだいぶお暑いとか、如何おすごしでいらっしゃいますか?
今日はまずYouTubeに載ったEnsemble φ (ファイ)の動画をお目にかけます。
5月末のベーゼンドルファーサロンでのコンサート曲目からブラームス:ハンガリー舞曲第6番です。
あれからもう1ヶ月…なんて早い!
さて前回のブログを書いた翌日から一週間はドイツ・ミュンスターにあるCappenberg城での音楽祭に行っておりました。

マークが急遽の代役で出演することになって私もついていったのですが
私も飛び入りでチェロ四重奏など演奏を。

写真の男性は姪のベルリン芸大での先生コンスタンティン・ハイドリッヒ(フォーレ四重奏団のメンバーでよく来日しています)、ベアーテ・アルテンブルグ、そして英国からハンナ・ロバーツ!)

お城の1室でのコンサート

併設のホール

敷地内には教会も!
一週間お城の中に住んで素晴らしい環境を満喫できました。


散歩中には木苺やさくらんぼを発見♪

庭園の木たちも長寿みたい

でも、、、寒いのには参りました。

メールには「水着は必ず持ってくるように!」とあったのだけど出番なし…
毎日16度ではさすがに泳ぐ猛者もいません(笑)
でも素晴らしい環境と音楽に加えて新しい出逢い、そして久しぶりに会う仲間たちもたくさんいて実に楽しい時間をすごしてきました。
10日よりベルリン生活がはじまっております〜
ほぼ3ヶ月ぶりの我が家!

ちなみに今日は日本時間の22時(あっもう始まってる!)より
ゲスト出演させていただいたラジオ番組「Night Club 1960」の放送があります☆
FM湘南ナパサ “インターネット・サイマル・ラジオでもお聴きいただけますので宜しければぜひ♪
http://www.fmshonan783.co.jp/
いまマークはたぶん一年でもっとも忙しい時期なのでサポートを

(マークは今日のコンサートはクルト・ワイルのヴァイオリン協奏曲と)

(ストラヴィンスキーの兵士の物語を弾きます。私はドイツ語の「兵士」を聴くのははじめて)
不在が多い妻として点数稼ぎ(?!)にあけくれております。
もともと料理は好きだし、靴磨きは趣味。



(白アスパラはもう最後というかんじ。。。)
今日は実は苦手なアイロンまでとりだしました。
霧吹きをかけて高温でパリッと仕上げるマークの麻のシャツ、、、爽快!
なんか上手くなってる気がする。
と「アマチュア主婦まるだし」です(笑)
発つ前の晩の南青山MANDALAも楽しく弾かせていただきました。

さすがに大太鼓と共演したのは初めてかも、、、
タイコニストのTakuyaさんの太鼓の音は素晴らしかった!
チェロ雄と私のお腹にず〜んと響いて面白い体験をしました。
やっぱり打楽器にはヒトを踊らせる、高揚させる何かがありますね。
原始の頃のリズムはどんなだっただろう、などと想像が膨らみました。
鬼才の一噌さんは相変わらず炸裂、この人はやはりヒトの姿をした何かじゃないかと疑いは強まるばかりです。
また7月後半のよみうりホールで彼の正体をあばけるかしら。
密かに虎視眈々とチャンスをうかがうことにします。
ドイツにいる間に爪を研いでおこうっと〜
おかげさまで一昨日のリサイタル、無事に終わりました。

快晴なこともあって(?)会場はほぼいっぱい、こんなにたくさんの方にいらしていただいて本当に有難く思っております。
鈴木大介さんのギターは本当に素晴らしく、チェロと10本の弦で音を紡ぐことができて幸せな時間となりました。

(舞台の写真提供 ボックリ博士中村さま)
自分たちでも予期していましたが、古典から解放された後半は、、、実に自由でした。 好きにやらせていただきました。あーあ、やっぱり。笑
古典も後半のような自由な気持ちで弾けたらなあと思います。
楽譜を忠実に読み取りながらも、自由自在になりたい。
終わってみて、命のあるうちにアルペジオーネで融通無碍の境地に辿りつきたい、、、
こっそり自分に誓いました。
そして一抹の迷いもない自分たちのファリャの世界に飛び込んだら
続くヴィラロボス、ニャタリと楽しくて楽しくて…
音のなかで魂が遊びます。
大介さんとの音の対話に思わず微笑みそうになってしまった。
それから、ゴス!!
ゆっくりの楽章では宇宙の音が聴こえてきました。
美しく、そしてギター三昧の楽章では、2人で弾けて弾きました。
いや、弾け飛びました。ああ、楽しかった。
大介さん、ありがとうございました!!

というわけで、次回の大介さんとのコンサートは11月1日に新潟三条市であります。

そして翌日の昨晩は能管の一噌幸弘さんお声掛けのコラボがありました。
(リサイタルを聴きにきてくださった一噌さんを挟んで!)

こちらはベルリンからブログアップいたしますね。
実はいま成田空港で
これからベルリンへ飛びます。
久々の我が家( ´ ▽ ` )ノ
いつも応援してくださる皆さまに、そして共演してくださる素晴らしい仲間たちへ心よりの感謝を捧げます!
先週の土曜日5月30日は(もう先月!!)船橋でスーパーチェロアンサンブルトウキョウの公演でした。
いや、いつも思うけれど長い名前だわ。

12本のチェロで繊細〜豪快まで幅広いレパートリーと演奏スタイルでお楽しみいただけたのではないでしょうか?
熱いお客様の拍手に手応えを感じたのは、あながち間違いではないかと、、、
って上の写真は1人欠けているので、ここに前半の女子5人組のカラー写真を↓

ピアソラとかビートルズ、必殺技の「愛しのエリー」では
日頃のストレス解消とばかりにがんがん弾かせていただいたし

(照明も凝ってます、SCET←スーパーチェロアンサンブルトウキョウ)

チェロアン定番:クレンゲルの「賛歌」や
三枝成彰先生が編曲した「てぃんさぐの花」などではチェロらしくしみじみと、、、
みんなの音が美しくて、、、弾きながら、ちとエモーショナルになりそうでした。

大勢の仲間と、しかも全員チェロという幸せな時間を満喫しました!
だって、、、チェロ弾きってチェロが大好きなんだもん(笑)
というわけで、その後はさすがに「1人」の音を追求、というか個人練習に専念中!!
リサイタルも明後日に迫っております(汗)
鈴木大介さんとのリハも佳境にはいっております。
1回の公演と思えないほど色んなタイプの曲を選んでいるので
大変ではありますが、その分面白い!!
自分で音をたぐり寄せ、
また大介さんの音を聴きながら10弦で音を紡ぐ、、、
そうして各々の作曲家の時代とか世界観を辿っていくのですが、
面白すぎて幾ら時間があっても足りない感じです。
一昨日はそんな中で、大介さんとの合わせとダブルヘッダーしたのは、、、
こちらのリハーサル↓

新進気鋭の太鼓奏者の谷口卓也さん、素晴らしい!!
憧れの林英哲さんの愛弟子で、このたび能管の一噌幸弘さんのお声掛かりでコラボさせていただくことになりました。
(写真をクリックすると大きくなります)
南青山MANDALAという有名な会場でのコンサートです。
人生2度目のライブハウス、、、これは「ライブ」と言わねばならん。
「ライブ」=いま生きている証だなと理解しています。
そう、これがリサイタル翌日の6月8日。。。
この2公演が終わったら逃げるように9日にベルリンに戻ります。
いつパッキングするのかは自分でも謎です。
もう楽譜さえあればいいや、、、
さあ、今日は大介さんとの最終リハーサル!!
はりきっていってまいります。
ではでは7日、8日の「ライブ」お楽しみに♪
まだ予定が、、、という方はどうぞ今からでも飛び込んでいらしてください!