旅するチェリスト水谷川(みやがわ)優子のブログ

2015-12-25 Fri 10:41
ラジオのお知らせ
例年に比べて驚くほど暖かいベルリンですが
なんと昨日はとうとう市内で桜が咲いたと報道があったとか!
う〜ん、流石のサンタさんもびっくりでしょうね。

さて又しても当日のお知らせで恐縮なのですが、、、

本日12月25日(金)後2:00~6:00に
NHK・FMラジオ「日本のオーケストラを創った男・近衛秀麿の世界」
という番組が流れます。
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『今夏BS1にて放送した「伝説のマエストロ・近衛秀麿」の続編として、放送後に明らかになった秀麿をめぐる話を交えながら、遺された名演を聴く
日本人として初めてベルリンフィルを指揮し、N響をはじめとする日本の多くのオーケストラ の創設に尽力した指揮者、近衛秀麿(1898~1973)。「日本のオーケストラの父」と称される近衛の未発表音源が最近大量に発見され、彼の業績を再評価する動きが始まっている。 この番組では秀麿を巡る秘話を交えながら、かつて欧米を席巻した指揮者・近衛とベルリンフィル、ミラノスカラ座などと繰り広げる名演の数々、「近衛版」として欧米で賞賛された秀麿がアレンジをしたシューベルトの弦楽五重奏や「越天楽」などの作品を紹介する。世界への飛躍を遂げた日本のクラシック界、その原点はここにあり!近衛の知られざる業績と素顔に迫る4時間。
【出演】 片山杜秀、水谷川忠俊、近衞一、水谷川優子ほか』

ということで私も出演させて戴いております。
宜しければぜひお聞きくださいませ。
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2015-12-23 Wed 02:28
ベルリン・クリスマスの蚊?!
ベルリンは冬支度…ご想像のとおり街のあちこちがクリスマスモードになっております。
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ベルリンは日が短くてもう15時すぎると暗くなってくるのです。
イルミネーションは綺麗だけれど、家のなかもキャンドルなど点けて明るくしないと、、、ひたすら眠くなります!
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建物の玄関にはこんなクリスマスの飾りが、、、管理人さんかしら?
ー馬小屋にて飼い葉桶に眠る赤子イエズスと見守る大人たちの図ー

で、今年のベルリンは妙に暖かいのです。
今日も12度くらいあるそう。

昨晩は眠りにつこうとしたら懐かしい「みゅ〜ん」という音が!!
朝起きたら、マークはしっかり蚊にさされていました。。。
クリスマスも近いのに蚊って、、、

ドイツのあちこちで春の花が咲きはじめたというニュースを耳にします。
草木も間違える生暖かさ、ホワイトクリスマスにはなりそうにありません。

14日に着いた晩はマークがこんな風に迎えてくれました。
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クリスマスの準備もいろいろありますが
今晩はマークのクラスの冬休み前最後の公開コンサートがあります。

終了後は20人ほどで我が家でパーティー
というわけで朝から猛烈に下準備しました(笑)
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24日のディナーのメインは鴨の丸焼きになりそうです。
さっき遅ればせながらチキンを予約しにいったらすでに完売でスープ用の丸鳥しかなかったから。。。

すでにマークのママもフィンランドから到着、姪たちも待機
明日からはスイスの姉ファミリーも来るし、、
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日本は恋人たちとすごすクリスマス、こちらは家族の時間のはじまりです。

ではまた!
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2015-12-18 Fri 07:01
本日 NHK BS1スペシャル「戦火のマエストロ・近衛秀麿」再再放送のお知らせ
12、13日とコンサートを済ませて14日から「ベルリンの人」となっております。

さて本日は急ぎのお知らせを!

この8月に放映された祖父のNHK BS1スペシャルのドキュメンタリー番組
「戦火のマエストロ・近衛秀麿〜ユダヤ人の命を救った音楽家~」
(私もちょっとだけ出ております)

こちらは放送後の反響のため早くも同月末に再放送となったのですが
この度「急遽またまた再々放送します!」というご連絡がありました。

ご連絡が遅くて申し訳ないのですが、、、
■放送日:2015年12月18日(金)NHK BS-1
■時 間:午前9時~11時(途中ニュース中断あり)

宜しければぜひご覧くださいませ!
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2015-12-11 Fri 15:05
和笛バロックコンチェルト~ふえふえふえふえ~@能楽堂/新しい音へ
昨日はセルリアンタワーの能楽堂にて一噌幸弘さんプロデュース「和笛バロックコンチェルト」の公演でした。
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(写真提供:ボックリ博士さま)
能管をオーケストラに見立ててバロックのコンチェルトを…なんてチャレンジャーな企画!
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藤原道山さんはヴィヴァルディの四季より「冬」を演奏。
ひさびさの道山さんの尺八、ますますクリアーでエモーショナル、なんという美しさ!
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一噌さん率いる笛隊の皆さん、一丸となるとまた空気を裂くような迫力があります。
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お得意の超絶技巧、早吹き、そして5本吹き〜

一噌さんオリジナルの書き下ろし曲「オーネットコールマンに捧ぐ」は笛と尺八、チェロ、バスの4人で演奏(メロディー以外はすべて即興)しましたが、先日亡くなったフリージャズの巨匠を悼んだ作品だけあって、一噌さんのしみじみとした笛の音が心に染みました。

今回は笛の皆さんに加え、コントラバスの瀬尾高志さんとご一緒できたのも嬉しい出逢い!
瀬尾さんはジャズの方で、リズム感といい、感覚の鋭さといい、たいへん刺激になりました。
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一噌幸弘(能管、篠笛、田楽笛、リコーダー、つの笛)
藤原道山(尺八)
大野利可(笛)
山田路子(笛)
武田朋子(笛)
加藤俊彦(笛)
森田梅泉(笛)
水谷川優子(チェロ)
瀬尾高志(コントラバス)
皆様ありがとうございました!


ところで一噌さんのおかげ(むちゃぶり?!)で即興もだいぶ慣れてきた感があります。
「みやがわさんも〜もうジャズのひとになってきましたねえ〜」by 一噌さん
と言われるのですが、

いやいや一噌オリジナル曲に関してはまだまだ毎回弾き終わって「ああ、まだ生きてた」と思うことのほうが多いかも(笑)
でも出逢いの1つ1つがチャンスとなって、自分が磨かれる気がします。

新しいことにチャレンジすると、古典へのアプローチも変わってきます。
これからも、こうして五感が研ぎすまされ続けたらなあ、と思ったコンサートでした。
そのためにはもっともっと腕を磨かねば!
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(左はNYパワーハウスの中村裕子さま)
一噌さんとはまた来年1月19日に中村さん開催の「音和座」@六本木クラップスにて共演いたします。

どんな音が生まれることか、、、楽しみです!
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2015-12-08 Tue 19:38
Trio SolLa(トリオ ソ・ラ)倉吉&フェニックスホール公演
12月1日から4日はTrio SolLa(トリオ ソ・ラ)で鳥取と大阪にいっておりました。
本日のブログは長いのです、ごめんなさい〜
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さて旅するチェロ雄の図
この秋の日本海は能登に新潟、それから島根と鳥取をみたなあ〜
ホント「旅烏」しております。

羽田から鳥取へ飛んで、さらに車で移動した先は「倉吉」です。
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今回はピアニストの黒田亜樹ことクロアキちゃんに御縁を結んでいただいたこの町
実は私も10年ほど前に澤和樹先生指揮でコンチェルトを弾かせていただきに来たことがありました。

そのときの記憶は、、、倉吉のピアニスト新田恵理子さんのことと
ホールの名前「カウベルホール」だったこと
そして打ち上げの海の幸が美味だったことのみ。
駆け足の旅だったのです。

で着いた晩はリハに駆け込み練習
その夜は新田さんが素晴らしい雲丹をご用意くださって夢のようなウニ丼をいただきました!
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雲丹もお海苔も〜も〜う〜満足〜
寝るまえに温泉にもはいって暖まりました。

翌日はまた練習練習

気分転換にと新田さんがランチに連れ出してくださった倉吉の町
駆け足でしたが、品の良い佇まいにすっかりタイムスリップ
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(The日本の雰囲気に思わずテンションが上がる3人〜左からベルリン在住(いちおう)の私、パリ在住ヴァイオリニストの瀬川祥子さん、ミラノ在住のアキちゃん)

美しいしお店も素敵だし
「ちょっとだけ〜」と言いながら竹細工のお店にはいったら、もう欲しいものだらけ。
念願の竹のスプーン発見っ!ベルリンに連れて帰ります。
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こんな街並のなかでお散歩、最高ですね。
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そしてお昼はこれ「お餅のしゃぶしゃぶ」!!
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お餅屋さんのこだわり、全部お味が違うし色も美しい。
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ってお肉もいれたけど(笑)鳥取はお肉も美味なんて最強ですね☆
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右から2番目が親身にお世話くださった新田さんです。
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鳥取の果物をつかったスムージーのお店では
その場で作るので「出来あがるまで剣玉どうぞ〜」ですって。
ええ、挑戦しましたとも、そして3人とも大成功!

ちなみにスムージー「鳥取の洋梨と小松菜と豆乳」ものすごいクオリティでした。
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そして剣玉と同じく夜も大成功♪

こちらは公民館主催のコンサートですが、なんと会場が新田さんのサロン。
天井が高〜くて個人所有なんて信じられないくらい。
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響きも素晴らしかった!

そして、、、
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この晩はカニっっっっっ!!!!!
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恵理子さん、本当にありがとうございました!
カウベルホール、私と亜樹ちゃんがそれぞれ10年の時を隔てて演奏した会場なのですが
もしかしたらまた一緒に伺うことになるかもしれません〜

こうしてまたまた英気を養い、友情を深めあって翌日は大阪へ向かったのでした。
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チェロ雄には新しい旅の友ができました。
鳥取名物?!<目玉のおやじ水>です。

というわけで移動、ホールでじっくりリハとくれば、、、
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夜は大阪名物「串カツ」へGO!!
地元の方に教えていただいてまたしても当たりのお店でした。

そうして迎えた翌日の公演はフェニックスホール主催のアフタヌーンコンサート
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(熱のはいるホールリハ、ホールでの練習は実践の力になります)
お昼だけど内容は夜公演と同じの本気プログラム
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ハイドンの「ウンガレーゼ」ではじまってブラームスの2番、ドヴォルジャークの「ドゥムキー」と
手応えある曲たちを弾かせていただきました。
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久しぶりのフェニックスホール、やっぱり良いホールです。

自分たちでは得るものが大きかった公演ですが
あとからお客様やホールの方々からの好評だったと伺ってホッとしました。

実は今回はトリオ ソ・ラのオリジナルメンバーのNY在住のピアニストの谷川かつらさんの来日が
諸般の事情で難しくなってしまって、異例のことですが、延期ではなく黒田亜樹さんに代役をつとめていただいたのです。

でも「あきちゃんとだから!」というプログラムに変更したし
倉吉のお陰で3人で1から音楽を作るプロセスも味わえたし
新しい音楽のアプローチを試せたり、幸せな発見があったりで意味深いものとなりました!

亜樹さんとはまた来年もいろいろ、色んなところで演奏させていただくことになりそうです(また後日に書きますね)
そして、かつらさん、祥子さんとの「トリオ ソ・ラ」も来年も日本で公演があります。

共に学び、笑いながらも刺激を与えあい、切磋琢磨できる友人たちに心からの感謝を捧げます!
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