旅するチェリスト水谷川(みやがわ)優子のブログ

2016-01-30 Sat 01:15
インタビュー「弦楽万華鏡~ストリングス・カレイドスコープ」の巻
観客不在のホールに響きわたるチェロ雄の音色…
でも音は横や後ろに飛んでいく?!
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先日は銀座ヤマハホールにて取材を受けていました。
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客席に背を向けて弾くなんてないので
試しに音をだしたら回り回って後ろから響きがかえってきました。

そりゃそうですよね
でもなんだかびっくり
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こちらはYAMAHA会員向けのお洒落な雑誌「音遊人」そしてWEB「音遊人」のインタビュー

インタビュアーは去年Ensembleφでもお世話になった池谷恵司さん。
私の縦横無尽に広がる(笑)話をわかり易くまとめてくださって、いつも感動します。
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さくさく進んで「音遊人」チームと1枚
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そして午後は月刊誌である某雑誌のインタビュー風景
(こちらは情報解禁になったらお知らせいたしますね)

ライターの宮本明さんは大変に博識、つい取材をはなれて色んなお話を伺いたくなりました。
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こちらも順調にすいすい進んで「某雑誌」チーム&YAMAHAのMW子ちゃんとの1枚

えっ?!何の取材かですって?
はい、これです!!
YAMAHA4:9
4月9日に銀座のヤマハホール主催で公演をプロデュースさせていただくことになりました。
(プロデュースという言葉は本当に本当におこがましいのですが、、、)

こんな素晴らしい響きのホールで
やりたいことを形にするチャンスを与えていただけて…心は感謝でいっぱい!です。

こちらはチェロのソロから始まり
ヴァイオリンとのデュオ
そこにヴィオラがはいってトリオ
そして最後は六重奏 という展開。

ヨーロッパの音楽祭のイメージでわくわくするプログラムを楽しい仲間たちと弾きたいと思いました。

そして珠玉のメンバーは
マーク・ゴトーニ(バイオリン) 双紙正哉さん(バイオリン)
柳瀬省太さん(ビオラ) 安藤裕子ちゃん(ビオラ)
それから渡邉辰紀さま(チェロ) 
(タツキさまだけ「さま」なのです、はい)

タイトルは「弦楽万華鏡 (ストリングス・カレイドスコープ) 」
弦楽器の魅力のプリズムがキラキラするように
つけていただいた名前に負けない演奏を目指したいと思います☆

また内容についても書かせていただきますが

まずは 何はともあれ
『2016年4月9日 (土)14:00 銀座ヤマハホールでコンサート』
と手帳にお書きくださいまし!!

影の必殺仕事人(古い?)たち↓
左右が株式会社1002のSちゃんとMちゃん、そしてYAMAHAの山田MW子ちゃんに私とチェロ雄
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ガールズパワーに支えていただいて
私もワクワクしながら当日を迎えたいと思います。
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2016-01-25 Mon 23:55
戦火のマエストロ〜鼈(スッポン)の男?!
と怪しげなタイトルをつけてしまいましたが
2月11日(木・祝)に麻布でちょっと変わった催しをいたします。

「チェロ弾き旅烏のNOTABOO対談」シリーズ Vol.5
〜音と言葉で紡ぐとき〜

ということでこの日は対談コンサート!
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ゲストはこの方、音楽・映像プロデューサーの菅野冬樹氏です。

去年の夏に戦後70周年記念の一環としてNHK BSで放送された
祖父のドキュメンタリー番組「戦火のマエストロ・近衛秀麿~ユダヤ人の命を救った音楽家~」
菅野さんは番組の原作者なのです。

同じタイトルのご著書(NHK出版)には番組で描ききれなかった内容もいろいろ記されているのですが、、、
実は祖父についての調査はまだまだ続いているのだそう!!

菅野さんが祖父の取材を始められたのは父との御縁がきっかけでしたが
これ、なんと30年以上前のこと
それ以来、菅野さんの心に秀麿の存在が住みついたそうです。

ー謎に包まれた秀麿の戦中の人道活動を解き明かし
当時のヨーロッパで認められた指揮者としての功績を後世に伝えたいー

そう仰る菅野さんの取材における執念は凄いもので
些細な手掛かりをもとに時を遡り
入念な取材で集めた事実を立体パズルのように組みたてる。。。

!!まさにスッポン!!

菅野さんのおかげで家族も知らなかったことがわかり
「時代の移り変わりのなかで風化するんだろうなあ…」と諦めかかったことが復活しつつあります。
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(クリスマスにはNHKラジオでも秀麿特集が流れました。なんと4時間番組!)

あのドキュメンタリーは大変な反響をいただいて
思いかけず数週間後に再放送
そして半年も経たないうちに再々放送となりました。

これは異例のできごとだそうで、視聴者の方々のお声を反映した結果だということ。

有難く思うのと同時に
これで祖父の音楽に興味をもってくださる方が増えたらいいなあと
心から願っております。

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(この6月にはベルリンでNHK取材班の方々と祖父の足跡もたどりました)

2月11日には菅野さんの取材の裏側もふくめて
改めて祖父の音楽と目指したことを皆さまにお伝えしたいと思います。
宜しければ、ぜひいらしてください!

「水谷川優子・チェロ弾き旅烏のNOTABOO対談」
-戦火のマエストロ〜近衞 秀麿の遺言-

第1部 コンサート:ベルリンにて祖父を思う
第2部 対談:ユダヤ人の命を救った音楽家

日時 : 2016年2月11日 (木・祝)14:30〜開演
場所 : 南麻布セントレホール (03-5791-3070)
共演 : 対談パートナー:菅野冬樹(映像プロデューサー、『戦火のマエストロ〜近衞秀麿』著者)
曲目 : バッハ&カサド無伴奏チェロ組曲 ほか
料金 : 3500円(会員)4000円(一般)ワイン・ソフトドリンク付き
問合せ : Enne倶楽部 
tel : 080-2262-6225 / FAX : 03-5775-2076
mail : enne-club2@yuko-miyagawa.com

◎終了後は出演者とのご歓談をお楽しみくださいませ

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2016-01-23 Sat 23:55
「水谷川優子の新明解チェロ辞典~クーラント」@藤沢
「40年ぶりの大寒波」ということですが
皆さまのところは大丈夫でしょうか?
どうぞお気をつけてお過ごしくださいませ。

さて本日は湘南朝日カルチャーにてレクチャーでした。
もちろんチェロ雄くん付き

というかチェロ雄に語って貰わないと半身の私です。
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私の相棒であり
私の言葉を語ってくれる媒体であり
人生の友であり 師匠でもあるチェロ雄

アタマが上がりません。。。


さてさて「水谷川優子の新明解チェロ辞典~クーラント」
このシリーズはプレリュード、アルマンドと進んですでに3回目 

チラシに
「楽譜の読み取り方、チェロの弾き方、チェロの
ための楽曲、それにチェロの楽しみ方などなど…、
老若男女すべての人に贈るチェロと音楽に関する
目からウロコの辞典の第3弾」
と謳っておりますように

クーラントのお話をしながらバッハのことチェロのことなど
チェロを弾きながらもいろいろ寄り道いたします。
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それから毎回つける説明はこんな感じ

「う」
<うたう 楽器>
<うちゅうのバッハ>
<うなる チェロ>
<うれしい音 せつない音>
<うやまう 1番偉いのだ~れだ?>  

あ、い、う、と続いて次は「え」

『え っと驚くバッハ大明神』
というわけにもいかないし

ん? しまった「え」は厳しいかも?!
いや なんとか捻りだします。

今日は湘南でも「雪が降るぞ降るぞ〜」とニュースでやっていて心配していたのですが
大変に熱心な聴講生の皆さまがお集りくださいました。
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終わってからアマチュアのチェロ弾きの方々がいろいろ質問してくださいましたが
こういう時にお答えしながら自分で大切なことに気がつくことって実に多いのです。

こんなQ&Aで受講生の方とセッションで進めるレクチャーも面白そうだなあと思いました。
「チェロ弾き旅烏なんでも相談室」みたいな感じ?

私もその昔はひたすら黙ってチェロを弾くのみ(!!)でしたが
気がつけば日本で色んな場でのチャンスをいただいて
チェロを中心にして皆さんと対話するのが楽しめるようになってきました。

前は弾くことと話すことの回路がう〜んと離れたところにあったので
「トークを!」と言われると力がはいってしまったものです。

でも不思議なものでその体験を通じて
私が黙っていてもチェロ雄が雄弁に語ってくれてるんだなあ
ということも実感しています。

やっぱりチェロ雄と私は「いっこく堂」さんチームなんだなと思う今日この頃…
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2016-01-21 Thu 00:10
音和座〜Journey into the Beats of Japan
昨日は六本木クラップスにて一噌幸弘さん率いる一座(?)のライブでした。

と、いいながら尺八の辻本好美ちゃんとの2ショット!
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メイクの方がいらしたので崩れぬうちにアップでも撮っておこうと(笑)

キュートな好美ちゃんとご一緒するのは去年に続いて2度目
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今回も赤2点ということで着物コラボ☆
やっぱり和物は良いですねえ。

弓道で袴は着るけれど、着物は憧れ。
1人で日常に着物を着られるようなおばあさんになりたいものです。

さて音和座は一噌さんと尺八の藤原道山さんがそれぞれプロデュースなさるコンサートのシリーズです。
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MCの加藤円夏さんによる日本語と英語の司会もあり、聴くだけでなく邦楽のことを学べて楽しいものでした。
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↑唯一の西洋音楽(クラシック)だったコレッリのラ・フォリア デュオで演奏中↑

邦楽の曲を弾かせていただくのは私にとって面白い体験、、、
しか〜し、楽譜はこのとおりっっっっっっっっ!!
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「ヒャウって書かれても〜」と焦っていたら
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隣でタブラの吉見征樹さんは邦楽の縦譜面で演奏していらっしゃいました(大汗)

前半の写真、右から一噌さん、吉見さん、好美ちゃん、そして邦楽打楽器奏者の藤舎呂凰さんに私
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、、、1人だけ後半で変身した方があります。

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一番左の海賊さん、だあれ?!
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途中で観客の皆さまが参加の邦楽曲アリ

鼓のリズムを手拍子で〜
「これで貴方も三番叟が演奏できる」
これは楽しい体験でした。
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一番左はMCの加藤 円夏さん、そのお隣は中村裕子さん、六本木クラップスのディレクターで音和座の仕掛人です。

もっともっと色んなことを知りたい、学びたいと思った夜でした、はい。
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2016-01-11 Mon 01:18
new year concert & party @ 六本木ヒルズクラブ
前回のブログではご心配をおかけいたしました。
おかげさまでちゃんと帰国できました。

しか~しベルリン発のフライトは遅れに遅れ…
経由地のミュンヘンに着陸したのと同時に乗るはずだった羽田行きは飛び去っていきました。

そう、ベルリン→羽田行き仲間が数人いたのですが、全員一緒に見捨てられました。

やっぱりね。どう考えても乗り換え5分でドイツ国内線から国際線って間に合う訳がない。
いまどき渋谷駅のJRから東横線だってできやしません。

ルフトハンザのカウンターの人が「羽田行き、ミュンヘンで待っててくれると思いますよ。








たぶん」と言っただけのことはあったな。
恐るべし「たぶん」
こんどからドイツ人が小声でそう言う時は気をつけようっと。

でも運良く夜のANA便に振り替えられ、5時間ほどの空白の待ち時にヤケ酒することもなく、遅れながらも無事に戻って参りました。時差ボケの上の寝不足ですが心は元気です。


そんなこんなでしたが昨日(もう一昨日か)は六本木ヒルズクラブで毎年恒例の後援会「Enne倶楽部」の新年催しで100名ほどの方々と新しい年に乾杯いたしました!

ヒルズとの51階から見た景色~

こうして応援してくださる(心優しくも奇特な)皆さまと富士山を拝むのも今年で9回目だと伺って改めてびっくり。

時の流れが早い。。。

そういえばリサイタルシリーズももう9回目!!
今年の6月にも自分らしさを追求したコンサートを目指します。
またここにも書かせていただきますね。

今回のゲストアーティストは鈴木大介さん
大介さんとも今年はいろいろ楽しいチャレンジをば
さっそく4月にも共演があります。これも後日に告知させていただきます。

参加メンバーの一番若手は今回20歳、上は傘寿を軽くお超えになるくらい
さまざまな場所から老若男女異業種のたくさんの素敵な方々が集まってくださいました。


おじいちゃまにおばあちゃま、おじさま、おばさまにお兄さまやお姉さま
もちろん頼もしい同年代
弟分たちに妹分たち、そして子供分たち(そのうち孫分も増えるのか?!)

大切な方々に見守られ、仕事始めというよりチェロ初めという気分でした。

毎年バッハは必ず弾くのですが、2016年の幕開けに弾きたくなったのは1番の組曲からサラバンド、いつもより荘厳な気持ちで

そこから心の赴くままに音を紡いだのはプレリュード

弾きながら何故だか大きな毛筆で巨大な半紙に文字を描いている気分になりました。
そうして最後の響きの余韻の中から浮かびあがったのは「潔」という文字。。。
なんだか「見えたっ」て言いたくなりました。


【潔】いさぎよい きよい
という字ですね。

改めていま意味をひいてみたら

1 汚れがなく清らか。清らかにする
2 余計なものがなく、すっきりしている
3 心や行いがけじめ正しい

うん、気に入りました!

せっかく浮かんだので今年の自分のキーワードとして心の伴奏をして貰おうと思います。

それにしても全然予定してなかったのに不思議だなあ。。。
これはもしや巫女体質?!

という訳で私の中の年が明けました。
皆さま、改めまして申年どうぞ宜しくお願いいたします!
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2016-01-06 Wed 21:36
いまから日本へ、、、飛べるかな?!
晦日あたりからどんどん冷えてきたベルリン、、、
とうとうマイナス11度になったと思ったら昨夜から雪!!

今朝起きたらこんなになっていました。

どうせならホワイトクリスマスが良かったなあ。。。

しかも今から日本へ発ちます。


経由地のミュンヘンはポカポカらしいのですが
こちらベルリンはすでに1本前のミュンヘン行きの便はキャンセル。
私の便は50分遅れ、、、ミュンヘンで東京行きの便が待っていてくれるらしいのですが、
さてどうなることか、、、

着いた翌日はリハ、翌々日は仕事始めのコンサートです。
さて間に合うでしょうか??

結果は次のブログにて、、、
皆さま幸運を祈ってくださいまし~
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2016-01-01 Fri 22:42
”2016”本年もどうぞよろしくお願い申しあげます!
明けましておめでとうございます
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旧年中はさまざまに支えてくださいまして誠に有難うございました
心から感謝申し上げます
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2016年が皆さまにおとりになって素晴らしいものになりますように
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本年もどうぞよろしくお願いお願いいたします!

という訳で日本に遅れること8時間
ベルリンも無事に新年を迎えております。
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昨晩は日本の除夜の鐘を恋しく思いながら
近所の子どもたちがしかける花火と爆竹の音を聴きながら乾杯しました。

ベルギーはテロ対策でメインの花火をやめたそうですね。
大晦日に世界中どこもテロがなくて本当に良かった!!!
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さてブログもご無沙汰してしまったのですが
実はずっと風邪をひいておりまして。。。
これが鼻風邪かと侮っていたらけっこう頑固!

マークもお隣さんも同じ症状、どうも流行っているようです。
皆さまはお気をつけください!!
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そのようなことで誕生日=イブもフラフラ、、、
「しかし熱もないし寝ているわけにはいかんっ!」と根性をこめて鴨を焼いたものの
10人分の鴨さんもマークのサプライズケーキの写真も撮り損ねました。
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(鴨の思い出はこの1枚のみ↑私としたことが…)
ちなみに味はちゃんと太鼓判をいただきました。やれやれ
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というわけで休み休みでしたが
クリスマス、第2のクリスマス(26日)、27日と毎晩大きなファミリーで楽しい晩餐をすごしました。
これはこれで忘れられない思い出かも。
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でも何よりも嬉しかったのは久々に姪や甥たちとすごせたこと
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左は姉の長女R:ベルリン芸大の一年生(チェロ科)なのでよく会えます
真ん中は次女のV:いまチューリッヒに通ってヴァイオリンを学んでいますが将来はベルリンに来るかも
右は下のD(背伸びしてます(笑)):いちおうチェロもピアノも弾きますが、建築に興味があるとのこと(叔母は建築家になって欲しい!)

3人ともまだ十代の伸び盛り、、、
それぞれ煌めくものがあるのだから存分にやりたいことを学んで後悔なき青春(!)を送って欲しい
と相変わらずの叔母◯鹿をしています。
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またしても背伸び中のドミニク14歳に、縮んであげるM夫(左)と義兄のヨハン

2016年、私も姪たちや甥に負けず存分に学んで生きたいものです〜
また皆さまにいろいろなところでお目にかかれるのを楽しみにしておりますね!
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