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若冲さんとチェロ

先日の大阪でのコンサートのあとはちょっと関西にのこっていろいろ。
京都では来る2月8日に「若冲生誕祭」奉納コンサートをさせていただく宝蔵寺さまにご挨拶へ〜
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宝蔵寺第20世住職の小島英裕和尚さま(イメージよりお若い!!)はここで生まれ育った方
そしてお寺は京都の町中、寺町通りを一本はいった「裏寺町」にありました。

若冲といえば巨年は生誕300年で大ブームとなって
伊藤家の菩提寺である宝蔵寺さまも大変お忙しかったご様子

髑髏の御朱印が有名で、ポップな手拭いもお洒落☆私もちょっと心動きました。
しかし、あの髑髏で包んだらチェロ雄はさぞや驚くでありましょう。。。
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↑こんなですもの。若冲さんお得意の鶏さんもかなりな迫力です。

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お連れくださった京都の表具屋さんである藤岡光影堂の藤岡社長さま、掛軸の診断中!

現在は一般拝観できない宝蔵寺さまですが、2/4〜8日は期間限定で特別公開なさいます。


〈宝蔵寺・寺宝特別公開のご案内〉

江戸中期に活躍した絵師、伊藤若冲ゆかりの寺院で、若冲筆『竹に雄鶏図』『髑髏図』、若冲の弟・宗巌(白歳)筆『羅漢図』、また新たに宝蔵寺に寄進された意冲(若冲派)筆「山水図」の作品を含む15点の作品を公開いたします。
今年は「酉」年ということもあり、若冲はもちろん、弟子たちの鶏図も公開します。
若冲生誕会では初めての試みとして、ドイツから著名なチェリストである水谷川優子さんをお迎えし、奉納コンサートを開催いたします。
皆様お誘いあわせのうえ、拝観にお越しいただきますようご案内申し上げます。

寺宝展
平成29年2月4日(土)・5日(日)・7日(火)・8日(水)
*6日は寺宝拝観・御朱印・参拝の受付はいたしません。
午前10時〜午後4時まで(受付は午後3時30分まで)

伊藤若冲生誕会・水谷川優子奉納コンサート
平成29年2月8日(水) 午後3時〜
参拝料500円(中高生300円)
※お申し込み
電話 075-221-2076

✳︎詳細はホームページをご覧ください。
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若冲さんとコラボ、いまからワクワクしております。

この方が絵筆を握ることに専念なさったのは40を過ぎということで、私にとっては不思議な人ですが
このたびは初期の作品も拝見できて、その完成度の高さ、というか、表現する力にびっくり!
一体どんな人だったのかしら。興味が湧いてきます。


さてさて町も人も奥が深い京都ですが、今年はいろいろご縁があって
2月は16日にも京都国際会館でコンサート
秋には10月7日に京都コンサートホールで演奏会の予定があります。
また詳細をお知らせいたしますね。

それにしても、やっぱり西はホッとする。
小さい頃から通っていたためか、そこはかとなく懐かしい空気に包まれます。。。


さあて、切り替えて明日は藤沢の朝日カルチャーでレクチャー&コンサートしてまいります。

関西医科大学でコンサート

土曜日は珍しいところで演奏させていただきました。

その名も「大病院」!!
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な〜んて

コンサートさせていただいた病院併設の関西医科大学
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こちらの同窓会の新年会ということで枚方学舎にお呼ばれ♪

のびのびとしたキャンパスの新校舎、良いですねえ。
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好奇心につられて学食もちらっと拝見。こちらの他にカフェテリアもありました。

左は神経生理学の中村加枝教授、右はこの度お声掛けくださった公衆衛生学の西山利正教授↑

西山先生のご専門はいわゆるエボラやサースのような感染症
デング熱がはやった時には研究室にフライデーから電話がありドキっとなさったそう。
いま流行りの、、、(笑)
この日、朝からアテンドして楽しい時間をくださいました。

そしてコンサート会場となった加多乃講堂、演奏する私の上には建学の精神「慈仁心鏡」の額が
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ちなみにこのコンサートに私がつけたタイトルは「ゴーシュとねずみ」

せっかく医科大学で弾かせていただくという珍しい機会に
「セロ弾きゴーシュ」でねずみのお母さんがチェロの音に望んだこと
デビューCDに御言葉をくださった日野原重明先生との対談で学んだこと
日本で少年院や色んな施設をまわって思うこと
耳に障害がある方がコンサートにいたして伝えてくださったこと
などなどお話ししながらセレクトした曲を演奏させていただきました。

あとまったく知らなかったのですが、
こちらの大学の前身の前身は昭和3年に設立された大阪女子高等医学専門学校で
そこから大阪女子医科大学になり、昭和29年に関西医科大学となり男女共学になったそうです。

そんな昔に女性が医学に携わるための学び舎があったなんて!
しかも戦後は戦争未亡人が医師になることを推奨する計らいがあったとか。
ちょっと驚きました。
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こちらも1日お付き合いくださったお一人、石崎優子教授です。
優子先生は小児科のお医者さまで診療部長、こんな先生いいなあ。
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偉い先生方、しかも分野はまったく違うのに、夜が更けるまでお話しが弾んだのは美味なお食事やワインのせいだけではないかな。門外漢ながら自由な心を持ちながらそれぞれの分野に身を捧げるお姿は本当に素敵だと思いました。

そうそう、この日はコンサート後にこちらの大学を卒業した若者とも一瞬だけ言葉を交わしたのですが、
その澄んだ瞳に、コンピューターでは届かない人間の深いところに関わっていく勇気と真っ直ぐさを感じたのは気のせいでしょうか。

医学の世界も人間力が大切なのだなあと嬉しく実感した1日でした♪

51弦の共鳴@G-Callサロン

昨夜のコンサート@G-Callサロン

ハープの山宮るり子ちゃんとの初共演もおかげさまで盛況のうちに終わりました。
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(G-Callの秋山剛 社長さまと)

お客さまより「ハープとチェロで聴くと知ってる曲も新鮮だし、相性も良いのね〜」というお声を頂戴して
我が意を得たり、とにやり( ̄▽ ̄)

そう、共鳴して溶け合って…
時にはあまりに融合してどっちがどっちの音かわからない瞬間もありました。

曲はソロを挟みながら2人で
サン=サーンス:白鳥
フォーレ:エレジー
グラズノフ・スパニッシュ・セレナーデ
ファリャ:スペイン組曲より5曲
あと最後に
ピアソラ:タンティ・アンニ・プリマとリベルタンゴ
そしてアンコールにはルービンシュタインのメロディというバラエティに富んだプログラム。

高校を卒業してハンブルグに留学したるり子ちゃん、8年もいらしたので結構ニアミスしていたかも。
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贅沢なことにこの日の譜めくりはクラリネット奏者の吉岡奏絵ちゃん
るり子ちゃんのハンブルグに留学生仲間でいま大阪センチュリー交響楽団の団員♪

さて和気藹々とした空気のコンサート
うちのチェロ雄くんはるり子ちゃんのハープの音色が心地よいみたいで
なんだか嬉しそうでした☆

私も一緒に呼吸するのが自然で楽しい!

これからのプログラムも広がりそうだし
2人も、2人のマネージャーたちもやる気満々

またどこかで51弦の共鳴をお聴きいただけたら嬉しく思います。

秋山社長、ステキな機会をありがとうございました!

リハ三昧〜2017年を造る日々

「コンサート初め」の翌日にコンクールの審査をしてからというもの、リハ三昧の日々です。
もちろんそれにかこつけて新年会も♪

先ず、弾丸滞在で短期帰国していたピアノのクロアキこと黒田亜樹さん5月14日のリハ
なにしろ次回のリサイタルは中味の濃い、しかも2回公演分!

お互いに行ったり来たりしているので、日本とミラノと、もしかしたらベルリンで
これから5カ月かけてじっくりプログラムに向かうことになります。
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合わせのあとは、これまた5/14にゲスト出演してくださる音楽評論家の林田直樹さんと合流!
ワインの杯を重ね、クレッシェンドし続ける3人の芸術トーク…
林田さんの「いっそ、こういうのをお客さまに聴いていただきたいよね〜」
とのお言葉にふうっと力が抜けた感じです。

それからヴァイオリンの瀬川祥子さんと4/14に東京芸術劇場で弾くブラームスの二重協奏曲
弓使いなどの打ち合わせリハ、彼女もパリと往復の日々なので合わせの日を決めるのがたいへん。

そして、この日はリハ後に(やはり!)ワインで新年会♫
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写真がないので去年のTrio SolLaのゲネプロで作曲家の山根明季子さんと弾ける私たちの図
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チェロには協奏曲を書かなかったブラームス…
それもあってこのドッペルコンチェルトは私の憧れの曲です。
とうとう「ドッペルデビュー」だと思うと身も心も引き締まる思いです。

それからアンサンブル(φ)で4/21の北九州でのコンサートでメインに演奏する
アレンスキーのトリオの譜読みリハーサル!

…のあとはもちろん新年会。
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今年は夏や秋にもコンサートが予定されている「φ」
このメンバーでは火鍋と紹興酒で気炎をあげました。

そしてそして初音出しはハープの山宮るり子ちゃんと。
ピカピカの28歳ですが、音色美しく、しかも構築的でアンサンブルも素晴らしい!
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長年ドイツに留学していたるり子ちゃんとは、いろんなところでニアミスしていたようですが
なんとお母さまと彼女の最初の先生が、私の通った学校(田園調布雙葉)の大先輩だったそう!

うーん、悪いことはできないというか、世の中は狭いというか、「ご縁」に絡みとられている気分

そんな、るり子ちゃんとはこれからご縁が発展しそうな気配ですが
まず初共演は明後日に東京・五反田のG-Callサロンにて☆
どうぞお楽しみに!

おまけ↓先日のリハーサル風景「白鳥」の動画をお目にかけます♪

Celloデュオで年明け!New Year Concert&Party@六本木ヒルズクラブ

一昨日、無事に帰国して昨日はさっそくに弾き初め、もとい「コンサート始め」でした。
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本年2017年は敬愛する先輩チェリスト渡邉辰紀さんをゲストにお迎えしてチェロの二重奏での幕開け!

辰紀さんは12人のチェロでご一緒させていただいていたのですが、昔から存じ上げていて
"無茶振り"でお願いしたスピーチでは留学生時代にパリで姉たちと皆で会った懐かしのエピソードも飛びだして来ました。

六本木ヒルズクラブでは昨日も富士山が見えてお目出度い雰囲気が倍増!
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お集まりくださった皆さまもご満足くださったようで大いに盛り上がりました。
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応援してくださる方々の会Enne倶楽部の代表幹事である落合春彦さんと。
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総勢86名の賑やかな宴となりました。
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コンサート部門に参加してくださった最年少は3歳!
上は、、、ふふふ
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いや、楽しい時間でした。

中学生以来の"憧れの辰紀サマ"とのDUOが楽しかったのはもう言うまでもなく!

この時点で次回の共演が12/3に新潟の三条市が決まっております。
「この時点で」だからその前に東京でもコンサートするかもしれません♪
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昨日はしみじみとするバロックからしっとりのロマンティック、捻ったジョークのアンコールまで弾かせていただきましたが、新しい分野にもチャレンジすることになりそう。

チェロ2本で縦横無尽に暴れてきます。

今日は朝からコンクールの審査員でいま束の間の休憩時間
早朝の車内でがんばって書いた記事をアップしますね!

2017年酉年やっと明けた感じがします。
(何度もしつこいですが)
どうぞ本年も宜しくお願いいたします。

2017年、日本へ!

雪のチューリッヒより遅ればせですが、新年のご挨拶を申し上げます。
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いま日本へ向かうところ、この冬休みはスイスも雪不足、、という記事を読んだ途端にこの雪です。
昨日はベルリンも初雪でした。
積もるほどではなくベルリンからチューリッヒへのフライトは少し遅れたけれど無事に飛びました。
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(追記の後日談:ところがチューリッヒ空港は雪でパニック、無事に乗り換えたはずの機内でなんと2時間も閉じ込められました。。。(°_°))

さてさてこれから日本に着いたらさっそくに六本木ヒルズクラブでnew year concert&party
翌日はコンクールの審査員

いろいろなリハが5種類あって
1/19は五反田のG-Callサロンにてハープの山宮るり子ちゃんと初共演のコンサートがあります。

さあ今年はどんなご縁が生まれ
紡いでいかれるでしょうか。

こちらは今年のリサイタルのために
特別に造ってくださった動画
10周年の特別企画がどんな内容になるかご覧いただけます。


ではマークと私からご挨拶

皆さま、旧年中はさまざまに支えていただきまして有難うございました。
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心から御礼を申し上げるとともに本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます!

ベルリンより「良いお年を!」

今年も残すところあと数時間!
ベルリンは8時間遅れで追いかけております。
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23日に福島市音楽堂でのコンサートがあって翌朝にベルリンへ発ち、昨日までスイスから姉ファミリーも登場
この冬はマークの父夫婦もベルリンの住民となったし
アレヨアレヨという間に誕生日とクリスマスがすぎて、大晦日にいたりました。

そのような中で昨日はベルリンの銀座通りと呼んでいる「クーダム」に買い物に行き
今月テロがあったクリスマス市場の横も通りました。
近くにはたくさんの献花がなされており、やはり何事もなかったように通り過ぎることは出来ません。

事件があったクリスマス市は私たちもよく子ども連れの友人たちと行く場所です。
ショッピングストリートの間にある広場に小さな屋台が立つ
皆が気軽に立ち寄る日常的な場所

我が家の近くであった出来事に、実はずっと自分の中ではショックが収まっていなかったのですが

この数日間、姪たちと過ごした時間のおかげで少しずつ心が解れるのを感じました。
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いま皆が健康でいられて
笑顔でいられることが奇跡のように思えるといったら大袈裟でしょうか。
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皆さま、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ!

来年は世界のあちこちで沢山の笑顔が増えることを心から祈っております。