またしても羽田におります。いまからベルリンへ。
だんだん飛行機もバス感覚になってきたぞ…
さて昨日は熊谷でコンサート、晴天ピカピカの日でした。
こちら新幹線だと東京駅から40分ちょっと。気軽に出かけたら東京駅は大変な人でビックリ!グランスタが潮干狩りのようでした。
よく考えたらGWの初日なのですね。すっかり忘れておりました。
そんなお天気の行楽日和にも関わらず(?!) たくさんの方がいらしてくださって楽しく弾かせていただいてきましたよ。
こちらカフェのマスター山田武彦さんと常連マダム松本志のぶさんによる人気コンサートシリーズ「クラシック・カフェ」全国のホールで展開しており熊谷の地ではこれがvol.7だそう!
(前半のテーマカラーはこんな:情熱の赤?)
舞台にはピアノの他にカフェの看板とテーブルに椅子、そこで松本さんのリードでいろいろなお話しをしながら弾いていきます。
前半はチェロを始めるきっかけから、楽器との出逢いなどなど、祖父のお話も。
後半は楽器との旅の話しや、楽器の秘密など。
それぞれ選曲も合わせています。
さすが固定客の方々も多いのでしょう。
終始穏やかな雰囲気の中、静かな曲は会場も一緒に呼吸し、激しい曲のラストは絶妙なタイミングでの拍手!!
ステキな掛け合いとなっていました。
さくらめいと館長さまとご一緒に一枚。
なかなか楽しく、また松本志のぶさんの柔らかくも素晴らしい仕切りに感動したし、山田さんが山田耕筰氏のピアノソロ曲「からたちの花」をお弾きになったのですが、素晴らしかった。
それをすぐそばで背中側から聴く(見る)ことができたのにも大興奮!
帰りの新幹線では山田さんと、山田耕筰氏と祖父が夢をもってヨーロッパに行った時代のことを想像し、語りながら帰路につきました。
さて、そろそろ搭乗時刻です!
さすがにこれは走りかけるバスを止めて乗るようなワケにはいかないな。
先週、日本に戻ってすぐのこと
和歌山の友人が仕事の呉服の関係で我が家の近くに来訪
しかも「華道家の假屋崎省吾さんもいらっしゃるから寄ってくださいね」とのこと
その日は朝からリハ、時差ぼけも出る時刻でヨレヨレな姿で辿りついた会場には着物がずらーり‼️
「あれ?」チェロを担いだ私はいかにも雄々しくどうにも場違いな雰囲気です。
友人たちに挨拶していると、いつもフレンドリーな假屋崎さんが見つけてくださって「さあさあ❤️」と着物に囲まれ、はっと気がつけば手練れのおばさまが洋服の上からさっさと着付けを!
またたくまにこんな姿になっておりました。
(音楽がお好きな假屋崎さん、10年ほど前にコンサートでご一緒して以来のお付き合い)
これ私は着物ONジーンズなのです。
上下とも着たまま!!
帯は洗濯バサミのようなもので止められているし、足袋も指先しかないものを靴下の上に被せるだけ。
実は帯も半幅に折っていないし、帯留めも閉じたまま。こうやったら着物も試着できるのね!
便利だなあ。
しかも着付け3分くらい。
凄いなあ。
この大胆なカーラーの絵柄の着物も帯も假屋崎さんのデザインです。
やはり着物はそこに置いてあるより立体的になるほうが生き生きしてくる。
そうだ、カーリーこと假屋崎さんには
『水谷川さん着物お似合いよ!着物ドレスだけでなくちゃんと着なくっちゃ』と仰られ、まんざらでもなく喜んでいると。
『もう、最近の子って細すぎで着物が似合わないのよね、このくらいなくちゃ』と
ううむ、、、
そんなこと言われたらますます喜んでダイエットが遠のきます。ずっと着物着ていたいワ。
「日常で着物を着るおばあさま」は幼いころからの憧れです。
が!!しかしながら着物を着るとチェロは弾けないのでした。やはり弓道の時みたいに袴着用かなー
〈新緑の美しい季節、どこもかしこも生き生きしています〉
今朝の関東はびっくりするような大雨でした!
このところ快晴の日が多かったので思わず「空から水が降っている…」としみじみしてしまいました。
さてただいま連日リハ三昧!
そのような中で昨日は朝からラジオの収録
FM- fujiの番組「公ちゃんの黄昏ドキはcello気分」にゲスト出演させていただいて参りました。

こちらの番組にお招きいただいたのはこれで3回目♪
タイトルの「公ちゃん」こと住野公一さん(チェロ弾きであり、オートバックスの社長さまでもある?!)とパーソナリティの春ななみさんによるクラシック音楽の番組です。
チェロにまつわる色々なエピソード
や日々思うことからコンサートのことなど
それから私のCDから曲を流してくださったりして
お二人とお話していると本当にあっと言う間に時がすぎてしまいます。毎回、お話が尽きないころを春さんが綺麗なお声で柔らか〜くまとめてくださいます。

2回続けてのゲスト出演ということで
放送日は5月20日と27日
FM-FUJIにて日曜日の18:30〜18:54です!
✳︎ FM-FUJIの聴き方:FM-FUJIは、首都圏ラジオ78.6MHzのほか、全スマートフォン&PCから「ラジコプレミアム」にて全国で、全iPhone及びauのスマートフォンから「LISMO WAVE」アプリにて全国で聴くことが出来ます。
さて実は私は「ラジオ」といえばほとんどタクシーの中で聴くばかりなのですが、ぼうっと窓の外を眺めながら、いつも耳にしないような音楽や、馴染みのない声で楽しく語られる話しが心に飛び込んでくるのは意外にも楽しいことです。
今回の番組にゲストとして出演させていただいて、改めてホストのお二人に優しく包んでいただいてリラックスできているのに気がつきました。
この4月より思いがけずラジオのパーソナリティをさせていただくことになりましたが、いままで以上にラジオの向こうにいらっしゃる顔の見えない方々に想いを馳せております。リスナーの皆さまがふわっとしたり、ラジオの向こうでクスッと笑ってくださるような、そんなエネルギーを発信していきたいと思っております。
はい、木曜日に帰国…実は今回はベルリンからの乗り換え地であるパリの空港でいろいろ恐ろしいことがありまして…
それについてはまた。
這々の体で戻って参りましたが、でも日本がピカピカの快晴で速攻エネルギーチャージ!
ピアノの山田武彦さんと3月に続いてしっかりリハーサルして
全国真夏日という土曜日は横須賀市三浦教育会館 第70回 ふれあいコンサート「水谷川優子チェロ・リサイタル」に伺っていました。

マリンボーダーのお洒落な金子成八理事長、さすがヨコスカ!!
山田さんのシャツよーくご覧ください。
後半のテーマの「日本」をイメージして2人で和柄なのです。
ちなみに私のは着物をドレスにしたもの、大好きでよーく着ております。
これ実は本好きの子どもだった母の七五三(!)のために曽祖父が本を意匠に誂えた着物。
いやいや、長い間よく大切にとってあったなあと思います。
前半は写真を撮り損ねまして、こんなでごめんなさい。

シベリウスとグリーグの「北欧」プログラム
この季節のフィンランドとノルウェイの森をイメージしてグリーンです。
ちなみに山田さんのポケットチーフもステキなグリーンの濃淡であった。
前半後半の橋渡しの曲は間宮芳生先生の「5つのフィンランド民謡」
そのあと父の編曲による日本の歌と祖父の「ちんちん千鳥」
そして天才・山田さんの編曲で日本の歌と民謡を。
兎にも角にも、お客さまが大変に集中して聴いてくださったのに感銘を受けました。
特に歌を弾くときのpやppでは時に囁くように弾きたいのですが
ここでは皆さまが「幽けき音でも聴き洩らさず受けとってくださる」のが伝わってきて楽器に自分を委ねることができました。
もちろん反面、ペールギュントの「山の魔王の宮殿にて」などではおもいっきり!
ff、fffまでオーケストラに負けない大音響で!!
時に溜息がもれ聞こえ、時に歓声をあげ、と心を寄せてくださった暖かいお客さまに心から感謝を。

猿島↑なんと無人島ですって。
東京湾で最大の自然島とのことで「もう1つのラピュタ」とも呼ばれているそう!
行ってみたいな〜
実はここ横須賀には母が中高と学んだ学校があるのです。
女の子ばかりの学校で母は寄宿舎にはいって実に実に楽しい生活をすごしたらしい。
この猿島は「近くに見えるけれど絶対に絶対に泳いで行こうとしたらいけません!!」とシスター方に言われていたそう。
聞けばフェリーで10分、、、ううむ、泳いで渡れる自信はありません。

でも本当に気持ちの良い日に横須賀に伺えて幸せでした!
またゆっくり来たいと思います。
さて昨日(もう一昨日だわ)も山田さんの懐の深い音楽=大海の中で自由に泳がせていただきましたが
今週末はもう1つご一緒のコンサートがあります!
今度は熊谷、こちらも山田さんとの掛け合いを楽しみにしているところ♪
そういえば昨日言われて気がついたのですが、この日はゴールデンウィーク初日!
時の流れが早すぎます。。。