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秋の映画

今ね、微妙にストレスが溜まって来つつ有るのを感じる!
こういう時は思いっきり、美しいものに触れたい。
11月のリサイタルが一息ついたら、映画、映画見たい。秋の日本で久々に映画館に行きたい!

見たい候補その1
「The Brothers Grimm」
テリー・ギリアム監督の、お伽噺で有名なグリム兄弟を主人公にしたもの。この映画自体が御伽の世界に違いない!ちょっと待って、テリー・ギリアム聴いた事あるぞ。「モンティ・パイソン」のメンバーではありませんか!img_18.jpg
皆さん「モンティ・パイソン」ご存知?子供の頃に父が見ていた記憶が微かにあるけど、70年代にイギリスで爆発的人気を呼んだコメディ集団です。BBCで放送されたフライング・サーカスのシリーズは、未だにドイツでも根深い人気があります。友人に大の大の「モンティ・パイソン」フリークがいて、私は何本DVDを見せられた事か…日本でも人気だった筈なんだけど。テリーは番組で美術・アニメーションをメインに参加していました。他にメンバーの中心的存在であった天才ジョン・クリーズは最近では「ハリーポッター」の『ほとんど首無しニック』役で特別出演していますね。あの哲学的なナンセンス感覚は気が付くとハマる危険なもの。jc.png
何故かクリーズのアップ

マット・デイモンとヒース・レッジャー演じるグリム兄弟、そして「イタリアの宝石」と呼ばれるモニカ・ベルッチも魔女の役で出ています。先日大きなポスターを町でみかけました。私がまだザルツブルグ留学してた頃から好きだったモニカ。FI690630_2E.jpg
1964年9月30日生まれ、迫力があります。スーパーモデル全盛期、彼女はフェミニンな美しさで光っていました。当時のイタリアでは人気を博していたのがTVショーのお姉さんたち…長い金髪にケタタマシイ笑い声、ユニホームの様な超ボディ・コン(死語の世界)…全員クローンみたいで、まるで女性のカリカチュア。そのころ彼女達より年下だった私が見ても<嘘だと信じたい>不自然な世界でした。そして彼女達とは比較にならぬ存在感だったモニカ。BTH690630_1B.jpg
これはイタリア映画「マレーナ」の1シーン。女優になったのが当然に思える、独特のオーラでイタリア、フランス、そしてハリウッド映画と世界に進出しています。「マトリックス」の役どころは今ひとつだったけど…

現在、世界的に絶滅しかかっている<熟せる女性>の貴重な一人かな。最近、多くなってる<熟さぬタイプ>は蕾(誰にでも秘めている可能性)→花(まだ本物ではありません。若さと親に貰った見かけ)→華(内面の輝きが表に!!)…といかず、花の部分で自分に水や肥料を与えぬために直接、花から老化への一途を辿るのです。花→萎れた花→枯れ花!最近の人工的ヘルプ=整形でも『華』には到達出来ません、怖いですね。やっぱり男女共に中身を磨かなくちゃ。
なんか花伝書を思い出した…

さて見たい候補その2
「ロバと王女」
フランスの作家、シャルルペローと言えば、赤ずきん、長靴をはいた猫やシンデレラで有名ですが、その中の「ロバの皮」が映画になっています。私は子供の頃は童話ばかり何十冊となく読み、諳んじていた位の童話好き。(一番気に入っていたのは○○色の童話集という物。色んな色のタイトルがついて、全十何冊。世界中のお話が詰まっていました)96702.jpg
この「ロバの皮Peau d'Ane」もシンデレラ的なプリンセス物語ですが、映画自体は1970年に『ロバと王女』として製作されていました。ph5_story-1.jpg
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今回はそのデジタルニューマスター版で『シェルブールの雨傘』の名匠ジャック・ドゥミ監督&カトリーヌ・ドヌーヴという当時の黄金のコンビが復活!という訳です。実はこれは大好きな澁澤龍彦さんがエッセイの中で「ロバの皮を被ってパンを作るドヌーヴの愛らしさよ…』と書いていらしたので、いつか見たいと思っていたのです!ドヌーヴと言えば、熟した女性の代名詞…(熟し過ぎたら怖いけど)ph4_story-1.jpg
ずっとDVDも発売されなくて…この度の快挙はどうやら昔の関係者が昔のカラーを美しくリニューアルして復刻版を遺そうと頑張った賜物らしい。しかもジャン・マレーも出演。コクトーの作品に主演してその美しさを誇っている時より少し後の筈ですね、おじ様ぶりが見られるのかしら?

秋は美しいものでエネルギー補給する!
他は「チャーリーとチョコレート工場」にも興味有り。でも時間が無いから全部見に行けない、やっぱり一部はDVDで鑑賞かなあ。
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yuko miyagawa
Posted byyuko miyagawa