旅するチェリスト水谷川(みやがわ)優子のブログ

2014-10-24 Fri 00:17
まさかのイスタンブール日記
深呼吸すると秋の薫りが…
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落ち葉の絨毯が敷き詰められたようなベルリンの街に着いて数日がたちました。

と書きながら、、、今回はウン十年間の空の旅ではじめての事件にあたりました。

実は9月に日本へ飛ぶ際のこと、
またしてもルフトハンザのストライキがありそうだったのと
例によって直行便のないベルリン空港から日本までの旅程が一番短かったという理由で
初めてトルコ航空をチョイス!

そういえばこの春はルフトハンザのパイロットたちのストライキにあたり
トルコ航空への振り替えになったので、イスタンブール空港もすでに詳しいのでした。

おまけに行きはマークも一緒だし、乗り継ぎもすいすいとスムーズ。
サービスも良いし、ご飯もおいしいし、映画も充実しているしで
「さすがヨーロッパのベスト航空アワード受賞!」という旅だったのですが…

今回の往復の復ではビックリな出来事が待ち受けていたのでした!!

いえ、振り返ってみると
十代から今まで数えきれないほど飛行機にお世話になっていたのに
さしたる問題に出くわさなかったのがあまりにも幸運だったのだと痛感しています。

東京ーイスタンブール間は成田のカウンターで「お得なアップグレード」のオファーがあり
嬉しく快適にすごした空の旅でした。

広々とした座席で6時間くらい続けて眠り、良いタイミングでのご飯時間
ふだん見る機会がない邦画をみていると「もう着きます」とのアナウンスが…

(ちなみに見たのは綾瀬はるかさんが鑑定士を演じるミステリー映画
前回は「るろうに剣心」で俳優の皆さんの身体の柔らかさに驚愕しました)

着陸した際にスクリーンで現地時間をチェックすると、、、

ん?18:40?!いや17:40?!
次の飛行機のボーディングタイムが18:00だから17:40かな。
日本の出発時間が20分早まったけれど、やっぱりギリギリなのか、、、?

と思いながらCAの巨大なお兄さんに「いま何時ですか?」と訊くと
『18:40だね♪(イメージ)』とのお返事。。。

えっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ?????????

ベルリン行きのボーディングカードには「19:00出発」とあります。

「ありええええええええええええ〜んっっっっ!!!!」と胸の内で叫びながら

冷静に「あの〜ワタクシ、次の飛行機が19時に飛ぶのですが…」と伝えると
この巨人『そりゃ〜絶対に間にあわないね〜』と肩をすくめました。

この人は…何の助けにもならない、という以前に助ける気がないと理解した私
それでもシートベルト着用サインが消えるのをまってから(!)嵐のように地上へ

一番近いところのトランスファーデスクに走れば、そこは長蛇の列
そこの横には国際便乗り継ぎのためのセキュリティチェックがあります。

これはデスクからゲートに連絡してもらって待つように指示してもらうしかない…
「ちょっと失礼」といいながら前へ前へ

チケットを振りかざすと係の人が「あ〜こりゃもうゲートしまってますね〜」とクールな一言
焦る気持ちもなくなり、すごすごと後ろに並び直しました。

イスタンブールはけっこうなハブ空港らしく
周りには同じ状況に陥った「同志たち」がたくさん…

ソフトウェアの開発で日本に派遣されていたルーマニア人の大学院生Mくん
アムステルダムの会社で働くケニア人の可愛い女の子Kちゃん
カタコトの英語で喋り続けるイタリア人のおじさんと寡黙な奥さま…

世界から旅をしている色んな世代の人々と助け合うことになりました。
<トルコ航空による被害者の会>を結成しようかと思ったくらい。

そして、、、やっぱり次のベルリン行きの便は翌朝しかなく、まさかのイスタンブール宿泊へ。

『トルコ航空ホテル』という謎の窓口にまたしても並び(それだけ被害者がいたということですね)
マイクロバスに分乗して「どこまで行くのかなあ…」というくらい郊外に連れていかれ
他の被害者(?)の方々とともにビュッフェの夕食を食べ(いちおう美味しかった…)
同志となったMくんとジントニックなど飲みながらホテルの窓から雨のイスタンブールを眺めました。

いや、こういう時にお酒が飲めてよかった!
そうして深く短い眠りに落ちました。

翌朝は4:34に頼んでいないのにモーニングコールがかかり、5時にマイクロバス出発。

イスタンブールの空港は…
超A型っぽい仕事ができるヒトと
真夏の南イタリア人みたいな適当な仕事をするヒト(真夏の南イタリアの皆さん、ごめんなさい)が
まだらに生息している気がします。いや大雑把ですね。

でもベルリンのターンテーブルの上にスーツケースが乗ってきた時はさすがに嬉しかったなあ。
あと、もちろんマークの顔をみて安堵しました。

このイスタンブールで起こったことは人間模様もふくめてちょっとメルヘンみたいでした。
いつか文章にしたいと思います。

それでも、トルコにはいつか旅行(!)でいってみたいと思います。
イスタンブールもせっかうならば街中をみてみたい。
ええ、喉元過ぎてトラウマもありません。


さて、そんな訳でやっとこさ(?)辿り着いたベルリンでは直ぐにリハーサルがはじまりました。
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ひさびさの我が家ライフもまだ満喫する間もありませんが
明日からはパリ〜
Trio SolLa(ソ・ラ)のメンバーが集まって濃縮の5日間をすごしてきます。
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こんどはどんな日記になることやら…

いや、冒険はしばらくいいや。
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