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チェロ リサイタル-音楽で巡る時の旅-三条

いま真夜中、、、今日は夕方に旅から戻って夜寝(!)して万全な姿勢でワールドカップ 観戦いたしておりました。

そしてセネガル - 日本戦、2対2で試合は引き分け!!

なんだか日本、かつてないチームの繋がりを感じさせる良い雰囲気ですね。偉そうですが選手の層が厚くなり円熟してきたみたい。ドイツのブンデスリーガで活躍してる方もたくさん!

「足の速いセネガルチームを相手にボールの支配率が高く、むらなく安定しているワ」などとにわか解説者しながら、時おり画面の前に仁王立ちしながら応援しておりました。すかさずベルリンのM夫からもメッセージ、いわく「やっぱり日本人には日本人の監督だよ!!」だそうで。よしっっ


さてここで二泊三日の旅の記事を~

新潟県三条市に年に1、2回お招きいただくようになって今年で10年目。
もう私にとっての還る場所-ふるさと-のひとつになっています。

さてその三条、今回は市の主催行事の演奏会でピアノの小柳美奈子さんとでかけて参りました。


「きっかけの一歩 地域デビューコンサート」ということで、先月に入場整理券を配布したところ1日半で全てなくなったということで、昨日のコンサート会場はホール後部にパイプ椅子を並べる対応の満席プラスアルファ。市の方によると当日のお問い合わせも多く、直接に会場にいらっしゃる方もあって大変だったそう。
開場前からなんども流れる館内アナウンスに、洩れ聞こえる外の気配…なんだか凄いことになっていそうな空気感に、楽屋では美奈子さんと顔を見合わせてばかり。

前の日に現地入りしてみっちりリハーサルしたにも関わらず、何故か当日のゲネプロも時間ギリギリまでやってしまい、着替えやメイクが間に合わないかと大焦り、ちょっと久しぶりにドキドキしました。

前半のドレス 無事に弾き終わったところでちょっと安心。

今回つけたサブタイトル「音楽で巡る時の旅」、実はプログラムには今年のアニヴァーサリーの作曲家ばかり集めたのです。

パガニーニがテーマをとって変奏曲を書いたロッシーニの没後150年から始まって
ブルッフ 生誕180年 
ドビュッシー 没後100年

いろんなお話を交えながら進行します。
そして美奈子さんリクエストで黛敏郎さんの文楽。

それから前半最後には今年が生誕120年になる祖父・近衞秀麿の「ちんちん千鳥」を。

満場のお客さまは最初から驚くほど素晴らしい集中力で聴いてくださっています。

不思議なことに舞台上って客席のことがよくわかるのです。拍手が礼儀正しいものか、熱がこもっているかは当たり前としても、何も発していないはずの沈黙も雄弁に語りかけてきます。会場の空気の中の粒子が伝達するのでしょうか?

今回は「楽しみに待っててくださった」というのを実感しました。

だからますますそれに応えたくなる。お互いに呼応するのです。
後半はアメリカに特化して黒人霊歌「アメージンググレース」と「誰も知らない私の悩み」で始まって、美奈子さんとCDにいれるためにジャズピアニストの狭間美穂さんがお洒落に編曲してくださったガーシュウィンの「アイ・ガット・リズム」と「サマータイム」

ガーシュウィンは生誕120、ということは祖父と同い年生まれなのですね!!ちょっとびっくり。

それから最後は生誕100年のバーンシュタイン「ウエストサイド物語」で盛り上がって終わりました。

バーンシュタインは小澤征爾先生の恩師、そんなエピソードを加えながら、会場の皆さまにこの不屈の名作をご覧になってない方がいらっしゃるか伺ったり、おススメしたり。

皆さまの暖かい雰囲気にすっかり気を良くして、曲の中で叫ぶ「マンボっ!!!」も2人でかつてないほど絶叫、会場に響き渡っていきました。

いや、爽快、爽快!自分たちで言うのも何ですが、カッコよかった(笑)宝塚の男役のようにハリがある声でした。私はいつもウエストサイドストーリーでは絶対的にマリアよりトニーの気持ちになって弾くことが多いのですが、(「アメリカ」はアニータ)昨日ばかりはいつも愛らしい美奈子さんまでがジェット団のメンバーみたいでした。

本当にこの曲はいま私たちの18番!!いまちょっと自画自賛が止まりません。またいろんなところで2人で弾きたいと思います。
アンコールは父の編曲した「ふるさと」とサンサーンスの「白鳥」

そして「ふるさと」三条には次回なんとクリスマス・イヴに参上します。あ、ダジャレ。。
なんとマークと山本貴志さんとのピアノ三重奏です!(ついでにアタクシの誕生日でもあります)
あ、翌日は新潟市内でも別のコンサートをさせていただきます。


年代や性別、仕事などを超えたご縁で結ばれた素晴らしい友人たちが増えるばかりの新潟県、もちろん餌付けもされております。
こちらは前の日のリハ後に美奈子さんと、土地の美味しいものを食べるの図。栃尾の油揚げ、サイコー!!

コンサート前夜なのでお酒も嗜む程度に、、新潟県上越市ご出身の美奈子さんご推薦の佐渡お酒「北雪」でカンパイ。
わざわざ新潟市から来てくださったA子さんイチオシのゼリー
大大大好きな笹団子!!
他にもいろんな方にいろんな差し入れやお土産もいただきました。和洋のお菓子から日本酒まで、大いに餌付けされております。

新潟バンザイ!

こちらは楽屋にご用意くださったお弁当、、、開けてびっくり「甘海老のお刺身がこんにちは」です。本番前はあまり食べられないのですが、ましてやこの時は時間がなくて焦っていたのですが、さすがにこれほ見過ごせなかった。。。そして新潟県のお米の美味しいことといったら!!ドレスのチャックが気になりながらも戴きましたとも。


そして本番後は國定市長さまをはじめとした市役所の方や、コンサートのオープニングでご挨拶くださった生涯学習課のKさんたちコンサートの仕掛け人の方々と打ち上げ!!
生きてて良かった、の蟹味噌

皆さま、ごめんなさい、の海の幸たち

もともと好きなのに、茄子って 枝豆ってこんなに美味しかったっけ?!

鮭も一口で絶句、そして絶叫「いつも食べている鮭は、じゃあ何だというの?!」という味。
そ、そして、、友だちを失くすかもしれない覚悟でカミングアウト。。。

雲丹の天ぷら

どうしよう、こんなことして、もう天罰がくだるかも、と怯えながら味わいました。

咀嚼しながら、雲丹は海苔と手を繋いで天に上がって行くのがみえたような気がします。。。

そして美味しいものには美味しいお供を!

うーむ、どれも美味しいですが、この晩は地元の酒蔵・福顔酒造の五十嵐川がお魚と手に手をとる感じで美味しゅうございました。

ビバ 三条 !!オレ 新潟!!です。

こちらは前日のリハーサル前、まだ一滴もはいらず「クリーン」な私たち。

いやはや、帰国して早々に日本の美味しさをディープに味わっております。この国の食文化はやはり豊かだなあ。

では、そろそろまた眠りにつくことにします。時差ボケの危機がやって来そう。。
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Theme: クラシック | Genre: 音楽