旅するチェリスト水谷川(みやがわ)優子のブログ

2006-01-17 Tue 23:53
カフェ&カフェ
さて、この扉は何処に繋がっているでしょうか?20060124232943.jpg

答:ベルリンのとある<カフェ>
ヨーロッパの日常生活ではカフェの存在が大きなもの。
友人との待ち合わせや、仕事の打ち合わせ、飲食などの具体的な目的や用事が無くても、雰囲気と心地良さを求めて人が立ち寄るのが、愛される<カフェ>。
どの国でもカフェ文化というものがあり、実際にカフェが文芸、演劇などの発信地ともなっています。

今日はここ、カフェ・アインシュタインに行って久々にそれを思い出しました。ここはウィーン流のお店で、オーストリーに長く住んだ私にとっては懐かしいスタイルのお店。(ちなみにアインシュタイン・カフェというコーヒー店があるそうですが、これはスターバックスの様なチェーン店だそう、まぎらわしいですね。)20060124232914.jpg

ザルツブルグに住んでいた頃は、カフェ無しの生活が考えられませんでした。
オーストリーではカフェが大体がマルチな存在で、朝早いところは07:00くらいに店が開き、スーツの紳士方が優雅にコーヒーを味わっている姿が目立ちます。朝御飯はクロワッサンや黒パンを出す所も有りますが、一般的なのはゼンメルという丸い白パン。それにはアプリコットのマーマレードがぴったり。一回使い切りサイズの小瓶が付いてくるところが多い。バターと一緒に出て来ます。スタンダードな朝御飯はこれにコーヒーが付いたもの。その他チーズやハム、卵料理なども有ります。
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午前中の穏やかなコーヒータイムが過ぎると、お昼前からランチを取る人たちで混雑、午後はお菓子(オーストリーでは特に)を楽しむ老若男女が集まり、夕方からは仕事帰りにビールを飲む人、コンサートの前にワインやカクテル、軽い食事を取る人などで混み合います。20060124233004.jpg
オーストリー風カフェの特色はなんといっても、まず新聞でしょうか。新聞は通常、木で出来た<新聞はさみ>にエレガント収まっています。紳士はカフェで2、3種類の新聞にゆっくり目を通すのです。
次はお菓子!ご存知アプフェル・シュトゥルーデルやザッハートルテ、マラコフトルテ、エステルハージィー・シュニッテ、グーグルフップ等の伝統的オーストリー菓子の他、旬の果物を使った物やナッツのトルテ等のケーキなどが並び目移りします。古いスタイルのカフェではケーキ売りの人が全種類のお菓子を載せた銀のお盆を首から下げて(昔の駅のお弁当売りみたいに?!)席まで見せに来てくれます。
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ウィーン子を誇る友人の話しに因ると。コーヒー一つとっても、煎り方、入れ方、ミルクの量、濃さにこだわって、その日に相応しいコーヒーをじっくり選ぶのがウィーン流だそう。
話しは次回カフェ2に続きます。
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