ベルリンでチャリティ・コンサート〜森の仲間たち!?
昨日から日本に戻っております!
今回は台風に意地悪されずに帰国できました。やれやれ。。。
さて、こちらは帰国前日の秋のベルリン
素晴らしい秋晴れの日につかの間の散歩を楽しみました。
今回はイタリアが長くてゆっくりベルリンの我が家生活を楽しめなかったのが残念、、、
でもペスカーラから戻った翌日にワルシャワから山本貴志さんが来てくださって我が家に滞在!
マークとのトリオに勤しみ、後の時間はベルリン生活を楽しむ(←食べたり飲んだり)濃ーい数日間をすごしてくださいました。
山本さんとは共演の御縁をいただいてもう7年以上のお付き合い、この月日を振り返るともっともっと長〜くご一緒している感覚になります。
私とのデュオ、それからマークとのデュオや3人での共演はもちろん、なんとフィンランドの音楽祭ではマークの父ラルフともピアノの連弾で演奏してくださったこともあります。
その昔にはスイスで姉ファミリーにも会ってらっしゃるし、そんなこともあって我々ファミリーにとってはまるで親戚のように近しい不思議な存在なのです。
そんな山本さんとマークとのトリオ、去年は東京・名古屋・京都で演奏させていただき、今年は12月に新潟・三条でコンサートがあります。
それで帰国前々日の10月9日はその前哨戦としてベルリンで独日協会主催でチャリティコンサートをさせていただきました。
ベルリン大使館のホールにてリハ中↑
3月のコンサートは公邸のホールだったのでこちらは初めて。
平土間なのでこのスクリーンがあると演奏中に後ろの方まで良く見えます。これも良いアイディアですね!
今年、台風の被害が酷いことに私も何かできないかと考えていたのですが、独日協会でも西日本豪雨被災地支援をなさっているとのこと。
こちらは7月にトリオ ソ・ラでチャリティのお手伝いをさせていただいた竹谷 宗久氏の被災地支援プロジェクト、この日のコンサートが締めくくりとなったそうです。
コンサートのあとに竹谷さんから
『被災地の状況を調べた結果、今回は大きな被害を被った地域の一つである、岡山県倉敷市真備町にある真備東中学(ギターやマーチング用バスドラム、ピアノを喪失)及び真備中学(ピアノを喪失)を支援、補充が必要な楽器を寄贈する計画です。現在両中学とも、校舎の破損がひどいため、真備町以外の学校に間借りして授業を行なっているそうです。
来月早々、日本に出張予定ですので、その機会を捉えて現地を訪問、水谷川さんのご支援に関しても被災地の方々にご報告するつもりです。』という御言葉をいただきました。
おかげさまでコンサートは早々に満席となり、お申込みをお断りするほどだったとか。
ベートーヴェン:「街の歌」から始まってショパンのソロとデュオ、ここベルリンの地で音楽家として人生を謳歌した祖父の歌を含む日本の歌に挟まれたベートーヴェン:「幽霊」
山本さんもそう言ってらっしゃいましたが、会場の雰囲気が驚くほどに暖かく感じたのは、チャリティのテーマのため?それとも独日協会の方々の醸し出されるものなのかな?
とにかく3人とも没頭して演奏することが出来て非常に幸せな時間となりました。
こちらは人生に没頭中の写真
コンサート前夜はマークがお得意のステーキを披露。色んなエイジングビーフを焼いてくれました( ̄▽ ̄)
初のラーメン@ベルリン いつも行列してるMAKOTOでやっと食べられました!
ほのぼのとした3人、なにやら「森の仲間たち」みたいな雰囲気です。
という訳で、次の「森トリオ」でのコンサートは新潟三条にてクリスマス・イブ、私の誕生日です!!
さ、そうこうしているうちに演奏時間が近づいてきてしまいました。今日は三重県津市、ご機嫌な景色を前にしてチェロ雄はどんな音色を奏でてくれるでしょうか?!
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