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水谷川優子のチェロ弾き旅烏日記

五月のドイツは晴天なり!

録音、無事終了!!!
おかげ様で今回は、中味が濃いものが録れた手応えがあります。
プロデューサーの野島さんを始めとして、ピアニストのMARTIN、TONMEISTERのJULIAN、編曲+aaaのMARK、そしてイマジンのマネージャーコンビK&N!そして家族、友人とENNEの皆様…サポートして下さっている沢山の方々に一言、御礼申し上げたい。
「有難うございます!!」

で、一昨日の夜からデュッセルドルフに来ています。秋のプラン(曲目)を立てながら譜読みをして…やっと肩の力が抜けたらしく、昨夜は久々に熟睡。
ここでは、この夏一緒のオルフェウス弦楽四重奏団と共に過ごしていますが、ビオラ奏者のEMILEは正真正銘のグルメ。新鮮な材料を愛情を込めて手早く作る彼の料理はプロバンス仕込み…どんなレストランよりも私を幸せにする御馳走が食卓に並び、3月末以来消えていた食欲がやっと復活、美味しく物を食せる様になりました。

今の季節、ドイツは最高!まだFIFAが始まっていないから嵐の前の静けさ、でしょうか。皆、いつになくのんびりと暮らしている気配…
5月のドイツで私が真っ先に思い出すのは、"Im wunderschoe(Oに点々のウムラウトが文字化けしてしまうので)nen Monat Mai"…ハイネの紡いだ詩にシューマンの節が、世にも美しい『詩人の恋』の第一曲目です。
そ、留学するまではこの詩の意味が実感できませんでした。だって日本の春の喜びって5月よりもっと前から始まるんだもの。
生まれて初めて体験した欧州の冬はザルツブルグで、灰色に暗ーく淀んだ空を見上げてはため息をついて過ごした長ーい冬…太陽を拝まない日が二週間続くなんてざら。立春をとうに過ぎ、ちょっとした春の兆しに幾度も騙され(暖かになってコートを脱いでも、二日後には真冬に逆戻り、の日々)もう希望を失った頃に本当の春がやってきたのに気が付いた時、この歌が心の中に流れていました。ま、『ザルツなんて南よっ』とドイツ人にはいわれるけれど…

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yuko miyagawa

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