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水谷川優子のチェロ弾き旅烏日記

London Symphony Orchestra & Harding そしてランラン!

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今日は本当はこのようなこと20070304151238.jpg
をする日であった筈が、舞戻って来た風邪のためやっぱり潮風は避けておきました。そうしたら案の定の雨!
大きなお船…南極観測船しらせによる東京湾航海(晴海→横須賀)のクルーズだったのに、残念!

という訳で昨日はロンドン交響楽団のコンサートに伺っていました。突然に御招き戴いたものでプログラムも知らずに飛び込んだら、なんとハーディング指揮、しかも前半はランランのソロでモーツァルトのピアノ協奏曲17番!この曲は何度も弾いているからよーく知っているし、前回ドイツでもあちこちでランランの顔を見ていて(ベルリンの広告塔でも、雑誌の表紙でも!彼はなんとロレックスとアウディの<顔>でもあるんですもの)聴きたいと思っていた所でした。もう何年も前、彼が未だデビューしていなかった頃にドイツで友人のピアニストである父上が『中国人の男の子でもの凄いピアノ弾くのがいるぞ!!』と仰っていたのを思い出しましたが、モーツァルトに対するリスペクトからくるものか、自分の音をよく抑制し、ハーディングの鳴らす弦の音に寄り添う所も見られる…思っていたよりも大人な演奏で驚きました。そのPやPPの美しい事!そういえば彼ももう今年25歳、どんどん加速して成長しているのでしょうね。((ここだけの話しですが、昔はちょっと丸い感じで御顔がほりえもんっぽかったのですが、頬もすっきりとしていましたartist_langlang.jpg
200601MULanglang1.jpg
こんな感じ。ランラン=langlang=郎朗=どうやら輝くという意味らしい。名の通りの子に育ちました。))アンコールの中国の春という曲では期待にそって爆発!その優れた身体能力の全てを使って(それでも抑制しているのかもしれませんが)音を花開かせていました。こんな身体だったら何でも出来るなあ、と些かあっけに取られたくらい。丁度、先日ルフトハンザ機内で彼の新しいアルバム『ドラゴンソング』をちらりと耳にしたばかりですが、やっぱり<お国の曲>は他人の追従を許さない感じに生き生きしています。一言で彼を表現するなら『驚異的な』ピアニストかな。いやあ、面白かった。
舞台の明るい大らかな感じのまま、コンサート後に行われたレセプションではスピーチしていました。ちなみに黒いジャケット、黒パンツにピンク(フーシャピンク)と赤のスカーフ。。。似合っていました。
後半はマーラーの5番、LSOはなかなか美しい響きでした。イギリスのオーケストラっぽいリズム感があって、弦だけになると時々ハイドンや、ヘンデルみたいな音になる。透明感があって後ろ足を軽く跳ね上げる感じです。ハーディングという人は現在31歳、素晴らしい集中力!!マーラーとして聴いたら、オーストリアやドイツで馴染んでいた音とは全然違う。でも正直な事を言ったら昨晩は体力が無くて(風邪のぶり返し)ウィーン風マーラーはちとキツかったので、この様な明朗なマーラーが新鮮で良かった。退廃的な空気やユダヤの血の濃さ、拭いきれない十字架の存在などは一切感じられず、いや徹底的に排除して、ハーディングが楽譜を一から読み直し、立体的に作ったのには脱帽です。舞台でもそうだし、近くで見ても小柄な(に見える)この人の何処にこんなエネルギーがあるのでしょう。他のものも聴いてみたくなりました!
最近、人のコンサートに行くのが珍しい私。日本ではなおさらです。
でも、風邪でも伺って良かったなあ。

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yuko miyagawa

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ロンドン交響楽団ロンドン交響楽団(ろんどんこうきょうがくだん、London Symphony Orchestra、略称LSO)は、イギリスのプロのオーケストラのひとつ。ロンドンのオーケストラの中でも中心的存在。本拠地は、1982年よりロンドンのバービカンセンター。また「女王陛下のオーケ
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