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水谷川優子のチェロ弾き旅烏日記

日記進行・晴れのサヴォンリンナ

日記更新中!<日記>のタイトルを体現しております。
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夏のオペラ音楽祭で有名な<サヴォンリンナ>には世界中からオペラ好きが集まって来ます。マエストロ・R・ゴトーニ(先日のーきのこ写真ー参照)が音楽監督だった時には、なんと天皇皇后両陛下もいらしたことがあるくらい。
というわけでストリート・アーティスト(大道芸人)のレヴェルも高い!毎年のように冬になるとザルツブルグのメインストリート(昔の原宿竹下通り)に出没し、悲しくバロックフルートを吹いていたおじさんなどは出る幕がありません。(夏のザルツは観光客のメッカで、大道芸人の競争が激しいのでおじさんは来ない)
去年の日記にバンドネオン弾きの兄弟(中学生くらい)を写真入りで御紹介しましたが、今年はなんと小学生の天才的なバンドネオン弾きの姉弟が市場で演奏しているのを発見!そう演奏。本当に素晴らしかった。特に弟くん(10歳)が技術のみならず音楽的でほれぼれ。。。タンゴなんて目を瞑って聴いていたら、とても子供とは思えぬ<間合い>。さすがフィンランド人!(注;話はそれますがフィンランドにおいてタンゴは伝統的に国民に愛されている存在なのです。フィンランド・タンゴという分野が有って、毎年ミス・タンゴやミスター・タンゴのコンテストもあります。<ミス・桜>の様なもの、いや、ミスユニバース…?タンゴは1930年代に大流行してから今はちょっと演歌みたいな存在らしい。それにしてもタンゴのリズムとそれらしい哀愁のこもったメロディーをフィンランド語で歌われるのは私にとって非常に不思議な感覚。。。)
大人気だったチビちゃん達ですが、なかにやけに熱心に写真を撮っているオバサマが…どうやら子供達の母上みたい。親○鹿だったら微笑ましいし、教育ママだったら怖い。人々に混じって奏者の前に置いてある帽子に小銭を入れていたら、最前列でアイスを食べながら聴いていたマエストロ・ゴトーニに呼び止められ、一曲一緒に拝聴。それからマエストロもご褒美の小銭を帽子に入れようとしたら、そこは有名人のマエストロ、すかさず子供達の母上に呼び止められて一緒に記念写真をパチリ!うーん、親○鹿か教育ママか、どちらかなあ?
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リハーサルが終わって市場に戻ったらもう子供達は消え、代わりに橋のたもとで↑のおじさんマリンバ組が派手に演奏していました。公共の場所で大道芸を披露するにはちゃんと警察からの許可が必要なのです。この人たちはロシア人かな??バッハのトッカータからカルメン、トルコ行進曲まで。三人なのでなかなか迫力がありました。面白いのは夏のこの町は我々のアカデミー関係者からオペラ関係者(オーケストラはヘルシンキ・フィルや放送響の人たち)、この近くに夏の家を持っている音楽家たち…と音楽関係者だらけ。上の写真で橋を渡りながら聴いている大きな男性も絶対に音楽家。知らない人でしたが、橋のこっち側で一緒に聴きながら同じ所で「くすっ」や「ほおお」を共有しました。
で、演奏家が通りがかって聴いていると弾いている人も直ぐにわかるのですね。特にはりきって演奏してくれるので、演奏が素晴らしかったら、こちらも大きな拍手で迎えたり<オヒネリ>を帽子に入れたりする。でも最後まで無言の勝負、ムサシとコジロウの世界なのです。『おぬし、なかなかやるな』と。
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さあ、昨日はコース前半の最終日のコンサート、大好きなドヴォルジャークの五重奏で締めくくりでした。先週からほぼ連日、音楽学校に通ってレッスンと練習だったし、リアル学生の子達と過ごしていたので今の私の気分は学生。鏡の前で奏法を工夫したり…チェロ弾くのが楽しくて楽しくて、という日々です。
さて日曜はヘルシンキでコンサート。マエストロ・R・ゴトーニ(ピアノ)とマーク(バイオリン)との親子との初共演。ソナタ、ピアノ三重奏とも近年全然弾いていないプログラムなので、早速今日から毎日リハーサルです。

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yuko miyagawa

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