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6本のローソク

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これ、ど~こだ?
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いえ、六本木ヒルズ。

来月5日のニューイヤーPARTYの打ち合わせで六本木ヒルズクラブに行った帰り、どこからか懐かしい甘い香りがして見たらドイツ風クリスマスマーケットが出現。

「ドイツのクリスマスってこんな香りなのよね」と思わず郷愁を覚えてしまった。
2005年記事-絵日記:ベルリンクリスマス市
2006年記事-ドイツのクリスマス市

zimt(シナモン)にnelken(グローブ)、muskat nuesse(ナツメグ)とカルダモン…白い吐息で文字が書けそうな外を歩けば、町のあちこちから漂うグリューヴァイン(香辛料入りの暖かいワイン)の匂いに誘われて、一杯! というのが、この季節のドイツやオーストリア。グリューヴァインといえば香りはすごく甘いけれど、甘く見ていると<即酔っぱらい>という恐ろしいホットワインです。

粉雪みたいな粉砂糖に包まれたシュトーレンは生地に入ったレーズンや干しイチジクが美味、チョコレートでコーティングされたレープクーヘンはたっぷり蜂蜜が入って懐かしい味、お月さまの形のバニラギプフェルは暖かいミルクと食べると最高だし、香辛料が効いたSpekulatiusシュペクラティウスは病み付きになるカリカリビスケット。

ああ…現地にいると特になんとも思わないのに、離れていると無性に食べたくなってくる。 毎年ドイツの母親代わりや疑似おばあちゃま方がお手製のゲベックWeihnachtsgebäck=クリスマスクッキーを分けて下さるのですが、イタリアのスーゴ(パスタソース)、韓国のキムチ…ちょっと前の日本だったら糠味噌かな、というようにそれぞれ家庭の味があるのです。地方でもちょっとずつ入れるものが変わったりして、お節料理やお雑煮みたいですね。

それにしても秋だと思っていたら、すでに師走で忘年会の季節。
先日はチェロの恩師、松波恵子先生を囲む会を広尾のアクア・パッツァで開きました。小学校から留学するまで教えて頂いていた松波先生、実は今年還暦で(しかしお若い!)しかも今年はバッハ無伴奏組曲のCDも出されて二重におめでたい、という事である年代を共に過ごしたOB弟子が集まってお祝いをしたのです。
皆バリバリお仕事している人ばかりだけど結構人数が揃って楽しかった。海外組からもメッセージが有ったし、大人になった皆が今でも心から先生を慕っており、日高さんの美味しいお料理とワインで盛り上がりました。
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バッハ六曲と還暦かけて6本のロウソクです。dc120629(修整2)
(↑親の方の参加有り)で昔話に花が咲いたのですが、最後の松波恵子先生のコメント『以前は練習するの嫌いでしたが、このバッハを録音して最近はチェロを弾くのがもっと好きになりました』というお言葉に皆、ノックアウト。

なんて素晴らしい先生に師事する事が出来たのかという思いと、永遠に進んでいかれる先生の後ろ姿をずっと追おうという思いと…

やっぱり先生は凄い。
チェロも教えて頂いたけど、人間としても学ぶ事だらけ。

有り難さが背中を押してくれます。

明日から一週間は関西!
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yuko miyagawa
Posted byyuko miyagawa