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京都の青山バロックザール

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昨日バロックザールでのリサイタルが無事終了!
実に沢山の方々にお出まし戴き会場が熱気に溢れていました。皆さま暖かい拍手をありがとうございます!
全曲ピアノと一緒だったので奇才・怪人・天才ロトさんが大きく大きく包んで下さりその中で存分に暴れた(?)という感じ。
孫悟空とお釈迦様みたいでしたか?
でもこのお釈迦様は優しいだけじゃない自然界の厳しさも教えてくださり…大曲グリーグのソナタでは大海の荒波を泳ぎきり、怒涛の嵐をくぐり抜け…という体力を使ったコンサートになりました。ふう…
でもお陰さまで「弾くならチェンバロとだけ!」と思っていたバッハのガンバ・ソナタも改めてピアノとの響きを組み立てられ、久々に弾いたベートーヴェンの四番も新しい境地で弾くことができて楽しかった。
またルトスラフスキーで「今まで現代曲は苦手でしたが凄く面白かった!」「初めて聞いたけど興奮しました。」と色んな方からお声をかけて戴いたのには嬉しく思いました。
一見難解に見えがちな現代ものでもこちら側がメッセージを強く持てば、ちゃんと受けて下さるのではないでしょうか。
自分は「現代曲アレルギー」だと仰る方は結構いらっしゃるし、初めて聞く曲には何となく構えてしまうものですが、やはり、それには音楽に命を吹き込む私たち弾き手側の責任も大きいと思います。我々が人間として作品に何らかの共感を持ち、演奏にメッセージを込められるのであれば、それは聴衆のアンテナにキャッチされ伝わっていくのでは?(でも実際に今回のルトスラフスキーは良い曲だなあと思います。弾き手が作品に一ミリの共感すら見いだせなかったら、音の羅列に終わりますものね。そりゃ聞く人は詰まらないに決まっています。)
自由に音を紡いだシベリウスの小品やグリーグの歌曲、ロトさんのお陰で掛け合い漫才的なトークになったアンコールまでお客さまの暖かみを感じながら楽しく弾かせて戴きました。
それにしても恐ろしく濃いプログラムだったけど-高い山に登れば見晴らしが良かった-という感想。
ロトさん、ご来場くださった皆々さま、そして主催者のA倉さま御夫妻、ありがとうございました!
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yuko miyagawa
Posted byyuko miyagawa