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水谷川優子のチェロ弾き旅烏日記

 霙<みぞれ>日

雪か霙か…という感じで始まった今日、そろそろ雨の姿になってきました。
きっぱりと寒く冬らしい日です。

月曜日はAQT(アクア・トリニティ)の合わせIMG_2465.jpg
大分色んなことが見えてきました。
性格も考え方も全く違う我々3人、<だからこそ向かえる>という方向が音を通してますます明確になってきたのです。次には4月の静岡公演も決まっているし、いよいよ2月9日が楽しみに。盛り上がっています!IMG_2467.jpg
<よろしく>

その後は新しく開拓した目白のスペイン・タパス・バーにて別件の打ち合わせ兼dinner。
偶然発見したお店がなかなかのヒットでお連れしたK氏も大変なお喜び。
知らない土地でも食べ物に関して外したことがない私の<嗅勘(イメージ熟語です)>が実力を発揮。
薪ストーヴにあたりながら飲んだワインは格別だったし、スペイン産カラスミや穴子のフリット、最後に戴いたパエリアまで美味で上々の夜でした。

昨日は新宿Kホテルの中の懐石<蒼樹庵>にお呼ばれし、ビジネス・ランチ。料亭を意識して作られただけのことがあり、個室はビルの中であることを完全に忘れてしまったほど静か。インティームな空気の中で皆さんリラックスなさって、これまたお話が弾みました。


そして夕方に帰宅、悲しいニュースが届きました。

バイオリニストの江藤俊哉先生が亡くなったのです。ご病気だったけれど、まだ80歳でいらしたのに…

十代の頃、先生には弦楽四重奏でレッスンして戴いたり、桐朋の高校(音楽科)を卒業してから留学するまで籍を置いたディプロマ・コースでも色んなアドバイスを下さいました。また先生の元に集った学生のオーケストラ(通称・エトオケ)での合宿やコンサートの楽しくて濃厚な思い出もあります。(皆で作った江藤先生のお顔イラスト入りTシャツ、まだ持っています)

厳しく音を御しながら、音に身を任せる…指揮をなさる先生を間近に仰いで弾いたベートーヴェン「大フーガ」の弦楽合奏版。今でも耳を澄ますと、あの時のぴんっと糸が張ったような緊張感、そして到達点での解放、厚みのある弦の響きのうねりが鳴っています。

まるで切り取って、記憶の引き出しに仕舞ってあるみたいに。

もの凄くシャープで、ユーモアがおありで…揺れる年ごろの私に<プロフェッショナルとは>ということを教えて下さった大人の御一人です。

「先生、ありがとうございました。今度はゆっくりお休みになってください。」

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yuko miyagawa

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