旅するチェリスト水谷川(みやがわ)優子のブログ

2008-02-10 Sun 21:40
Aqua Trinityファーストリサイタル 御礼
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Aqua Trinityファーストリサイタル無事終了!

雪の中をいらして下さった皆々さま

前日リハーサルにも立ち会って下さったチェンバロ主のUさん、に
マネージャーのダブルN嬢。

いつも暖かくサポートして下さる心優しいリリスホールの方々

有難うございました

いやはや手前味噌ですが、我々よく頑張ったと思います。
なにせ、このプログラム…尋常ではありません。

ヴィヴァルディ:四季より“春”第一楽章
 花咲き乱れ、鳥のさえずりが…という本来ヴァイオリン三本で弾くソロ部分、なんとチェロで原音参加…AQTならではのオリジナルを追求するためには、このくらいやらねばね!

ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
 牧子嬢、ラヴェルのまったり感をチェンバロで出すため大変に工夫していました。この響き、またオケとは違って新鮮だったのでは?

キュイ:オリエンタル
ドヴォルザーク:スラブ舞曲第2番
 我々が好きな民族調の曲。ピアノだと普通に収まってしまうところですが、<異国の音>が追求できたかしら。

加藤昌則:ある映画主題による二重奏「Memoirs of TOTO」~ A collage of “God Father”
 これは絵里ちゃんとのデュオ。
ライティングも使って、もうお話に入り込んで、いや、初代と二代目のゴットファザーになりきって演奏。加藤さんの映画への思い入れが楽譜の行間に滲み出ていました。その思いを背負って二人、かつて無いくらい集中…役者さんのように気持ちがシンクロしていました。さすが大魔神!

映画「黒いオルフェ」テーマ
 去年にバンドネオン、ピアノ、ヴァイオリンでの演奏を聴いて以来「これはAQTでやりたい!」と思っていた曲。イントロのザクザク感はチェンバロならでは、です。

ビゼー(加藤昌則・編曲):「アルルの女第2組曲」より『ファランドール』
 リハの時に加藤君が『これ、絶対に面白いよ!』と太鼓判を押してくださった曲。しかし何故かチェロが結構大変なところが多く、絵里ちゃんに『これ絶対にイヂメよ。何かしたんじゃない?』と言われる始末。でも大魔神は『いやあ、面白いよ!』の一言なのでした。

で、加藤作品に触れたトークで思いっきり、『今日は加藤さんが残念ながら、いらっしゃらなくて…』などとお話ししていたのに、前半終了して楽屋に戻ろうとしたら、そこにはニコニコとした旧知の人の姿が!!
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思わず、三人とも『ええっ!!どうしているの??!!!!』と絶叫。
 好き勝手に弾いてしまったので、焦るのです。こういう時は…

後半
ラモー:クラヴサン・コンセール第5番
コレルリ:ラ・フォリア
 牧子巨匠の世界に私たち二人とも必死でお供致しました。
どうせ現代楽器で弾いているのだから下手に古楽器の真似をするのはやめよう、と自分たちらしさを出すのに苦心したもの。チェロは6弦のガンバの部分を受け持つのだし。でも、なんと美しい曲たち!これからレパートリーを増やしていきます。

最後はピアソラ三段!
 ブエノスアイレスの春
 タンティ・アンニ・プリマ
 リベルタンゴ
大好きなピアソラ、憧れのピアソラをこの三人で弾けて幸せでした。
お互いに普段のソロの時と全然違うプログラミングだし、新しいジャンルもあったし…大変でしたが、手応えがありました。

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沢山の方にお並び頂いて『これから楽しみにしています』と御声をかけて戴きました。嬉しく、ありがたい事です。

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最後に加藤大魔神ともう一度パチリ。
左は絵里ちゃんの従姉妹、ヴァイオリニストの神谷未穂ちゃん。いらして下さってありがとう。

AQTもやっと一歩を踏み出しました。次回は4月の静岡公演です。
牧子ちゃん、絵里ちゃん、ありがとう&これからも宜しく!
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