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非日常生活・2/目にするもの

ちと記事が滞ったら途端に『ブログ書くって言ってたのに!』と嘘つきヨバワリされてしまったので、日記のずるアップ。。。
14日の日付でもアップ致しましたのでセットでお読みください。(でも両方拍手してね。なんとなく。)
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さて、日本では働き蜂(ウソ)
欧州では<潤い至上主義者>となる私です。
前回は命の水に触れましたが、今回は命の黒い水、珈琲について。

またしてもプエルトリコからの戦利品を担いで帰ったきたM夫。今回の私の日本からの戦利品は抹茶チョコレートに抹茶フリアン、アフリカ椿茶、それから海老&蟹煎餅などなど…接戦です。負けたかも。


上の写真はM夫が、カザルス音楽祭でアテンドしてくれた現地の運転手さんに『美味しい珈琲を買いたいのですが…』と呟いたら無視され、あとで主催者の方からコンサート後にプレゼントされたという珈琲豆たち。

エスプレッソ用もドリップ用も、豆の色が浅くて薄茶から栗色といったところ。
いつも飲んでいる深入り焙煎が凄く黒いように思えます。

とにかく香りが甘い!!エスプレッソなんて最初に飲んだ時、口の中にマンゴの香りがした位。M夫は『パパイア!』と叫んでいましたが…とにかく南国フルーティー珈琲なのです。

いつもの如くブラックで飲むドリップの方も、コクあって苦みは少々、酸味はまるでない、と不思議体験であります。

珈琲の概念を打ち壊されたような…あまりにも苦みが無さ過ぎるのでマキアートは却下。やはりイタリアのエスプレッソマシーンにはイタリアでローストした豆が相性よいのでしょうか。

そういえば以前、M夫はブラジルで『一番美味しい珈琲下さい!』と言ったら『日本に行きな!上等なのは国の外だよ』と言われたそうな。。。
結局コスタリカが最高に美味しかったらしい。(コスタリカでは一番美味しいのは国の人が飲むんだよ、という話。日本のお米で聞いたのと同じだわ。)


ま、とにかく<プエルトリコの珈琲はフルーティーである!>というこの事実を確認しながら覚醒する毎日です。

で楽譜を読んだり(おさらい、ね)、探したり、注文したり、調べものしたり、という日中が過ぎると夜は趣味の世界へ。
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数日前に通りがかった本屋さんで見つけた<世界のクロサワ>!しかも見た事が無いものばかりがシリーズになっていました。
売り切れは椿三十郎と蜘蛛巣城、用心棒と隠し砦の三悪人。椿さま以外は持ってるから、まあいいか。(日本で全集を買おうとしたら英語字幕がなく悲しく断念しました)

そう、有名な「生きる」もお恥ずかしながらワタクシまだ見てないのです。

その晩に早速見たのはゴーリキーの戯曲を江戸時代の長屋に置き変えてクロサワ流に料理した「どん底」、The Lower Depth、 NACHTASYLがドイツ語。ウィキのどん底

如何にもクロサワチック(当たり前か)のこの作品は1957年に発表され、一癖二癖有る役者さんたちも黒澤明ワールドの何処かで見た事がある人たちばかり。

大掛かりな作品ではありませんが、その舞台を見ているような臨場感、映画ならではの周到さ、それぞれの役者の臭い、カメラアングルにタイミング、最後のーどん底である事を開き直ったかのようなー酒盛りのシーンにストンと落とすエンディング…ただただ満喫致しました!

鬼の様な女を演じる山田五十鈴さん、表情と一挙一動が美しくも恐ろしい。今は滅多にいない大女優の貫禄。

凄惨に虐められる妹役の香川京子さんが初々しい。

三船はスーパーヒーローではなく、運命に(もしくは『どん底』の世界に)翻弄されるある一人の登場人物を演じただけ。

悪い大家の中村鴈治郎さんと御遍路おじいさんを演じた左卜全さん、まるでお能の面を見ているみたいで二人の掛け合いにはゾクゾクしました。

皆さんリアリティーのある役者さんですが、なんと清川虹子さんまで出ていたのに後から下記をチェックして気が付きました。ウィキ<黒澤明のどん底>(役者役の藤原釜足さん、ネーミングに笑ってしまった)

昨晩は何故か『皇帝ペンギン』に心震わせたワタクシ…明日から一週間はデュッセルドルフにてチェロくんと缶詰の日々です。

じゃ、又デュッセルから!!
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yuko miyagawa
Posted byyuko miyagawa