FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
yuko miyagawa
Posted byyuko miyagawa

日野原先生との対話

今日は朝から築地の聖路加病院内の記念館で日野原重明先生と対談させて頂きました。(これは後日、ベストライフのHPで動画がご覧になれます)
昨年の秋に御紹介頂いた日野原先生はチェロが大お好き、その後には私の録音をお聴き戴いてCDの推薦文も賜りました。今回は久々にお目にかかりましたが、分刻みの超ご多忙なスケジュールの中、相変わらず薔薇色の頬をなさって穏やかに微笑んでいらっしゃいました。
対談は、その昔に先生が私の祖父や大叔父を軽井沢で診察された事から始まって、ご自身が故斉藤秀雄先生と御縁続きだということや、音楽療法の必要性について、また私が今まで10年ほどホスピスや少年院の訪問演奏を通し感じている事など…予定されていた時間はあっという間に過ぎてしまい、又、秋に対談の続きをさせて戴く事になりました。
医者である先生が『音楽で苦痛を和らげる事が出来る』と明言なさる事には感動を覚え、対談中に先生からきめ細かい波動が私の心の襞に染み込んでくるのを感じ、自分自身が癒されつつあるのに気付き涙が出そうになりました。
<癒す>という言葉は近年あまりにも容易く使われ過ぎて、私の中で言葉の価値が暴落していたのですが、今日はそれが実際の行為として存在するのをしみじみ実感致しました。先生はそうして今まで、どの位沢山の方と関わり癒していらしたのか…改めて凄い方と御縁を戴いた事に感謝申し上げております。
ご自身が青年時代に結核を病み死と向かい合われた体験が御有りで、現在は医者として進行性の癌を持った患者の方々と共に死に対面する日々を過ごされている、それは御著書によって存じておりましたが、現実の先生は死への覚悟や諦念と全く関係ない世界(境地)で淡々と死=生を受け入れていらして、そのお姿はポジティヴなエネルギーに満ち溢れていました。
最後は『セロ弾きゴーシュ』の話しで楽しく終わりましたし…今日は<生>も<死>という言葉も一度も出なかったのにこんな内容の日記になりました。なんとなく不思議な気持ちです。
対談で盛り上がった後は、その場でカザルスの「鳥の歌」を弾き、いつか先生の書かれた詩とチェロを合わせる会をしましょう!と、かたく握手してのお別れとなりました。

関連記事
yuko miyagawa
Posted byyuko miyagawa

Trackbacks - 1

Click to send a trackback(FC2 User)
この記事へのトラックバック
  • なぜか中高年でクラシックが爆発的に売れている。 普通は一万枚が売れるとヒットと言われているクラシックのジャンル。 BEST CLASSICS100が30万枚の大ヒットで オリコンチャートでも5位にランクイン鍊 このアルバムの特徴はお得感で 名曲カラヤン、ラトルなどが1

    2005.06.10 (Fri) 23:27 | ほんのちょっとだけ感想。