旅するチェリスト水谷川(みやがわ)優子のブログ

2008-08-24 Sun 12:17
山の彼方…
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朝は8時前に起き、9時前にレッスン開始、教える他は通訳にオルガナイズのお手伝い、余った僅かな時間は貴重な自分の練習…

この合宿は明後日26日の生徒たちのコンサートをもって終了、そして直ちに27日は奈良女子大学記念講堂でサンサーンスの「ウエディング・マーチ」ピアノ五重奏にシューベルトの五重奏「鱒」、メシアンの「世の終わりの四重奏」…私はどうやら全曲弾くらしい…です。
それから続いて30日には兵庫の西脇市八千代でロトさんとマークと「室内楽の夕べ」があり、メインにはドヴォルザークのピアノ三重奏「ドゥムキー」を弾きます。

今のところ楽しく子供たちに囲まれた1日の終わりは、どろどろに疲れてオリンピックで終了しています。
そうそう宿舎のお風呂が温泉なのが嬉しい日々であります。(ゆっくり入る時間は無いけれど)

ところで一昨日の400メートルリレー、あっという間の競技だけど感動的でしたね。競技後の日本選手のコメントには今までの彼らの思いがたっぷり込められていました。

この度のオリンピックは虫食い状態でしか見られなかったけれど、北島さんの金メダルに続いて、後半はボルトに熱狂し、バレーボールに燃え(果たしてアメリカは強かった!)、野球の日米戦の延長戦のルールに怒り、日本のソフトボールのピッチャーの清々しさに感心し、棒高跳びの金メダルを取ったオーストラリア選手のワイルドなカンガルーみたいな跳躍に見惚れ…

今日が最終日のマラソン…早く感じます

昨晩は女子の走り高跳び、クロアチアとベルギーの選手の金メダルをかけた一騎打ちに集中しました。

足が長い長いクロアチアの選手、もの静かな態度で、出だしの1メートル85からずっと一回目でクリアーしていた時は、本当に透き通ったような目をしており、妖精のような存在感でヒラリ~ヒラリ~と軽々飛ぶ姿が素敵。
が、勝負の重圧がかかってきた2メートル05からは残念ながら順調に飛べなくなってしまいました。

見ていたら飛ぶ前に目の色が変わったというか、透明感がなくなったのです。そうしたら案の定、踏切のタイミングがズレてしまって、失敗。
解説によれば、この競技は少しでも気負ったら飛べなくなるそう。
あの時、メダルを考えずに跳び続けていたら…世界新記録がでるかも、と思わせる素晴らしさだったのに…残念!

決断して迷わない心…
スポーツもやはり内面が形に出るんだなあ、と改めてシミジミした次第です。

それにしても走ることにおいてはジャマイカ勢の「突き抜け方」が気持ち良かったなあ。飄々と「自分の走り」を表現していました。

あと3日で終了という佳境に入った、この合宿でも子供たちが[他人との競争ではなく]、真剣に自分と向かい合い、音楽の中に入っていく姿に、エネルギーを戴いています。
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