yuko miyagawa
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カスヤの森で
2008-09-12 Fri 12:20
鬱蒼とした竹林20080911113504.jpg昨日お邪魔したのは横須賀にあるカスヤの森現代美術館

 連れていってくださったのは、日本在住40数年の素敵な奥さま、Uさんです。
彼女はドイツの方で御主人は天文学者のK博士(ハワイにある日本の国立天文台に巨大望遠鏡「すばる」を設置なさった方)、お二人は来月から渡独なさって数年間過ごされる予定なのです。
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 U夫人はさり気ないお洒落が本当に格好良くて、いつも密かに惚れ惚れしているのですが、この写真の竹林(美術館の裏庭)を散歩していたら、瞬く間に『こんなの見つけちゃった!』と何処からか、竹の皮を拾っていらっしゃいました。筍が皮を脱ぎ捨てた姿は十二単みたいで、遠目にはバナナの房(しかも完熟バナナ)にも見える。。。『テーブルの上に飾るの』、だそう。うーーむ!

 全てに調和が取れた洒脱なスタイル、やはり彼女の美的感覚はトータルなものなのだな、と実感した瞬間でした。

『若い頃は本当に素敵なものに出逢うと、しばらく林檎(ドイツですねえ…)だけ食べてお金を貯めたのよ。でも、ぜーんぜん辛くなかったわ!』、と笑って話して下さったUさん、お若い頃はバレリーナを目指ししたストイックな特訓を受けていました。それがK博士との出逢いで、はるばる日本にお嫁に、しかもこんなに長く住む事になろうとは…人生は先が読めないものなのですね。


 さりげないけれど、隅々まで彼女らしい、というお洒落のセンスと同じで、彼女のお話も時の流れを忘れる程にチャーミング。
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取って戴いたお弁当も目に麗しく、舌に楽しく…!

 そうそう、ここにはヨーゼフ・ボイスJoseph Beuysの作品があるというので、お供したのでした。

竹林の中で風と一体化していた宮脇愛子さんの作品『うつろひ』(パリやバルセロナにもある作品のシリーズ)↓に囁かれ、ボイスには心の奥底にドイツ語で話しかけられ、…
20080911115435.jpg美術館を出る頃にはすっかり、体中が耳となっていたのでした。
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