夏よ、さらば!

2008年09月17日 00:59

 週末は海へと散歩し
20080913104744.jpg<勝手に>2008年の夏に別れを告げてきました。


 夏も終わりの空気になってきて、わが町でも流石に蝉たちの勢いが衰えています、

今では夜の<秋の虫混声合唱チーム>の方がお元気です。
 ええ、こちらの組は絶好調、秋の夜長を楽しむというよりはステレオ大音響状態かな。


そして人間界も色々あるようです。

 いつもは時事問題にはブログであまり触れないワタクシですが、一息ついてみれば、日本の政治界も角界も大騒ぎ。それに、まだまだ出てくる<食品偽装>シリーズには、げっそり。(え?今回は<事故米転売>というの?)


ちょうど先週、伊丹十三監督の社会派娯楽映画『スーパーの女』dwogxchw.jpg
のDVDを観たばかりだったので、なんとなく複雑な気分になっています。

 この1996年に公開された映画は、伊丹作品に欠かせぬ存在の宮本信子さんと津川雅彦さんが主演の<スーパーマーケット生き残り大作戦>といったコメディなのですが…

なにせ映画の中では輸入牛を和牛に偽装したり、残り物を「リパック」した日付で販売したり、昨今の日本とダブって見える部分が多くて、笑ってばかりはいられませぬ。

 原作者がスーパーマーケットチェーンの元社長(その後は会長、企業は映画製作に全面協力しました)だったこともあり、いつもながら説得力のある伊丹映画ですから、当時この映画を見た人は消費者としての目が開かれたでしょうし、実際に公開後に品質改善を行ったスーパーもある、と聞いています。

 それに過去10年余り、この食糧自給率が低い日本で誠実な方法で質の良い食物を作り、またそれをフェアに流通させようとしてらっしゃる方も確実に増えていらっしゃいます。



 でも、このような事件が明るみに出ると、旧体質を引きずっている企業と、心ある個人とのモラルの差は広がる一方なように思えてきます。

 今回、何も知らずに事故米を買ってしまった流通業者は約370社ということですが、混入を知らされずに定価で購入したところは本当にお気の毒なこと。(一消費者としては特に薩摩の酒造(焼酎)なんて人ごととは思えず!)

 悪い事とわかってやる確信犯の企業が、水戸黄門時代の悪代官のように見えてきます。
そう、『○○屋、お前も悪い奴じゃのう』の世界です。

単純に遠山の金さんにでも退治していただけたら爽快なんだけど。

 もちろん、基本的な食に関しては「私たち消費者の責任」も問われる問題であります。
侮られるのも悪いのですが、一番ヨロシクないのは、何か事件が起こる度に報道に煽られてパニックすること。

「結局、こちらが冷静にかつ賢くならないと」などと呟きながら、戴いた伊佐美をロックで嗜んでいたら、レッドソックスの松坂選手が日本投手のシーズン最多勝利数を記録したというニュース。
選手の『本当の意味で、いつか野茂さんを超えられるように頑張って…』というコメントを耳にして、すっと爽やかな気持ちになった次第です。


 「夏よ、さらば!」20080913105651.jpgの続き。
今回は生温くない、秋の海でした。

 さてこれから、今月22日にはクローズドで、スイスから来る義兄ヨハンとチェロの二重奏コンサートを昼夜2回、しかも義兄の得意な超絶技巧(はい、私は不得意です)ばかり弾くし、

10月3日のコンサートに向けて、ピアニスト清塚信也さんとの新しい曲の合わせがあるし、バイオリニスト磯絵里子嬢とのリハーサルも始まるし、

ドイツに一足先に戻った家族、M夫も翌日から協奏曲の合わせをしていることで
 私も、ここで仕切り直しの、気合い入れなおし、を致します!

寄せては返す…20080913104813.jpg
ずっと波に浸っているとアタマの中は空っぽになっていきます。

しか~し、相変わらず海に溶け込まない姿のワタクシであった。
20080913105800.jpg後ろに見えるのは江ノ島。
黒い点々は烏ではなくて、湘南サーファーの皆さまです。
波乗りの熟練おじさまから、思わず私も出来るかと錯覚してしまった(くわばらくわばら)ボードの下敷きになっている初心者の方まで…

何事もチャレンジですね。考えるより、行動の秋としようっと。
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