留まる渡り鳥。。。
『ベルリン寒いのでは?』
というご心配を戴いているようなので写真付きで御報告
昨日もこんなインディアン姿で出掛けていました。下はブーツです。
が、例によって未だサンダルの女の子も元気に闊歩しているようで、相変わらず自由無法地帯のベルリンです。
これは先日のルガノ湖で姉と散歩の図、ぽかぽか陽気でした。
あの家に宿泊すると、もれなく『家族コンサートの夕べ』が付いてきます。
というか参加しなくちゃいけないんだけど。。。
どうだ!3サイズのチェロです。
この日は最近、子供合奏団の最年少メンバーとなった姪ラファエラが練習しているオーケストラ曲を皆で合奏、エルガーでした。
コンサートマスター:M夫
1stバイオリンの裏パート:姪その2のバレンティーナ(姉の次女、2番目に難しい子供合奏団のメンバーとなって必死に練習しています)
2ndバイオリンの表と裏パート:一人二役はヨハン義兄がチェロで!
ヴィオラの表と裏パート:姉
チェロの表パート:ワタクシ
チェロの裏パート:ラファエラ
そして指揮は7歳の末っ子ドミニク。
家族オーケストラを率いて、もちろん大変なお喜びでした。
今はまだちっちゃなチェリストですが、将来は楽器に飽き足らず本当に指揮しだすかも。。。
ついでにM夫のレッスンを受ける真剣なバレンティーナの図
普段レッスンしている姉が『いつもこのくらい真面目ならねえ』と嘆息しておりました。
やはり親子が師弟となるのは色んな意味で必要以上に厳しいことですものね。
頑張れ!
そうそう、演奏中にさえずっていたのが、もう一人
数ヶ月前にラファエラが道を歩いていたら『ぴよ?』と寄ってきて以来、家族の一員となった<HINAちゃん>です。
イタリア語だとMerlo(メルロー、ワインみたい)、ツグミの一種のようで黒歌鳥(クロウタドリ)、英語だとBlackbirdになるそうです。
人には慣れているのですが、特に雛時代に拾ってくれた恩人ラファエラにはベタベタに懐いています。彼女の長い髪を『ご飯頂戴』と引っ張るし、学校から帰った足音に『ピヨピヨ』喜ぶし。
渡り鳥のはずだけど、この冬は家から出て行きそうにもないですねえ。
さらに子供たちによれば自分のことは犬だと思っているそうで時々『バウっ!』と吠えるらしい。。。
いいのか??
表情が豊かで愛らしく、欠伸もするし…
どちらかといえば鳥は苦手な筈のワタクシもついつい情が移ってしまったわけです。
『あとは猫みたいにギュッと抱きしめられたら良いのにねえ』と姉と意見一致しました。
すっかりネロオに会いたくなって、ベルリンの街角でも猫が歩いていないか目を光らせる私でした。
(なかなか、いないのです。これまた。。。)
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