yuko miyagawa
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時差と大統領就任演説
2009-01-22 Thu 22:42
『お帰り~』
『ね、ね、IMG_0456.jpgもうドコへも行かないよね?!』

と早速スーツケースに和むネロオ…
『これで一安心っと…IMG_0462.jpg…zzz』

 というわけで私は元気に帰国しております。


ただ、今回は珍しく時差を体感しているところ…夜が更けると目が冴えてきてしまいます。
それというのも、帰った早々にオバマ大統領の就任演説を生放送で見たがため。。。

だって今度の大統領にかけるアメリカ国民の期待と興奮は日本でだけでなく、ヨーロッパにも熱を持って伝わってきていて…やっぱりその歴史的瞬間をライブで感じたかったのです。

よって到着日はいつも我慢する「到着日の昼寝」(時差ボケ対策で)をして夜中に備え、深夜01:30にはテレビの前で着座。
  
…新大統領の出番を待っている間は気もそぞろで、A.フランクリンの熱唱もパールマンやヨーヨー・マが熱演したJ・ウィリアムの新曲もあまり耳に入ってきませんでした。残念。

 そうして、とうやく、オバマ氏が聖書にこもったリーンカーンの力を借りるように宣誓。(長官の誘導ミスで翌日に宣誓のやり直しがあったそうですが、そんなことは何の問題もない)

 あの演説は私の耳には大変シビアに響き、だからこそ新大統領の決意を感じました。

国民に夢のような約束手形を降ってみせるようなものでも、むやみに鼓舞するようなものでもなく…
厳しい冬のような<今>の現実の姿から目を逸らさず、『わたしと共に歩んで少しでも前進しよう』と聞こえました。いつか来るはずの春のために…

 国の在り方も考え方も、そのまま日本に持ってきて比較したら何も始まらない。
 私たちの国とアメリカは、成り立ちも、国民の責任と権利の捉え方だってあまりにも違うもの。

でも演説を通して、自分を省みて思う事が沢山あります。
 ーでは私は?ーと


 ところで、私の母の妹は若い頃にアメリカに留学し、同じく日本人である叔父とともに永住権を獲得していますが、カリフォルニア州で生まれ育った従兄妹たちは完全なる「米国人」。今はそこに次の世代も生まれています。それから今スイスに住んでいる姉も音楽のためにアメリカに留学、夫である義兄はコロラド生まれのドイツ系米国人なので、現在はまだ小さい私の姪たちや甥も成人したらアメリカ国籍を選ぶのかもしれません。

 そんな家族たちを通し、そして自分自身も十代からチェロを通して体験してきた「アメリカ」ですが、ヨーロッパにいるせいもあってか、ここ数年間は非常に距離のある<国家>となりつつありました。
 排他的で驕っている国…まるで国自体が意志をもち、国民を捨ておいて暴走しているみたい。そこに感じた不安は近年どんどん強くなっていたのです。

 でも、今回の大統領選での多くのアメリカ国民の方のアクションを見つめながら、久々に<アメリカ合衆国>になんだか「古き良きアメリカ」を重ねている自分を発見しました。

 ーでは私は?ー

拙い言葉に長々と、お付き合い下さってありがとうございます。



 さてさて、明日は山本貴志さんとペールギュントの合わせ、身体のメンテナンスに、ドレスのデザイン相談。

土曜日からは新潟です。
また寒冷対策でドイツのように帽子とブーツ装備!でも、寒いでしょうねえ~
IMG_0609.jpg
例え<チェ・ゲバラ>と呼ばれようと
ベレーは手放すまい!200px-GuerrilleroHeroico-1


『 "Let it be told to the future world ... that in the depth of winter, when nothing but hope and virtue could survive... that the city and the country, alarmed at one common danger, came forth to meet [it]."

America. In the face of our common dangers, in this winter of our hardship, let us remember these timeless words. With hope and virtue, let us brave once more the icy currents, and endure what storms may come. Let it be said by our children's children that when we were tested, we refused to let this journey end, that we did not turn back, nor did we falter; and with eyes fixed on the horizon and God's grace upon us, we carried forth that great gift of freedom and delivered it safely to future generations..』
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