旅するチェリスト水谷川(みやがわ)優子のブログ

2009-02-15 Sun 23:21
味の記憶<三条・たんたん>
ブログを整理するのに、カテゴリーに<味の記憶>を追加してみました。

 フランス懐石「松喜」の記事を書く前に、溜まっておりました新潟は三条の「たんたん」をアップさせて戴きますね。

あれは…忘れもしない1月の雪IMG_0646.jpg写真は新潟見附公演の翌日の「雪を踏みしめる足」

 この日は山に囲まれた素晴らしい記念館を訪れたのに、残念ながら休館日。でも中庭は拝見できたので連れて行って下さった方の長靴を拝借して散策。暫し誰の足跡もついていないまっさらな雪の上を歩いて、その感触を楽しんだのでした。

そして伺ったのが、ここ三条の「たんたん」なのです。(1/30 越後日記その2「冬野菜の優しさ」
IMG_0672.jpg
新潟の慈愛を秘めた温野菜につけるのは
味噌ベースの三種のペーストIMG_0671.jpg蕨…!
IMG_0678.jpgふうっと身体に入ってくる
柔らかい味の豆乳スープ!

食事の友はもちろん日本酒!IMG_0680.jpg地元三条のお酒だったのに銘柄を失念。。。すでに心は舞い上がっていたようです。

大好きな白子に寒作里がのっている!!
IMG_0682.jpg「寒作里」かんずり:唐辛子を雪にさらした後で塩や麹、柚子などを混合して熟成させる、新潟が誇る香辛料!
以前、テレビで寒ずりを作る過程を見た事がありますが、真っ白な雪の上にぱあっと撒かれた唐辛子の朱色が見事に映えて美しかった。寒さも大切な調理法の一つ。
冬野菜だって寒いからこそ甘くなるのですものね。
 
 白子の豊かな味がさらに際立ちました。添えてあるのは雪の下からやってきたフキノトウ。

甘海老のゼリー寄せ、手前では鯛で雲丹が包まっています。IMG_0684.jpgまた付け合わせのお野菜がどれも美味しい!
海老さま帆立くんにはIMG_0686.jpg菜の花や
黄と赤のピーマン、サヤエンドウも甘かった。
もうギブアップ…と思った矢先にIMG_0688.jpg美味しそうなお漬け物が目の前をついっと通り…IMG_0691.jpg

ヒラメのさらさらお茶漬け
お茶ならぬ「お出汁」で戴きます。IMG_0692.jpgこれが最高に美味しかった。
もちろん、お櫃からよそって下さった御飯は感動するお味、さすがの米所です。

 ふと10数年前に戴いた杵築の鯛茶漬けが脳裏を過りました。
実はお茶漬け、あまり得意分野ではなかったのですが、時々忘れられないようなお味に出逢うと「忘れられ」なくなるみたい。(え、食い意地がはってるだけ?!)
そしてデザートIMG_0697.jpg

こんな素晴らしい場所にお連れ下さった三条の方々に心より感謝申し上げます!
IMG_0674.jpg
皆(東京からいらして下さった方々も)の気持ちもさらに解けて心の交流が出来る…美味しいものの力は偉大ですね!

おっとりとした御主人に明るい奥さまと写真↓
 長く営んでいらしたお店を色々と思われる事があって、このようなゆったりとした形態(お店は昼一組、夜一組(2人以上)のみの予約制)のお店に変えられたそうですが、時の流れを忘れる空間で戴くお料理には一品一品に心が込められており、芯から寛いだ気持ちになりました。
IMG_0700.jpg
「たんたん」
TEL:0120-202-220
住所:〒955-084 三条市桜木町19-21-2

また絶対に伺いたいお店です。 皆さまも三条にいらしたら、是非!

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