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yuko miyagawa
Posted byyuko miyagawa

トニー滝谷 イン ベルリン

う-ん、何年ぶりかしら。映画は好きなのに最近全く観に行っていませんでした。日本の映画館にはずううっと足を踏み入れてないなあ。映画自体も黒沢明の『野良犬』のDVDを観て以来。
月曜日からは連日7時間リハーサルが始まるし、今しかない!という事で日本でも気になっていた『トニー滝谷』を観ました。村上春樹さん原作のこの話は『レキシントンの幽霊』という短編集に入っていた筈、今回の映画化にあたってドイツ語訳の綺麗な本が出ていたのでチラリと読んでから出掛けました。本の映画化された作品を観る時にはいつも意識的に心をニュートラルにします。作品の解釈の仕方は人それぞれ、原作に対する自分の思い入れを白紙にしておかなくちゃ、楽しめなくてツマラナイ。
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市内では2カ所程の映画館で日本語オリジナルにドイツ語サブタイトルが上映されていました。吹き替えは言語道断!(イッセー尾形さんは良いとしても、ドイツ語をしゃべる宮沢りえさんは想像したくないもの)
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結論から言うと、本の絵本化。声に出して村上本を読んだみたい。細かいディテールと最後の部分に、脚本も自身で書かれた、この村上氏と同世代だという監督のメッセージと彼の作品の受け止め方が伝わってきました。それが良いか悪いかは趣味の問題だとシミジミ。<究極的には音楽だって同じ。最終的には好き嫌いが大きく物をいう。何人の人がどのくらい大きな声でそれを言うか、はまた別な事。>
見に行けて良かったな。映画の残した透明感と喪失感で、時差がどっと押し寄せてきちゃったけれど。

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