旅するチェリスト水谷川(みやがわ)優子のブログ

2009-02-24 Tue 23:29
金平糖な日々
毎日ブログをチェックしてくださった方々、ごめんなさい。
 …またしても時間が経ってしまいました…

 音に埋もれて言葉が上手に紡げない今日この頃ですが
こんなもの↓をお供に近況報告を!
ー究極の赤ワインーヴォーヌ・ロマネ!!20090223113006.jpg20090223113504.jpg…味の<コンペイ糖>です。

食の目利きである友人Kさん。お料理の腕前がプロ級の彼女はいつも<一捻りしたお洒落で美味しいもの>をプレゼントして下さいます。これは京都の緑寿庵清水という老舗のものなのですが、この日本唯一の金平糖専門店の名は…と思ったら、留学中の大昔に読んだ『美味しんぼ』のエピソードに出てきたお店でした。(金平糖は日本の職人魂の賜物)
 
 この季節限定の金平糖は桐の箱を開けた瞬間に赤ワインの豊潤な香りが部屋に広がり…
一粒一粒愛しんでいただいています。


さて、アカデミー賞で邦画がW受賞という嬉しいニュース、素晴らしいですね!

 外国語映画賞を受賞された「おくりびと」、ご存知のとおり、チェリストが故郷へ戻って納棺師になるというお話で友人たちから『絶対観るべし』と非常に強く推されておりました。
それから短編アニメ賞「つみきのいえ」、なんと暖かい絵柄なんでしょう!ちょっとブリューゲルみたいな色彩。「まるで絵本のよう」と思ったら絵本になっているようで、スイスの姪たちにも是非見せたい作品です。
8冠に輝いた「スラムドッグ$ミリオネア」も気になっていたし、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」も映画関係者の知人に去年からお薦めされ、A・ジョリーの「チェンジリング」も…

    観たいものが目白押し!

 日本ではもう数年間、映画館に足を踏み入れていませんが(ドイツで最後に観たのは昨秋の「ウォーリー」、欧州の上映時期は日本より早いのです)

東京で映画に行く時間+心の余裕は果たしていつ来るのやら…

    でも「おくりびと」は大きなスクリーンで観てみたいなあ。


さてさて、先日は3月末にある鎌倉ユネスコ協会創立20周年記念コンサートのためにソプラノの崔岩光(サイ・イエングアン)さんと初顔合わせ&リハーサルがありました。
IMG_0773.jpg
やっぱり<歌姫>は華やかで美しい!
コラボ曲はアヴェマリアやIMG_0777-1.jpg
トスカなど数曲をしっとりと、高らかに…
コンサートはジャズボーカルグループのジャミン・ゼブの皆さん(メンバー最年少は大学生、透明感のあるハーモニー!)もご出演IMG_0776-1
全員でやるアンコール曲も合わせました。

 皆さんとの和音が鎌倉芸術館大ホールにどう響くのか、本番を大変楽しみにしております。

それから、HPの打ち合わせや、コンサートの打ち合わせに、ドレスの仮縫いなど…
 
 そして私にとって大切な存在の方の演奏会にも伺ってきました。
ヴァイオリニストのアナ・チュマチェンコ先生です。

 アナはM夫の恩師、色んな意味で彼女が彼の人生を変えた、母親のような存在、彼女も『マークは私の音楽上の息子』と仰っています。

数年前に初めて彼女の生演奏を伺った時は涙が止まりませんでした。
 
 言葉に出来ない感動
心の奥底から込み上げてくるのはー懐かしさーに似ているもの

…といっても<古い>のではなく、代々伝えられてきた音楽の本質、伝統と言うべきものが<生きて>そこにあるのです。
昨年は同じ舞台を踏ませて頂いて、その素晴らしさ、慈愛に溢れる音がますます身に染みました。

 皆さんにお伝えしたい事が山ほどあるのですが…やっぱり私には言い尽くせないようです。

「演奏家の本質ー何のために弾くのかーを見据えて音を彫っていきます」
楽屋でアナと再会のハグをしながら、心の中で呟いてきました。
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