ベルリン春盛り

ー久々の<海のこっち側で>カテゴリー更新でございますー

1月以来の久々の我が家…

 私がベルリンに着いた日の早い便でサン・セバスチャンから帰ってきたM夫。自身も旅続きだったのにも関わらず、お掃除していてくれた御陰で今回クモの巣退治は省略。(ありがたや)

しかし快適な我が家ライフを楽しみ、寛ぐ暇もなく翌日から合わせと譜読みに明け暮れ(?)ております。
IMG_1113.jpg←近所
市庁舎の脇の咲き乱れる雑草と戦うチューリップ

 そして…ベルリンも春真っ盛りなのでした。

 着いた日は日本よりも暖かいくらい!(今日は日本も暑いみたいですね?)
おかげで持って行った服の殆どが暑すぎて着られず…クローゼットの中味は真夏と真冬の物ばかりだし、困って(?)春物を買いに走ったほどです。ダウンコート、持ってこなくて良かった。。。

 日差しが強く、待ち行く人はTシャツにジーンズ、またはショートパンツ、それから素足にサンダルの人もたくさん。その横でまだ暑そうなお洒落ブーツはいている頑固者がいるところが如何にもベルリンらしい。。。

さて、ただいまのヨーロッパはどこに行っても復活祭(Easter=Ostern)一色です。
IMG_1115.jpg
公共の場やお店のディスプレイだけでなく、どこのお家でも窓際を思い思いに飾ってこの時を迎えます。子供のいるお宅では殻を奇麗に塗った卵やウサギの手作りグッズも見られて、ほとんど<プレゼント交換の日>となってしまったクリスマスよりも私は好きな時期です。IMG_1114.jpg(よろしければ去年3月のブログもご覧下さい。あれから一年経つとは…)

 復活祭は『春分の日の後の最初の満月の次の日曜日(←ヤヤコしい)』なので今年は4月12日になりますが、その前の四旬節(40日間という意味。でも日曜日を除いて数えるので実際はそれより長い)には本来、初日である「灰の水曜日」以来の食事制限「一日に一回十分な食事を摂り、あとの二食は少ない量におさえること」(大斎)』『摂取できる食品の制限で、獣の肉や卵、乳製品の摂取を避ける(小斎)』があります。

 これら食事だけでなく『祈り、節制、慈善』という3つの行いによって、人間の罪をあがなうために自らを犠牲としたイエス・キリストの受難に心をはせる、とされているのです。

 今のヨーロッパではその期間中ずっと伝統的な節制をする方は少なく、第2バチカン公会議以降は18歳以上60歳未満の健康な信徒に対して灰の水曜日と聖金曜日のみ行うことを求めて(義務でなく自主的にするのを)いるとか。。。

ー不謹慎ですが、中学まで通っていた学校の給食がこの時ばかりは少なく、当時苦手だったお肉が入って無くて喜んだものです…ー

 だからという訳ではありませんが、おりしも今日の聖木曜日(最後の晩餐の日!)は何となく野菜の気分。朝のカプチーノはもともと豆乳で作るし、ばっちり!
IMG_1122.jpgホブズ(パン)とフムス!(フンムス、ホモス)はトルコ、ギリシア、キプロス、イスラエル、ヨルダン、レバノン、シリア、イラクなど中東の広い地域で食べられている伝統的なヒヨコ豆の料理です。茹でた豆をオリーヴオイルやニンニクなどと擂り潰したペースト状のもので、栄養たっぷり。コンサートでイスラエルやヨルダンに行ったM夫によると本場では何百種類のフムスがあるそうです。いいな。
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フムス&素揚げした野菜のプレート
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イエス・キリストも召し上がっていた?!

 今日はこれからデュッセルドルフに移動なのですが、明日が聖金曜日(Karfreitag=Good Friday、キリストの受難と死を記念する日)ということでヨーロッパ中の大混雑が予想され、車は断念。
久しぶりに汽車での小旅行となります。

じゃ、次回はデュッセルドルフ便りです。ボリス犬、元気かしら。  
 ふふ…


PS. リンクにフルーティスト・荒川洋さんの「日々のエッセイ」を加えました。
スーパーヴィルトゥオーゾである荒川さん、4/1付けで、先日お世話になった新日本フィルの首席フルート奏者となられたそうです。
 おめでとう!!!
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Category: 海のこっち側で
Published on: Thu,  09 2009 20:31
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