一言だけ。。。

『頼近美津子さんが、もういらっしゃらない…』
火曜日に、大阪帰りの新幹線の中で連絡を受けて、しばらく呆然としていました。

頼近さんは3月のアフラック・クラシック チャリティーコンサートの司会をして下さったのですが、実は、それまでに様々な御縁やニアミスがあったのです。やっとお目にかかれて、色々とお話できたと喜んでいたところだったのに…


 亡くなった、と耳にして特に胸に迫ってきたことがありますので
 それだけ、ここで皆さまにお伝えしたい。

アフラックのGPの時のことです。コンサートのトーク内容について、もう一度確認したいと頼近さんが楽屋にいらして下さいました。

そのとき何故か、今まで人に言った事がない事柄がヒュッと私の口から出たのです。

それは小さい頃からチェロを弾くことが決められていた私が、親に反抗して「なんで弾かなくちゃいけないの?自分で選んだんじゃないのに…もう、チェロやめたい!!」と言った時の話です。

 その時に母が呟いた
『でも…ママたちが貴女たち(姉も)にあげられるのは、これしかないの。』
 という言葉。


それを口にした時、頼近さんはショックを受けられたみたいに目を大きく開かれて、暫く黙っていらっしゃいました。

 2人の間にちょっとだけ沈黙が流れてから、
 『私は、子供たちに何をあげられるだろう…』
 こう仰ったのが、ずっとずっと耳から離れませんでした。

御病気のことも勿論、知らなかった私ですが、あの日の頼近さんの物凄いエネルギーにはコンサート中も圧倒されました。そして、あの彼女の一言は、私に大事なことを語りかけ教えて下さっています。

 まだまだ、お若かった頼近さん、本当に残念でなりません。
深く深く感謝申し上げながら、ゆっくりお休みになれるように、心からお祈りしております。
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Category: Diary コンサート
Published on: Thu,  21 2009 00:37
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