秋の欧州滞在日記その1

ブログ音信不通となってしまいました。
毎日チェックしてくださった方々、申し訳ない!

で、欧州滞在日記<その1>と銘打ってみましたが、
なんせ10日間の滞在で…もう直ぐ帰国します。

今回はとにかくベルリン着いた翌日から旅だし、
催し物があったり、
サプライズで友人と再会したりと大変に濃厚な時間をすごしております。
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到着した次の日はM夫ことマークのアンサンブル「MPQ(モーツァルト・ピアノ・カルテット)」のマンハイム(ドイツの中心部にある、バーデン・ヴュルテンベルク州の都市)のコンサートに同行。

メンバー達とは私も室内楽の仲間&友人として仲良くしています。この夏もずっと一緒だったし、やや兄妹みたいな間柄。
左はマークIMG_3585mp.jpg右はピアノのパウル・リビニウス、この夏はキルピネンやボニース、ラフマニノフなど共演した戦友(?!)後部座席はiPhoneで競い合うペーター・ヘル(チェロ)とハルトムート・ローデ。


さてコンサート会場は19、20世紀の彫刻と絵画のコレクションを誇る、今年設立100年を迎えたマンハイム美術館美術館Kunsthalle Mannheimでした。

フランスの彫刻が有名なのですが、私が大好きな近代作家の作品もたくさん展示され(ヘンリー・ムーアやアルプ、イヴ・タンギー、Y・クライン、マッケにキルヒナー、カンディンスキーetc!)しかも、コンサートの休憩時間には館内を説明付きで案内するオプション付き。

なのに、時差ぼけなのか<カラダ動カズ>という情けない状態で…残念!

でも面白いことにコンサート中は目がギラギラ、一瞬の眠気も襲ってこなかったのでした。

珍しいスークとマルティヌーのピアノカルテットを前半に弾き、コンサート定期会員で<室内楽ツウ>の観客たちが唸る演奏をしたMPQ、後半はシューマンで皆の心を和らげます。
心憎いプログラミングだし、また、それを楽しみに集まる方々で満場となるのって良いなあ。私もそういう観客に混じって多いにコンサートを楽しみました。
IMG_3617mp.jpgで、翌日はウィーンに飛びました。乗り換えを入れると4日連続で飛んでることになります。。。

懐かしのウィーン!
我が麗しの青春の街なのです。IMG_3606mp.jpg後ろはルードヴィッヒくんの像。
IMG_3604mp.jpg銅像があるベートーヴェン広場のプレートには「1808年-1013年、シューベルトはこちら芸術高学校の生徒でした」とありました。石を投げても芸術家に当たる街です、本当に。

で、彼らがリハーサルをしている間にはモーツァルテウムのチェロクラスの先輩でとっても仲良かった友人を訪ねました。IMG_3598mp.jpg十年以上会っていなかったけど、ぜんぜん変わっていない!
ドリとはザルツブルグのオーケストラでソロとアシスタントを務め、あちこち一緒に演奏旅行した仲なのです。
私のことを最初に『ミニ・ユーコ』と呼んだ人…そう、彼女は昔から足が長かった。
IMG_3595mp.jpg若くして電撃結婚した彼女は今なんと3娘の母、でも相変わらずウィーン・コンツェントス・ムジクスのメンバーとしてバリバリやっているようです。

早くの再会を誓いあってから、急いでMPQと合流。

チェロ友のペーターと。IMG_3607mp.jpg
行った先はウィーンで一番のウィンナーシュニッツェルのレストランです。
IMG_3609mp.jpg彼らのエージェント、マネージャーのHorst氏も合流!
で、ウィンナーシュニッツェルとはIMG_3613mp.jpgご存知、日本でいうところのウィーン風カツレツです。子牛のお肉を木槌で叩いて叩いて、薄~く仕上げたもの。しかし、この大きさは!
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案の定…ここで挫折!

このお店では残したシュニッツェルはお客が持って帰らないといけないことになっています。
良いシステムですよね。
さすが、男性陣は全員ちゃんと完食していました。
で、必死に散歩してIMG_3620mp.jpg懐かしの味アップフェルシュトゥルーデル(林檎のパイ)を平らげる私…これは男性にはパスされました。
IMG_3638mp.jpg男女の違いを感じるのって、こういう時かな~
さて、ウィーンのMPQコンサートはIMG_3645mp.jpg
シェーンベルグセンターでありました。
IMG_3643mp.jpgチェロを手にしたシェーンベルグの写真!
なんと隣でヴァイオリンを手に持つのはクライスラー、しかも村人に仮装してます!

ここでMPQは「浄夜」のピアノ四重奏版を初演したわけなのですが、実は私にも目的が…
「…うーむむ…」IMG_3647mp.jpgシェーンベルグセンターの図書館でちと調べものを。こちらにしか無い楽譜を見せて戴いてきました。

「浄夜」と、新譜CDが市場に出たばかりのモーツァルトのピアノ四重奏曲(彼らの名前の通り)を演奏して喝采を浴びたMPQに別れを告げて、マークと私は終演後にウィーン在住のアメリカ人コントラバス奏者(こちらも毎年、北スペインの音楽祭で一緒になる家族ぐるみの友人です)アンディーとウィーンのビールで乾杯。
そして西駅からなんと寝台でベルリンへ走りました。
夜汽車!IMG_3662mp.jpg翌日早朝にベルリンで用事があるため乗ってみましたが、直行だし、楽しいものでした。
お値段はちょっとしたホテルくらい?
IMG_3663mp.jpgちなみに汽車の名は『ショパン』、どうも途中でワルシャワ行きと分かれたみたい。
これも懐かし~い、学生時代以来の体験でした。

「その2」へつづく…IMG_3703br.jpg







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Category: 海のこっち側で
Published on: Wed,  28 2009 04:33
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