旅するチェリスト水谷川(みやがわ)優子のブログ

2010-03-08 Mon 15:10
time flies if...
”Time flies if you don't know what's going on”
ザルツブルグへの留学時に小学校からの友人Gがくれたバッジにあった言葉です。
あのころ毎日、眺めていたっけ。

なんて切実な言葉なのかしら。
本当にぼやぼやしていると、時間が音をたてて飛び去っていきますね。
今月の後半からはコンサートが続いて4月のアタマにはパリに飛び
GW寸前に帰ったら、その足でリハして山の合宿に行ってリハしてコンサートしてリハしてコンサートして…

 このままではTime fliesで「気がついたら夏」なんてことになってしまいそう。
 予定表を見ると、ちと焦ってくる今日この頃です。

世の中の人は、時間管理が上手なのだろうなあ…
とバッジとともに思い出したのが、留学生時代に姉が送ってくれた千葉敦子さんの著書『ニューヨークの24時間』です。

癌の再発をかかえて単身NYに移住したフリージャーナリストの千葉さん、
まだ20歳そこそこだった私は「こんなストイックには生きられないや!」とか、その厳しさに「恐いよー」などと呟きながらも、文庫本がボロボロになるまで読んだっけ。

今ならもっと色んな実感を持って読み返せそうです。
なにせワープロが活躍した80年代に出版された本なので、今とシチュエーションも違いますが、それでも彼女の生活理念は参考&刺激となります。

 お薦め!

ただし辛口です。
なにしろ“人生は短い。1日はたった24時間。なのにあなたは無計画に生きるつもり?”というキャッチフレーズですから。

    ~ここで「お知らせ」を1つ~

3/15(月)07:30(早いっ!)から別所哲也さんのラジオ番組J-WAVE TOKYO MORNING RADIOにゲスト出演いたします。
早朝の生放送、生演奏もチラリ…
しかも別所さんのテンションが高いらしい。頑張らねば!
早起きできる方、ぜひお聴き下さい。

 そしてブログ…
 長い間さぼってしまい、ごめんなさい!

先日の津波警報の日は、フラメンコの森久美子さんの和歌山県文化奨励賞受賞祝賀会にお呼ばれしていました。
残念ながら、この日は久美子さん(下の和装の方です。しなやかで強く美しい!)の踊りは拝見できなかったけれど、知念響さんのはつらつとした踊りや、スペイン人のベニート ガルシア氏の素っ晴らしいサパテアートに大感動!!
写真チームは左からギターの長谷川暖さん、カンテの森香里さん、それにベニートさん、本当に大迫力の御3方でした。しかし演奏を聴いてくださったベニさんの『今から一緒にやろうよ!!』にはびっくりしました。さすがに私もイキナリでのフラメンコは危険すぎ!足を引っ張るのは目に見えています。
それに実際のところ息のあった凄い舞台だったし、あの即興に入るのは至難の業…
でもいつかやってみたい!F1000664_20100307201220.jpg私は久美子さんのリクエスト曲「鳥の歌」と、カサドの組曲を演奏しました。大変なご盛会で祝辞もたくさんありましたが、中でも読み上げられた小松原庸子さんのお手紙が暖かくて心に触れました。また刺激を受けた一日!
IMG_0029.jpgこれから先、久美子さんとのコラヴォも有るかもです。
おめでとうございました。

そして、また金曜日には「鳥の歌」を故・平山郁夫先生を偲ぶ会で
献奏させて戴きました。F1000671_20100307201220.jpg
鎌倉で先生と御縁が深かった3つの団体の共催で、ご家族の方々がメインゲスト。
ソプラノの崔 岩光さんとも一年ぶりに再会しました。崔さんは先生によって92年に日本に招聘されたという御縁だそうで、歌われたアヴェ・マリアが胸に迫ってきました。

こういうオフィシャルなお別れ会は苦手だと思っていたのに、この会は実に実に素晴らしいものでした。
<お義理>のスピーチは一切なし、お偉い方々が沢山いらしても終始一貫してアットホームな空気で…
会場は残された方々の先生への尊敬と愛情に包まれていたと思います。
F1000670_20100307201331.jpg
ご生前のスライドを見ながら、鎌倉ユネスコの司会者の方と珍問答なさる奥さま。
それにしても、なんてシャープでユニークな方なんでしょう。

奥さまのエピソードで質素で素朴、純粋な画伯の人間的な魅力が浮き彫りになり
 会場は感動して、感心して、そして大笑い…
 50数年の二人三脚の日々を垣間みさせて戴いた気になって
 「この方あっての平山郁夫画伯なんだ」と改めて実感しました。

それから瓜二つのお兄さまや弟さま、御子息の<秘話>も生き生きと豊かで可笑しかったし
ヨルダンで考古学を勉強中のお孫さまのお手紙には涙し…

最後は皆さんと思い出の曲「浜辺の歌」を演奏して終わり。
F1000668_20100307201220.jpg
(左からピアノの王さん、平山夫人、弟さま(平山郁夫美術館館長)、崔さん、マネージャーの木村氏)

<偲ぶ会>なのに変かもしれませんが、「本当に伺えて良かった」としみじみして帰路についた日でした。


では、今日は朝起きたら寝違えていたので、後でロミロミに行ってきます。
異常な寒さですから、皆さま お気をつけて!
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